という訳で前回の続き「ぼくのかんがえたおもしろいかも知れないゴセイジャー」設定。
◆護星界
・護星界は人間界の別次元で、地球における免疫細胞を生み出す役割の世界。
・でも護星界の住人全部が護星天使になれる訳じゃなく、選りすぐりの優秀な人達だけが護星天使として地球に来る。
・人間界と似た社会システムで動いてて、警察っぽいものがあるので悪人もいたりするらしいよ(ここは原作設定まま)。
・だからそっちの社会内でも色々あって最近は人材不足で、いまいち優秀でもない半端な見習い五人組が実地研修に来たよ。
・そこでウォースターに天の塔が破壊されて、増援&正式メンバーの派遣が不可能になりました。見習い大ピンチ!から一話が始まります。
・天知博士は天文学者一本じゃなく、敵が変わるたびそれ関係の知識を披露する、「アンタ一体何者だよ」なマルチ博士だといい。
◆敵組織
・ウォースターは宇宙人じゃなく、「護星界」と対象になる「滅星界」みたいなものだといい。
・天使の敵は悪魔、な感じで、護星天使=免疫細胞ならウォースター=ガン細胞的な。
・ウォースターが現役なうちに、幽魔獣が登場します。
・幽魔獣は地球を腐らせるとかじゃなく、いっそ環境汚染で絶滅寸前の昔からいる妖怪系で。UMAだし。
・それで「環境破壊する人類許すまじ!」って決起して攻めてくる。
・やっぱりウォースターと幽魔獣が滅びないうちにマトリンティスが登場して「敵が三種類!見習い天使ますますピンチ!」に。
・マトリンは原作通り「地球破壊とか考えてない。駄目な人類を処理してもっと適切に地球を管理します」路線で。
・まとめると、
ウォースター:護星天使を倒すのが目的。地球の破壊はその副産物。
幽魔獣:人類殲滅が目的。地球環境は大事にしたい。
マトリンティス:地球の適切管理が目的。人類はその邪魔なので片付けます。
‥‥な感じで、各組織の敵と目的は三者三様。その時々で敵対したり手を結んだりします。
◆大人の事情
・巨大ロボはネタが出尽くしてる&天使という設定にいまいちそぐわないので、玩具展開は主に愉快な敵キャラ達のフィギュアでまかないます。
・ウォースターは悪魔系デザイン、幽魔獣は妖怪&UMA系、マトリンティスはメカ系で、三種類のニーズを発掘します。
・毎週一人がやられ役として登場するんじゃなく、最初から敵基地で大人数がワイワイ掛け合いをしていて、それで顔を売ってフィギュアが売れるだけの人気を稼ぎます。<「超人機メタルダー」の敵・ゴッドネロス帝国方式。
・ブレドランは一人で三種類(ウォースター版・幽魔獣版・マトリン版)のフィギュアが出るといい。
・ちなみにマトリン版は原作デザインは不可。もっと格好良くして下さい。切実に。
・全部にビービ虫が3匹ずつ付属してて、ブレドラン三種揃えてバーコードを送ると、抽選であの丸い虫かご(今までのビービ虫がちょうど収納出来る)が当たる懸賞とかやるといい。俺絶対応募する。
・女性キャラのミニスカとかレギンス・望の子供服はユニクロ辺りと提携して、もっと毎週とっかえひっかえ「今週の衣装」として大々的に宣伝して売る。いつものバンダイアパレルのコスプレ用ジャケなんかとはまた別に、「一般人が着てるファストファッションを流用」って感じで。
◆ストーリー展開
・ゴセイナイトはあくまで「星を護る」のが使命なので、ウォースターとしか戦わないよ。
・戦闘の過程で環境を破壊した時だけ、幽魔獣とマトリンティスにも割って入るよ。
・それで見習い五人組と揉めて「完全な味方」とは言えない第三勢力(でも護星界の真意)のままでいるよ。
・ブレドランは正体不明なまま、ウォースターと幽魔獣、両方の陣営に出入りしてるよ。二重スパイ的なコウモリ野郎として。
・でも3クール目辺りでそれがバレて両方から狙われるよ。
・それでゴセイジャーを影で上手く誘導して、ウォースターと幽魔獣両方を壊滅させるよ。
・二大組織を倒して有頂天になってる見習い達に、お約束の「全ては私の思惑通り!」宣言をして絶望のどん底に叩き込むよ。
・でもって人員のいないマトリンティスを乗っ取ってラスボスになるよ。
・マトリンはメカだから、ちょっと設定をいじればそういう書き換えも簡単です。
・ブレドランの正体は、太古に護星天使失格して追放された堕天使とかだといいな。
・それで「貴様ら人間と星、どっち護るのが正しい護星天使と思ってるんだ」的な問題提起をしてゴセイジャーを混乱させるよ。
・でもゴセイナイトに「お前が言うか!」とか突っ込まれるよ。
・それに関して過去にゴセイナイトと因縁があったりすると、女性向け同人の「かつて仲間だった裏切り者」好き属性の方にも万全です。
・そこら辺で天知博士が地球環境を劇的に改善させる大発明とかをして、「星を護る=人類を護る」は矛盾しない!になるよ。
・それで突っ込みどころを失ったブレドランはラスボスとして華々しく散るよ。
・見習い五人組はしかし、「じゃああの発明がなければ俺達は護星天使失格だったのか」とか苦悩しつつも、今はとりあえず人類の行く末を見守ろうと決意するよ。
・しかし地球のガン細胞的な新たな敵組織はこれからもどんどん現れるので、俺達迷ってる暇なんかないぜ!もっと頑張って一人前の天使にならなきゃ!的に次の戦いに向かうところで最終回はシメられます。<よくある戦隊ラストのお約束。
‥‥という感じだったらよかったのにな、ゴセイジャー!
(しかし我ながら「こんだけいじっても、結局根幹設定そのものがなあ‥‥」という残念感がいかんともし難かった‥‥)
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
なんか書いてるうちにさらなる絶望に襲われてきました、ゴセイジャー‥‥敵組織と世界観ばっかりネタ練ってて、人間キャラをどうこうしようと全く思えない(=二次創作意欲を刺激しない)辺りが、ゴセイの現状をよく現しているような気がします‥‥来年大丈夫なのかな、戦隊。