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面白い夢を最近見ない

先に御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 これは何だか「原稿ファイト!」な感じ! うちの神無はさほど鬼畜系の人ではないので、たまにそういう話を書かねばならなくなると(ちなみに神双ではない)、なんかキャラズレ感ありありで途方に暮れます‥‥何かこの人、双魔(もしくはソード)がいる時といない時では態度が全然違うんですが! 途方ー。

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 で、本文。
(注意・映画なんかにありがちレベルの、死体系グロ話が少ーしあります)


 昔はよく、ハリウッドのB級ホラーアクションみたいな、起承転結のある変な夢を見たものです。
 何年経っても覚えている、内容・映像が凄かった代表的なやつでは、

1.認識回路の壊れたロボコップに、人違いで追っかけられて殺されそうになり、ロケットランチャーとかで爆撃されつつ街中を逃げ回る夢とか、
(ラストではその「人違い」された元の人=ロボコップを開発した工学博士が、ロボコップをミサイル爆撃して助けてくれた。なんか映画同様、殉職刑事をロボコップの素体に使ったものの、手術段階では完全に脳死してなかったから「まだ生きてるのに死んだことにしてロボコップにされた」って記憶が残ってて、回路が損傷したかなんかの拍子にその記憶が蘇って復讐に走ったらしい)

2.なんかの感染症の隔離都市に未発症キャリアとして収容され、間もなく奥さんが発症して殺処分に。それで冗談じゃねえ殺されてたまるかと脱出目指して逃げ回っていたらば、感染症ってのはバイオハザード的なアレで、気付いてなかったけど自分はとっくにゾンビだったよ!って夢とか、
(軍の一斉射撃で撃ち殺されるラストシーンだった)、

3.老年のクリント・イーストウッドが、何か有名な監督に「廃校で映画撮るから」って長期滞在ロケに呼ばれるものの、監督は真っ先に行方不明に。そして他の役者やスタッフが一人ずつ消えていっては死体で発見される。閉ざされた建物のあちこちに仕込まれた隠しカメラ。「監督は役者を一人ずつ殺して、それをスナッフ映画ドキュメンタリーにしようとしているのだ!」と気付いたイーストウッドの脱出&逆襲が今始まる!という閉鎖系バイオレンスアクション脱出劇とか、

4.何か坂道の多い街にある、隠れ家的なカフェの店舗を、伯母かなんかに遺産相続でもらったはいいものの、オレ経営なんて出来ないし困ったなーどうしよう。と思っていたら、財産目当ての女友達が三人くらいで押しかけてきて、「あたしメイドやるー!」「じゃあ私厨房係ね」とか、勝手に経営計画を語り合いだし、「てめえら人の相続財産つまみ食いする気満々かよ‥‥」とムカつきが募ったところに、ふとシャッター上げ下ろし用の金属棒が目について。(‥‥そうか)と閃き、女友達三人撲殺。時間稼ぎ&死臭消しに、店内に灯油を捲いて店じまいし、荷物をまとめてあてなき逃亡を始める!という訳の解らない夢とか、

5.なんでか人を殺したはいいが(よくねえ)、死体の始末に困って、桜の花咲くお堀端の脇にあるバレーボールコートみたいなスペースに建てた、運動会用っぽい鉄骨テント内で、ひたすら死体の肉をバラして焼いて食ってると(どっかに捨てりゃいいじゃんよ‥‥と起きてから突っ込んだ)、横でバレーやって遊んでた若者達が、何か喧嘩になって勢いで仲間の女の子を一人殺してしまい、コレどうしようと途方に暮れてるところに、「なあ、一緒に食うの手伝ってくれたら、それも焼いてあげるけど?」的な勧誘をする夢とか、

6.休日っぽい誰もいない中学校(もしくは高校)に、男子二人・女子一人という三人組で探検ごっこっぽく入り込み、最上階の一番奥の教室に辿り着くと、そこには謎の少年(やっぱり中学生くらい)っぽい人外の何かが封印されていて。なんか一緒にいた女子がその封印を解く鍵っぽくて、「その子をよこせ」って言われるんだけど「冗談じゃねえ」って二人で引っ張って逃げて、でも後ろから「しょうがないから今日は諦めるけど、逃げられないよ。君達はまたここに引き寄せられる」みたいなことを言う声が聞こえてきて超キモ怖かった夢とか、

 一体何を暗示してるんだこれ。みたいな夢をよく見たものです。
 面白いのはこれ全部、主人公は自分じゃないんだよね。
 ロボコップのやつなんか、追われる役の人が明らかにウーピー・ゴールドバーグだったし、ゾンビのは歳行ってからのハリソン・フォードだった。
 それでカメラワークとかもまんま映画見てるみたいだし、ちゃんとオチもついてるという。

(特に1と2は、文章力さえあればオリジナルで書きたかったくらい面白かった)
(3は何故か、よくある「映画の予告編30分番組」みたいな感じだったので、残念ながらオチが解らなかった)

 最近はそういうのがあんまりなくて、リアルで喧嘩した昔の知り合いが出てくるやつとか、嫌な上司と喧嘩する夢とかばっかりで大変つまらない。
 B級映画をレンタルしたよ!みたいな、馬鹿馬鹿しくも楽しい夢をまた見たいものです。