香村脚本なのでちと不安だったが、見てみたらきっちりまとまったいい話だった!
・全員何となく衣替えしてる!
・しかし下町を散歩するアイムの靴下は、なんか小学生みたいな安っぽさでちょっとどうよと思った(笑) ふわふわのロリ系ワンピに合ってねえー‥‥
・誘拐されるもおもちゃのピストルを見抜いて余裕のアイム。アクションが優雅でいいな。
・誘拐犯の事情説明、サラ金取り立ての回想シーンだけ、いきなりマジVシネのノリで怖い。
・誘拐犯に同情して「わたくしが何とかします」ってマーベラスに電話してからのやり取りがすげえ。
アイム「わたくし今、誘拐犯さんとご一緒なのですが、日本円で3億円ほどご用意願いますか」
誘拐犯「俺の借金3000万だよ?!」
アイム「沢山ある方が助かるかと思いまして」
誘拐犯「いやいやいや! 解らない解らない! 俺、宇宙海賊が解らない!」
この辺の流れが最高だった(笑) つか3億って、それアイムの金じゃないだろうに(笑)
・そこへたまたまザンギャックがもの探しで登場→アイムがさらっと天井の照明を撃って、誘拐犯を引っ張って逃げる、って何か感動した。逃走時のお約束が板についてるなー。
・追って駆けつけたゴーカイ面子が「アイムを誘拐したのはザンギャックか!」と勘違いするんだけど、そのままお互い勘違いすれ違いで進んでくのがまた面白い。<最後までザンギャック側は「え、それ何の話?!」だった。
・誘拐犯の、借金→誘拐→失敗→失敗してんのにゴーカイ面子に追われる→ザンギャックにも追われる、で「俺ってなんて不運なんだ‥‥!」と、故郷の星をザンギャックに滅ぼされ、王族なのに何も出来ず一人で逃げるしかなかったアイムの「それに比べたらあなたは幸運です」のやりとりがいい感じ。
・ここ数回の坂本監督回を見た後だと、普通のアクションが何か地味だと思ってしまう‥‥今回のアクションも全く悪くはないんだけど、ちょっと前が凄すぎた‥‥
・誘拐犯と間違われてることに関して、
行動隊長「ちょっと待てお前らなんか勘違いしてない?? な、ピンク!」
アイム「さあ、何のことでしょう?」
‥‥アイム意外といい性格してんな(笑)
そして戦闘終わって、真・誘拐犯なんとなく3億もらっちゃうのか?と思ってたらそうはならなかった。意外。
元お姫様なのに頑張って海賊やってるアイムを見て一念発起、
「俺、もう一度何とか踏ん張ってみるよ。‥‥あんたみたいに」「俺の幸運は、あんたと会えたことだ!」
そしておっさんが誘拐犯と知らない4人が「あれ誰?」ってアイムに訊くと、「ちょっと道を教えて差し上げただけです」
今回はそもそも、誘拐犯が「あの、駅はどっちでしょうか」とか声掛けたのが始まりだったんだよなあ。
しかも今回のサブタイ、「道を教えて」なんだ。上手いなあ!
手堅くいい話だった。
次回はカーレンか。カーレンたまたま見てないんだよなあ‥‥話解るかなあ。でも期待。