色々とへたばっている間に、撮るだけ撮って見られず溜まっていたビデオをようやく少しだけ見ました。
流し見しているアニメ数本は語るほどでもないので置いといて、まずはカブト第一話。
‥‥この先面白くなるといいな。でもイグ的には今のところちょっと微妙。
いや、つまんかった訳じゃなく、冒頭のゼクトvsワームのシーンとかは結構面白かったのですが。
ちょ-っとだけ不安に気になったのが、「‥‥主役、どっち?」ってのと、「メインキャラ、『俺様ナンバーワン!』タイプの人か‥‥」というところ。
前者は、555と剣の第一話でやっぱり同じことを考えて、その後もどうも焦点があちこち飛んでてまとまらないなあ‥‥と思った記憶があるのでつい。
後者は、単にそういうのがいまいちイグの好みじゃない性格なので。まあこの後どうなるかまだ解りませんが。
とりあえず次回以降の展開に期待。
でも龍騎以降剣まで延々と繰り返した、内輪もめライダーバトル的展開だけは勘弁して下さい‥‥
それがなかったのでなおさら響鬼が好きだったのですが、響鬼がコケたからまたそっち路線に行っちゃうかなあ‥‥イグアナ心配。
と案じつつ、リュウケンドー第一話。
‥‥普通に面白かった!
特撮では普遍的について回る、「敵の出現、主人公の行かない他県とか他国ではどうなってるの?」という疑問その一があるのですが、リューケンドー、のっけからこの点を簡単にクリア。
作品内の敵である魔物が、何故かローカルな町にしか出ないとか、それで最初は大騒ぎしたマスコミも、今や他山の石としてもうぜんぜん報道してくれないとか、住民は結構しぶとく「魔物コロッケ」なんて作って売ってたり、という脱力っぷりをいい感じに描写してくれたので、イグアナ素直に感心しました。
よくある特撮の疑問その二である、「突発的にいきなり変身する力を負わされちゃった主人公が、何で初回から必殺技の名前とか言えるんだ!」という点に関しても、変身する力の源アイテムが意志を持っていて「では、私が君を支配する」とか言って主人公を操って変身!という展開だったので、技の名前とかアクションとか、現状では全部あのアイテムが勝手にやってるんだなあ、とすんなり納得出来ました。
なのにリュウケンドー、そんなガチガチにマニア向けに作ってるって感じじゃありませんでした。どっちかというと超星神シリーズみたいに、ベタベタな王道子供向けだと思います。ただ何というかこう‥‥「県立地球防衛軍」とか、そういうテイストの匂いがするような気がして(笑)
次週以降にものすごく期待。
でもって、放送開始当初は微妙に物足りないかなーと思ってたウルトラマンマックス。
最近すごく面白いです。初期はネクサス不調の影響か「大丈夫かな‥‥大丈夫だよね?」みたいに、王道ウルトラマン的展開を非常に恐る恐るやってた感じがしたのですが、最近は結構ノリノリに見えます。有名怪獣の懐古的リメイク話ばかりでなく、実験作っぽい話も増えました。脚本家の夢の話とか面白かったなあ!
あと、かつてのウルトラマン俳優さん達が、防衛機構DASHの重鎮役で出ていたりもするのですが、それも単なるオールドマニア向けサービスではなく、話の内容的にもすごくいい感じで配されているのが好感度大。
長官とか博士とかが、単なる「現場の上にいる偉い人」ではなくて、「かつては若い隊員と同じく、体を張って戦っていたんだ」「そして今でも同じ志を持って頑張ってるんだよ」という描かれ方をしているので、過去作品を知らない人にもその貫禄は十分伝わっているのではないかと。多分それで、実はこの人は数十年前にウルトラマンだったんだよ、と聞かされたら、なるほど! と思ってもらえるんじゃないかなあ、という感じがします。
あと、最近のイケメン特撮ブームを考えれば、マックスの主人公トウマ隊員は、失礼ながらさほど男前の部類ではなかったと思うのですな。
しかし話が進むにつれ、顔つきが段々変わってくるのは特撮役者の常でして。
トウマ隊員も、「隊員試験を最終で落ちた」との設定通り、勇気と無謀は紙一重、なちょっと頼りない風だった最初の印象はどこへやら、今ではすっかりウルトラマンとして地球を守るにふさわしい、しっかりした意志的な顔をするようになってます。同僚の女性ミヅキ隊員とも、話が進むにつれいい感じで、でもこれだけ変わったらそりゃあ好かれるよなー、と普通に思えます。最初からイケメンより説得力大かも。
てな訳で、来週も頑張れ、ウルトラマンマックス! とイグは応援しているのでした(^_^)/
そしてここまで見ても、まだセイザーXのビデオが溜まっている‥‥イグちょっと疲労。
でもやっぱりいいなあ特撮は‥‥毎週毎週、宇宙人だの怪獣だのが攻めてくるという試練の中に、夢と希望が詰まっていますよ。
特撮には常に勇気を希望を!
ささやかなイグアナポリシーです。