獣の里は、当初はどこにも入り口のない隠れ里として始まりました。
前にも書いたような気がしますが、公開の予定は全くなく、身内だけに見せて終わる予定でした。
(だから最初は検索避けがしやすく融通の利く海外無料鯖で作っていた)
ところが、色々あって公開せざるを得ないというか、サイトを消す訳にもいかない事態が起こってしまいまして‥‥
有り体に言うと、当時の友人(今他人)がイグに一言の相談もなくフライングでリンクを張ってしまい、飾りの予定でつけてただけのカウンタが回ってしまったのです。細かい事情を知らず里を見てくれた人達のことを考えると、いきなりサイトを丸ごと消す訳にも行かず、そのままやむにやまれず公開サイトになったのでした。
その後、ごくたまに来る要望にお答えするべく、デビデビ同人のコミケ情報・既刊情報だけのページを追加し(だから当初あっちは半年一回しか更新がなかった)、そこに既刊再録を追加し、宣伝としてはサーパラだけに登録、という現状に至ったのでありました。
(決着がいまいち曖昧な小学館問題があったので、なるべく隠れていたかった)
そして三年経ち、地味に獣の数も増えていき、色んなサイトさんにリンク貼って頂いたりもするようになったので、創作サイトである里の方はもうさほど隠れていなくていいかなあ、とふと思いまして。
それで、プラッサくんシリーズや「死期」あたりならカオスパラダイス(オンライン小説の検索サイト)に登録出来るだろうか、と思い、登録規約のページなどを色々読んでみたのですが。
‥‥里の小説って、ジャンルは何なんだろう?
という疑問にぶち当たってしまいました。
ファンタジーが一番近いような気もするのですが、里の世界観って、世間の人が想像するファンタジーと著しくズレがあるような‥‥獣が普通に生活してるだけだし、「死期」もイグアナとゾウガメが散歩して草花食べてるだけの話だし。
プラッサくんに至っては、舞台はなんてことない現代で、ちょっとハイテク科学っぽい小型ロボットがいるだけなので、いまいちファンタジーでもSFでもありません。かといってどっちも「現代小説」ではあり得なく。
そういえば、リンク貼って下さったサイトさんにも「里の紹介文、どう書いたらいいでしょう‥‥」と聞かれたことがあったのを思い出しました。
分類不能の謎サイト・獣の里。
イグアナちょっと困り中です。
御礼‥‥patipatiありがとうございます(^_^)/