記事一覧

デビ小ネタ・風邪引きソード編

 というか、イオソ神双まとめて四人が風邪っ引き。
 ソード&双魔は、耐久力の高いソードの方が本体を引き受けて寝込んでいる。
(イオス&神無は、例の如くイオスが闘病を押しつけられている模様)
「うー、頭痛てー、死ぬー‥‥」
 とかベッドで唸っているソードの元へ、がちゃりとドアを開けて現れたのは、何故かコウモリネコ(人型)であった。
「――ソード、風邪薬持ってきたニャー」
「あ? なんでテメーが薬とか持ってくるんだよ」
「イオスと神無に頼まれたニャ。これを飲むと治るからと言ってたニャ」
「ていうかイオスなら天使パワーで風邪くらい直せるんじゃねーのかよ‥‥」
「風邪は治せないって言ってたニャ」
「あー‥‥あいつも雪山行ってきた時は、オレと一緒に風邪引いてたしな‥‥」
「‥‥(でもそういえば魔界では、ものすごい大怪我も神無と入れ替わったら治っていたニャ‥‥なのにニャんで二人とも風邪は治せないニャ‥‥)」
 双方共が釈然としないながらも、ソードがどうにか薬を飲み、再び寝床にもそもそと潜ると、
「あとはアンセイにしているニャ」
 と、ネコが額に掌を乗せた。
「うお冷てッ!」
 一瞬飛び上がってからよく見れば、変身後でも手足だけ猫(巨大)なので、そこにはひやりもにりとした肉球が。
「よく冷やしてきたニャ」
「うーん‥‥」
 まあネコなりに働いてるつもりなんだろうなー‥‥と思うことにして、肉球氷嚢(?)に冷やされておくソードであった。


「‥‥でもぬるくなるの早ぇな、これ‥‥」


(イオス・神無編に続く、かも知れない)
(続かないかも知れない)


御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
 強く生きろ!的なパチに感謝! ちょとへたばっていて、最近色々とスローモーで申し訳ない。イグアナは昨今あまりに血が冷たく咳が激しいので、色々と疑われて検査で血を抜かれ、ピンクに色褪せてへろへろしていました。不調で褪色しているのに、ピンクというと何だかちょっと健康そうに聞こえてムカつきます(笑) 赤とかピンク=健康というイメージは一体どこから来ているのか、釈然としない中の人です。