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一週間ぶりです。

ちょっとツイッターに篭ってました七樹です。

なんだか、ツイッターで診断によるお題をやったら、
ペンデュ姫にチャイナ着せろとかベビードール着せろとかなんだか凄いことになりまして。

うっかり返信貰っちゃったんで描きましたよ。
えぇ、二つとも。

見たいというお方は、pixivに上がっていますので、お暇つぶしにどうぞ。

チャイナはともかく、流石にベビドは辛かったかな……胸ないし、下もっこ(ry……だしw
が、投稿直後に閲覧数が(僕にしては)異常な跳ね上がりで、皆さんどれだけ女装に飢えているのかと笑ったのは此処だけの話ですwww

アヒルさん ~Alice~

いきなり800字から1400字に増えましたw
あっれぇ?

黒歴史の子供達で短編。
お題提供は、前回同様、ひよこ屋様の「おもちゃ」より。

<設定の簡単な補足>
 お兄ちゃんは過去に一時的に人工知能化していました。が、弟の死とほぼ同時に人間に戻ります。
 そうして、亡くなった弟の遺伝子でお兄ちゃんはクローンをつくった……というお話。

以下、折りたたみ


<アヒルさん>

「やっぱり、お風呂にはアヒルさんでしょ?」
 そう言って彼は、ぱしゃりと手でお湯を飛ばしながらアヒルを揺らす。
 不思議な色合いが移ろう銀色の瞳を笑わせて。その表情は、とても17歳とは思えない無邪気な子供のようだ。
 此処では慣れた日常だが、誰も居ない浴室で独り言のように話しかけるその姿は、他から見るといっそ滑稽かもしれない。
 だが、彼が話しかけている先は現実ではなく、ネットワークの世界だ。現状、私が唯一存在できる、仮想の世界(バーチャル・リアリティ)。
 端から見れば、私は人工知能のプログラム、ということになるのだろう。
『やりすぎだ』
 私は書類(データ)整理をこなしつつ、画面越しのその様子にげんなりして短く返した。
 なにせ、水面は黄色で埋め尽くされて、湯さえ見えないのだから。
 湯船に溢れる黄色いアヒルの隙間で、長いシルバーブロンドの髪がキラキラと光を乱反射する。
 見るものを惹きつける美しさというのは、こういうことを言うのだろうか。
「だってねぇ、こうすると、アヒルさんにいっぱい触れるんだよー」
 アヒルの群れの中に埋もれた彼は、酷く楽しげで、呆れつつも内心笑みが浮かんでしまう。
 そんなことを喜ぶ年でも無かろうに、と。
『早く出ないと、またのぼせるぞ』
 感情を隠して冷静に指摘すれば、はぁい、とやや間延びした返事と共に、彼は湯から立ち上がった。
 用意しておいたバスタオルで体を拭きながら、彼はふと思いついたように私に話しかけてくる。
「アヒルさん、あげようか」
『……何?』
 また、碌でもないことを思いついたものだ。
 彼は体に付いた雫を適当に拭うと、バスタオルで体を包み、暫し集中する仕草を見せる。
 ほぼ同時に、整理途中のデータの前に、一匹の黄色いアヒルが現れる。
 それは、我が物顔でデータの合間を歩き回り、時折思いついたようにこちらを向いて一声クァと間抜けな声を出した。
「どう?僕の持ってる奴より素敵でしょ?」
『邪魔だ』
「えー?なごむでしょー?」
 画面越しに彼を睨めば、ワザとらしくも無邪気な笑顔がこちらを見ている。
 間違いなく、確信犯だ。
「これでも見て、少しは気を和ませなきゃ。
 カゴに入れとけば、出てこないよ」
 仕事を増やすな。という無駄な抗議はしなかった。
 すれば、更にアヒルを増やされる可能性があるからだ。
 長い付き合いで、彼の性格は十分すぎるほど理解している。
『……そうだな』
 結局、私は一番無難だと思われる答えを返した。


「どうした?」
 画面の前で無言で立ちすくむ子供に、私は背後から問いかける。
 返答は無い。代わりに、子供は静かにPCディスプレイの端を指差した。
 そこには、カゴに入ったアヒルが一匹。小さなカゴの中を行ったり来たりと動いて、時折思い出したようにクァっと声を上げる。
 私の性格からは想像もつかないのだろう。自覚はある。
「あぁ……これは、昔貰ったものだ」
 無邪気に動くアヒルから目を移し、子供を見る。
 食い入るように画面のアヒルを見つめる、不思議な色合いが移ろう銀色の瞳。背を流れる美しい銀色の髪。その顔には彼のような笑顔は無く、全くの無表情だ。それでも、そこには確かに彼と同じ血が、細胞が息づいている。
 たとえ、記憶が無かろうとも。
「欲しいか?」
 どうせ、データを子供のPCへ移すだけだ。大した手間ではない。
 だが、子供は相変わらずの無表情で、言葉なく静かに首を左右に振った。
 私は、そうか。と一言呟いて、そっと子供の頭を撫でる。
 あの時の彼の髪の手触りも、こんな風だったのだろうか、と想像しながら。

ちいさなピアノ ~春の~

リハビリもかねて、ちょっと昔やってた800字小説なるものを。
大体800字前後で、突発短編。
特にキャラも練っている訳ではないです。
故に、読みにくいこともあるかもしれませんが、ご勘弁。

尚、お題提供はひよこ屋様の「おもちゃ」より。
セットお題なので、残り4つ、まったり出せるといいな。

長いので折りたたみ



<ちいさなピアノ>

 赤い光に染められた部屋の中、カンカンと響く、独特の高い音。
 それを生み出すのは、細くて長い、綺麗な指。
 滑らかに動いて、絶え間なくメロディーを奏でる。

 床に座り込んだ君は、背を丸めながら、狭い部屋で一人、小さな細い鍵盤を叩き続ける。

 上手になったね。

 僕は、声にならない声で、賛辞を呈した。
 けど、君は聞こえないふりで、無心にピアノを引き続ける。

 足りない音を誤魔化して。
 伸びの無い響きを誤魔化して。

 時折彷徨う指先は、きっと、誤魔化しばかりが上手くなる自分への戸惑い。

 消え入りそうな小さな音だったり。
 荒々しい、今にもピアノが壊れそうな叩き方だったり。
 時に悲しいメロディーで。
 時に辛そうなリズムで。

 鍵盤を叩く君の顔は、ここから見えないけれど。
 でも、音で、響きで、心は伝わって来るんだよ。
 ずっと、ずっと、僕は聞いてきたからね。


 いつだって、気まぐれに、狭い部屋で開かれる、小さなリサイタル。

 ただ一つ置かれたおもちゃのピアノで。
 観客の代わりに、僕をピアノの横に置いて。
 今はもう昔、優雅にピアノを演奏する名前も忘れた大人に憧れた、幼いあの頃のように。


 いくらでも弾いていいよ。
 僕は邪魔をしないように、静かに聴いているから。

 満足したら、君はまたこの部屋を出て行くんだ。
 君にしか開けられない、たった一つしかない扉を開けて。
 大きなピアノで。無数の音で。
 伸びやかに世界に響かせるんだ。
 君だけのメロディーを。

 そして、僕は、また、一人で此処に残る。
 扉の向こうの、此処からは決して聞こえない君のメロディーを想像しながら。

 君が疲れて戻ってくるのを、この広い部屋で、待ち続けるんだ。
 忘れ去られないことを、君が戻ってこないことを、祈りながら。


 夕焼けに照らされる、何も無い部屋。
 あるのは、君と、僕と、ちいさなピアノ。
 夜の帳が部屋を覆う頃には、きっと音も止むのだろう。


副題は書いている時の主なBGM。
どちらかというと、本人の覚書。
ご本家とは全く関係ないです。

しかし……改めて見ると、歌詞のようだ(笑)

黒歴史を振り返る。

ファイル 153-1.png
子リジェンド。

ファイル 153-2.png
数年後にはこうなる。(変装含む)


昔のキャラを落書きしてみたら、こうなった。
純粋無垢で、お兄ちゃん大好きっこが、
数年後、色々な怒涛の事件を経て、
すっかりグレたマセガキになりました。

……改めて見ると、すごい変化だよな。
だが、まぁ、家族だけを見てると、
確かに元の性格はグレた後なんだろうな、という……。。。

そんな、呟き。

余震がおさまりませんね。

ファイル 138-1.png
とある事情でアナログ描きした鬼っ子。魔法【少年】風w

今日は朝から随分と地震が元気なようです。
早く寝てくれたらいいんですががが。

こちらは揺れは全くありませんが、
地域の防災無線を深夜に聞いて、結構ビクビクしてました。
初めて聞いたよ!機能してるとこ!
超聞き取りづらくてビックリだよ!


さて、別館ですが、ひっそりと更新しました。
線画交換なるものをTLでやりまして、
塗っていただいたものと塗ったものを1つずつ。

後は、溜まっていた絵チャログと、古い絵を数点。
ピクシブにしか載せてなかったので、
絵チャのときの資料用に。自分の(をい)

もっと古い絵が、実は旧サイトに残っていま……げふんげふん。

ひな祭りおわったね。

基本的に男ばかりなので、当然スルーですこんばんわ。
3DSを入手してみたり、レイトンを買ってみたり。
でも逆裁が終わらないとレイトン始められないジレンマにジリジリしながらミッちゃん救出したりしてます。

オフ会の軽いレポ


先週、オフ会をやりました。
我が家近辺で。
ツイッターでお世話になってる咲夜さんと、相互様の夕霧さんとで、カラオケ行って、軽く創作話して……。

咲夜さんは前日入りして、我が家にお泊りだったのですが、
日中はフリーでカラオケ三昧。
夜は姫を寝かしつけた後で、生絵チャしてましたw
いやぁ、BGMにロボットアニソンメドレー掛け流して、描くわ描くわw
スケブにシャーペンで書くのは久しぶりでしたが、意外とかけるもんですね。
ここぞとばかりに、人様のお子様にコスプレさせて遊んでました(爆)

夕霧さん合流後は色々あって、カラオケだけで創作話は軽かったのですが、帰りの車の中で色々リアルも含めてガッツリ話が出来てよかったです。
夕霧さんとの距離感はホント気楽で良いなぁ……色んな話が素直にできる。。。

そんなこんなで、突発にも関わらず、超軽いノリで参加してくださってありがとうございましたー(^^)

またオフ会やりたいなv
今度はガッツリ創作話したい(`・ω・´)


しかしアレですね。
最近、あちこちでオフ会やってて、そのレポ見るのも楽しいです。
特に某所の4コマには爆笑しましたwww
今も思い出すと腹がやべぇwww


基本的にツイッターに入り浸ってるのでアレですが、そろそろ頻繁にこっちも更新したい……生存記録的な意味で。(小説書けよ)

バレンタイン終わっちゃった。

突発絵チャのコネタで、救世主が毒チョコ(但し愛はある)を作るネタがあったんですが、バレンタイン1日前に浮かんだところでかけるわけも無く、仕方なくスルーですこんばんわ七樹です。

生きてるんですが、小説がかけません。

それどころか、海やら空港やら、思いつきで日帰り小旅行してました。
子育てって大変(ぼそり)

とりあえず、雪を見て綺麗だと思える位には少しずつ回復しているので、早いとこスランプ脱出したいです。
でも、文の書き方忘れてるよ……(;ω;)
此処一年、絵ばっか描いてたので。。。

とりあえず、いま少し思い浮かんだネタが、少しでも固まるようにもう少し脳内に篭ってます。

BLとNLが混在しそうな予感に少しビクビクしつつ。
上手く練れるといいなぁ。

双子の日!

ファイル 134-1.png
ふたりは、なかよし

ツイッターで、2月5日が双子の日と聞きまして、ちまちまと描いてました。
久々に描いたけど、やっぱりこの双子好きだなぁ。
考えるだけで微笑ましい気持ちになりますね。

……うん、本編はアレだけどさ。

キャラばかり増えて作品が書けない症候群

気がついたら前回の日記から1ヶ月が経っておりますお久しぶりです七樹です。
時折イラストサイトは更新しておりますが、こちらでの報告はめっきりしてないことに気づく……1月中に3回ぐらい更新してたのにね!

1ヶ月の間に、ネタが3つぐらい浮かびましたが、全て消沈。。。
今考えてるお話も書きたいのですが、どうもBL熱が薄いらしくて、サブのNLが燃え上がっている始末……例によってバッドですけどね!

……サブを書きつつ、メインが燃え上がるのを静かに待ちたいと思います。

……キャラばっかりがどんどん増えて、形にならないこの症状、何とかならないものですかねぇ……orz

寝る前に。

魔王と救世主の、アナザーエンディングの短編をリメイクしました。

大筋はともかく、中身は大幅に変わっています。
少しは読みやすくなってるといいなぁ。


……少しでも、読んで心が動かされるものがあれば幸いです。
(とても『楽しんで』とは言えない……)