美少女敵キャラデータベース「ほ」（ないと・めあ）

ほ

房術士【ぼうじゅつし】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｄ
　　得意技：風俗技全般、射精の秘孔／手フェチ、足フェチ、おっぱい星人、フェラ、集団
　
　

　古来より東洋に伝わる秘伝の技を、長年の修行によって身につけたセックスの達人。１０代前半よりその道の修行をはじめ、２５歳で一人前と認められる試験をパスして、房術師を名乗ることができる。人間でありながら、性の技術の奥義を究めた熟達であり、磨き抜かれた肌とテクニックと肉筒で男を瞬時に天国へと送ることができる。

　彼女たちは子供のうちからイロハを教わり、体のみずみずしさと美貌を失わないように細心の注意を払いながら、性の修行を進めていく。山にこもり、集団生活を送り、一人前の房術師を目指すのだ。その修行たるや相当に過酷であり、絶えず快楽にさらされ、体力と技術を鍛え、栄養と発育に注意しながら、美貌を崩してはならず、なおかつ絶頂が禁じられた上に勉学にも励まなければならないのである。

　早朝から深夜まで、大学卒業程度の知識をのぞけばセックス一色となる。それにもかかわらず性欲に負けてはならないし、イクこともできない日々が続く。修行中に絶頂するようなことがあれば、それから２４時間徹底的にイかされ続けて、二度と同じ過ちが繰り返されないように調教されてしまうのだ。

　２５歳までに一人前と認められるテストを受ける。これに合格する女子はきわめて少なく、あまりにも過酷で狭き門となる。閉じ込められた部屋の中で、９日の間、目と耳を封じられて全身のあらゆるところを責めさいなまれ、あまたの魍魎たちと戦いながら、眠ることも許されず、絶頂はおろかいっさい声を立ててはならないのだ。もちろん、すべての男淫魔（インキュブス）をそこでイかせなければ、９日間飲まず食わずで声も立てずに快感に打ち勝つことはできないわけだ。

　その上で、この試練に打ち勝って部屋から出た女子たちを、残り２１日の間大広間に閉じ込め、互いにイかせあいバトルを繰り広げる。最後まで声を出さずイクこともなかった女性のみが合格となる。休んだり手を抜いたりすればその時点で失格である。

　これだけ過酷な試験にパスした女子は、晴れて房術師を名乗ることが許される。男も女も、人間もモンスターも、その肉体で昇天させる達人の誕生である。修行中に脱落する女子、テストに敗北した女子は、山を下りることを余儀なくされ、普通の女の子に戻る。その時世間でやっていけるよう、大学卒業程度の高度な知識とスキルはたたき込まれることにはなる。

　もともと房術師は、時の権力者を性的に悦ばせる役割を担うセックスのプロ集団であった。数人で王の体にまたがることも珍しくはなく、男を愉しませる仕事を請け負っていた。報酬は莫大。さらに妾として重宝されることも少なくはなかったようだ。

　そのうちに派閥も生まれ、どのグループが一番主人に快楽を与えられるかで争いになる。その結果、お互いのグループ内でセックスの技術が磨かれ始め、やがて超人的な達人が生まれるほどに、房術師たちにテクニックと美貌と若々しい至高の肉体が与えられるに至った。

　房術師たちにかかれば、一晩で主人を枯らすほどの秘術まで駆使され、彼女たちは逆に敬遠され、歴史の表舞台から姿を消すことになる。悲しい運命を背負った集団なのだ。

　だが、性の修行と自己研鑽は連綿と引き継がれていた。その結果、上記の厳しい修行と過酷な試練が設けられるに至った次第である。彼女たちは妾や大奥の役目から、徐々に敵を籠絡する仕事を請け負うようになっていった。敵の主の元へ潜り込み、その種を枯らすことで、跡取りが生まれないようにし、さらには一族すべての血縁者の元に集団で乗り込んでいって、その一族すべての子孫を絶やすように仕向けられる。

　血縁者でありさえすれば、たとえそれが死を目前にした老人であっても、年端のゆかぬ子供であっても、容赦はしない。集団で一晩で精を絞り抜き、不能者にしてしまう。こうして、間接的に敵を崩壊に導くのである。

　今日では、房術師たちはもっと平和な活動をしているようである。数は少なくなったが、厳しい伝統はそれでも守られ、主に淫魔ハンターとして、邪悪な魔の者たちに立ち向かっている。男淫魔を９日間飲まず食わず眠らずで倒し続け、さらにそんな実力者の女同士で戦わせられて乗り越えてきた彼女たちは、男淫魔でも女淫魔でも相手ができるため、重宝されている。

　だが、セックスバトルＲＰＧの世界で登場する房術師は、必ずしも味方ばかりとは限らない。人数でいえば、圧倒的に敵方に回ることが多いのでやっかいだ。

　戦闘に直接参加はしないが、味方になる房術師は、相当に頼もしい存在となるだろう。そのゲームのキーウーマンになることも多く、ヒロイン役にもなるのかもしれないくらい重要である。その際彼女たちは、性の修行を最高に積んだ上、数多くの淫魔たちを実力で倒してきた性豪であり、ファムファタールに匹敵する実力がある場合もあり、いろいろと助けになるはずである。

　だが、魔の道に堕ち、冒険者に襲いかかる房術師は、集団で至高のテクニックで射精させようと一気に勝負をかけてくる。有無をいわさない快感攻撃に、未熟な冒険者は、かつての権力者のように腎虚になってリタイアである。

　とはいうものの、その房術師は、味方の房術師よりもずっと弱いのが通例である。一度試験をパスして最強の房術師となったは良いが、その後の実戦で、魔性のティムポやオソソに翻弄され、完膚無きまでにイカセのめされた成れの果てなのだ。ある者は淫魔化し、またある者は精神的な堕落とともに人間のまま魔の者に忠誠を誓った。冒険者に襲いかかるのは彼女たちなのである。

　実力が足りなかったから堕ちたのであり、その意味では、冒険者に襲いかかる房術師は、さほど強くはない。初期ステージの終盤か、中期ステージの初めの方に登場する雑魚キャラである。

　ただし、ひととおりのテクニックと知識は身につけており、落伍者とはいえすでに淫魔をも倒してきた熟練者である。素人男性ならあっという間に腎虚にできる実力は持っているので注意が必要だ。

　彼女たちはチャイナ服か、陰陽装束に身を包み、色香を周囲に振りまくことのできるセンスを手にしている。すぐに全裸になれるよう、造りは簡単である。肩のヒモを取るだけで裸になることができ、弱い敵を瞬殺できるよう、常に腕とわきの下と内股および横尻は露出している。チャイナ服の場合はそのまま生足を露出する。

　敵となる房術師は、もはやひとりで戦うことをあきらめている。そのため、たいていの場合、複数で登場する。エンカウントするやいなや、房術師の間では小手先とされるいくつかの技を使ってくる。

　まずは催淫剤の粉を振りまく。秘伝の香りを扇に乗せて冒険者に送り込むのである。これは強力ではないが、女性のやわ肌をより敏感に感じやすくする効果がある。

　さらに彼女たちは、手コキ、フェラ、内股だけを露出しての素股、脇コキなどで応戦してくる。ローションを所持している房術師もいるため、いきなり塗りたくられないように注意が必要だ。

　彼女たちは技術の修行を一通りこなしているので、手の動きもしなやか、脇の下もしっかり手入れされていてツルツルな上、そこで挟まれてしごかれたらパイズリに匹敵する心地よさである。二人がかりで横尻で挟み込んでくることもある。また、内股素股の腰使いは立位さながらであり、不慣れな冒険者ではいきなり大ダメージを喰らってしまうだろう。

　どうすれば男が感じ、射精してくれるかは熟知しているので、あとはその通りに自分のしなやかな肢体を駆使するばかりである。集団での複合風俗技には注意が必要だ。

　さらに、彼女たちはすぐに全裸になり、若い肉体を駆使して全身でこすりあげてくる。全身の肌は手入れをかかさず、吸いつくようなもち肌を実現させている。細胞がくい込んでくるような心地よさに、全身数コスリで果ててしまう冒険者も数知れずである。

　その間中も、イチモツは手コキやフェラや素股などに絶えず翻弄されることになる。１０代の肌触りをいっさい失っていない彼女たちの肉体は恐るべき武器ということができよう。

　ローションを駆使しながら彼女たちは冒険者のあちこちにまたがり、柔らかい部位のあちこちをこすりつけてくる。そうしてイチモツは、鍛え抜かれたオソソの攻撃にさらされていくことになる。

　絶頂を禁じられつつ快感にさらされ続けた肉筒は、すでにインキュブスたちを大勢昇天させてもいるため、相当の具合の良さである。締まるだけでなく随意筋のように揉みしだきながら、なまめかしく素早い腰使いで一気にしごき上げられる。それが集団で交代で矢継ぎ早に襲いかかってくる。おまけにガマンを重ねた修行の成果で、守りは鉄壁である。

　それでも冒険者が射精しない場合、彼女たちは秘術を使ってくる。次から次へと、射精の秘孔をくり出してくるのだ。ザラキに相当する、一発で絶頂に至らしむ人体の神秘である。お尻の穴をかき回されながら、どんなに精力があふれていても一気に掻き出されてしまう恐ろしい技だ。

　射精の秘孔は位置の特定が難しい上、複数の場所をタイミング良く突いていく必要があり、その上で女の指先の気と男の体内の相性が合わなければならないため、成功率が低い。だが、成功してしまえばそれだけでゲームオーバーである。挿入と全身コキをされながらの射精の秘孔は相当きついはずである。

　しかも、一度失敗しても、全員が集団で、次から次へと射精の秘孔を試みてくるため、そのままではいつかは成功してしまう危険性もある。

　房術師は、風俗技全般を身につけた上、男の性感神経も熟知しており、相当のエキスパートであることには変わりがない。だが、それはあくまで、房術師としての最低ラインであるにすぎない。房術師でありさえすれば誰でもが知っていることであり、誰でもが身に着けていることである。その秘伝の技は現代の風俗嬢を少し超え、博識であるだけである。肌を磨いたということでさえ、標準にすぎない。

　だからこそ、魔道に堕ちたのである。実戦の場面で、自分のオリジナリティを磨くことを怠った。標準は身につけて当然、その上で、自分でなければ身につけられない、さらに上のレベルを目指して、たとえばフェラで他をぬきんでるようにしようなど、さらに厳しい修行に身を置くことができ、なおかつその修行を実戦の中で乗り越えた女性だけが、魔道に堕ちず、自分を高め、ファムファタールに匹敵するような実力者になることができる。

　そうした実力者は、魔の者に忠誠を誓うことなく、むしろ冒険者の味方になってくれるだろう。だが、そうした努力を怠った者どもは、冒険者を襲うまでになってしまったということである。そんな相手に負けるようでは、勇者の資格はないであろう。

　彼女たちを、なるべく早いターンで、実力で平らげるくらいのレベルは、まず欲しいところである。鉄壁のオソソをイチモツでとろけさせ、彼女たちの肉体に埋まりながら精力を消費しない。それはまさに、彼女たちが怠った、実戦の上での修行そのものではないか。そうやって敵精力を削り、再び魔道から救ってやっていただきたい。

　ただし、長期戦は避けた方が無難である。初めのうち彼女たちはただ風俗技を仕掛けるばかり、挿入攻撃を仕掛けるばかりであるが、時間が経つにつれ、しびれを切らし、徐々に射精の秘孔で一気にカタをつけてこようとするからである。しかも一回二回で済むのではなく、しつこく射精の秘孔をまさぐってくるのだ。いつかは成功してしまうザラキはやっかいだ。

　彼女たちが指を伸ばしてくる前に、全員を倒してしまうべきであるし、また、それだけのことができるくらいのレベルを獲得しなければならないということである。冒険者の実力次第である。精力だけがあればよいのではなく、しっかり攻撃力とテクニックを身につけ、高い防御力を打ち破る実力が欲しいところだ。

保健医【ほけんい】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：いけない身体測定、やさしい性教育、仲間（女生徒）を呼ぶ／思春期、姉、ショタ
　

　学校の保健室につとめる大人のおねえさんである。性の知識の乏しい、あるいは偏ったうら若き少年たちを、保健室という密室において、これまた偏った性の知識でもって優しく教え導く、白衣のまぶしい妖艶な先生だ。

　本来、「保健医」「保健の先生」は俗称で、正式には養護教諭というが、あまりなじみがないしえっちでもないので、ここでは保健医に統一する。ただし、彼女たちは「医者」ではなく、その資格を有してはいない。健康診断や応急処置、そして授業をサボる不良少年を寝かしつけてアレコレしてしまうことが主な仕事である。そのほかにも、露骨でストレートな性教育授業を行い、いたいけな少年少女を「啓発」することも日常的に行っている。

　と、まあ、どう考えても「こんなヤツいねーよ」というツッコミがわんさか出てきそうな保健の先生様であるが、しかしご安心を。現実ではあまりないが、マンガやらビデオやらのアッチの世界では、２０代の若くて色っぽいお姉さんがエッチな個人授業をたくさんしてくれているのである。例に漏れず、ＳＢＲＰＧの世界でも、そんなお姉さんが白衣を着て冒険者を保健室の密室に誘い込むのである。

　保健室の先生であるからして、当然出現するのは学校ステージ、それも保健室とかに限られて来るであろう。レアなキャラだけに、実力も相当である。初心冒険者、特に少年の冒険者にとっては、保健医はやっかいな存在となるはずである。

　多くの場合、初めから少年であるか、子供化した冒険者が、学校ステージをさまようことになる。そこに登場する敵の中の一人というわけである。その際、冒険者が小学生か、厨房か、高校生かはさしあたっては問題ではない。相手に合わせてしっかりと的確な性教育を行ってくれるからだ。

　少なくとも、彼女は保健室に出没し、あまり外に出歩かないが（例外はもちろんある）、それも敵の作戦のひとつである。自分が戦いやすい場所に冒険者を誘い込むのである。したがって、重要なアイテムが保健室にあったり、どうしても行かなければならない通り道として保健室があったりするわけである。

　保健室に誘い込み、まんまと罠にかかった冒険者には、いけない身体測定が待ち構えている。イチモツの長さ、太さ、硬さ、感じやすい部位、そして女体のうちでもっとも興奮するところや女性の好みがどんなものかを、徹底的に測定されてしまうのである。これにより冒険者の攻撃力や防御力のデータが、即座に先生の知るところとなり、つまりはキミの弱点が調べ上げられてしまうわけである。

　もしも少年冒険者が皮カムリで柔らかめのイチモツであり、なおかつ女性のふとももに一番興味があるんだったら、先生は細い生足を見せつけながらしきりに先端を両手で揉みしだいてくるだろう。調べ上げた冒険者の弱点ばかりを執拗に責めてくるのである。

　そればかりではない。保健の先生だけあって豊富な性の知識を駆使し、少年のどこが感じるかを熟知していて、そこを優しく“開発”してくれたりもするのだ。おねえさんのエスコートの元で、初めての筆おろしなんてシチュもないわけではない。そうやって弱点ばかり責められていい加減高められたところを、冒険者を優しく包み込む女体の神秘でトドメを刺すのが常套手段である。

　さらに保健医には、配下と呼べる女の子たちを縦横に操ることができる。一人または複数人の保健委員の女生徒や、冒険者のクラスメートの女生徒をいつでも呼び寄せることができる。彼女たちに男の体を教えながら、同時に冒険者を女体の海に放り込むのである。

　そうなると、年上の先生の大人の魅力ばかりでなく、同い年の女生徒のあどけない体にも翻弄されることとなるだろう。女の子たちは興味津々に、冒険者のちんちんをいじり倒してくるのである。そして先生の性教育の元、ついには若いオソソがイチモツを包み込んでくることになる。

　もし冒険者が、初心者から脱出して勇者を目指すのであれば、こういった保健室の誘惑を振り切り、密室の天国を乗り越えなければならないだろう。幸い、ほとんどの場合、呼び寄せられる女生徒たちは、学校ステージのあちこちに登場してくる敵であり、保健室に来るまでには無数に倒してきているはずである。だから、彼女たち全員を平らげることはそれほど難しくはないはずだ。

　その上、保健医は、冒険者の体のことは熟知し、絶大な攻撃力と弱点攻撃をくり出してくるものの、自分自身のテクニックを磨いたり、弱点を補強しようとは考えない。勉強した知識を元に人体実験を愉しむ程度である。そのため、少年側からの積極的な責めに対してはあまり耐性がない。その結果、大好きな少年に女体をまさぐられ、オンナを悦ばせられるのだから、すぐにゆるんでしまい、酔いしれたままあっさりと絶頂するということになる。

　保健の先生の大人の魅力や、大勢の女生徒たちに囲まれても、負けることなく抵抗すれば、比較的あっさりと先生も含めて全員倒せるはずだ。

ポスターガール【ぽすたあがある】

　　種　族：超人
　　レベル：Ｄ
　　得意技：足技全般、無敵葬兵術、酔拳／足
　

　とある町の商店街に位置する、小さなラーメン屋の一人娘。料理はできないが店の手伝いを良くやっている、ようでいて、出前ひとつ満足にできないだめっ子どうぶつである。

　半そでシャツ、真っ赤なミニスカート、白い頭巾と前掛けという出で立ちで、人間離れしたパワーと技を駆使して無敵無敗のバトルを誇っている。

　若くてかわいらしく、スタイルも相当によいが、その強烈な腕っぷしから、あまりモテないらしい（というより彼女に手を出すのは誰もが恐いのだ）。

　そんなポスターガールであるが、原作の設定はほとんど無視して、ＳＢＲＰＧでは超強力な敵として登場するのである。人間離れした力はアッチの方向にも遠慮なく生かされている。まさにセックス＝バトルととらえ、誰よりも強くあろうと邁進し続ける血の気の多い超人である。

　いうまでもなく、初心冒険者ではまるで太刀打ちできない。そこそこの修行を積んで、果たし状片手に何度も何度も彼女に挑み続けた猫男でさえ、一撃で昇天させられてしまうのであるニャ。

　人間の娘でありながら、中級ステージに登場するポスターガールは、常人離れした無敵のパワーとあまりに好戦的な性格によって、相当の実力を誇っている。力ずくではまず勝てない。スピードでも、攻撃力でも、太刀打ちできない。もちろん、逃げようなどとは考えないことだ。あっという間に二本の足だけで追いつかれ、ねじ伏せられてしまうだろう。

　ミニスカートだけあって、生足には自信がある。体術を駆使し、冒険者をねじ伏せたり、転ばせたりする。抵抗すれば、暴力でカタをつけるであろう。その上で、生足で挟み込んだりしごきたてたりする攻撃が、ポスターガールの常套手段である。

　力ずくでイチモツを握りしめてムリヤリしごきたて揉みたてて射精に導くことも得意だ。さらに、戦いに勝って無敵の看板を恣にするために、オソソの修行もしっかり積んでいる。剛力でイチモツを徹底的に締め上げ、精を搾り取る力業もお手の物だ。

　ただし、元来がガサツそのもののため、口技を初め、絶妙な加減を要するテクニックは不得手のようだ。その代わり、我流の性戦術、無敵葬兵術を駆使する。その内実はナゾであり、一説によるとその場限りの行き当たりばったりな体術に勝手にそうした名前をつけているだけだとか。

　しかしながら、「無敵」と銘打っているだけあって、その圧倒的なパワーはかなりの脅威である。繊細さは皆無であるが、ムリヤリごり押しの力技は冒険者を葬り去るに十分な攻撃力を誇っている。「受け」の修行も完璧で、ちょっとやそっとの攻撃ではビクともしないであろう。相当のレベルの冒険者でなければ、互角にやり合うことさえままならないであろう。

　その上、彼女には奥の手がある。ツルツルの細いミニスカ生足にもなびかず、数々の力技葬兵術さえも乗り越えた冒険者に対して、ポスターガールは奥の手を隠している。それは、超強力なアルコールを摂取することである。飲んだとたん、人格からがらりと豹変してしまう。

　それまでのガサツそのものだったおおざっぱな性格は、恥じらいと繊細さを備えたポニーテールの乙女に変身する。そのあまりにも違いすぎるギャップに、彼女の酔拳は万人に恐れられている。

　酔ったポスターガールは戦術自体が１８０度変わってしまう。口技、胸技、そしてなまめかしい腰使いと、しっとり繊細なテクニックを駆使する。細かい動きまで気を配り、なおかつおしとやかな潤んだ瞳で冒険者を見つめ、甘いささやきまで駆使するのである。さっきまでのがさつな力技に翻弄された冒険者は、絶妙な感じる部位をきめ細かく責めてくる酔拳攻撃のギャップに驚かされ、甘い色気と清純さに翻弄されてしまい、ついつい漏らしてしまうわけである。彼女が無敵のポスターガールである所以でもある。

　ポスターガールに勝つためには、一定の使い分けが必要であろう。攻撃力や防御力、そして精力に相当のレベルが必要なのはいうまでもないが、それに加えて、しらふの時と酔った時に作戦を変える必要がある。

　相手が力技で攻めてくる時は、力ずくで抵抗するのではなく（そもそも人間離れした彼女に抵抗など無駄だ）、激流を制するは静水、受け流すように引きつつ、こちらは繊細な技術でもって対処するのである。細かい動きと腰使い、指先の愛撫を繊細に駆使して女体を悦ばせよう。高度な技術力がポスターガールの精力を着実に奪っていく。

　逆に、酔っておしとやかになった彼女に対しては、力技が有効だ。静から動に転じ、ガンガン突いて責めまくってあげればよい。これによって、酔拳美少女の鉄壁の守りもどんどん崩れていき、無敵の看板を奪うことができるのである。力技と繊細な技術の両方を使い分けることが、勝利への鍵となる。ミキたんの逆をイク頭脳戦こそが、戦術の要となるのである。頭を使うことが肝心だ。

　ちなみに、ラーメン屋の向かいにあるパン屋の娘は、ポスターガールよりも美人で上品な金髪メイドガール様であるが、性格が陰湿すぎるので注意が必要。

ホステス【ほすてす】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：アワおどり、ツボあらい、素股／姉、足フェチ、イメクラ
　

　夜の飲食店で男性客を接待する女性の総称。さまざまな法律の縛りを受けており、店の種類もいくつにも分化したため、もはや「ホステス」というくくり自体が無意味なものになりつつある。キャバクラ嬢のような呼称が一般的となっている。

　ではなぜここで、わざわざ古めかしいホステスが敵として登場するのか。答えは簡単、「ボディコンクエストⅡ」の影響にほかならない。一般にホステスは性的な行為はおろか、触ることさえも禁じられているが、このゲームでは堂々と性的な行為に及び、なぜか風俗技をくり出してくるのである。まさに「プロとアマの違いを教え」てくれるのである。

　ホステスは初期のステージに登場する。女性にあまり慣れていない冒険者にとっては侮れない相手だ。眷属もあり、ぎんざホステス、キャバクラホステス、きんざママなどが確認されている。最近は銀座も景気が悪いらしい。

　通常攻撃は手による愛撫のようだが、そのほかにもイロイロしかけてくる。ホステスなのに、なぜか全員バニーガールの格好をしている。レオタードは邪道なので、当然生足の露出も甚だしい。プロならではのテクニックで、全身アワおどり、ツボ洗い、そして生足で挟み込んでの素股攻撃を仕掛けてくるのである。

　男心をくすぐるのに長けており、つい口車に乗せられてほわほわな気持ちになったところで、駆使するはずのない風俗技をくり出してくる。中にはアルコールで酩酊させて抵抗を奪い、一方的に抜いてくる凶悪な存在もあるので注意が必要だ。

　だが、ボディコンクエストでもそうだったが、風俗技は心得ているものの、あまり本番挿入に対して耐性がないようである。プロならではのテクニックは優れているが、防御力に難があるらしい。そこが狙い目となり、初心冒険者はレベルを上げていくことになる。

　相手の使ってくるテクニックにガマンを重ね、反撃してしまおう。この先には、ホステス以上の熟練風俗嬢やモンスターがひしめいているのである。ツボ洗いで感極まって実際に入れたらなんて羨望を抱かずに、どんどん勝ち進むが吉。

ボディビルダー【ぼでぃびるだあ】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：力技／属性なし
　

　女性でありながら、肉体の鍛錬に目覚め、筋肉を徹底的に鍛え上げた強烈美女。アメリカンな金髪大女様であることも相まって、相当恐ろしい筋肉の超蠕動に映ることだろう。だが、ボディービルダーは名誉あるスポーツであり、正式な協会の元コンテストもある。プロもいる。立派な職業である。ムキムキ。

　女性のボディビルダーも、肉体が極端に引き締まり、腹筋は割れ、その総合的な美を競い合っている。これに伴い、世間では、こうした筋骨隆々なお姉さんたちを愛好する集団が出てきた。となれば当然、セックスバトルＲＰＧにも敵として登場せざるを得ない。暗がりを襲われて背骨を折られない程度のことを書こう。

　女性的なやわらかさ、しなやかな肌触りは、あふれる筋肉によって失われている。人によっては乳房が筋肉によって消滅し、トップレスでも男性とほとんど変わらないのまでいる。それでは性的な魅力がないかというと、そうではない。そのスレンダーで引き締まった美しい肉体は、十分な魅力を備えていると言える。愛好者が後を絶たないのもうなずける。

　初心冒険者は、何かと女性に対して妄想を抱いているものである。やれおっぱいは大きくなければいけないだとか、やれ小さくか弱く守ってあげたい存在だとか。ボディビルダーはそんな素人の妄想をあっさりと打ち砕くであろう。あっさりと力ずくでねじ伏せ、強制的に腰を振らされ、あっという間に精を搾り取られてしまう。体ごと持ち上げられて組み伏せられてしまい、とても敵うものではない。

　力強く抱き寄せ、ムリにでも立位で挿入を果たすと、彼女は冒険者の腰を片手でゆり動かし、トレーニングするかのようにぐっぐっと腰を振らせるのである。そのあふれる筋力によって、冒険者のか弱い腰などは彼女の思うがままに動かされてしまうだろう。そして周囲の筋肉に支えられた甘美な筒によって、イチモツはすり減るばかりにしごき上げられ、力技で絞り上げられてしまうのである。持ち上げて背中に冒険者を背負い、筋力ではね上げて疑似バックでしごき上げるのも得意だ。

　ボディビルダーに力で対抗しても無駄である。むしろしなやかな動きで相手に逆らわず、それでいてイチモツに活路を求めるしかない。肉体は鍛えていても、膣の感度を鍛えているわけではない。案外彼女たちは快感ダメージに弱いのである。一方的に絞られるようなことがなければ、勝てない相手ではない。股間の硬さを保ちつつ、相手の動きに合わせて突きまくってあげよう。

　ボディビルダーを乗り越えた冒険者はもはや、女性というものに対する固定観念を捨てることになる。こうあるべき、こうあるはずという思い込みは、セックスバトルにおいて思わぬ落とし穴になる。それを打ち破ることは、冒険者にとって一つの成長となるであろう。

ホテトル嬢【ほてとるじょう】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｄ
　　得意技：風俗技全般／手フェチ、足フェチ、おっぱい星人、お尻、フェラ、しっとり癒し、密着、イメクラ
　

　ラブホテルに呼ばれて性行為を行う、「その道のプロ」である。売春の斡旋により、回数は百戦錬磨、本番もありということで、無知な若造か、リスク覚悟で申し込みをするツワモノが利用しているらしい。もちろん合法な行為ではない。ホテトルというのはその昔存在していたマントルの派生形態であり、マンションでトルコ風呂のサービスということでマントルという名前がついた。それが現在、ホテルでトルコ風呂ということでホテトルと呼ばれているのである。トルコ風呂という名称は消滅し、ソープとなったものの、ホテ「トル」の名称は生き残っている。決して地殻とマントルの間にある地層のことではない。

　ホテトル嬢がＳＢＲＰＧの敵キャラとして浮上したのは、ひとえに「トワイライトゾーンⅡ」のたまものである。そこの地下ステージ（ラストステージ）に入る前に登場し、しかして地下ステージの敵さんたちに決して引けを取らない実力の持ち主だったため、レベルの足りない主人公をさんざんに苦しめた強敵である。

　腰にタオルを巻いて腰を下ろし、乳房を抱き締めつつさりげなく性器を見せる格好で、憂いと潤みを含んだ流し目を送るセクシーな姿に、多くの冒険者が精根尽き果ててきた。ラストステージの敵にしても決しておかしくはないほどの実力者で、締め付ける攻撃力も、鉄壁の守りも、そしてあふれんばかりの精力も、相当なものだったのである。

　もちろん、初級冒険者の敵う相手ではない。人間の敵の中では相当上位に位置する風俗嬢であり、闇世界での行為で数多くのイチモツを平らげてきた強豪なのである。並大抵のチン力ではあっさり返り討ちに遭ってしまうだろう。

　ホテトル嬢は風俗技全般にも通じており、手技足技、素股パイズリ、フェラなんでもござれだ。そして、闇世界に生きる憂いを含んだしっとり視線で、心の奥底までも犯してくるのである。極めつけは、百戦錬磨のオソソがぐにぐにとイチモツを包み込み、あっという間に骨抜きにしてしまうことだろう。

　相当にレベルを上げてきたトワイライトゾーンⅡの主人公でさえ、年上の裏社会売春婦の実力には相当に手を焼いている。彼女に打ち勝つためには、鉄壁の守りと、いくら突いてもイかない女体を執拗に責め続ける根気強さが欠かせない。中級冒険者ともなれば、ホテトル嬢を相手にしても打ち勝てるほどの実力が要求される。

　派手な攻撃がない代わりに、正統派の風俗技を駆使し、攻撃力の高い使い込まれたオソソで挑んでくるのがホテトル嬢だ。こちらも正攻法で迎え撃ち、なおかつ倒していくのが礼儀というものである。その努力の積み重ねが、きっと冒険者を一皮も二皮もむいて成長させてくれることだろう。

保母【ほぼ】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：赤ちゃんプレイ／ショタ、姉
　

　保育所や幼稚園の先生サマである。厳密には、幼稚園は学校、保育所は児童福祉施設であり、管轄する法律も、対象年齢も目的も職業も資格もまったく異なるのであるが、「トワイライトゾーンⅢ」においては、幼稚園ステージに何の躊躇もなく保母さんがプチボスとして扱われており、ここでもそれに準ずることにする。

　保母さんは、初心冒険者にとっては脅威の存在と言えるだろう。上記の通りプチボス扱いされることもあり、不慣れな冒険者に対して、まるで子供相手のように優しく接してエスコートしてくれたりもするのだ。

　保母さんの得意技は、いわゆる赤ちゃんプレイであり、冒険者が誰であれ、半ば強制的におむつとよだれかけをあてがわれてしまうのである。そして、世話と称して体中を愛撫されたり、赤ちゃんが性的に興奮するわけがないという名目で、勃起したイチモツに対してエッチなオシオキをしてきたりする。

　そこまで行かなくても、少なくとも幼稚園児のように扱われるため、精神的な屈辱感もたいしたものだ。しかし、子供のように振る舞えば、あとは先生が優しくエスコートしてくれるのである。オチンチンからの白い排泄の世話もばっちりだ。

　初心冒険者は、こうしたロールプレイにも慣れておらず、ついつい相手のペースに乗せられたまま、いけないボインなお姉様に絞られてしまうことになるだろう。トワイライトゾーンⅢでも、巨乳のプチボスは、それまでツルペタな園児ばかりを相手にしてきた高校生にとってはあまりにも新鮮な大人の魅力だったはずである。

　少しだけ慣れてくると、「抵抗」が入ってくる。強制的なおむつに対して断固拒否し、大人の男として対等に戦おうとするはずである。それがうまくいけば、保母さんは普通の女性と同じであるからして、難なく倒すことができるであろう。だが、強要に負け、ムリにおむつプレイをさせられてしまった場合、結局相手のペースにはまってしまうことになる。抵抗する程度ではまだまだということだ。

　いい年扱いた白髪の重役レベルになってくると、積極的に赤ちゃんになっていく。それでいて、相手のペースにしっかり乗っかりながら、いけないいたずら坊主として、保母さんの体をねちっこくまさぐるんである。こうしてじわじわと相手の精力を奪い、こちらの消耗は最低限にして、プレイを楽しみ相手のペースのままで、彼女を倒してしまうのである。これが玄人のレベルである。

　勇者を目指すなら、こうしたロールプレイのシチュにも積極的にはまりつつ、相手のペースで、なおかつ敵を倒していくだけの実力と寛容さが欲しいところであろう。

ホムンクルス【ほむんくるす】

　　種　族：サイボーグ
　　レベル：Ｃ
　　得意技：絶倫、集団逆レイプ、仲間を呼ぶ、作戦の無効化／集団

　生殖なしに生まれた生命体。遺伝子操作や神秘の装置等によって作り出される。中世の時代には遺伝子工学もなかったために、精液だけを元に苦労してホムンクルスを作らなければならず、非常に高度な錬金術が必要だった。そのせいで、歴史上ホムンクルスの製造に成功したのはパラケルススただ一人である。ただし、中世のつたない技術では、小さなホムンクルスで、試験管の外に出すと死んでしまう、不完全な疑似生命体が限度であった。
　
　今日、ホムンクルスの製造は、パラケルススの時代に比べればずっと身近で、現実味を帯び始めてきている。生命科学の発達により、理論的には精子または卵子の単体生殖細胞だけで、子供が作れるようになっている。だがもちろん、それは反倫理的であるばかりでなく、技術的にもきわめて難しいことであろう。そこにかならず神秘的または魔性のパワーが込められなければ、まともなホムンクルスは作れないはずである。これは、金を生み出すことが核融合によって理論的には可能だが実際には手が届かないのに似ている。

　ホムンクルスは神の規則によらずに作られるため、生まれつきこの世の叡智を全て知っているとされ、また若い肉体のまま不老不死の状態で、生みの親の忠実な僕となる。ＤＮＡを製作者の思い通りに設定することができるので、肌のハリも美貌も肉体的な能力も頭脳的な能力も人間以上のものを備える。
　
　また、ホムンクルスは、セックスについて異常なまでの興味を持つ。自分の出生の秘密が無生殖・無受精なので、生まれつき持たざる属性に激しくあこがれるためと考えられる。あるいは神の摂理に本能的に回帰したがっているのかも知れない。というわけでホムンクルスは、絶倫の肉体を持ちながら大変淫乱なのである。
　
　もしホムンクルスを作る技術や装置を開発して、それをもってホムンクルスを量産し、かつ兵隊にしたいと考えるなら、生みの親は相当の覚悟が必要である。彼女たちは性欲の固まりであり、それを手なずけるために、大勢の自分の娘を毎日悦ばせ続けないといけないだろう。

　いくらホムンクルスが忠実な下部になるようインプットされていたとしても、本能には勝てないのである。うっかり欲求不満にしておくと、いくら忠実なしもべであっても、しまいには暴動を起こす。暴徒となった彼女たちは、通常の人間の能力をはるかに超えているので、簡単には鎮圧できない。暴動にならないように、ちゃんとお父さんはせっせと腰を振る義務が生じるわけだ。

　だが、ホムンクルスは、至高の肉体を駆使して人間の男なんてあっさりイかせてしまう体を持ちながら、自分はナカナカ達せず、しかも貪欲に何回でもイキたいと迫って来るので、一人を欲求不満にしないようにするだけでもかなりの体力勝負。そんな娘が大勢いてきちんと管理できる博士は少ないだろう。量産したが最後、娘たちの暴動を抑えきれず、周囲が破壊しつくされてしまうだけである。そうなれば、周囲に済むすべての男は絞り尽くされることになる。軍事利用どころか、メイドにすることも難しそうだ。

　だが、セックスバトルの兵士として使うかぎりにおいては、ホムンクルスの管理はさほど難しくないだろう。やっかいな性欲処理は、実戦に任せておけばよいのである。「その疼きを冒険者どもで解消してこい」と命じれば、ホムンクルスたちは嬉々としてステージに出向くであろう。そうして、集団で冒険者に襲いかかってくるというわけである。

　ホムンクルスは、中級以上のステージに登場する強敵である。量産されているため、常に集団で行動し、暴動寸前の疼く肉体を引きずって男を捜し求めている。冒険者が通りかかれば、ひとたまりもなく群がられてしまうであろう。

　彼女たちには特殊能力がない。せいぜいのところ、高度な英知によって、こちら側の作戦や罠のたぐいがことごとく見破られ、無効化させられてしまう程度である。そうなればやはり、実力だけで戦わなければならないだろう。魔法も破られてしまうので、肉弾戦のみとなる。

　しかし、相手は絶倫の実力者揃いである。並の責めではいっさいダメージは与えられないだろう。姑息な作戦や魔法などがない代わりに、攻撃力、防御力、精力がずば抜けているのである。通常攻撃だけで、地味に大ダメージを与えてくる敵だ。しかもそれが大勢、集団で襲いかかってくるのである。少なくても１０人、それ以上の時も珍しくない。また、戦闘中に仲間を呼ぶこともしばしばで、戦っているうちにどんどんホムンクルスが増えていくという地獄を見ることも珍しくない。

　彼女たちは透き通るような白い肉体ときめの細かい肌、磨き抜かれたオソソを持っている。これで全身愛撫され、肉体をこすりつけられ、次々と交代で挿入していくのである。暴動寸前にまでセックスにとりつかれているので、その貪欲さは筆舌に尽くしがたい。あっという間に群がられ、冒険者は根こそぎ絞りつくされてしまうことになる。

　ホムンクルスにはいっさいの作戦が通用しないため、実力だけで全員を倒さなければならない。だが、それが勇者たる実力や素質を試すことにも繋がることを忘れてはならない。魔族や神族は、そういった実力に加えて特殊能力を発揮してくる。それに対抗できるために、肉弾戦でもちゃんと全員を倒せる実力がなければならないのである。ひたすら愛撫とイチモツで悦ばせ、地味にコツコツ倒していってレベルを上げていくしかない。

　なお、ホムンクルスは、自分たちで増殖することはできない。必ず製造者がいて、それがプチボスになっていることも珍しくはない。あまたのホムンクルスを倒して終わりにするのではなく、彼女たちを作った邪悪なるものまで倒さなければならないだろう。それは多くの場合、冒険者を付け狙う魔性のものであるはずだ。そいつをイかせて倒すまでは、ホムンクルスたちとの戦争は終わることがないのである。

ホルスタイナ【ほるすたいな】

　　種　族：キマイラ
　　レベル：Ｄ
　　得意技：複乳パイズリ、催淫ミルク／おっぱい星人
　

　乳牛化した人間、または擬人化した乳牛。体は白く、時折ホルスタインのような黒い模様がある娘もいるが、だいたい白単色の人外娘だ。ほぼ例外なく美しく、豊かな乳房を抱えている。

　ホルスタイナの最大の特徴は、何といってもその乳房の数である。通常で４つ、さらにはそれ以上で、上半身前面にびっしり乳房がついている娘もある。そもそも、複乳の哺乳類は珍しくなく、猫や豚など、牛以外でもいくつも列挙される。それは機能的に多くの子に乳を与える必要があるためである。少子の哺乳類である人間は、乳房はふたつあれば十分というわけである。

　だが、世の中には、おっぱい星人という、女性の乳房がこの上なく大好きな男が存在する。そんな彼らの中には、ふたつでは物足りないと考える御仁がいらっしゃる。大きさ、形、数…彼らの欲望は飽きることを知らない。実際、トータルリコールという映画でも、複乳の娼婦が登場している。神話の中でも複乳を神聖視する動きがある。おっぱいは神聖なのである。おっぱいよ永遠たれ。おっぱいに光あれ！

　さて、ホルスタイナはキマイラの仲間であり、魔力によって、あるいは改造によって、乳房の数を増やされモンスターとなった娘である。そこそこに性的能力が強化されており、初級冒険者にとって強敵となる。

　彼女の武器はやはりその複乳をふんだんに駆使したパイズリ攻撃である。左右から挟み込むばかりでなく、上からも下からも、前からも後ろからも、あちこちの乳房にイチモツが包み込まれてしまう。そしてそれらが別々な動きで、一挙に肉棒をこすりあげ、冒険者を快楽のるつぼにたたき落とすのである。ホルスタイナの乳房は、手を使わずとも彼女の意思で自在にばらばらに動かすことができる。それぞれが別個の動きで感じやすいところを刺激するもよし、息を合わせて全体を一気にこすりあげるもよしである。

　さらに、ホルスタイナは単独ではなく複数で冒険者一人に襲いかかることもあり、その場合イチモツだけでなく、同時にお尻も上半身も無数のおっぱいに包まれてしまうことになる。おっぱい星人冥利に尽き、我が生涯に一片の悔いなしであえなく白濁昇天である。

　その上、彼女たちには、魔性の母乳を分泌させる能力がある。甘い催淫ミルクは、冒険者の口からも肌からも吸収され、おっぱいでこすられるとにゅるにゅるローションのように働き、イチゴミルクと化したおっぱいの群れにさらにこすりあげられる羽目に陥る。するとノーマルな冒険者でさえおっぱい星人の属性を開発され、夢中でむしゃぶりついてしまうことになるのである。

　それだけ強力な武器になっている彼女たちの乳房は、防御も強化されており、単純にモミモミしただけではほとんどダメージを与えられないだろう。ここはやはり、性器に活路を求めるべきである。一人一人着実に挿入して、敵精力を奪い、一人ずつ絶頂させていくのが一番だ。

　乳房の甘い攻撃に耐え抜きながら、おっぱいの海の中で腰を振って相手を倒してしまおう。ホルスタイナのミルクは催淫効果があるが、同時に強壮剤としても重宝されており、カルシウムも豊富で、すべての食品の中で最も消化吸収されやすい優秀なタンパク源の一つだ（格闘家ならばみんな知っている）。催淫効果は、ホルスタイナの絶頂とともに消えてしまい、強壮効果だけがしばらく残る。アイテムとして売られることさえあり、多くの格闘家、スポーツ選手の肉体造りに利用されている。ともかく、ミルクまみれになった白い肉体は、戦いのあとは冒険者に有利にのみ働き、強化されたパワーで、その先の冒険を楽にしてくれるはずである。

ポンパドゥール【ぽんぱどぅうる】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｅ
　　得意技：パイズリ／おっぱい星人

　１８世紀のフランス・パリジェンヌさま。当時のパリでも有名な美女で、王様の夜のお世話もしている。平民の身分でありながら、丸みを帯びた女性的な体つき、上品な顔立ち、スベスベの肌、香水で増幅された強烈なフェロモン、新進気鋭の教養で、一躍有名な寵姫となった。
　
　特に有名なのは、強力フェロモンが漂う密室で王様のアソコをオッパイの中に収め、スリスリと上下にかわいがってあげたエピソード。これにメロメロになってしまった王様。ポンパドゥールはあっという間に最大の庇護を受ける事になった。また、このテクニック「パイズリ」の生みの親であり、パイズリの事を「ポンパドゥール」と呼ぶ事があるという。
　
　大勢の妾を持てる王様をここまで虜にする彼女の美貌とテクニックは、やはり卓越していたのだろう。豊満な肉体で、上半身で、わきの下から醸し出される女の魅力で、パリ一番の美貌で、彼女は歴史に名を残すチャンスを手にしたのである。正史にも風俗史にも。
　
　もちろん、そんな高級女性をＳＢＲＰＧに登場させなければ、男が廃るというものだ。というわけで、巨乳フランス女様が冒険者のお相手だ。
　
　初心冒険者にとっては、外人女様の高貴なパイズリに翻弄され、ついつい骨抜きにされてしまう危険性がある。初級ステージに登場するからといって、なめてかかると痛い目、もとい気持ちいい目に遭わされて昇天である。

　王族のお妾で、なおかつ実質的にフランスを牛耳ることもあった敏腕だけあって、肉体とテクニックの鍛錬は相当に積み上げられている。相手を色気で籠絡することに長けており、心奪われた不慣れな冒険者の元にひざまづいて、突然上半身をはだけさせ、あとは豊満な胸の餌食にするばかりである。柔らかい肌にしごかれる回数がまだまだ少ない冒険者は、そのむっちりした乳房の感触に脱力し、恍惚のうちに谷間の命の花を咲かせてしまうことだろう。

　優しく丹念にこすりあげたかと思うと、左右交互の乳房で一気に絞り上げるテクニックも相当なものだ。あっさりと大ダメージを受けてしまうことになる。

　逆に、おっぱい星人でもない冒険者にとっては、早くパイズリの刺激に慣れ、耐え抜いてみせればよい。あとはほかの女性と同じように責めて倒すことができるであろう。

　ポンパドールはたしかにパイズリの生みの親ではあるが、すでに同時期の日本、江戸時代には、パイズリのテクニックは遊女の間に浸透しており、独自に研究・改良が加えられていったのである。このように、パイズリのテクニックは洗練されていき、すでに多くの女性において元祖を超えてしまっている。元祖ポンパドゥールだからといって臆することはない。レベルを上げつつ果敢に立ち向かおう。

本屋【ほんや】

　　種　族：人間
　　レベル：Ｄ
　　得意技：読心術／思春期
　

　本屋ちゃんである。まさに俺の嫁。

　普段は奥手で消極的だが、芯の強さはしっかり持っているとてもいい子である。性格はおっとりでドジ。でもここぞという時は半ば暴走気味で勇気を振り絞る。

　こんな清純ないい娘をＳＢＲＰＧの世界に持ち込んできて汚すなんて、僕にはとてもできないのである。あまりにも清楚可憐で強さのある素敵な女性を、汚れたセックスの世界の、しかも敵キャラに仕立て上げようなどということは、かわいくてかわいそうすぎて、よほどの鬼畜でなければできるものではない。

　彼女が登場するステージは中級ステージより先である。若さと引っ込み思案な性格が男心をくすぐる強敵だ。冒険者が通りかかると、積極的に襲いかかってくることはなく、むしろ逃げようとする。彼女と戦うことになるのは、こちら側から積極的に追いかけて捕まえるケースか、偶然ばったり出会ってしまうケースに限られるだろう。

　基本逃げキャラであり、ちょっとでも怖がらせるとすぐに逃げてしまう。その代わり、倒した時の経験値は、同じステージの敵の中でも群を抜いている。結果、彼女を追いかける男たちが増え、それが彼女の恐怖心をさらに高め、男性に対する恐い気持ちがいっそう強くなって、逃げ癖がついたものと思われる。

　彼女と戦うことになったら、倒すには相当に覚悟が必要となるであろう。その清楚可憐な物腰、おっとりしていながら消極的な性格、凹凸なくするーんとした肉体でありながらきめの細かいみずみずしい肌触り、秘密の花園を思わせる前髪娘である。そのいたいけな視線と、清らかな女体に夢中になってしまわないよう注意する必要がある。

　原則として、本屋ちゃんの戦闘スタイルはマグロである。何もしてこない代わりに、カウンターダメージがすさまじい。つぶらな潤んだ瞳でしっとりと見つめてくるので、つい心を奪われてしまう。

　それでいて、時折彼女は、積極的な行動に出てくることがある。その時の攻撃力はすさまじく、おとなしい普段の姿とのギャップと相まって、「痛恨の一撃」に匹敵するダメージをおわされることになるであろう。一大決心をし、覚悟を決めたの●かちゃんは、それこそ玉砕覚悟で全身全霊をぶつけてくるのである。

　前髪娘の本屋ちゃんを倒すのは、しかしそれでも難しくはないはずだ。敵の決死の覚悟に注意をして、精力値を温存しつつ、おとなしい肢体にほだされなければ勝てるはずだ。

　問題は、さらに先のステージにリベンジで登場する、バージョンアップしたポニーテール本屋の方である。前髪娘バージョンではあまりに消極的で受け身だった彼女だが、さらに強化された形で登場する先のステージでは、すべての面においてパワーアップされ、今度は全面的に積極的に冒険者にみずから挑んでくるのである。

　ポニーテール本屋はもはや逃げキャラではない。ガンガン責めて来るであろう。肉体のしなやかさと膣圧はレベルを上げ、その上でテクニックまで一通り磨いてしまっている。初めから積極的なので、痛恨の一撃が始終続くと考えるべきだ。

　その上で、のど●ちゃんには不思議な魔力が備わり、読心術を駆使することができるようになっている。本を取り出し、そこの冒険者のレベル、身長体重、チン長、攻撃力防御力精力、属性や弱点、すべてを読み取ってしまう。しかも、その瞬間瞬間の冒険者の心情を余すところなく絵本に写し取ってしまうのである。

　こうなると実にやっかいだ。こちらの攻撃はすべて事前に読まれてしまい、キスで責めようとすれば心を閉ざして感じないようにしたり、挿入する意図を事前に的確に読み取って逆に素股に持ち込んで一方的に責めたりができる。つまりこちらの攻撃は筒抜けなのであり、完全に防がれたり対応策が即座に講じられたりするわけだ。これではまともにダメージを与えることなどできはしない。

　もちろん、だましたりごまかしたりはいっさい通用しない。いかなる作戦も立てられはしないだろう。

　しかも、冒険者の弱点も筒抜けであり、そこばかりをうら若い娘が使わないような高度なテクニックで集中攻撃されてしまう。ひとたまりもない。

　そんな彼女に打ち勝つためには、もはや実力勝負でイクしかない。搦め手や作戦はすべて見抜かれ対策が講じられてしまうので、圧倒的な力の差で打ち倒すほかはない。

　いかに心を読むことができても、「ストレートにぶち込んでぶっ飛ばす」「そのまま挿入してぶっ飛ばす」ってな具合で、一気に精力を奪い去ってしまえば、もはや対策もへったくれもない。いかに強力な●どかちゃんといえども、圧倒的な実力の前に幼い体を打ち振るわせてしまうことになるはずだ。

　レベルの上で本屋を遙かに超えたとしても、彼女の脅威はまだ消えはしない。より高位の者の従者として、本屋ちゃんの特殊能力が使われることがあるからだ。その場合、彼女はただの雑魚キャラではなく、冒険者のデータを瞬時に読み取ってそれを主人に伝えるという役割を命じられている。いわば隠密だ。

　そうなれば、たとえ彼女を倒したとしても、そのフロアやステージのボスに冒険者の弱点などが筒抜けになってしまい、決戦が相当不利になったり、その冒険者向けのさまざまな罠が用意されたりするであろう。かなり先のステージなのに本屋ちゃんに出くわしたら、すぐに逃げなければならない。絵本に情報を読み取られる前に姿を隠さなければ、その先の冒険が不利になる。直接の敵としてだけでなく、隠密としてのの●か嬢には気をつけなければならないのである。

　…え？　フツーに敵キャラとして紹介してるって？　だって僕鬼畜だもん♪

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