OL3−6
二人同時に責めてもいいけど、身動きは取れなくなるし周りが見えなくなる。大勢のOL達の攻撃をけん制するのに却って不利になりそうだ。ここは一人ずつ相手した方が得策だな。
僕は上半身をひねり、腹筋を使って身を屈めてから起き上がった。その勢いで腰のOLを押し倒し、彼女のひざを立てて正常位で結合した。AVのフィニッシュは必ずと言っていい程この体勢なのだが、何かの陰謀だろうか。それはさて置き僕は一人のOLに集中して腰を突き立て続ける。
「ちょっとお!それはないんじゃ…」他のOL達が机に乗っかって来る。「おおっと!三人以上乗っかったら机がだめになっちまうぜ!大人しく見てろ!」「くっ…」
後ろからもう一人のOLがぴったりと張り付いて僕の背中に女体を擦り付ける。彼女達にできる反撃はそんなもんだ。後は周りから手を出す位だが…玉袋は僕の両足やOLの腰で隠れているし、大した事もできまい。
あっという間にOLは果てた。僕はすぐにくるりと後ろを向いて、背中に張り付いていたOLを捕まえると、さっきと同じ体勢で挿入した。
「よおし、そっちがその気なら、耐久勝負と行こうじゃないか。一人ずつ正常位で犯すがいい。だが連続してハメて貰うよ。」10人連続で挿入し続けられるか、それとも何人目かで出してしまうか…勝負だ!
三人目が背中に張り付く。正常位+背中へのオッパイ攻撃で組み合わさり続け、10人を連続で倒す勝負だ。これまでの経験から三人連続で挿入し続けても十分勝てるだけのレベルはあったが、10人分ぶっ続けでオンナの感触を味わい続けて射精しないでいられるかどうかは未知数だ。
とにかくそれでもこの攻撃を続けるしかない。締め付けながらペニスに絡みつく内ヒダの感触に抗いながら、そして背中のスベスベと乳首に伸びた指先に耐え抜きながら、一心不乱に腰を振り続ける。
二人目、三人目は難なくこなした。四人目も平らげた。精力値は半分以下…このペースだと10人まで持たない!何とか一人当たりの消費を抑えなくては!
5人目、6人目も同じように平らげる。3人バージョンを回復なしで連続して戦った気分だ。後四人も残ってるのか。
段々下半身が鈍い感覚に襲われて来た。腰を前後に突き立てながら僕は快感に翻弄され、左右にもだえ始める。しかしその腰の動きは前後左右回転と妖しさを増し、OLを一層強く悦ばせる事になった。7人目はさっきよりも早くイッた。残りは…後三人…
「ほらほら。ボヤっとしてんじゃないわよ!」続けざまにOLがしがみ付いて来た。僕は彼女を抱き締めながらペニスを挿入。OLは後ろに体を反らせ、全身に駆け巡る快感に身を捩じらせると、僕にすべてを委ねた。動かないまま自分のオンナの感触だけで僕を削り取って射精させる作戦なんだ。
一人消えればまた一人机に乗っかり、背中に張り付いて来る。前後に体を挟まれる感触もひっきりなしに続いた。ああ…段々限界が近付いて来る。後二人!
後ろのOLが前ににじり寄ってすかさず座位でペニスを納めた。手が首に回されてぎゅっと抱き締められる。リーダー格の女が僕の背中に女体を押し付けて快感をサポートする。僕は座位のまま激しく上下に動いた。僕の上半身は、胸もおなかも前後からおっぱいがこすれていて、全身がペニスのようにしごかれている。
僕にしがみついたまま絶頂したOLが消えて行くと、激しい運動で疲れ切った僕はそのまましりもちをついた。
「…しんがりは私だ。」腰に手を当ててキッと僕を見下ろす。彼女は僕に休む暇を与えず、僕をあお向けに押し倒すと女性上位で結合した。しかし彼女はペニスを飲み込んだまま動こうとしない。「私を満足させたければ動く事だ。じっとしていると私のアソコの感触がお前を気持ちよくさせるだけ。なんならこのままじわじわ締め付けたままで射精して貰ってもいいんだよ?」「くっそ…」
残り精力が心配だ。ほとんど限界に達している。ここで激しく動いたらその勢いで射精してしまうかも知れない…でもゆっくり動いてもなまめかしくペニスが揉まれて危ない…そうだ、残るはこのOL一人。手も空いている!
僕は腰をゆっくり突き上げながらOLの胸に手を伸ばし、指先で乳頭をカリカリと弄んだ。「んあっ!ずるい…愛撫つきなんて…」「な、何とでも言え…」「く…そっちがその気なら…」OLは動かない約束を破って腰をゆっくり回転させて来た。僕は突き上げながら乳首を徹底的に責めた。
「ああっ出る!」「あふう!もう…」OLがビクッと体を震わすと絶頂した。オンナが激しく収縮し、女体が快感に満たされた事を示した。そこに精液が勢いよく吹きかけられ、流し込まれて行った…
OLは放心したまま消えて行った。何とか僕の勝ち判定だったみたいだ。シーツが人間の汗と体液で変色し、じっとりと一面に濡れている。触れば液体がにじみ出る位に激しく愛し合ったんだなあ。
とにかく僕は勝った。10人バージョンを倒したなら、カードキーを手に入れられる筈…一体どこにあるんだ?誰もいない庶務二課のオフィスを見回す。ガラクタがあちこち散乱していて、それらしき物が見当たらない。
「にゃ〜ん♪」黄色いネコが近寄って来た。飼い主がいなくなって寂しくなったのか。「よしよし。お前は可愛いなあ。」「にゃー、ゴロゴロ…」不意にネコは課長の机に走って行って大きく背伸びをした。もしかして…
課長の机の引き出しを開けると、カードキーが入っていた。これで上の階に行けるぞ。オフィスを出ようとすると、後ろからネコが鳴いた。「…悪いけど、僕は先に行かなくちゃ行けないんだ。この部屋から出れば他にOLさんもいっぱいいるから、そこで飼い主を探しな。」「にゃ〜ん…」ネコがなついている。「…困ったな…」どうしよう…連れて行く訳にも行かないしなあ。ネコの頭を撫でながら考える。
「…オマエは優しいにゃ。」「!」いきなりネコが話し始めた。ネコはどんどん大きくなり、その姿形を人間に変えて行った。モコモコの毛皮がレオタード状になり、そこからスベスベの手足が生えて来る。「あたしはネコマタ。この塔でもずっと上の階に生息するモンスタータイプにゃ。」「なっ…!」「ここでニャンニャントラップを担当してたんだにゃ。」
僕は身構える。敵去ってまた敵か。しかもずっと上の階にいるモンスターだと!?
「あわてるにゃ。オマエはトラップもクリアしてるんだにゃ。さびしくなったネコを哀れんでくれたら何もしないで解放。邪険に扱ったら即犯すつもりだったにゃ。」「…。」「オマエはレベルが低い。そんな体で人外娘を抱いたらあっという間にイッてしまうにゃ。でもオマエは優しかったから見逃してやるにゃ。」「…ありがとう。」「さっさと行くにゃ。オマエが強くなってネコマタの階に来たら、その時は本気で相手するにゃ。覚悟するよろし。」「…よろし?」「じゃっ!」
ネコマタの体から煙が吹き出た。次の瞬間ネコマタはどこかに消えてしまった。
…。ここの女はみんな変だ。とにかく危機は回避できたって訳か。僕はカードキーを持って「立ち入り禁止」の張り紙のあるドアに差し込んだ。
「ピピッ…認証完了。ドアロック解除完了。ヒロシです。自分が好きになる女はみんな彼氏がいるとです。」
カチャリ。ドアが開いた。…音声付のキーシステムはいいんだけど、余計なのも入ってる気がするんだよなあ。
「気のせいです…気のせいです…(ふぇーどあうと)」
…。早くこの狂った塔から脱出しようと固く固く心に誓うのだった。
(OL3 クリア)