アマゾネス1−4
 

 ここは逃げやすいほうへ逃げることにしよう。海といっても僕は泳げないから、この小舟から転落したら一巻の終わりだ。アマゾネスたちの力強い泳ぎで追いつかれないとも限らない。前に逃げるったって、結局高い崖を上らなければならなくなる。ロッククライミングならアマゾネスたちのほうが数枚は上手だろう。逃げられはしない。あんな筋骨隆々の美女たち相手に男の力を見せつけるなんてのも絶対無理だ。女の力を見せつけられるだけだ。

 とすれば…逃げ道は左の海岸か。比較的なだらかだし、その奥の小道を駆け上がれば、何とかこの場をしのげるだろう。右は行き止まりっぽいな…そこからアマゾネスたちが出てきているから道はあるのだろうけど、岩ばかりで僕みたいな男では進めそうにない。問題は…アマゾネスたちの人数だ。数十人が僕めがけて疾走してきている。前方からも、左右からも、どんどん奥からアマゾネスたちが現れ、僕めがけて走ってきているんだ。もちろん左に逃げても、20人以上はいる女たちの集団に捕まらないようにして走り抜けなければならない。でも…どっちに逃げても大勢の美女たちをかいくぐらなければならないんだ。困難の度合いは同じ…ならば、逃げやすい道を行くのが正解というものだ。

 僕は左側の砂浜を全力疾走した。アマゾネスたちもそれにあわせて進路を変え、僕めがけて大勢で走りこんできている。ただ走っただけでは追いつかれそうだな。瞬発力も彼女たちは僕以上だろう。スポーツ全般で勝てないなら、頭脳で勝負するしかない。「うおおおおおお!」僕はあえて固まっている女の集団のなかに突っ込んでいった。

 もちろん力技で切り抜けるつもりはない。スピードに物を言わせて彼女たちの間をすり抜けるのも不可能だろう。僕の取る作戦は…これだ! 僕は彼女たちにぶつかる前にきびすを返し、右にそれて走った。アマゾネスたちは僕がまっすぐ突っ込んでくるものとばかり思っていたから、簡単には方向修正できずにまっすぐ進んでしまう。別方向から来た女たちも同様で、僕の進む方向とはほとんど反対に走ってしまう。

 何とか体勢を立て直して方向転換し、僕を追いかけようにも、あとからあとから仲間のアマゾネスたちが押し寄せてくるので、簡単には僕を追い直すことはできない。方向を変えようと走りにブレーキをかけた時点で、まだブレーキをかけ切れていない後ろのアマゾネスとぶつかるだけだ。結局、彼女たちはドミノのように後ろの女性が押し寄せていってつまずき、次々と転んで、起き上がろうとしたところへさらに別の女が倒れこんでくる有様となった。

 海岸は大混乱となる。長身女性の人だかりのおかげで、また混乱の砂煙に乗じて、彼女たちは僕の姿を容易には発見できなくなった。猪突猛進が止まらないのを利用した頭脳プレイだ。この隙に乗じて僕はどんどん走る。すぐそばの女性が僕の姿を見つけて掴みかかろうとするも、人の流れには逆らえず、捕まえようとしても前に押されてしまって転んでしまう。これなら何とか逃げ切れそうだ。

 ひとりのアマゾネスが僕に飛び掛ってくる。中には混乱を振り切って僕に襲い掛かってくる女性もいる。が、落ち着いて状況を見計らい、僕は腰を屈めてアマゾネスの股の間を潜り抜け、ひたすら走っていくのだ。そうすると飛び掛ってきた女性は砂浜に頭から突っ込んで、簡単には追い直せない状態となる。そうやってひとりまたひとりとかわしていき、ついに海岸の終点、大きくカーブする曲がり道に出た。

 「げっっ!!」目の前に広がる壮絶な光景に、僕は絶句した。僕が上陸した小さな海岸から見て、左端には岩陰があり、そのすぐそばには小道があって、その道の上り坂を行けば島の奥へ行けるようになっている。僕がここへ走りこんできたのは、この小道を上がって島の内部に潜入するため、そして目の前のアマゾネスたちをうまく撒くためであった。

 しかし、その小道の横、岩陰で見えなかった部分には、僕が上陸した砂浜の数倍はある広さの、大きな大きな海岸が広がっていた。そして…その海岸をほとんど埋め尽くす、ビキニアーマーの美女たちの姿が、そこにはあった。百人どころの騒ぎじゃあない。件の小道はというと、すでにずっと遠くまで人の列ができていて埋め尽くされており、とても通れるものではなかった。

 さらに悪いことに、このあたりにもなると僕めがけて疾走する段階でさえなく、前の人が走り終わってから自分の番が来る「待機」場に過ぎなかった。彼女たちは立ち止まっていて、そこへ不意に僕が姿を現した格好だ。これだけの人数がいっせいに海岸に集まっているということは、僕の存在に気づいて、島中のアマゾネスたちがほとんど全員ここに押し寄せたのだろう。小舟で海をゆっくり渡ってきている段階で見つかっていて、続々と島民が集まっていったところへ、のこのこと裸の男が上陸したというわけか。なんというマヌケな話なんだ!

 「う…うう…」僕はこれ以上走れなかった。アマゾネスたちが、僕がここにいる状況を理解するまで2、3秒もかからない。そしてその後にとるリアクションも決まっている。もはや僕の周囲には大勢のアマゾネスたちが完全に取り囲んでおり、背中には大きな岩。この岩を登ったところで岩の上にも何十人ものアマゾネスたちが待ち構えている。一生懸命アマゾネスたちを撒いてきたはよかったが、自分から絶体絶命の場所に足を踏み入れてしまったのだった。撒いてきたアマゾネスたちも自慢の脚力と体力でバランスを取り戻し、僕を追い直す体勢が整っている。

 アマゾネスたちは、前の人が走り出すのを今か今かと待っていたが、そこへいきなり僕が現れた。それは僕がここまで逃げてきたことを意味する。それならいまここで僕を捕まえればいい。アマゾネスたちの意向が固まった。瞬時にして僕は取り囲まれ、今にも一斉に飛び掛られようとしていた。…こうなったら破れかぶれだ。0.0001%の偶然に賭けて、彼女たちに突っ込み、この広い海岸を突っ切ろう。まぐれに偶然が重なって、捕まらないで走り抜けられる確率はきわめて低い。でももう理性で考えられるような状態ではなかった。

 「うわああああああ!」僕は長身女性たちの渦に突っ込んでいった。とにかく捕まらないようにして、女たちの間をすり抜け、逃げ切るしかない。これだけの人数、捕まったら一巻の終わりだ。まだアマゾネスの実力がどのくらいかさえ分からないのに。滑る女体を潜り抜けて、柔軟に体をよじれば、何とか群集心理の隙を突いて脱出できるかもしれない…望みは薄いが。

 「!」がしいっ!!! いきなり僕の正面に大きな女体が立ちふさがり、すり抜ける余裕もなく抱きかかえられてしまった。まるで相撲のように正面から取り組みあった格好だ。勢いをつけた男の全力疾走を、筋肉質のアマゾネスは全身で受け止め、取り押さえてしまったのだった。筋肉でごつごつした肢体と、ところどころでつぶれるやわらかさと、女性特有のスベスベした感触が僕の全身に襲いかかった。走り出したは良いが、一瞬で僕は捕まってしまったのだ。まぁ普通はこうなるよなあ。

 すかさず数人が僕を取り囲み、人の波で僕の体がつぶれないように連絡を取り合って、数人がかりで僕を捕まえてしまった。正面の女性ががっしり僕を抱え込み、後ろから羽交い絞めにされる。左右の手首も別の女性に掴まれ、僕は身動きが取れなくなった。やっぱり捕まってしまったという感じだ。さっき取り囲まれたとき、僕は半ばあきらめていたんだ。

 周囲から人が押し寄せるが、それぞれに連携して力をセーブし、僕が押しつぶされないようにしてくれた。それでいてほどよい密着具合で、僕は拘束されたまま360度包みこむ女体の感触を刻みつけられることになった。お互いに協力し合って、アマゾネスたちはビキニを取り外し、どんどん全裸になっていく。僕を拘束している女性たちは周囲のアマゾネスによって裸になった。

 獲物を捕まえるまでは「狩モード」すなわちビキニの鎧を携え、筋肉を出し切って追いかけ、ねじ伏せ、まさに男勝りの力技で挑んでくるが、捕まえてしまってじっくり調理する段階では、そうした戦闘モードは影を潜める。アマゾネスたちもそうだった。彼女たちは、僕を拘束するに必要な最低限の力を出し、あとは脱力して自然な体になった。すると隆々とした体つきではなくなり、全員がなんとも言えぬ女性的な体つきになるのだった。

 力を入れれば、たしかに腹筋が割れ、腕の筋肉が盛り上がり、自転車選手のようなごつごつした脚になる。胸筋も発達しているから、大小さまざまな個性ある乳房の周りも硬くなる。しかし、それはあくまで狩の運動をするときだけであって、狩ってしまえば調理には別の武器が必要となる。そのため彼女たちは、自分の意志で常人以上に筋肉をコントロールできるよう、訓練されている。

 種馬を射精させるためには、ごつごつした体よりは、しなやかな肢体のほうがいいから、必要最低限以外は力を抜き、女性特有の皮下脂肪を前面に出す。その結果、体つきがやわらかくなり、スベスベでふにふにした全身を男に押しつけることができる。種馬を効率よく利用するには、体全体で精を搾り出す工夫が必要であることを、彼女たちは伝統的に受け継ぎ、よく理解しているのだ。

 僕を取り囲むアマゾネスたちの体も、瞬時にして変化した。別人ではないかと思えるくらい、体格が変わってしまうのだ。硬かった腕はふよふよになり、僕を抱きしめながら優しく包み込む。ふとももも華奢になり、女性らしいふくらみで僕の体をスリスリしてくれる。乳房は柔らかい範囲が広がって、どこまでもめり込む勢いだ。おなかもシコリがなくなって、きめの細かい柔肌が僕に密着し、皮膚細胞が吸盤のように吸いついてしまっている。

 つまり彼女たちは、獲物を完全に捕らえ、いよいよ本領を発揮するというわけだ。僕は彼女たちが力を抜いたので、その隙に逃げられないかともがいてみたが、さすがにここまで全身包み込まれてしまっては身動きが取れないし、力ずくで何とかしようとすると腕の筋肉だけを盛り上げて僕を拘束してしまう。絶体絶命に変わりはなかった。

 正面で僕を抱きしめていたアマゾネスの腰がなまめかしく動く。僕の細い両足は彼女の両足の間に完全に挟まっており、上半身は、まるで水泳選手のような肩幅の広い両腕に抱きすくめられてしまっている。ペニスはちょうどアマゾネスのオンナのまん前で密着していた。そこへ彼女が腰をゆっくり持ち上げ、巧みに内部へとペニスをいざなっているのだ。

 「ああああ! やめろお!」僕は必死で腰を引いたりして抗ったが、前方からは肩ごと抱きしめられてしまっているし、後ろもしなやかな女体に羽交い絞めになっていて背中をオッパイが滑っている。ようやく動かせるのは両足だが、それも前のアマゾネスの股の間で踊る程度の範囲だった。腰を引いても後ろの女性が僕のお尻を押してペニスを突き出させる。

 ほどなくしてペニスは完全にオンナに埋没した。周囲の随意筋だけを使って、彼女の腰周りを筋肉隆々にすることなく内部の筋肉だけで、オンナの締めつけをパワーアップさせる。つぶされてしまいそうな圧迫の中で、やわやわした中の肉が随意筋で動き回り、ペニス全体が揉みしだかれた。「さあ…子種を出すのだ。」アマゾネスは僕を抱きしめたまま、腰だけをグラインドさせてきた。受け身の立位で結合したペニスはアマゾネスのオンナでこねくり回され、ゆっくり膣の動きに合わせて回転している。

 強い快感が腰から全身に広がっていった。オンナの蜜がペニスに絡みついて、締めつける圧迫と内部での動きをことさらにスムーズにしていく。ゆっくりした腰の回転運動は徐々にスピードを増し、また回転する直径も徐々に大きくなっていった。その間も後ろからは乳房が押しつけられこすりつけられているし、両手は塞がれている。後ろの女性も羽交い絞めをやめて、前の女性と連携して僕の体を前後から抱きしめてくれた。

 「あふっ…もう…」アマゾネスが腰の動きを止めた。小刻みに震える女体は、顔を真っ赤にして快感に我を忘れている。僕は小刻みに腰を前後させ、オンナ内部を小突いてやった。「あっ!!! だめえ…だっ!」アマゾネスは大きくのけぞり、僕を強く抱きしめたまま絶頂を迎えた。ほどなくして彼女は消えていく。じつに短い時間で、アマゾネスは敗北を喫してしまった。

 分かったぞ。このステージが人数に関係なしの設定になった理由! アマゾネスは、じつは単体では非常に弱いのだ。男に慣れていないからだろう、いきなり挿入してはあっという間に果ててしまう。ひとりなら、レベル1でも倒せる程度の相手なんだ。これなら、現代っ娘のほうがはるかに強い。それなりの経験があるからね。じらすテクニックもあるし、心理作戦で責めることもできる。だがアマゾネスの場合、あまりにも直情的で、すぐに本番挿入してくる。さすがにフェラや手コキのテクニックは心得ているだろうけど、それを駆使する機会はほとんどなく、いきなりオンナで勝負を仕掛けてくるのだ。それでいて防御力が非常に低い。精力はそこそこあっても、やはり短時間で絶頂してしまう。

 アマゾネスは、女だけで暮らす部族だ。繁殖期に男をさらってきて種馬とし、伝統を維持してきた。だから、男を犯す技術は訓練されているだろうけど、また道具などで挿入時の締め方なども学んでいるはずだけど、快感から身を守る訓練は受けていない。その必要がないからだ。自分の快感がどうであれ、種馬の子種を奪えればそれでいい。だから彼女たちは、男を射精させるための訓練は受けていても、自分がイかないようにする面では普通の娘よりもはるかに劣る。繁殖期以外では男を見ることすらない生活だから、精神面でも相当弱体化されているに違いない。

 種馬が一方的に受け身なら、それでも部族を維持する程度の精は手に入るだろう。枯渇するまで抜きまくることも可能だ。しかし、相手が抵抗して、快感攻撃をくり出すような、セックスバトルの状況においては、アマゾネスたちは簡単にダメージを受け、どんどん倒されていってしまう。勝負には向いてないんだ。

 だからこそ、彼女たちは徒党を組む! 1人だの3人だのの少人数で男を襲うのではなく、最低10人以上のグループになって、息の合った連携プレイで男を組み伏せ、抵抗できないようにしてから、動けないようにしてから、じっくり集団で精を搾ろうとするんだ。だからこの島ではアマゾネスたちは一気に何十人と群がってきたというわけだ。そしていまは、島中の数え切れないアマゾネスたちが、僕ひとりめがけて群がってきているというわけだ。

 気づいたときにはすでに遅かった。いくらアマゾネス単体が弱いといっても何百もいる女性を相手に全員倒すことは不可能だ。いまの自分に使える全体攻撃は、簡単な百烈愛撫程度。これでは全員には届かないし、与えられるダメージも限られる。そもそも運動で何一つ敵わないような長身女性相手に力技など通用するはずもない。全部受け止められてしまうことだって十分にありうるし、しかもいまの包まれた体勢からこの技は出せない。

 アマゾネスが絶頂を迎えると、すぐに別の女性が立位で挿入してきた。一人一人は弱くても、こうしてひっきりなしにオンナに包み込んで腰を使い続ければ、いずれは僕を射精させることができる。何人絶頂しようと、いくら消えても、焼け石に水の絶望感が僕の中で渦巻いていた。それに、防御力が低い女戦士たちも、連携プレイと長年の訓練により、相当高い攻撃力を有している。彼女たちのなまめかしい腰使いに、僕は気の遠くなるような快感にうめくしかないのだった。

 彼女たちは瞬時に役割を分担し合い、的確に僕を感じさせてくれる。さまざまな締め方が可能で、一人一人個性あるオンナを味わうことができる。それこそがアマゾネス軍団の高い攻撃力の秘密であり、男を簡単に射精に導く技術なのだ。力をあわせればなんとやら、防御力の低さなど物ともしない見事な連続挿入攻撃だった。

 ゆっくり大きく腰を前後させる女性もいれば、小刻みに出し入れするアマゾネスもいる。大体一分程度で、僕のペニスの感触に自滅していくのだが、締め方も愛液の量もヒダの感触も、立位ながら腰の使い方も、千差万別のバリエーションがあった。これだけ甘美な攻撃をくり出せるのも、ひとえに彼女たちの訓練の賜物であった。相手は簡単に果ててくれるが、こっちはそのバリエーション豊かなオンナをひとりで、ひっきりなしに、連続で味わわされ続けているのだ。最低500人いるとして1分で果てるなら、全員倒すのに8時間以上かかる。その間こんなに熟練したオンナを味わい続けて一滴も出さないというのは無理があった。

 まだ30分も経っていない。これでは相手が減ったという実感はまったくなかった。それでいてこっちの精力は限界にきている。後ろで僕を抱きしめる担当のアマゾネスもどんどん交代し、いろいろな形や大きさややわらかさの乳房を背中に滑らせてくる。そのいやらしい動きはたえず僕の全身を包み込み、さすり上げ、補助攻撃ながら相当の効果を発揮していた。

 前方の立位攻撃も変化に富んでいる。一人一人は単調な動きながら、次の女性になると責め方が変わるので、いつも新鮮な快感を送り込まれ、オンナの感触に慣れることがなかった。それが精力をいやがおうにも激減させていく。立位ひとつでこんなにも幅が広いのかとあらためて驚かされた。いま僕に抱きついている女性はあえて動かず、たっぷり蜜を滴らせて締めつけ、オンナの感触をじわりと送り込んできていた。

 次の女性はお尻を向けての挿入。グリグリ腰を回転させるとお尻のスベスベが僕の腰をいやらしく滑りまわる。次の小柄な感じのアマゾネスは完全に僕に乗っかって駅弁に近い立位で飛び跳ねてくれた。「ああ…もう出そうだ…」僕は立っていられなくなり、ひざがガクガクする。すると後ろを支えるアマゾネスが二人になり、半ば僕を持ち上げるような感じで無理矢理に立たせるのだった。もちろん腰を引くなど許されず、たえず僕の体はえびぞり状態でペニスが前方にさらけ出されるのだった。そして容赦なく次のアマゾネスが立位ではめ込んでくる。

 次のアマゾネスがペニスをゆっくり優しくオンナでしごき上げ始めると、僕は限界を超えた。カリをこすり上げるヒダのくすぐったさが決め手となり、僕は耐えてきた快感に負けた。強烈なくすぐったさが全身を走った次の瞬間、体液がアマゾネスのオンナに放出された。アマゾネスは僕の顔を覗きこんで優しく微笑むと、ぐっと根元までオンナを突き出してすっぽり包み込み、ペニスが脈打つ律動感を体で愉しんだ。

 それでもアマゾネスは離してくれない。イキ終わったペニスは萎える暇もなく、オンナにかき回され続けた。出したばかりの強烈な快感と倦怠感が全身を包み込む。しかしツユが多くねっとりと絡みつくような締め方に変貌したオンナが、射精後の疲労感を吹き飛ばしてしまった。出したばかりのペニスに対応した締め方も、彼女たちは心得ているのだ。そうやってアマゾネスは、種馬から死ぬまで精を搾り続ける。

 もはや女たちはイっても消えることはない。こっちの負けが確定したからだ。そこからが、アマゾネスたちの本領発揮だった。彼女たちは絶頂しても消えることなく、ペニスから精を搾るまでは絶対に結合を解かない。こちらが射精するとすかさず別の女性が抱きついて、例のツユだくでペニスをかわいがり、萎えさせる隙を与えない。そのうち僕のほうが性欲の塊となり、出しても出しても鎮まらない体になっていく…。

 海岸にはまだ数え切れない女たちが、全裸で自分の順番を待っている。もし一巡りしても、体が疼いたアマゾネスたちが僕を解放するとはかぎらない。8時間以上かけて休まず脈打ち続けても、この凄艶な宴は終わることがないんだ。

 そのうち時間の感覚もなくなってくるのだろう。永遠に快楽だけを味わうことができる世界に、僕は正式に招待されたのだ。それなら、この全身をかけめぐる強烈な快感に酔いしれ、自分を忘れてしまってもいいじゃないか。。。

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