アマゾネス2−2


 やっぱり謝ってしまおう。自分の好みがどうあれ、女の子を傷つけて泣かせてしまったのは事実だし。

 「いや、その、さっきは本当に悪かった。つい口が滑ってしまった。ごめんなさい。すみませんでした。」深々と頭を下げる。

 「えっ…」「…あれ?」アマゾネスたちはきょとんとしている。いちばん驚いているのはナルミのようだ。まさか僕が反省して謝ってくるなんて夢にも思わなかったのだろう。

 「なっ、なによ! いまさらあやまったって…ゆ、許さないんだからね!」顔を真っ赤にしてナルミは目をそらした。「そんなの…許さないんだから…」

 ナルミは斜め下を見て照れまくっている。そこに隙ができた。正直謝った後の展開はあまり予測できなかったが、まさかこんなに驚かれるとは。とにかく、ナルミの周囲なら逃げられそうだ。ここから突破して、なんとかアマゾネスの包囲網を切り抜けなければ。

 僕は思い切って全力疾走。ナルミの横をすり抜けた。「ええっ!!?」アマゾネスたちは二度びっくり。とっさに何が起こったのか理解できず、その場に立ち尽くしていた。それもそうだ、男がしおらしく謝ったかと思いきや、いきなりナルミの横をすり抜けて包囲網から抜け出してしまったのだから。とにかく、アマゾネスたちに囲まれてピンチだった状況は打開できた。

 「…あっ!」「逃げたー!」「追えー!!」やっと気付いたアマゾネスたちが追いかけてくる。僕との距離はおよそ200メートル。普通ならものの1分で追いつかれる距離だ。相手の脚力や体力は半端ではないからな。が、どうやらおツムの方は…

 とにかく敵集団は茫然自失数十秒間、その間に僕はぐんぐん彼女たちと距離を離している。しかし彼女たちの体力からして、このままでは追いつかれてしまうから、頭を使って何とか撒くことにしよう。

 と、右手少し下ったあたりに洞穴があることに気がついた。よし、あそこに逃げ込んで隠れよう。僕はさっと身を隠すようにほら穴に逃げ込み、見つからないようにして逃走経路を探した。ほら穴は奥に続いている。どうやら定番のごとく、先はいくつかに枝分かれしていそうだ。これをうまく利用すれば逃げ切れるかもしれないな。

 「…しまった…」行き着いた先は行き止まりだった。広い空間が開け、たくさんの木の箱が置いてある。何かの貯蔵庫のようだった。まずいな、これでは逃げ場がない。

 しかし、かすかに風が通っている。だからこそ抜け道があると思って先に進んできたのだ。絶対にどこかに穴があいているんだ。たぶん、それは人が通れないような空気穴なのだろう。遠くから足音が聞こえてくる。僕がここに逃げ込んだと思ったアマゾネスたちが追いかけてきているんだ。どこかに道はないのか。とにかく必死に探すんだ。

 「あった!」叫ぶと同時によじ登っていた。情報に小さな鉄格子がある。岩を登ればたどりつけそうだ。僕は鉄格子をこじ開け、その上に登ってみた。狭い通路が奥まで続いており、空気が通りぬけている。「よかった、通風口が広かった。」

 勝算は多少あった。貯蔵庫なら、カビなどの害を防ぐために、それなりの空気穴が必要だ。自然に頼るだけの小さな穴では十分ではない。人工的な通気口があった方が効率がいい。思ったとおり、なんとか通れる通路が、ほら穴の上方に掘られていたのだった。

 それにしてもやはり狭い。空気の通り道であって人を通すものではないから、ほふく前進でなければ進めない。何とか肘と膝をつけての四つん這いの態勢をとることができる広さだ。左右の幅はかなり狭く、ややもすると自分の体がつっかえてしまいそうだった。

 それに、人工的に作られているせいか、通路はあくまでまっすぐで、上下左右が丁寧に磨かれていた。つるつるの通風口だ。少し先に光が差し込んでいて、僕の周囲は真っ暗でもなかった。この先にアマゾネスがいなければ僕の勝ちだ。

 「!」僕の期待は完全に裏切られた。「いたぞー!」光の先に人影ができた。それも一人や二人でなさそうだった。しきりに話し声や叫び声が聞こえる。彼女たちは偶然に僕を見つけたのだろう。集団で洞窟の周囲を捜索していて、通気口を見たら僕がいたというわけだ。

 だめだ、このままでは捕まる。僕はズリズリと後ずさりして元の通気口を後ろ向きに戻っていった。

 突然両足首が女手にがっしり捕まれた。すべては遅かったみたいだ。貯蔵庫の鉄格子から大勢のアマゾネスたちが上ってきて、僕の後ろからも追いかけてきたんだ。

 外からもどんどんアマゾネスが列をなして通気口を這ってくる。後ろは見えないが、おそらく同じように女たちが列をなしているに違いない。完全に袋の鼠だった。

 こうなったら、逆に前に進んで、迫りくるアマゾネスたちを素早い手つきで瞬殺しながら突き進むしかない。狭い通路だから、前には一人ずつしか並ぶことができない。そこを逆手に取るんだ。

 ぐいっ! 足首が強く引っ張られた。「うわっ!」僕はの勢いで手足を伸ばしてうつぶせで倒れこんでしまった。その隙に前方のアマゾネスが僕の両手首をつかんだ。前後から僕は女たちに完全に捕まってしまった。

 「やっと捕まえた。覚悟するのね。」足首をつかんだのは麻里亜のようだった。セクシーな声でクスクス笑っている。もう完全に勝った気でいる…しかしそれは根拠のない自信ではなかった。

 ぐるん! 前の従者アマゾネスと後ろの麻里亜が息を合わせ、一気に力を込めると、一瞬で僕の体はあおむけになってしまった。ものすごい力技だ。

 さらに麻里亜は僕の体を持ち上げながら下に滑り込んできた。僕の肩が持ち上げられると、麻里亜の体はすんなりと僕の真下に来てしまった。そして羽交い絞めにするようにぎゅっと背中から抱き締めてきた。

 僕の手首をつかんでいたアマゾネスが手を離し、合図を送ると、どんどん後ずさっていく。前方にできていた列がなくなった。

 「さあ、いっぱい感じてもらうわよ。アマゾネスたちの魅力と、姉属性の癒し愛撫、そしてナルミの言葉責めを、ね。フフフ…」麻里亜は下から上半身をくねらせ、乳房を押しつけながらぐにぐにと僕の背中を愛撫してきた。すべすべの両手が僕の上半身を滑りまわり、ぞくぞくとした快感を送り込んできている。おまけにその唇が僕の首筋に吸いつき、ちゅうちゅうといやらしくあちこちを吸ってくれていた。

 ペニスは女敷布団の甘美な感触とこなれた愛撫攻撃に敏感に反応し、狭い通風口の中でそそり立ってしまっていた。麻里亜はそれでも、ペニスには指一本触れずに、上半身は手で、首は口で、背中はおっぱいで、足は太ももで、ペニス以外をまんべんなくかわいがっている。

 「なっ、なによ! そんなに汚いものを大きくしちゃって! それもお姉ちゃんの体で! 最っ低!」足もとからナルミの声がする。ぐいっと麻里亜が僕の肩を押すと頭が持ち上がり、ナルミの姿を見ることができた。ナルミは顔を真赤にして目をかすかにうるませながら、怒った表情で僕を見据えている。

 「別にアンタのコレなんか気にしてなんかないけどねっ、その…精を絞る儀式のためで、そんなふうに思ってるわけじゃないんだから。だからおとなしく絞られなさいよ。」ナルミはやさしくペニスをつかむとゆっくり上下にしごいた。「なっ、そんなにビクビクしちゃって。なに悦んでるのよばかっ。アンタなんて、わ、わたしの手で…あっ!」

 さっき穴から出ていったアマゾネスたちが再び戻ってきた。さっきは”僕を捕まえる“目的でこちらに頭をむけて穴に入ってきたのだが、今度は”僕を射精させる”目的で、足をこちらに向けて列を組んで迫ってきていた。この展開はどうやら成美にも予想外だったらしい。

 「ま、まさかほかの女に入れて感じちゃうんじゃあないんでしょうね!? 節操くらい持ってよね!」「そ、そんなこといったって…」僕は麻里亜に拘束されて脱出できない。入れずに済むならその方がいいに決まってる。「だったら萎えれば入らないでしょ! べっ、別にアンタが誰に入れようと私の知ったことじゃあないけどね、私の前でふしだらなことしないでよ、いやらしい!」「んなムチャな…」だからツンデレは嫌いなんだ。時に理不尽だ。

 そうこうしているうちに、アマゾネス集団の一人が僕に覆いかぶさった。今度は方向を逆にしたので、すぐにでも挿入が可能だった。精神を集中させてペニスを萎えさせようとするも、なえかけると麻里亜とナルミの愛撫+手コキで立たされてしまうのだった。

 アマゾネスはあっさりとペニスを飲み込んでしまった。力技を得意とする女戦士らしい、強い締まり具合だった。僕の体は上下を女丈夫にサンドイッチされての、完全に受け身の挿入の体勢となってしまった。

 僕を挟み込んで三人が重なると、上下左右がみっちりと詰まってしまう。これでは下から激しく突き上げる攻撃はできない。それでいて上下のアマゾネスたちの小刻みな動きや息遣いだけで、上下の女体が柔軟に僕の体を揉み、さらにペニスへの締まり方が変幻自在に変わり、甘美な刺激を送り込んでくる。

 僕の手の甲は麻里亜にがっしり捕まれ、指と指の間に彼女の指が絡みついてきている。そしてぐいっと床に引っ張られ、やさしい女手に包まれてしまっていた。したがって手による愛撫攻撃も封じられていることになる。

 女たちは絶妙にうごめきながら、体を前後にすべすべとゆすり始めた。僕の全身は女体全体で上下挟まれたまましごかれている。僕の体につぶれた乳房がいやらしく押し付けられたまま滑って行き、滑らかな刺激とともに僕の精力を容赦なく削り取っていった。

 「な、なによ! ほかの女でそんなに感じちゃって! 馬鹿みたい! 誰にでも欲情するけがらわしいモノなんて、こうしてやる!」ナルミは両手指先で玉袋や会陰を愛撫し始めた。それが強烈にくすぐったい快感を醸し出し、僕の下腹部から全身にいびれるような心地よさが広がっていった。

 「アンタにいい思いをしてほしくてやってるんじゃないんだからね。あくまで儀式よ儀式! さ、触りたくて触ってるんじゃないんだから! 誤解しないでよね!」そういいながらも、訓練を重ねた指先の魔術がものすごいスピードで下腹部全体をくすぐり、撫でまわし、ピンポイントで性感神経を刺激し続けている。

 足の付け根から玉袋、会陰へと滑るようにくすぐる指先は、じんじんと痺れるような快感を僕に味わわせるよう計算されていて、ペニスへの快感を何倍にも高めている。カリカリとひっかくように玉袋の付け根がコロコロされると、急に射精感が高まってしまう。これを抑えるのに必死にならざるを得なかった。

 「好きでこんな汚いのを触ってるんじゃないんだからね。そんなに悦んでんじゃないよ! でも…それって私の指で? それともこの女の膣? って、なに言わせんのよ! いい加減にしてよ!」「…。」

 反撃ができない以上、僕は全力で踏ん張り、できるだけ精力を消費しないようにすることに専念した。アマゾネスは、攻撃力は相当高いものの、単体での総精力は極めて小さい。つまり簡単に絶頂を迎えてしまう。だから、ここで踏ん張っていれば、いずれ挿入中のアマゾネスが耐えきれなくなって自滅してしまうはずだ。実際、結合しているアマゾネスの意気は荒く、いまにもイッてしまいそうだった。あと少しだ。こうやって敵の自滅を誘い続ければ、もしかしたら活路も開けるかもしれない。

 麻里亜はすべすべと全身をゆすって僕に女体のやわらかさを刻みつけながら、僕の両手の自由を奪い、指の間にしなやかな指を挟み込んで、僕の手の甲をしっかり握りしめている。そうやって羽交い絞めにされると、アマゾネスの力に対抗できない僕は、もう身動きが取れなくなってしまう。

 僕は麻里亜を敷布団にしながら、あおむけでアマゾネスたちの挿入を受け入れ続けた。女たちは次々と僕に覆いかぶさって、ペニスを自分の膣に収めていく。ひとりひとりが微妙に違う感触。細かいひだの数や締め方、吸い上げられる方向まで個性がある。飽きることのない刺激にペニスは常にダメージを受け続けた。

 しかし敵も相当に弱かった。こちらが踏ん張っていれば、ダメージはある程度軽減できるし、残り精力もそれなりにある。気を抜かなければなんとか耐えきれそうだった。そうして、敵たちはどんどん自滅していくのだ。ペニスを力ませての防御は、硬さをアップさせ、同時に攻撃力の増強にもつながっている。

 その上、ほとんど身動きが取れない中ではあるが、細かい動きなら取ることができる。小刻みに全身をゆすり、腰をねっとりと揺り動かすことでも、敵へのダメージは相当なものだった。もともと攻撃力の高い僕の動きだから、総精力の小さいアマゾネスたちはひとたまりもないのだ。

 ひとり、またひとりと、アマゾネスたちは果てていく。

 それでも、こちらのダメージも決して楽観視はできない。上げ挟まれての女体圧迫は、全身に女性のやわらかさや弾力を感じることになり、さらに上からも下からもズリズリと女体がこすれていくのだから、すべすべの感触を刻みつけられることになる。そこへひっきりなしに膣が襲い掛かっているのだ。

 きわめつけは、ナルミの指先攻撃である。すべすべした手のひらが僕の内股を撫でさすり、手の甲で玉袋を撫で上げたかと思うと、しなやかな指先がコロコロとくすぐってくる。会陰にも彼女の指が容赦なく襲いかかり、腰部分のくすぐったさをジワリと高めている。

 敵が全滅するまでもつかどうか、微妙な情勢だった。アマゾネスたちの列は途切れることなく、消えては次の美女が覆いかぶさってくる。そして巧みに全身をゆすりながらペニスを責め続けるのである。

 僕は呼吸を整え、しっかりと踏ん張って、脱出方法を考え続けた。アマゾネスが消えた後交代で挿入するまで、わずかに隙ができる。インサートまでは上部分に隙間ができるから、その一瞬で両足を上げてしまえば、ブロックできるのではないか。

 アマゾネスがイッた。消えた瞬間次の女体が滑りこんでくる。その一瞬で、僕は両足を持ち上げ、狭い中をひざを曲げて次のアマゾネスの挿入に抗った。

 しかし、女の太ももが僕の足をぐいっと押すと、その強い力で僕の足が押し戻されてしまう。ナルミも僕の足をつかんで引っ張り、こちらの抵抗をあっさりと元に戻してしまった。「なによ、そんな抵抗で逃げられると思ったの!? 馬鹿にしないでよ!」

 「待って。このままではいたずらに兵を消耗するだけのようね。彼にまだ抵抗する気力がある以上、こっちも無駄に挿入して自滅し続けるのは避けないと。」「ふう、ん。こんなに大勢の女としても、まだ出さないでくれるんだ。そ、そんな私のために残しおかなくっても、関係ないもん…」

 アマゾネスたちが後ずさっていく。連続挿入の作戦が中止になったようだ。僕は穴の出口を確かめるために顔をそらした。全裸の女たちが、さっきと同じようにこちらに頭を向けて這ってきている。

 はじめは僕を捕まえるために、僕の方めがけて這ってきた。僕が捕まった後は、連続挿入するために、後ろ向きで僕に這ってきた。そして今、再び僕の方に頭を向けてアマゾネスたちが近づいてきている。

 「!」わかったぞ。敵が何をしようとしているか。このままでは絶対にまずい。相手はシックスナインや手コキで攻撃してくるつもりなんだ。それならこっちの反撃はクンニだけになる。与えられるダメージもペニスの時より小さくなる。その上麻里亜に頭部を固定されでもしたら命取りだ。よしんば時間をかけてアマゾネスを倒しても、次々同じ大勢でシックスナインに持ち込まれる。その間は膣ではなく女手や舌でペニスがいじめられ、ぐんぐん精力を消費してしまうことになる。まずいことになった。なんとか脱出しなければ。

 狭い空間で上下密着、か。…。よし、あの手を使おう。

 「くっそ、離せ、このままローション密着にさらすつもりか! そうなったら…とにかく離せ!」

 「ふっふふふ…ローションね。」「持ってるわよ。」「自分から弱点を言うなんて、キミも浅はかねえ。」アマゾネスたちは連絡を取り合い、特殊な植物から採れるぬるぬるの液を取ってこさせるのだった。…浅はかなのはお前らの方だ。

 「待って!」麻里亜がアマゾネスたちを制止する。「密着空間でのローションはまずいわ。滑りがよくなれば逃げられてしまう。ここは私の指示に従え!」「おねえさまがリーダーなんだから、勝手な行動は慎みなさいよ!」「はっ、申し訳ございませんでした!」「さっきの作戦で行くわよ。」

 ちっ。麻里亜はローションで滑りがよくなれば挟み込んだままにできないことを見抜いた。「…くやしい? そんな簡単な心理作戦に引っ掛かるようでは、指揮官は務まらない。私にそんな浅はかな手は通用しないわ。」「くっ…」

 敵の方が一枚上手だったようだ。あえて男を弱体化させるローションを塗りたくらせることで、滑りがよくなってすぽんと女体のサンドイッチから抜け出す作戦だったが、指揮官たる麻里亜には通用しなかった。あっさりとこちらの嘘を見破られた。

 アマゾネスがシックスナインの体勢で僕に覆いかぶさった。「ナルミ。おしゃべりはもういいから、玉の様子をじっと見ていなさい。」「はい、おねえさま。」「ここでフェラ攻撃をすれば天井に頭をぶつけることになる。手で悦ばせるのよ。」

 アマゾネスはペニスをやさしくしごき始めた。やわらかい手がむっちりとペニスをつかみ、ゆっくり上下する。根元から先端にかけて絞るように手をすぼめてペニスをこすりあげるしなやかな動きは、訓練を積んだ熟練の動きだった。

 単調だがリズミカルな女手の動き。しかしその単調さが、波のような快感を紡ぎだしペニスに大ダメージを与え続ける。コンスタントな快楽が腰から全身へと広がっていく。僕の精力は確実に減少していった。

 こちらはクンニで反撃。もともと性欲を抑えきれないアマゾネスは、どうしても欲望に負けてオンナを僕の顔に押しつけてくる。僕は素早い舌先でオンナをこれでもかと舐めつくしてやった。それなりの経験を積んだ僕の舌も、相当な攻撃力を誇っている。

 肌の擦れる音と、液体の音、そしてアマゾネスの悩ましい声だけが、狭い洞窟に響いた。ナルミはさっきと同じように内股をかわいがりながら、じっと僕の玉袋を見つめているようだった。時折すべすべと撫でさすっては、内部にため込まれた精子を快感に押し出してしまおうとしてくる。補助攻撃ながら、彼女の手もまたダメージが大きい。

 やがてアマゾネスは僕の舌技に悶絶して果てた。やはり挿入していた時よりも時間がかかる。それでいて女性特有のすべすべの手によるダメージは決して小さくはない。

 すかさず次のアマゾネスが覆いかぶさり、ペニスを両手でつかんで激しくしごきあげてきた。ナルミと合わせて、ひっきりなしに二人分の女手が僕の腰周りに襲い掛かり続けていることになる。

 両手に包みこまれたペニスは、さっきとは違う力強い動きに翻弄され、ぐんぐん精力を削られている。乱暴でありながら、しなやかな弾力を持った手に包まれ、精液が絞り出されてしまうような、しびれる快感を体内に送り込み続けている。

 やがて二人目がクンニに撃沈すると、すかさず三人目が相手となった。彼女は軽く指先でカリのところをつまむと、ものすごいスピードでコスコスとしごきあげてきた。指の腹が小刻みに敏感なところをこすりあげ、先っぽの感じやすいところだけを狙って猛スピードで摩擦し続けている。しごくというよりは高速で撫で上げる感じだった。

 「うああ…」思わず声が漏れてしまう。激しい動きに腰の奥がとろけてしまいそうだった。気を抜いてしまえば腰の感覚がなくなり、強烈な射精感と共に快感に打ちふるえていただろう。

 次の娘は手首のスナップを利かせる激しい手コキだった。さらにその次の美女は指をバラバラにして根元から先っぽまでまんべんなく責めた。その次は左手で亀頭を絞りつつ根元に小刻みな手コキ攻撃。次に交代すると乳を絞るような手つきでモミモミされた。どれも絶品な手コキだった。

 ひっきりなしにしごかれ続け、女のしなやかな手に悶絶し続ける。精力は目減りし、玉袋が限界の疼きを示した。

 「! おねえさまっ!」「くすくす。そろそろね。」

 初めてナルミが動いた。彼女がのしかかってくる。「さあ、さっきまでさんざんひどいことを言った罰を受けてもらうわ。ナルミの体で反省してもらうわよ。」

 ナルミはあっさりとペニスを膣に飲み込んだ。ひっきりなしの手コキで痺れきっているペニスが、オンナの圧迫に改めて敏感に反応し、会陰の奥まで強い快感が突き抜けた。

 ナルミはペニスを締め上げながら僕の首を抱きしめ、耳元で甘い声でささやく。「…好き。本当はあなたが大好きなの。恥ずかしくって本当のこと言えなくって。…いろいろ言っちゃって、ごめんね?」

 「あふっ!」脳天まで痺れる。限界を迎えていたペニスが強く疼く。体の奥がくすぐったくなり、強い快感が全身を支配した。この感覚は、射精直前の至高の瞬間に他ならなかった。だ、だめだ、ガマンしなくては…射精しては…いけないっ!

 僕の踏ん張りもむなしく、もぎゅっと収縮するナルミのオンナがペニスを絞りあげると、僕は自分の体内の反応を抑えることができなくなった。「ああっ、ナルミ…っ!」

 僕は彼女の体をぎゅっと抱きしめていた。麻里亜はとっくに僕の手を離している。僕とナルミをやさしく抱きしめながら、二人が同時にイクのを後ろから見守ってくれていた。

 精液は脈打ちとともにナルミの膣内を満たしていく。僕は完全に脱力し、姉妹に挟まれたまま快感の証を吐き出し続けた。ナルミは腰をゆっくりグラインドさせ、最後の一滴まで精液をしぼりあげるかのようになまめかしくペニスを揉みしだいた。

 やわ肌に包まれたまま、僕は射精してしまった。アマゾネスたちにつかまった時に、もはや彼女たちにイかされるのは決まっていたのだった。

 「さあ。これからが宴の始まりよ。みんな、この方を洞窟から出し、丁重に祭壇にお運びしなさい。」

 僕はアマゾネスたちに外に引きずり出された。体が性欲に疼き始める。ペニスはアマゾネスたちの手や胸や口腔に包まれ、ひっきりなしに射精し続けている。そのまま僕の体は持ち上げられる。

 僕は数人のアマゾネスたちと交わりながら精を吐き続け、他の女たちがその絡み合うアマゾネスごと僕の体を持ち上げて、山の上へと運んでいるのだった。

 この先で何が行われるかは想像がつく。が、そこにつくころには思考能力が完全になくなってしまっていることだろう。もちろんそれでかまわなかった。今の僕には、快感しか必要ではないのだから。


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