アマゾネス3-2


 この聖なる神殿に集まってきた女官は、およそ30人程度。うち10人ほどは、なやましい音色を奏でる数々の楽器を演奏する役割を担っている。残り20人。これに加えて女王神官が3人だ。

 多少、精力は心配ではあるが、これだけであれば、実力で何とかなりそうだ。

 正攻法で行けば、体術に関しては僕なんかより格段上の、鍛え抜かれたアマゾネスたち20数名が相手、あっという間に組み伏せられ、一方的に全身かわいがられつつ、ペニスはひっきりなしにオンナにしごかれ続けることになるだろう。

 だが、これまでも、僕はあまりに過酷な闘いを強いられ、これをことごとく乗り越えてきたではないか。

 このステージは、一度に何百人と容赦なく襲いかかってくる特殊な構造で、ひとたび捕まったら最後、組み伏せられたり縛られたりして、こちらがイクまでしつこくしつこく刺激されることになる。正々堂々と戦うことができず、とにかく彼女たちに見つからないよう、囲まれないよう、捕まらないよう、逃げ続けるしかないのだった。その中で、少数で行動する者たちを秘密裏に葬り続け、少しずつレベルを上げてきたのである。

 その前までのステージでも、僕は性的な戦闘で快楽にもだえながらも、どうにかこうにか射精せずに済み、ここまで登りつめて来られたのであった。

 攻撃力も防御力もかなり高くなっているし、精力も相当に高く、イクのをこらえ続けながら複数の女たちを絶頂させることができるようになっている。

 ひととおりの攻撃訓練を受けてきたアマゾネスたちだが、めったに男性と経験することのない彼女たちは、比較的防御と精力に隙がある。こちらが耐え続ければ、どうにか20人くらい乗り切れるかも知れない。

 問題は、神官3人の女王。彼女たちの実力は未知数であり、想像以上であった場合、僕は精力を尽くしてイッてしまうことになる。

 数百人が相手というわけでもないのだ。正攻法で突破できなければ、先も思いやられるというものだ。覚悟を決めよう。

 僕はピンクローブの美女たちに襲いかかり、そのうちの一人に抱きついた。

 そのとたん、僕はあっという間に周囲のアマゾネスたちに取り押さえられ、床に組み伏せられてしまった。神に肉体を捧げる特訓を受けている彼女たちではあるが、やはりアマゾネスとしてのひととおりの体術は身につけている。

 僕の体は、女官たちに拘束されたまま、神体前のベッドに運ばれていく。

 四つん這いの女神像。やわらかい石を削って作られた全裸の奇妙な像ではあるが、丁寧に磨き込まれ、日々しっかり手入れもされているみたいで、光を反射してぴかぴか光っている。

 その像の前にベッドはある。石を削って作られたベッドもぴかぴかに磨かれ、ところどころに黄金の装飾がなされている。

 ベッドの寝るところには深いくぼみがあり、そこに直径20センチくらいの透明の玉というか、袋というか、コンニャクのようなプルプルしたものがびっしり敷き詰められている。

 水を入れた袋のようでもあり、シリコンの玉のようでもある。中に液体が入れてあるわけでもなく、全体がやわらかい材質でできている。見たことのない素材だ。

 透明の玉はベッドのマットと同じ役割を果たしており、石に寝かされる硬さから僕を守ってくれている。

 実際に寝かされてみると、おっぱいのプールの上に寝ているみたいだ。首すじに、背中に、お尻に、後ろ足に、まんべんなくやわらかでくすぐったい吸いつく玉がはりついていて、何とも心地よい、ひとつ、またはふたつ、持ち帰ってオナニーグッズにしたいくらいだ。

 ベッドの四隅に細い柱が立てられており、そこに伸縮性はあるがかなり丈夫なロープがくくりつけられてある。僕はベッドに大の字に寝かされ、押さえつけられて、背中に人工乳房の群れを愉しまされている隙に、手足をロープに縛られ、四肢が柱にくくりつけられてしまった。

 だが、これも想定の範囲だ。このあと全身を愛撫されながら、交代でひっきりなしに挿入させられ続けることになるだろう。

 ここからががんばりどころだ。できるだけ踏ん張って精力を消費しないようにしながら、ペニス一本で彼女たち全員を自滅させていくのだ。騎乗位での挿入は、ここが祭壇であることから、必ず行われると踏んでいたが、予想は当たった。子孫を作る神聖な儀式の場で、縛られて手コキやフェラはありえない。

 だからこそ、挿入の快楽のみで女体を悦ばせ、一人、また一人と自滅させていけば勝てるはずである。全員を倒すことができれば、縛られたロープは自動的に外れる。さっき楽々と崖を登ることができたように、セックスバトルに関係ない事柄であれば、ある程度思いが実現する精神世界であるからだ。

 幸い、四肢は固定されてしまったものの、下がやわらかいために、腰は大きく上下させることができる。露骨に反撃すると、もしかしたら固定されてしまうかも知れないので、目立たないようにダメージを与えていくことにしよう。

 大丈夫。これでも百戦錬磨だ。2,30人くらいであれば、ギリギリ耐えきれるレベルのはずだ。自分を信じつつ、気を引き締めて戦おう。

 ドン、ツク。ドン、ツク。

 周囲から、低く間延びする太鼓とパーカッションが鳴り始める。

 甘ったるいメロディが奏でられ、女の色香と男の情欲を高める雰囲気が整えられた。僕をリラックスさせるとともに魅了し、つい気を緩めて快楽に身もだえしてしまうよう、旋律もリズムも巧みに調節されている。楽器部隊は、直接戦闘に参加しないが、決してあなどることのできない、やっかいな補助役だ。

 音楽が始まると、儀式がスタートするらしい。一人また一人と、神体に礼拝すると、次々とローブを脱いでいき、ついに神官以外、みんな全裸になってしまった。

 僕は全身、とりわけペニスに力を込め、守りに徹する。

 女たちが群がってきた。そのうちの一人がベッドに上がり、ペニスにまたがると、先端をオンナにあてがう。毛がキレイに処理され、ワレメと入り口があらわになっていた。

 女がゆっくりと腰を落とすと、3人の神官女王がなにやら神体に向かって呪文を唱える。やはりまだ、この3人は戦闘に参加しない構えのようだ。最後に彼女たちを残すことになる。できるだけ精力を温存させて、備えておかなければ。

 ペニスが完全にやわらかいものに包まれてしまう。これを皮切りに、周囲の女たちが一斉に行動を開始する。生贄の精を絞り子を作る儀式が本格的にスタートしたのだ。

 僕の顔面に両側からおっぱいを押しつけられ、頭部を撫でられながら強制的に乳首を舐めさせられる。

 ロープによって大きく拡げられた、僕の脇の下にもくすぐったく女の舌が吸いつき、腕全体を数人の女手が撫でさすりながら、両乳首は女舌に転がされている。脇腹やお腹も手や舌が這い回り、くまなくくすぐられかわいがられて、上半身すべてが快楽まみれとなった。身をよじろうとしても、両手がくくりつけられてしまっているので、あお向けのまま、なすがままになる他はなかった。

 横尻にもふとももにも、女体の攻撃が容赦ない。僕の両足に一人ずつ女が跨り、オンナ表面をこすりつけてくる。内股の感触も滑らかで心地よい。やはり女たちの手や舌が他の部位を覆い尽くし、足の裏や足の指の間さえ、女手と舌の餌食になっている。

 玉袋も会陰も優しい指先や手のひらがくすぐり、揉み、撫でさすっていて、快感を倍増させていた。

 細いアナル用のハリガタが僕のお尻にねじ込まれ、いきなり激しく出し入れされて、前立腺からこりこり刺激されている。

 儀式では、なるべく多くの女官を孕ませるために、生贄は、できるだけ短時間で射精し、なおかつ濃いものを何度も何度も吐き出すことを強いられる。そのために全身くまなく愛撫サポートを受け、いやらしい音楽と女たちのなやましい声、吐息を聞かされ続ける。また、どこを向いても裸の女の妖艶な肢体を目の当たりにし、なおかつその吸いつくようなやわらかい感触を密着攻撃で身に受けることになるのだ。

 生贄の多くは、この状況に耐えることができない。とくに、精通始まったばかりの者は、ものの数秒で1回目を放出してしまうだろう。それでも女たちは動きを止めず、すかさず次の女がペニスを飲み込んで腰を振る。そして彼女たちは、男の体への激しい全身サポートで、なるべくすぐに精子をひねり出せるよう、訓練を積んでいるのである。

 騎乗位で腰を振っている女も、なかなかの名器だった。女官に選ばれる条件のひとつなのだろう。ペニスをこれでもかと包み込みつつ、動くたびに変幻自在に蠢き、ペニスの敏感なところに集中してヒダがゴシゴシとやわらかく強くこすりあげていく。

 腰の使い方も熟達している。なまめかしくグラインドする下腹部は、女らしくやわらかい動きで自身の肉をつぶすようにひねりを加えつつ、筋力の硬さを感じさせないようマットの弾力を上手に使って飛び跳ねるようにリズミカルかつスピーディーに全身を上下させている。ふくよかな乳房が大きく上下し続けていた。

 女の腰が前後左右し続けているため、ペニスをしごくたびにオンナの形状が変わり、決して飽きさせない感触を僕の股間に送り込んでくる。

 ドン、ツク。ドン、ツク。

 なまめかしいリズム1回で、オンナの腰が一回転し、上下運動は2回行われる。女たちはランダムに動いているようで、太鼓やメロディのリズムや旋律、女王の官能的な呪文にタイミングを合わせている。つまり、いち早く男をイかせるための計算されたプログラムと段取りが完全にでき上がっているということだ。

 だが、そんなことですぐに出してしまうほど、僕は素人ではない。グッと力みつつ呼吸を整え、快楽による精力の消費を最小限に抑えつつ、女が腰を振るタイミングに合わせて、こちらからも腰を突き上げて応戦する。硬くいきり立ったペニスと、オンナの感じやすい場所に的確に快感を送り込むテクニックで、オンナに大ダメージを与え続ける。

 明らかに、こちらが受ける性感ダメージを、敵の女が受けるダメージが大きく上回っている。リズムは崩さないものの、相手の泣き叫ぶような声と上気した表情が、これをはっきりと物語っていた。

 相手の女たちは、ひととおり、男をイかせる訓練を受けてはいるものの、やはり生身の男性を数多く経験していない弱みがどうしても出てしまう。ただでさえアマゾネスは、偶然迷い込んできた男を食するか、育てた男子を一定時期のみに儀式にかけるだけなので、セックスの実感に乏しい。まして「ないと・めあ」の世界に作られた擬似的な島の女たちであり、男が僕だけということで、男性経験は皆無なのだ(訓練時に処女ではなくなるようだが)。

 そこを突けば、通常の戦闘でもアマゾネスたちに勝てる。

 やっかいなのは、数にものを言わせて集団で取り囲み、身動きの取れない状態にしておいて一方的に精を搾り取る軍隊式戦法だ。一度に数十人、百人二百人と来られては、いつかは限界が来てしまうというわけだ。

 そうこうしているうちに、僕に乗っていた女官が歓喜の叫びとともに消えてしまった。こちらの精力がほとんど消費されないうちに、一人目を倒したのだ。このペースが維持できれば、残り20人強、全員をイかせて消すことも不可能ではないだろう。

 神官女王戦に備えて、なるべく精力を残しておかないと。どんどん倒してしまおう。

 思ったとおり、次の女がペニスに跨り、すかさず根本まで飲み込んではリズムの音に合わせて腰を振り始める。1秒たりともペニスを休ませるつもりはないらしい。

 向こうからしても、僕が複数人のアマゾネス女官を倒してしまうことは想定内だったのだろう。僕の全身を性的に苛みながらも、次に誰が跨るのか、その順番はあらかじめ決められており、段取りどおりに動いて、ペニスをひっきりなしにオンナの締まりと蠢きにさらすように作戦が練られているのだろう。

 僕は全身に襲いかかってくる女体の快楽に対し、身をこわばらせて抗いつつ、膣の刺激にも耐えて精力を温存させながら、女体の動きによって沈む腰の勢いに任せてオンナを突き上げ、存分に性感ダメージを与えてやる。

 オッパイのような透明の玉は、沈んで潰れるとゴムまりのような弾力ではね返し、腰を突き上げるのを助けてくれる。便利だ。

 二人目も、ほとんど精力を消費せずに倒すことができた。よし、この調子で3人目にいくぞ!

 あいかわらず、なまめかしいメロディと、何ともエロティックなリズムに合わせて、女たちが交代で僕の全身を責め嫐り続けている。しかしその動きは、洗練され訓練を積んでいるがゆえに、実はとても単調である。「こうすれば男は最高に感じる」理論はまちがっておらず、それに基づいて訓練しつくされているがゆえに、逆に型通りすぎて、それ以外の動きが取れなくなってしまっているのだ。

 そうなると、「一番感じやすい部位を、一番感じやすい方法で」攻撃するワンパターンな女たちの責めに対して、容易に体をこわばらせて防御の態勢を取ることができてしまうのである。これが、実戦に乏しく最高に訓練を積んだだけの者と、リクツはよく分からないが実戦でたたき上げて苦難を切り抜けてきた者との、決定的な違いなのである。

 とはいえもちろん、彼女たちの攻撃テクニックは、さすがに計算されて、洗練されていることも間違いないところではある。気を抜けばあっという間に追いつめられてしまうだろう。油断大敵である。

 僕はほとんどダメージを受けないまま、4人、5人と次々倒していく。一人、また一人と、自分から僕に乗ってきては腰を振り、こちらからの秘密の反撃とも相まって、どんどん自滅していくのだ。戦いは順調だ。こちらに有利に進めることができている。10人目がイキ果てても、こちらの精力は3分の2以上残っている。この調子なら、勝利は目前だろう。

 僕が違和感を覚え始めたのは、14人目を倒したあたりからであった。

 すでに半数以上を消しており、10人近くがあいかわらず僕の全身に群がっているのだから、状況は明らかに、女の数もまばら、敵も焦り始めていなければならないはずだった。もともと23人いて、女官だけなら20人。そのうち15人をすでに消しているので、5人しかいない計算になる。

 にもかかわらず、女たちの人数はいっこうに減っていなかった。やはり以前と変わらず、僕の全身に大勢の女たちがはりついているし、ベッドの周囲にも裸の美女たちが大勢、“順番待ち”をしているのである。

 倒しても倒しても、女官たちは減らなかった。それどころか、ますます増えて行っているように感じる。壁際の音楽係が出向いているわけでもなく、どうやら別の場所から人員が増やされているようなのである。

 「ああっ!!?」

 そのカラクリはすぐに分かった。

 先ほど女官たちが出てきた、地下へ降りる階段。そこからピンクの正装スケスケローブを身にまとったお姉さんたちが、続々と現れていたのだった。

 この地下階段は、山中、土の下のトンネルへと続き、ロープウェーとは別の地下ルートを形成している。神殿の外部から、アマゾネス女官が次々とやってきて、この祭壇に姿をあらわしていたのだ。中には、山の麓、遠くからさえも駆けつけてきて、体の処理を済ませ、ツルツルのキレイな肉体となってからローブに着替えて、にわか女官となったグループまでもが到着し、この祭壇での宴に混ざっているようである。

 しまった、この展開は完全に想定外だ。20人くらいなら、なんとかこちらにも勝機があった。しかし、続々と到着し、増え続ける女たち全員を相手に、精力を保たせることはできない。もはやローブの女たちは、4,50人にもふくれあがり、ベッドの周りには“順番待ち”の美女たちが大勢、半裸や全裸の姿で立ちつくしている。

 なんとか31人目を倒した。精力はもはや、4分の1を割ってしまい、危険水域に達している。

 次々と交代でハメ込んできては、自分がイクまで積極的に腰をなまめかしく激しく前後左右させ、同時にリズミカルに全身を上下させてペニスを悦ばせてから果てていく。その体液はねっとりとあふれ続け、僕の下半身は大勢の女たちの汁にまみれてしまった。

 とりわけ絶頂時に放出される滝のような愛液は、僕の腰をべっちょり水浸しにしつつ、玉袋の奥までぬるぬるにしてしまっている。

 ベッドの側面には小さな穴が無数に開けられており、そこからオンナ汁が垂れ流されている。余分な水分が出て、ベッドがプールのようにならないようにできているのだ。つまり、実際の儀式でも、そのくらいになるまで、生贄の男は一度に大勢の女たちを孕ませ、イかせ続け、それ以上に何度も何度も射精させられることになるのだ。

 僕の方は防御しているために、彼女たちの膣による性感ダメージはわずかずつである。全身への執拗な愛撫も、ノーダメージというわけには行かないものの、最小限に抑えることはできている。呼吸を整えつつ、回復にも努めている。

 だが、次から次へとペニスはアマゾネスたちのオンナに飲み込まれ、大人の女戦士の力で締め上げられながら、官能的なメロディと太鼓のリズムで全身まで責められ続けていて、明らかにピンチに追いつめられてしまっている。順番を待ちきれない女たちが数十人とひしめいていては、女を倒して消したところで、すかさずペニスは次のオンナに包まれてしまい、1秒とて刺激から解放されることがないのだ。

 じわじわと少しずつ感じさせられ、徐々に精力を削り取られていく。生身の男の感触に直面したアマゾネスたちも、訓練とは違う快楽に驚き、こちらからの反撃も相まって、思ったよりもあっさりとイキ果ててしまう。しかし、それを補うように、敵は完全に人海戦術に出ているのだ。

 次に乗ってきた女、いや…娘は、明らかに他のアマゾネスたちとは違っていた。身体が小さく、細く、顔立ちもあどけない。どう見ても10~12歳くらいの少女であった。

 女の子はペニスを飲み込むと、くねくねと華奢な腰をくねらせ、いとけない膣でペニスを揉みしだいてくる。その異常に速いスピードと、これまでと違う子供の感触が新たな刺激となり、防御しきれずに少なからぬダメージを受けてしまった。

 スベスベの吸いつくような女の子のふとももは、細いくせに、僕の上に座るとプニッとつぶれて、女らしい肉のふくらみを醸し出しながら僕の足腰の上で広がっている。そのシコシコした肌触りも、僕の心をゆるめて、快感ダメージに繋がってしまった。

 「くっ…!!」

 まずい、このままでは一方的にイかされてしまう。なんとかして、この場を脱出しなければ。

 僕は手足をばたつかせて、拘束のロープを切り抜けようともがいた。痛くないよう、手首足首にくくりつけられたゆるめのロープは、女たちのぬとぬとによって滑りやすくなり、少し巧みにひねっていれば、なんとかロープの輪を抜くことができるかも知れない。

 だが、僕が手首足首のロープの縛りをほどこうとしていることを、彼女たちが見逃すはずもなく、すぐに女たちが僕の腕や足にさらに跨って、女体で僕の手足を押さえつけてくる。ロープの代わりに、女たちのオンナ表面と内股が、僕の四肢を縛ってしまうのだ。

 「イ…サ…ク…コ…ン…マ………成った!」

 ずっと呪文を唱え続けていた3人のリーダー格神官が、詠唱をやめた。

 すると、僕に群がっていた女官たちが一斉に僕から離れる。楽器も演奏をやめた。

 僕はその隙を突いて、一気に手足をひねり続ける。ロープはすぐに解け、四肢が自由になる。

 とにかくこの場を脱出しなければ。僕は上半身を起こし、ベッドから降りようと体をひねった。

 「…!?」

 こ、これは…!?

 体が動かない!

 いや、四肢はたしかに自由がきくのだが、ベッドから降りようとすると、なぜか腰が持ち上がらず、その場を離れることができないのだ。

 「さすがだな。よくここまで、一回も出さずに女官たちをイかせ続けたものだ。」「普通の生贄であれば、とっくにイキ果て、枯渇し、どうあっても出せず立たずの状態になるものを。」「だからこそ、我ら神官の特別呪文があるのだ…。」

 「こ…これは一体…!?」

 訊ねる僕に、3人の神官たちが妖しい笑みを浮かべる。

 ”ご神体”と呼ばれた、四つん這いの裸婦像が光っている! その光はベッド全体に優しく降り注がれていた。

 「気づいたようだな。我らが詠唱は、ご神体からパワーを導くためのもの。呪文が成れば、もはやお前に勝ち目はない。」「神殿祭壇と他の場所との決定的な差がここにある! ここにはご神体の不思議なお力があるのだ!」「そのうちのひとつが、生贄の完全なる拘束だ。もはやお前は、そこから決して離れることができないのだ。」

 たしかに、僕はもう逃げることができなくなっていた。身体は自由に動かせるが、どこか一部が必ず一定面積、ベッドにくっついていなければならない。それ以上離れようとすると、僕の体がマットにひっついてしまって、どうしても引き剥がすことができないのだった。

 結局、もっとも安定した状態として、うつぶせになるか、あお向けになるか…。せいぜい、上半身を起こして足を投げ出し、尻餅をついている体勢くらいしか取ることができない。それ以上は、肌がベッドから離れないのだ。

 「ご神体の不思議なるパワーの効果は3つ。ひとつめが、生贄がベッドから逃れられなくなること。」「そしてふたつめが、生贄の絶倫化および性欲増強! 何度出してもすぐに復活するよう、精子が体内でどんどん作られるようになる。」

 「ううぅ…」たしかに、体が熱く、ペニスから腰全体にかけて、強くくすぐったい疼きに襲われている。体内で精子が急ピッチで生産されているのだ。この状態でうつぶせになるのは危険である。オッパイのようにやわらかい玉が敷き詰められているところに股間を押しつければ、そのまま自分から腰を振って射精してしまいかねなかった。精力が尽きかけているところで、玉袋にパンパンに溜め込まれ続けている状況は、それほどまでに絶望的なのであった。

 「そして…3つめ。それは、女官たちが若返り、なおかつその色気が数倍にふくれあがることだ。…もはや群がる必要もない。女官を見、欲情し、自分から精を提供するだけだ。」

 「!」

 アマゾネス女官たちが様変わりしている。20代後半の大人の女たちは、みんな若返り、14~15くらいのみずみずしい肌を具えた美少女たちになってしまっている。

 そして全員が、あどけなくつぶらな瞳で、全裸のまま僕をじっと見ているのだ。その性的な魅力は、普通の中学生くらいの小娘とはとても思えない、なまめかしい色気に満ちあふれていた。


 そう、これがアマゾネスたちの神殿ならではの、生贄を死ぬまで抜き続ける天国のメカニズムなのであった。神殿と他の場所との違いは明らかであった。

 里の方では、男が立たなくなれば、セクシーなダンスと音楽、そして密着により、なるべく早めに復活させるよう工夫する。

 だが、神殿にはご神体の神通力がある。それらの誘惑に加え、有無を言わさぬパワーに縛られてしまうのだ。

 僕は耐えきったが、普通の生贄、しかも精通始まって間もない男子(13~14歳)であれば、まず間違いなく、いやらしいリズムとメロディーに興奮させられながら、大勢の大人の女たちに囲まれ包まれ、くまなくかわいがられて、何度も何度も膣に濃い精液を搾り取られていたことであろう。

 そして、枯渇してどうしても出せなくなった頃合いに、呪文の詠唱が完了する。生贄はベッドから逃げること叶わず、枯れ果てた玉袋はグングン元気を取り戻し、ペニスが復活する。そこへ、色香に満ちあふれた“同じ年代の”女子たちがいる。これでは命尽きるまで大勢の女の子たちを妊娠させる他はなくなってしまうというわけだ。

 今、僕がその苦境に立たされている。

 女の子たちは無言で僕を見つめている。息を吐くたびに彼女たちは性的な魅力を増しているように見える。

 若返った分、彼女たちの乳房は小降りになっているが、とても形が良く、ふくらみかけの谷間さえとてもセクシーに感じる。成長には差があり、すでに十分熟したふくらみを保っている子もいて、そんな娘はみずからの胸を誇るように突きだして誘っている。ぺったんこの若娘ももちろんいて、そんな彼女たちの武器は上半身のみずみずしいハリのある肌であった。

 下半身も、もはや立派な武器であった、腰まわりが女らしくふくらみ、肉づきはもう、れっきとした受胎能力をはっきりと物語っている。お尻のふくらみも大人への階段を上ってぷっくりやわらかそうだ。

 その生足はプニプニかつしこしこ、ツルツルの弾力であり、吸いつくようなやわらかいふくらみはもう、子供ではなかった。内股の形がすでに女らしい成長ぶりを果たし、スリスリと足を絡めたらどんなに気持ちよいか、計り知れぬほど魅力的であった。

 そして、なんといっても彼女たちの最大の魅力は、その若々しい肌そのものであった。きめ細かく、水分をたっぷり内に含み、白く美しい肢体であって、どこに触れても、また、どこで触れられても、極上の快楽を僕に与えることができるのだった。

 僕は、彼女たちのうちの一人から目が離せなくなった。華奢な体つきで、胸もふくらみかけの小降りであったが、その吸いつきそうな腕とわきの下があまりに美しく、その魅力に心奪われてしまったのだ。

 すると彼女はいきなり、僕に抱きついてきた。全身に電撃が走るほど気持ちいい。

 思ったとおりのスベスベの二の腕が僕の首すじに巻きつき、ぎゅっと抱きついてくる。ほおずりされると何も考えられなくなるほど心地よい。

 胸部の小降りのふくらみは十分、僕の上半身に吸いついて精力を奪うことができた。動くたびにみずみずしい肌触りが滑って行き、ペリペリと名残惜しそうに、テープを剥がすみたいに、中学生の胸やお腹が吸いついてくる。

 ぷにぷにしたお尻やふとももを撫でさすると、手のひらに天国を感じた。

 女の子は座位の体勢のまま、グッと腰を落とし、ペニスを根本までくわえ込んでしまった。

 「うああ…」溜まりに溜まっていていつ出してもおかしくない状態のところへ、若娘のいとけなく、しかし直情的な締まりに襲われ、僕はすぐにイキそうになった。

 このまま負けてたまるか。なんとか突破口を見つけて、ピンチを切り抜けるんだ。

 僕は女の子のお尻を両手でがっしり掴み、上下に動かして、ペニスの硬さでオンナを責めたてた。女の子は腰を前後にくねらせて応戦し、僕は彼女の腰を上下させて精力を奪う。

 しばらく攻防が続いたが、かろうじて彼女の方が先に絶頂を迎え、消えていった。

 だが、こちらの精力はもう、ほぼゼロ、限界に来てしまっていた。

 女子中学生はまだまだ、30人以上残っている。

 僕は呼吸を整えて回復に努めた。今のところ向こうから一方的に襲いかかってくることはなく、あいかわらず僕を取り囲んで、全裸の肢体を見せつけて誘惑し続けている。これに負け、僕の方から誰かの体を数秒以上見つめてしまえば、その子がペニスを食べる仕組みのようだ。

 どんなに落ち着こうとしても回復は追いつかず、全身からシャワーのように発散し続ける彼女たちの色気のせいで、そして僕自身のイク寸前の限界状態と、にもかかわらず容赦なくじわじわこみ上げ続ける急ピッチの精子生産のせいで、目をつぶってやり過ごすこともできなかった。娘たちの裸体を見回しては、ついついその胸やツルツルのオンナを見てしまい、誘惑に負けまいと目を逸らす。そんなやりとりが続いた。

 前屈みになって谷間を強調する子。脚を拡げてオンナを見せつける子。脇の下を見せたり、自分の胸を揉んで見せたり、お尻を振ったり、腰をグラインドさせたり、内股を強調したり、はたまた指で自分のオンナをかき回してオナニー見せをしてくる娘さえもいる。

 ついに僕は、お尻の形のいい若娘を選んでしまった。彼女のヒップに見入り、目を逸らすことができなかったのだ。

 彼女は僕に背中を向けた状態で僕に跨り、一気にペニスを飲み込んだ。僕は上体を起こした体勢のまま彼女と結合し、その背中をぎゅっと抱き締めた。

 女の子は激しく上下し、お尻を僕にぺったんぺったん叩きつけながら、オンナの締まりとヒダの多いしごきでペニスを責め続ける。

 あっという間に高められ、イク寸前の強烈なくすぐったさがこみ上げてきた。

 こっ、このままイッてたまるものか! 僕は最後の力をふり絞って、イクまいと踏ん張った。僕のさいごの抵抗と、若娘の腰の動きとのせめぎ合いが続いた。

 だが、僕が限界の中で最後の悪あがきをしていることを知った女子たちは、一斉に僕に群がり、全身にハリのある肉体を押しつけこすりつけてきた。パンパンの玉袋も揉まれさすられ、早く押し出してしまうべく最後のサポートをしてくれる。

 これで一気に快感が数倍に膨れ上がり、こみ上げては無理に抑えつけていた射精感を、今度こそ止めることができなかった。

 「うああああーーッ!!!」

 最高の快楽と引き替えに、白い体液が脈打ちとともにどんどん膣内に放出されていく。溜まり切っていた精液は、濃さを保ったまま、いつまでもいつまでも律動し、吸い上げられ続けていた。

 射精が始まっても、女の子はいっさい腰を止めることがなかった。ぺったんぺったんと、お尻をお餅のようにやわらかく叩きつけながら、脈打つペニスをしつこくしつこくしごき続けた。1分経っても、女の子たちは容赦なく、責める手を決してゆるめないのであった。

 やっと射精が終わり、女の子が離れた。しかし、もはやペニスは萎えることがなく、僕自身ももう、女の色香からは決して逃れられなくなっていた。

 次から次へとペニスはアマゾネス娘たちのオンナに包まれていく。肉体が改造され、もはや四六時中、1秒も休むことなく、イク前とイッている途中の快感の混ざり合った中で、脈打ちが続いてしまっている。それでも体液はどんどん出続けるので、若娘たちは次々と挿入してはたっぷり子種を子宮に収め続けた。そこにはもちろん、神官たちも混ざっている。

 手に握られたり膣に収められたりすれば、脈打ちのスピードは極端に上がり、僕は快楽に何も考えることができなくなった。

 こうして、アマゾネスの宴は、島中の女全員を孕ませても全然足りないくらいに、果てしなく延々と続けられるのであった。

###ゲームオーバー###


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