ナース+女医+薄幸の美少女4
 

 これだけ人数がいればナースも強力版も関係ない、敵の大半がナースなのだから彼女たちを倒してしまえばあとはなんとかなる。集団を相手にするときは、とにかくいかに早く人数を減らすかが焦点となるんだ。たとえ多人数でも、組み合わせはこれまで戦ってきたのと同じ実力の相手ばかりだ。ペースと作戦を間違えなければ勝てないわけではない。

 とはいっても、全体攻撃を安易に使うことは避けたほうがいい。本当にザコ相手なら有効かもしれないが、ボスクラスの戦いでは逆効果だ。一度に全員を相手にできるものの、与えるダメージは1人当たり小さい割りに余計な体力を消耗してしまうからな。それに百烈愛撫系の技を使うには部屋があまりに広く、敵がばらばらで離れすぎている。薄幸の美少女など奥のベッドにいるからな。

 こうなると作戦はひとつ。敵を10人とは考えずに、3人×3回と考えればいい。休みなく連続三回エンカウントだが、全員まとめてよりはずっとましになる。少人数ずつ小分けにして、余計な敵を近づけない作戦だ。長引きはするものの、一番堅実な方法でもある。それなら敵の位置がばらばらなのも有効に利用できる。

 僕は一番近くにいた1人の服を引き剥がした。彼女たちの衣装は簡単に脱げる構造になっている。挿入も絶対拒否されない。その意味では面倒ではない。…もっとも、高い攻撃力を持ったオンナがいきなりペニスに襲い掛かる危険は伴うが。とにかく僕はその1人に立位で挿入し、あと2人は手わざで攻撃する。結合したのは強力ナースの1人、両手は司令塔の女医2人だ。奥に控えているのは弱いナースと2人の手技ナース。

 僕は背を壁につけて立位でナースをガンガン責め、また両側の女医を力強く責めまくった。病院シリーズでは特に、イニシアチブをとったほうが圧倒的に有利になる。通常SBでも主導権は大事だが、女医やナース相手の場合それが特に顕著に現れるんだ。背中を壁につけてみずから窮鼠と化し、逃げられないポジションに身を持ってきてはいるが、その代わりに後ろに貼りつかれたりして群がられるのは避けることができる。あとは両側に女医をおけば3人だけを相手にできる寸法だ。これだけなら簡単に倒すことができるぞ。

 敵も僕を捕まえたり群がることもできないと分かると、たとえこの3人が倒されてもすかさず別の3人が群がって長期戦に持ち込み、最後の砦、薄幸の美少女にたどり着くまでには精力をほとんど削り取ってしまう作戦に出たようだ。強力ナースたちは石鹸をあわ立て、次の戦いにそなえている。弱いナースたちは薬に頼って、さまざまな注射を用意している。

 そして、今戦っている3人は、オンナでペニスを締めつけ腰をくねらせて男を悦ばせながら、6本の手を駆使して僕の全身を撫でさすり、僕の体の空いている部分を優しく手と柔肌で犯してきた。胸を押しつけこすりつけ、舌が両耳をかわいがる。それでも僕のマウントポジションを奪うにはいたらず、体でぶつかっていくしかない女たちは、自分が圧倒的不利に立たされていることをよく知っていた。呼吸が荒い。同じ人数、同じレベルの敵は飽きるほどイかせてきた僕を相手にして、無事ですむはずもない。

 やがて真ん中のナースが果てると、すぐに左手の女医が片足を振り上げ、大人の女の足を僕の肩に引っ掛けながら、立位でガンガン腰を振ってきた。ダメージがいくも、まだこちらに余裕がある。がら空きとなった左側に別の弱いナースが貼りつくが、それも敵ではない。

 1人倒せばまた1人、どんどん挿入してくる。ペニスはたえずオンナの肉にさらされ、休むことなくしごきと締めつけにさらされている。それが相手の作戦なのだ。ずっと刺激し続け、やわらかい圧迫でしごき上げることで、着実に精力を削り取っていく。両側の美女も全身で僕をかわいがり、補助攻撃に余念がない。

 が、こちらの手も休めない。彼女たちは体当たりで僕を攻撃していながら、同時に僕の手とペニスで自分たちも大ダメージを受けている。そしてその攻防は、まだまだ僕のほうに分があるのだ。さんざん左手でオンナをかき回されていたため、女医はすぐに絶頂を迎えた。続けざまに右手の女医も果てた。僕は流れるような動きで左手に新たに貼りついてきた美女を犯し、大きく突き上げた。こいつは弱いほうのナースだったので、数回の攻撃であっさりイッてしまった。

 「ぬああああ!」3人の弱体ナースが注射器片手に襲い掛かってくる。「あーたたたたたっっ!」すかさず疾風の百烈拳をお見舞いする。拳の風圧は的確に彼女たちの右手をとらえ、ポケットを捕らえる。手に持っていた注射器とポケットに隠し持っていた薬剤をすべて破壊するためだった。いくら耐性ができたといっても、これだけの人数を相手にするに当たって薬剤攻撃はやはり厄介だからね。さらに風圧が彼女たちの服を無防備にした。スカートはあっさり脱げ、上半身は乳房があらわになっている。あとは挿入なしで勝てる相手だった。むきだしの乳房やオンナを執拗に撫でさすり、ドラムを叩くようなすばやい手の動きで女体を翻弄すると、弱いナースたちはあっさりと消えていくのだった。

 がちゃり。「!」「おじゃましまーす!」「補充要員でーす!」ドアから4人の通常ナースが入ってきた。僕は驚いて勢いをそがれてしまった。「な、なんだよ補充って。」「私たち初期ナースはあんまり弱いから、人数には数えられないんですぅ。そのかわりサポート役として、人数が減ったらその分補充されるしくみになってるんですよ。」

 そんな…弱いナースに限っては人数分補充されるなんて。ってことはこいつらをいくら倒してもきりがないというわけか。「私たち以外の先輩方や患者さんを倒せばもう補充されなくなりますから安心してくださいねー。」「くっそ、弱いナースが混じっていると思ったら案外に厄介だぞ。…はうっ!」ぼさっとしている暇はなかった。そうこうしているうちに強力看護婦2人が群がり、石鹸の女手で股間を集中攻撃してきたのだ。やはり手練ナースは一筋縄ではいかないな。

 僕はこの2人を両手で責めた。左右の美女は僕の指攻撃に腰をくねらせながらも、これまで培ってきたスベスベの手のテクニックでペニスだけを攻撃する。棒も亀頭も玉袋も、優しい大人の手が滑りまわり、執拗にしごきたてる。かと思えば指先の器用な動きでカリのヒダをかきわけて丹念に洗ってくれたりもする。玉袋や内間だがしなやかに撫でさすられると、さすがに僕の腰もくねらずにはいられない。

 3人とも腰を回転させるようにくねらせている。つまり僕も強力ナースたちも快感ダメージを受け、これに耐えながらも全力で手を動かし、お互いを早くイかせようとしているのだ。手マン対決なら僕のほうが不利だ。こちらは片手ずつで攻撃しなければならないのに、相手は4本の手で一度にペニス全体を満遍なく責めることができる。しかしそれでも、実力のうえでは僕のほうがずっと上になっていた。何度も強力ナース3人バージョンを乗り越えてきたのだ。幾度となく似たような対決もした。油断さえしなければ勝てる。

 ほどなくして強力ナースたちはついえた。僕ののこり精力は半分強といったところか。これなら薄幸の美少女にも勝てるかもしれない。ただ、倒されてもいくらでも補充される白衣の天使たちが常備され、患者は薬物で徹底的に強化された急患だ。このドーピング娘は、名器に輪をかけて相当の攻撃力を持ってしまっており、そのうえ微量の催淫剤が女の色気を格段にアップさせ、たえず声としぐさの媚態だけで僕を興奮させ続ける。そして感度は鈍らされているから、受けるダメージも抑制されてしまう。

 「は、はやくう! きて…おねがいですぅ!」ベッドの中で悶絶しながら、今までの大人の女とは一味違う女の子が、あどけない顔を高潮させながら僕を誘い続けている。幼い感じの娘なのにその興奮した性欲が異様なまでの色気を放出し、強烈なフェロモンとともに僕をひきつけ続ける。とてつもなく危険な香りだ。やはり、こいつとは肌の密着を避けたほうがいい。このままベッドに入って正常位では、残りの精力が半分あったとしてもすぐに搾り取られてしまうかもしれない。看護婦たちのサポート攻撃だって気になる。背中ががら空きの無防備密着正常位ではまずい。

 僕は思念してベッドの下に小型爆弾を仕掛けた。手中のスイッチを押すとぽんっと破裂して、ベッドが真っ二つになってしまった。「きゃああっ!」ベッドが爆破されたので、ドーピング患者はもんどりうって床に投げ出されてしまった。チトかわいそうだが、これは非情な戦いなのだ。僕は心を鬼にしてすかさず薄幸の美少女をバックで責めた。

 「やん! ああっ!」美少女は上半身をのけぞらせて腰をくねらせ、荒々しい僕の動きに応えている。薬物で強化された名器中の名器が、今までにない甘美さをペニスから全身に送り込んできた。従来のきつい締めつけと、呼吸に合わせて全自動で蠢く揉みしだき攻撃、滑らかな腰使いで上下左右前後に変幻自在に棒をしごきあげる甘美な刺激に加えて、催淫剤に毒された美少女の媚態が僕の心をたえず犯し、薬剤がオンナを強化させて締めつける強さも蠕動のスピードもはるかにアップしている。

 おまけにこちらがいくら腰を振っても、相手はもっともっとと欲しがるだけで、やはり彼女の精力消費には容易に結びつかない。性欲が格段に増しているのに、感度は鈍らされているのだ。こちらがいくらがんばっても、彼女は生殺し状態が続くのだ。敵ながらかわいそうに思えてきた。といっても、哀れんでいては勝てない。相手は追いつめられていながら、相当強化されており、攻防ともにきわめて危険な相手となっているからだ。

 僕は気をしっかり持って感じないように踏ん張りながら、ダメージを最小限に抑えて一心不乱に腰を前後させた。背中にやわらかい感触が走る。サポートナースが乳房を押しつけてきたのだ。弱くても女性に変わりはないから、やはりわずかでもサポートダメージになる。別のナースはむきだしのヒップを僕のお尻に押しつけ、ムニムニと女体の感触を刻みつけてきている。さらに別の白衣の天使は僕を前方から抱きしめ、僕の口に舌をねじ込みながら豊かなおっぱいを僕の胸に執拗に押しつけてきた。最後のひとりは手を伸ばし、玉袋を指先でつついている(やっと手が届くらしい)。

 もしサポート役が強かったら、これでマウントポジションだっただろう。全身女体で包みこまれ、名器娘に犯されて極めて危険な状態に陥っていたに違いない。しかもサポート役はいくらでも補充され、無敵状態だ。きっと形勢は逆転し、あっという間に追いつめられていただろう。

 しかしレベルに差があるのが幸いした。僕は周囲のナースたちをものともせず、薄幸の美少女だけに意識を集中することができた。オシリアイの美女は腰をくねらせるも、僕の腰を操作するほどのテクニックはないし、前後に貼りついて乳房を押しつける女たちも、ただやわらかい感触を刻みつけているだけだ(それなりに密着ダメージになるけどね)。玉袋への責めにいたっては、手が届かずにやっと指先が当たる程度。これなら気にしなくてよい。相手にするだけ無駄になる。

 それにまだ精力が温存されていたから、薄幸の美少女に追いつめられることもなさそうだ。むしろ徐々にドーピング娘のほうが追いつめられていった。感度が鈍る薬剤の壁がだんだん崩れて、女の子の精力がほとんど地に落ちてしまっている。こうなれば催淫剤の効果も倍以上に強調され、女体はますますイキやすくなるというものだ。

 やがて美少女は大きく体を震わせ、女の悦びの中消えて行った。なんとか彼女も倒すことができた形だ。「はうっ…」ナースたちはもはや補充されなくなった。となれば簡単な話だ。僕は密着している美女たちを1人残らず平らげると、全員が消えたのを確認した。

 ペニスがヒクついてジンジン疼く。意識を責めることに集中していたから気づくのが遅れたが、こっちも危ないところではあった。僕は1人でペニスをまさぐる。ほどなく白濁液が手から溢れ出した。精力が回復する。…射精直前まで追いつめられてから自分の手で抜くより、このまま最後まで女の人に射精させられたほうが、きっと数倍も気持ちいいんだろうな…。い、いやいや、そんな誘惑に負けてはいけない!

 とにかく、このフロアのボスを倒したのだ。足元にカードキーが落ちている。これ以上こんなところに長居は無用だな。僕は治療室の奥にある扉まで行き、キーを差し込んだ。「ピピピ。認証完了。おれ、これから一生、○来●士のことをマキコ氏だと思うことにするよ…」「…。」「…。」(顔)「…遅ればせて新冊で買ったゴッド●イダーセカンドの1巻が前作とほとんど一緒だったのか…」「うん…」「で、薬師●ひ●子はどうなのだ?」「…どうでもいい…」「…。じゃあ開けろよ。」ドアが開いた。付き合ってると頭が持たないから考えないことにしよう。てかDBの参考にはあまりならなそうだな。

 まぁ、長い時間をかけてさまよった病院ステージにしては、ドアネタはしょぼかったな。といっても、仰々しい仕掛けで翻弄されるよりは数百倍もましか。気にしなければ済むレベルだからね。ドアが開き、奥に階段が見える。これを上れば終了だ。僕は階段に一歩を踏み出した。新しい一歩に胸を膨らませる。

 ウイイイイン…「!!?」突然階段が動き始めた。上に上ろうとしても、下りエスカレーターのように体が戻されてしまう。「ちょっ、なんだよこれ!?」「あー、いい忘れたけど。」壁がしゃべり始めた。「それで上にたどり着けずに床に戻されたらレベル1になるから。」「げっ!」僕は全力疾走。冗談じゃないぞ。ここで女子大生に苦戦するような状態になったら、どうあっても戦闘に勝てなくなる。女医や薄幸の美少女にも勝てなければ、この先に待っているもっと強力な敵にも絶対射精させられてしまう。

 僕がスピードを上げると、階段もスピードを増した。僕は全力で駆け上がり、何とか元の床に戻されないよう必死で走り続けた。が、そのたびにスピードが上がって一向に前に進めない。やっぱり特殊ステージ、一筋縄ではいかなかったか。なんでこんな目に…!

 「あーあのさー…」「うっせーな! なんだよ! 今それどころじゃないから! オマエのバカ話に付き合ってる暇ねーから!!」「あっそう、じゃあいいや。君のスピードに合わせて速度を上げる下りエスカレーターだから、そのままじゃどうあってもレベル1になるけどね。」「てめえふざけんじゃあねえっ! そんな仕掛けアリかよ!」「だからさー…」「なんとかしろ! 頼むから何とかしろ!」

 「じゃあさ、この病院シリーズ、またやっていい?」「はあ?」「いや、ずいぶん先のことになるけどね、霊安室の病院霊とか、白衣の天使を超えた巫女霊とかエンジェルとか、はたまたゾンビとか、病院ならではのモンスターも書きたいなぁ、って。」「ふっ、ふざけんな! ろくに時間もなくて更新できねーくせに!」「断ったらこのままレベル1ね。」「ひいい!」

 全力疾走は長続きしない。このままでは戻されて弱体化も時間の問題だ。「わ、わかった! 何でもやっていいからタスケテー!」「じゃあ、モンスターシリーズで病院ステージ増やすですよ。名づけて『廃病院シリーズ』! これはねえ…」「説明の前に階段停めろーー!!!」

 ピタッ! 「ぐわっ!」いきなり階段が止まったので僕はもんどりうって階段で転んでしまった。「…まだ未定だけど、霊安室に出没する薄幸の美少女の幽霊とか、死にぞこないの娘ゾンビとか、除霊しにきて逆にユウレイになっちゃったというミコミコ矛盾霊とか、看護婦が妖精化して本物の白衣の天使になってたりとか、マッド手術で生を受けた簡易ゴーレムのふらんけんタンとか、いろいろ考えて新手の病院シリーズになるですー。そのうち書きますんでよろしく。」

 「ゼエ、ゼエ…」なんか…ステージが増えたってことはそれだけゴールが遠くなったんだよな…。騙された気もするが、レベルが下がるよりはマシか。仕方ない。そんなステージも相当先の話だし、それまで十分レベルを上げてチャレンジするしかなさそうだ。

 僕は疲れきった体を引きずって上の階を目指すのだった。

病院シリーズ クリア

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