ナース+女医+薄幸の美少女5
 

 とにかく人数を減らさなければ、不利な状況は打開できないだろう。簡単な愛撫攻撃で倒せる敵、弱いナースたちをまず片付けてしまおう。そのあと強力ナースを3人まとめて倒す。それなら経験があるからね。そして司令塔である女医をさっさと倒して、最後に薄幸の美少女を倒す作戦だ。

 「おりああ!」風のような百烈愛撫が乱舞する。病院ステージの最初の敵4人を1ターンで簡単に倒してしまう。彼女たちはじつに簡単にイッてしまい、消えていった。しばらくこのステージをさまよい、こちらのレベルも相当に上がっている。ナース1人倒すのに最初の段階であれほど苦労したのに比べれば、かなりの成長といえるだろう。といっても、このステージの敵全員をこんな簡単に倒せるわけではない。たいへんなのはこれからだ。

 がちゃり。「!」「おじゃましまーす!」「補充要員でーす!」ドアから4人の通常ナースが入ってきた。僕は驚いて勢いをそがれてしまった。「な、なんだよ補充って。」「私たち初期ナースはあんまり弱いから、人数には数えられないんですぅ。そのかわりサポート役として、人数が減ったらその分補充されるしくみになってるんですよ。」

 そんな…弱いナースに限っては人数分補充されるなんて。ってことはこいつらをいくら倒してもきりがないというわけか。「私たち以外の先輩方や患者さんを倒せばもう補充されなくなりますから安心してくださいねー。」「くっそ、弱いナースが混じっていると思ったら案外に厄介だぞ。…はうっ!」ぼさっとしている暇はなかった。そうこうしているうちに看護婦たちが群がり、僕の動きを押さえようとしてくるんだ。ここで拘束されたら一大事だぞ。

 しかし、彼女たちから逃れるには一瞬遅かった。ナースたちは完全に周囲を取り囲み、僕に抱きついて、逃れる手段をすべてあっという間に奪ってしまった。ガッチリ抱きついて離してくれない。体重がかけられ、僕はバランスを失った。彼女たちは集団で僕を仰向けにする。僕はもがいて拘束を解こうとしたが、変幻自在な人間の肢体は結局僕の抵抗を奪ってしまうのだ。手を持ち上げれば彼女たちは器用に僕の手首を裏返しにねじってしまう。

 そこへすかさず女医が飛び掛ってくる。僕たちは騎乗位で結合、女医主導で腰が振られる。肉壷のしごく刺激はあいかわらず甘美で優しく、それでいてきつくペニスを取り巻いて射精を促し続ける。僕はいきなり大ダメージを受けてしまった。

 それでも負けじと、僕も腰を突き上げて応戦する。女医との騎乗位合戦は何度も味わって、勝ち続けている。通常ならこちらの精力の消費も大したことがなく、比較的短時間で彼女を倒すことができるはずだ。跳ね上がる女体は、彼女自身の意志だけではなかった。そのダメージもただならぬものがあるはずだ。

 するとナースたちは、僕の手足を押さえ身動きが取れないようにしてきた。2人で両手、2人で両足、1人がおなかに跨った。両手足は体重がかけられて大の字にロックされ、腹部はさすがに弱いものの、腰の動きを押さえるには十分だった。女医はおなかを押さえるナースの肩に手を置いて、勢いで上下してペニスをしごき上げてきた。ふたたびこちらのダメージが大きくなった。

 僕を押さえたり責めたりしているのが6人、患者はベッドでオナニーにふけっており、のこり3人が自由に動ける。女医と強力ナース2人だ。彼女たちは女医の指示通り薬剤を調合し、注射の準備をする。まずい、複数の注射が迫ってくる! 何とか逃れたくて身をよじらせようとしたが、四肢を押さえられて脱出できない。

 「ぬああ…!!」僕は必死で拘束を逃れようとあがく。が、女たち5人がかりで押さえられてはどうすることもできない。似たようなポジションはこれまでの戦いで何度かあったが、そんなときは1人ずつ倒して数を減らすしかない。だが、今は注射を逃れることが最重要課題。この状態で状態異常にさらされたら確実に負ける。

 また、マウントポジションでも執拗にあがけば脱出できる可能性がある。拘束や魅了、脱力などでこちらの動きが封じられるのはきわめて危険だから、何とかして脱出できなければならない。反撃の機会がなければ絶対に勝てない。脱出できた次のターンでふたたび拘束や魅了などまったく論外だ。僕は悪あがきを続ける。行動不能は絶対にまずい。そんな状況はまれでなければならないし、嵌ってしまったらすぐに脱出できるのでなければ!

 「ハーイ、大人しくしましょうねえ。」間に合わなかった。腕に小さな痛みが走ると、即効性の薬剤が血管を通って全身に張り巡らされてしまう。結局クスリを打たれてしまった。体が熱くなり、性欲が増した。複数の薬剤が混ざり合って、感覚が鋭くなって感じやすくなり、精子の生産も上がり、射精欲が高まった。強力なクスリによって副作用が生じ、筋力も低下、脱出どころか動きが極めて遅く弱々しくなってしまった。絶体絶命だ。

 体の力が抜けていく。自分の意志で動かすことはできるが、どこか自分の体ではないような気がして、動きが鈍い。もちろん力も出ないので、抵抗しても簡単にねじ伏せられてしまう。5人の拘束が解けた。この状態では逃げることもできないし、もちろん腰を突き上げて女医を責めることもままならないだろう。それでいて快感だけは体の奥までジンジン響き渡ってしまっている。

 「こんな強力なもの打たれたのにまだ動くことができたとはね。」「きっとここにくるまでに一定の薬剤耐性ができたのよ。」「そのようね。じゃあ、あれを…」「ハイ、先生…」女医2人の相談の後、ナースの1人が点滴の用意を始めた。

 脱力した僕に点滴が追い討ちをかけた。薬剤耐性をそぎ落とし、ジワジワと体の奥を快楽漬けにする点滴だった。精通が始まったばかりのころのように、女の肌が少し触れるだけで激しく興奮する精神状態になってしまった。玉袋は腫れあがり、たまりにたまったものを吐き出したくてウズウズしている。抵抗力が弱まり、感度が鋭くなり、性欲が増して、そこへ大人の天使たちが群がっている。今までにこんなピンチはなかった。いったいどうしたら…

 服を脱いだ女医2人が、容赦なく交代騎乗位で僕を責めまくった。念には念を入れて余計な抵抗ができないように、2人がかりで顔面と腰に乗って、上半身を押さえつつ下半身を徹底的な快楽にさらすのだった。そこへ看護婦たちの愛撫サポート。スベスベの手や舌先が全身に襲い掛かる。ほおや肩のきめの細かさに心奪われ、少しふれただけでも激しく興奮してしまう体になっているのに、手や舌や足やお尻がガンガンこすりつけられてしまっている。ひっきりなしにきついオンナでしごかれるペニスも我慢の限界だった。精力が大幅に削られてしまう。

 はじめのうちは女医2人で交代しながらの挿入攻撃も、次第に看護婦たちに伝播し、やがて全員で交代騎乗位に移る。抵抗できない男を次々挿入しては犯し、精液を搾り取ろうと蠢いてはきつく締め上げる。そしてなまめかしく腰を揺り動かしてペニスを揉みしだいてきた。余裕のクスクス笑いが周辺にこだまする。

 逃れることもできず、腰を突き上げての反撃もできない。それなら最後の一手だ。僕はどうにか最後の力を振り絞って、会陰の奥に力を入れた。ペニスが怒張し、硬さを保つ。このまま踏ん張っていれば、相手は次々と入れてくるのだから、その分敵も自動的にダメージを受けるはずだ。チャンスはそれしかなさそうだ。できるだけ我慢して、受身でありながら敵のカウンター自滅を誘う作戦だ。

 しかし、この作戦を成功させるには条件が悪すぎた。僕の体は重度の催淫点滴で徹底的に弱体化され、ほとんど持ちそうになかった。自滅を誘うには時間がなさすぎる。そのうえ敵は8人まるまる残ってしまっている。よしんば彼女たちを奇跡的に倒すことができても、最後に残ったベッドの美少女、強化された名器中の名器にはひとたまりもないはずだ。こちらの限界がもうそこまで来ていた。

 「…そろそろね。」女医の合図で交代騎乗位が止まった。僕は看護婦さんたちに抱き起こされ、足を投げ出して座る格好になった。背中を女医の1人が支える。彼女の乳房が背中に密着しつつ、そのスベスベの大人の頬が僕の首筋をこすり上げた。そして甘い声で耳元で囁き始めた。

 「こんなに長く薬剤に耐えてきた男は珍しいわ。よほど修行したのね。でも…この部屋にしかない劇薬には耐え切れなかったのよね。」「うぅ…」「この点滴に含まれているいろいろな薬の中でも、ちょっと特殊なものがあるの。それをこれから存分に味わってもらうわ。…手足を押さえて!」

 女医の指示で、ナースたちが僕の手足を押さえた。両足はスネの上に乗った女性の体重で動かせなくなり、両手も2人の女性の内股に挟まれて脱出できなくなっている。そもそもこの状態で体を動かせるだけでも奇跡的らしい。ゆっくり弱々しいながらも何とか薬物に抵抗して動いてきたのだ。そこに拘束が加わるのだから、もはやどうしようもなかった。

 ナースたちが僕の全身をスベスベの手で軽くさすり続ける。「う…はうあ…く…」それでも彼女たちは、女医の命令で、絶対にペニスには指一本触れなかった。玉袋も会陰もお尻にも手は行かない。それ以外の部分、わきの下や胸、わき腹、首筋、顔、内股や足の裏には、数人がかりで女手が這い回っている。その強烈な刺激が僕を射精寸前まで追いつめた。

 それまで交代騎乗位でさんざん精力を削り取られ、数値上はもはやゼロになってしまっている。そこへ全身撫でさすり攻撃が加わるのだから、もう射精するしかないのだった。あと一歩、少しでもペニスに触れられれば、その勢いで爆発してしまうだろう。

 しかし彼女たちは、いっさい股間を刺激しない。内股のきわどいところまで指先が来るものの、肝心なその先に行かずに別のところに手が移ってしまう。生殺し状態が続いた。

 「どお? すごくイイでしょう? いつ出してもおかしくないほどに。」「あうう…」「普通ならこれで生殺しを楽しむんでしょうけど、あなたはもう薬剤で射精を誘発されて、相当感じやすくなっているから、寸止め地獄はできないの。でもその代わり…」

 たしかに、全身にジンジンと痺れる快感が駆け巡っている。その感覚は当然股間にも伝わり、本当に触れられていなくても射精してしまいそうだった。しかし本当にあと一歩、脈打ちそうになっては軽く静まり、また直前までの波が来ては静まりのくり返しだった。

 イク寸前の、体の奥のくすぐったい感覚が何度も押し寄せているのに、そのあとに来るべき射精がなかなか始まらないのだった。きゅーんと疼く、直前のあの感じが僕を悶絶させ続ける。その波が次第に早くなってきていた。

 もし拘束されていなければ、きっとどんなことをしてでも自分で触って発射させていただろう。僕に密着する拘束ナースたちや背中を包む女医の肌の感触でさえ、強烈な快感となって僕を狂わせていた。

 「さあ…よく見ていて。あなたがイクところを自分で見るのよ!」ナースたちの手が離れた。しかし、手を挟む内股の感触やスネに押しつけられるオンナ表面のやわらかさ、背中を覆う女医の肢体の感触だけでも、僕は十分に感じまくることができた。

 今までにないビッグウェーブが全身を電流のように走り抜ける。じわりと股間が疼き、いままでに味わったことのないイク寸前の心地よさが僕をつらぬいた。あまりに甘美で、思考が停止してしまうような男の悦びが、いつもの射精の数倍以上の強烈さで僕を犯している! 僕は自分のペニスに釘付けになった。誰にも触られていないのに、勝手に射精が始まるんだ…

 じわり…尿道口から白濁の液体がにじみ始めた。そのとたん、体が急に引き締まった。筋肉がこわばる感じが頭から足まで支配する。脈打ちが始まったが、その速度は非常に遅く、数秒おきに一回ピクッとなる程度だ。それでいて快感だけは射精時と同じ強烈なもので、すぐに頭の中が真っ白になった。ここまで引っ張られると、脈打ちの速度はいつもの倍近くになり、快感も強烈になる。だが、今の射精は、強烈には違いないがそれでも普段より少しイイだけで、さほど変わりはしない。その代わり、射精時間がひじょうに長かった。数秒程度のはずが、もう1分は経過している。

 「こんなの知ってる? 自分でオナニーしていて、イク寸前で手を止め、落ち着いたらまた刺激して、また寸止め。それをくり返すとね、次第に耐え切れなくなって、ついには触ってもいないのに自動的に射精が始まるようになる。その快感は思った以上だよ。直前の疼きがいつもより長引いて、至福の瞬間を長時間味わえる。体がこわばる感じがするでしょう? あの特殊な薬剤は、この至福の瞬間を再現するものなのよ。気持ちいいでしょう。みんな見てるわよ?」

 女性たちが僕の股間をじっと見つめている。それがなおさら僕を興奮させた。ペニスからは、プールの目を洗う水道から少しだけ水が出るように、じわじわとあふれ出している。脈打ちは弱いが、射精直前の感覚が持続している。ペニスの動きを抑制して、一気に脈打って精子を飛び出させないようにする薬剤だった。ビッグウェーブがきては一回脈打ち、また込み上げては少量の体液がにじむ状態が続いた。

 数分は経過している。それでも射精は止まらない。たまりぬいた精液は強烈な快感とともに少しずつ押し出され続ける。僕は声も出せなかった。「でも気をつけなさいね。寸止めオナニーは気持ちいいけど、男性機能を損ないかねないわ。この薬剤だって、普通に使えばそれだけで生殖機能を破壊しかねない危険なものよ。ここが異世界だから、イっても復活するし気軽に使えるけどね。」

 体の奥が重くなってくる。体内で作られた精液がそろそろ全部外に出始めたんだ。あと少しで射精が終わる。筋肉のこわばりがなくなり、表情が緩み始めた。これで脱力したらしばらく起き上がれないだろう…もっとも永遠の時間の中でしばらくは寝たままになるのかな。

 「うりゃうりゃ!」突然、手練のナースが石鹸の手でペニスを掴むと、ものすごいスピードでしごきたててきた! 強く握って圧迫しているようで、滑りがよいのでジャブが利き、それが猛スピードを生み出して徹底的に刺激にさらすことができる。「あああああっ!」込み上げる快感がさっきの数倍になった。あまりにもゆっくりだった脈打ちは、今度は倍以上のスピードでビクビクし、出るはずのない精液が、作りかけの精子とともに絞り上げられる! 彼女たちの仕上げ攻撃だった。

 「ジワジワと射精する快楽と一気に倍のスピードで射精する快楽、一度に味わえてよかったわねえ。フフフフ…」背中の支えが離れると僕は脱力したまま倒れこんだ。頭を打った気もするが、もはや感覚は死んでしまっている。目の前が暗闇に包まれ、何も聞こえなくなった。思考も停止していて、射精しつくした自分の主観だけがかすかに残っていた。

 全身がふたたびやわらかい快感に包まれる。自分はいま、快感だけを感じ、他のすべての感覚が失われている。ここに肉体改造が加われば、終わることのない性欲の疼きで僕は自分を失うことになる。何をされているかは分からないが、ペニスを圧迫ししごく刺激だけを感じていた。

 出し尽くした直後のはずなのに、ふたたび性欲が頭をもたげた。

###ゲームオーバー###

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