ナース1−3

 

 「一体、何の薬を打ちやがった…?」

 「フフフ。すぐに分かりますよ。」

 「くっ…」

 なんだかよく分からないが、相手は看護婦(もどきだが)、きっと男を感じさせるような何かに違いない。

 幸い薬の効果が出るまでには多少の時間が掛かる筈だ。それまでに反撃できるだけやって置きたい。僕は起き上がり、彼女に飛びつくように抱き付いた。その勢いで彼女もベッドに横になる。僕は何も考えずにナースのスカートに手を入れ、オンナをまさぐる。ナースは両腕を僕の首に回して密着して来た。

 僕は自分に可能な最大のスピードで、オンナにあてがわれた指を前後左右にこねくり回す。…が、思うように指先が動かない。くそ!僕は乱暴に看護婦の上に乗り、ミニスカートを強引に捲り上げて、腰を巧みに突き上げる。ペニスが的確に看護婦のオンナに吸い込まれて行った。よし、結合完了だ。このままクリトリスを擦るようにして強く出し入れしてやる…

 「んあ…」看護婦さんも感じ始めている。自然と締め付けが強くなって来た。僕はさらに腰だけを動かすように素早く刺激してやる。

 「…。」やっぱり様子が変だ。いつものようにスムーズで素早い動きができない。これが薬の効果か…

 「…そろそろ効いて来たようですね。」「くそ、何を打ったんだ。」「そろそろ体の自由が利かないでしょう。一種の麻酔みたいなものよ。随意筋の活動を抑えてあるわ。」「なんだと…」

 たしかに思うように体が動かない。他の神経は冴えているのに、力だけが出ないんだ。

 「薬の効果は…、小さい注射だったから、2・30分といった所ね。でも十分ですわ。患者さんの熱いたぎりを鎮めて差し上げる時間に。」「くそ…」

 僕は看護婦さんの上に乗ったまま、脱力してしまった。看護婦は僕の体を押し返し、くるりと大勢を逆転させた。そして再び、今度は女性上位で結合した。

 「…薬が切れるまでに、抜いて差し上げます。おねえさんに任せて下さいね。」

 白衣の天使の優しい囁きと薬の効果で、脳天までしびれ、完全に脱力して相手のなすがままになった。ナースは腰を前後左右になまめかしくゆっくり動かし、ゆれる巨乳を見せ付けながらやさしく微笑んで来た。僕の精力が、ゆっくりと、確実に削り取られて行く。

 彼女の右手が後ろに回され、僕の玉袋をさすっている。

 僕はまったく抵抗する事もできないし、反撃もできない。彼女の快感攻撃に耐え抜こうと思っても、力が出ず、快感をダイレクトに受けてしまう。防御し切れない!

 「さあ、中に出して下さい。」そう言うと看護婦さんは、攻撃を小刻みな上下運動に切り替えた。小さくしかし素早くペニス全体が筒でしごかれ、強烈な快楽が体中を包み込む。

 腰を上下に動かしながら、その動きが段々ゆっくりになって来た。同時に彼女の上半身が、仰向けで倒れている僕にしなだれ掛かって来る。むぎゅ。柔らかいおっぱいが僕の胸を覆った。

 「そろそろ…ね?」耳元で小さく囁く天使の合図で、僕はなすすべもなく、結合したままナースのオンナに精液を放出してしまった。射精の瞬間ブルブルと震え、頭の中が真っ白になった。僕は癒された。

 「さあ。これで治療完成です。」

 僕は何も答えられずにハアハアと息づくだけだった。

 「さ、後はゆっくりお休みなさい。暫くしたら熱も…またぶり返してきますから。」「意味…ない…」「大丈夫。その都度わたし達が治療してあげますよ。」

 白衣の天使は、いたずらっぽく微笑むと、病室を出て行った。薬の効果が切れるまで、僕は病室のベッドで呆然とするのだった。

###ゲームオーバー###

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