ナース1−4

 「一体、何を注射…」

 即効性の薬で、僕は思考力が鈍って来た。段々何が何だか訳が分からなくなる。

 「…私を見て下さい…」

 胸をはだけた美人看護婦が優しく微笑みながら僕を見つめて来る。潤んだ瞳、妖艶な唇、すべてを包んでしまいそうなおっぱい、すらりと伸びた引き締まった足…そして全体の優しそうな雰囲気。

 ああっ、この世にこんな素晴らしい人がいるなんて…好きだ。しかもその相手が僕を誘い、受け容れてくれている。も、もういい、何でもいいっ!このまま彼女に包み込まれてしまいたい!

 僕はもう何も考えられなかった。彼女の誘うままに、僕はナースの体を強く抱き締める。心臓は高鳴り、ますます魅了されてしまう。

 僕の首に回された腕、ほお擦りされる感触、厚い看護服の肌触りとその奥に秘められた弾力。耳元に吹きかけられるなまめかしい吐息、僕の上半身に押し付けられる巨乳の感触。彼女の何もかもが、いとおしかった。

 彼女は体を傾ける。それに合わせて僕は彼女の上に乗った。彼女が両足を開くと、ミニスカートが捲れた。太ももの感触がダイレクトに僕の肌に伝わる。

 僕は魅了され続けている。思考停止したまま、正常位で結合。生暖かいオンナがペニスを包み込んだ。

 「あぁ…君が好きだ!」「ふふ。私もです。だから、ね?」

 僕は彼女に愛されている。その思いが一層興奮の度合いを高める。もう一心不乱に腰を振り続けるだけだった。上から彼女を強く抱き締めながら、僕はどんどん高められて行く。

 「ああ、もう出したい!」「いいよ!出してぇ!」彼女の方からも強く抱き締めて来る。

 こうして、戦闘である事も完全に忘れ去り、僕は正常位のまま白衣の天使に精液を提供してしまったのだ。

 「…。」ひとしきり射精が終わると、僕は段々正気に戻って来た。

 「どうでした?今のお薬は始めに見た異性にとことんまで惚れてしまう強力な惚れ薬だったのよ。」「そんな…」「うふふ。好きな人とのセックスが一番気持ちいいですからね。私もまんざらじゃなかったですよ?」

 魅了されてしまった時点で、完全に負けだった。

###ゲームオーバー###

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