ブルマ1−1

 

 それ以外にも女子校にまつわる敵…「おっとり少女」ってどんなのだろう…?女子校だから女教師もいるのだろうか?とにかくこのフロアは他とちょっと趣向が違うらしい。

 全校生徒が相手だと言ってたな。これまでのような「一人バージョン」「三人バージョン」「十人バージョン」ではなく変則的で、さまざまな敵が襲い掛かって来るステージだ。

 女子大生だったら女子大生と同じ強さの同じ敵が襲い掛かって来るから、相手の強さも単純計算で作戦も練りやすいが…それが通用しないフロアという訳か。まだ階段を上ってセーラ一人しか倒していない段階、この先どんな敵が出て来るか分からない状態だ。まだ未知のフロア。敵もどんな強さでどんな人数かも分からないんだ。気を引き締めて進まなくては。

 僕は赤い半透明の壁に当たらないように気を付けながら、迷宮化している学校の廊下を歩いて行った。ミニスカートがひらひら纏わり付き、自分の両足もこすれている。

 そう、このフロアは自分も女子高生にならないといけないんだ。そうしないとワープトラップに引っかかってスタート地点に戻されちまう。ワープトラップを示す赤い壁は、女装しないと見えない仕組みになっている。倒錯したエロさが弱みになってしまうが、これを精神的にも克服してレベルを上げて行くしかなさそうだ。

 とにかく歩き出す。数メートル行った所で、遠くに人影が見えて来た。向こうに誰かいて、走って来ている。

 「ストップストップストップ!」走って来るのは声からして女性なのが分かった。立ち止まって見ると、体操服にブルマの女の子みたいだった。

 女の子は僕の前に来て止まった。服装が違う、という事はセーラではない。これが彼女の言っていた「スポーツ少女」かな。セーラより強いのか弱いのか…未知の敵だ、気を付けないと。どんなエッチな特徴を秘めてるか分からんからな。

 「ハイハイ、下がって下がって。スタートラインまで。」彼女は突然手の甲をフリフリ僕を追い立て始めた。「えっ…す、スタートライン?」「後ろにあるでしょ。」

 後ろを見ると、歩いて来た床にたしかに白い線が引いてある。スポーツ少女の勢いに押されて僕は仕方なく言われた通り後ろに下がり、スタートラインに立たされた。

 「…で?」「競争よっ!」「はぁ?」「100メートル走!ここから向こうの端まで丁度100メートルあるわ。そこまで競争!ほらモタモタしない!すぐにスタートするわよ!位置についてっ!ヨーイ!ど〜ん!」

 「ちょ、ちょっと待った!」「何よ!早く走らないと!」「…何でそんな競争を…」「折角チャンスをあげようと思ったのに。」「チャンス?」「100メートル走で私に勝ったら、おとなしく引き下がってあげる。でも私が勝ったらエッチして貰う。どうよ?」「…。」

 かなり強引な展開だが、ある意味いい勝負かも知れない。かけっこで勝てれば精力を消費して戦わなくて済むんだ。ここは相手の条件を呑んでみる事にするか。

 「分かった。改めて競争だ。」「OK。じゃあ、位置について。ヨーイ、ど〜ん!」

 体操服にブルマの女の子が走り出した。僕もそれに合わせて全力疾走する…

 が、体操服にブルマの女の子は結構足が早い。こちらも全力疾走してるけど、断然相手の方が早く、どんどん距離が引き離されて行く。ヤバイ、このままだと負ける…!よく考えたらこっちは着慣れない女装姿、まともにかけっこで勝てる筈がなかった。スポーツ少女というだけあって向こうは走り慣れてるんだろうし。

 走りながら壁をよく見ると目盛りがついている。大きく30と書いてある。ここが30メートル地点という訳か。もう少し走ってみると、50と書いてあって、右に道がある。50メートル走用にも仕上がってるのか。この一帯は短距離走用にできていてスタートラインと目盛りが随所に書いてある。大体50メートルで曲がり角があり100メートルあまりでゴールという仕様みたいだ。ってか廊下で走ってはいけませ(ry

 「お〜い!走るの遅いぞ〜!見よ!この鍛え抜かれた美脚と瞬発力!100メートル走なら誰にも負けないわよ!もちろん長距離だってできるんだから!何しろ私はスポーツ少女!体育なら引けを取らないわ!どうよ、もう私100メートルゴールだよ!あなたはまだ半分も行ってないじゃない!私の勝ちね!」

 「…。」遠くから何か叫んでいるみたいだ。

 僕は閃いておもむろに50メートル地点の曲がり角を走り出した。相手は未知の敵。ここは逃げるが一番。「あっ!ちょっとどこ行くのよ!」きっと追い掛けて来てるんだろうな。でも無視。

 「まてー」女の子が追い掛けて来る。でもその距離50メートル以上。チラチラとわきを見ながら走り続ける。体育は得意でもそんなに距離を離したら逃げられるって事に気付かないからオツムの程度はアレだな…

 30メートル地点、50メートル地点と走り抜けて行く。70メートル地点に差し掛かった時…

 「げっ!」ブルマの女の子が僕のすぐ横に並んだ。そして一気に僕を追い抜き、あっという間に走り抜けて行く。そのままゴールの100メートル地点に行く気だな。

 僕はすぐ踵を返して元の道を走り始めた。女の子が得意げにゴールをめざしている隙に、こっちはトンズラだ。

 「ええかげんにせんかーい!」「ぐわ!」

 いきなり後ろから飛び蹴りを食らわされ、僕はその場に倒れ込んだ。

 二人とも息が上がっていた。ぜえぜえはあはあと呼吸を整える。暫くして。

 「じゃ、ウォーミングアップも終わったし、そろそろ本番の勝負ね。競争も私の勝ちだしね。」「…やっぱり…」

 競争には完敗だ。相手はかなり走り慣れているみたいだ。結局セックス勝負しないと切り抜けられないらしい。逃げようとしても追い付かれるしな。また飛び蹴り食らわされたらたまらん。つーか女装して走っても追い付かれるのはさっき実証済みだったのに…オツムの程度が知れてるのはこっちの方か。スピードが全然違うもんなあ。
 


 「…さ、始めましょ。」ブルマの女の子が僕ににじり寄って来た。体操服は袖がまくられ、その体には不釣合いな位小さい。多分サイズが合ってないのだろう。おなかが大きく露出されている。そしてブルマは切れ込み深く、普通のブルマよりもきわどいビキニパンツに近いものだった。その体からは走った後の息遣いと汗の香りが漂っている。体操服がわずかに濡れている。

 ショートカットのかわいらしい美少女は、細く引き締まった足をしていた。この脚線美が陸上競技で鍛えられた結果なのか。そしてそれに不釣合いな位に突き出た胸。この胸を抱えてもあれだけ早く走れるなんて。

 僕の方はまだ走った後の余韻が残っている。体中から汗が滲み、肩が上がり気味になる。走り慣れていない人間が走った後なんてこんなものだ。

 僕はちょっと疲れ始めていたが、ここは覚悟を決めてこの娘をイかせるしかなさそうだ。セーラー服を脱いで全裸になった。汗ばんでいるからね。「着替えはあるよ。セーラー服と体操服、好きな方を選んでいいからね。ただし私に勝ってからよ!」

 ブルマがべったり抱き付いて来た。彼女の汗と僕の汗で、体操服がどんどん濡れて行く。すると体操服が透け始め、ブラジャーや体が透けて見えるようになって行く。そういう誂えなのか。

 上半身がほとんどスケスケになっている体操服姿を見て、僕は段々興奮して来た。もちろんさっきから女体が押し付けられているのもある。

 僕達はお互いに向き合いながらその場に座った。

 僕は彼女のお尻に手を這わせ、すべすべと撫でて行く。ブルマは僕の首に手を回し、激しくほお擦りして来た。二人は段々密着の度合いを深めて行った。興奮がさらに高まる。

 僕は体操服の下に手を入れ、ブラジャーの周りを丁寧に愛撫した。その度にブルマは小刻みに震え始めた。攻撃はジワジワと効き始めている。

 それにしてもいつもより興奮するのは何故だろう。ブルマと抱き合っていると、普段よりも息遣いが粗くなる。ぺたぺたと触れ合う体操服の冷たさも心地いい。

 ブルマの下に手を入れた。すると、彼女がブルマの下に何も穿いていない事に気づいた。スベスベのお尻がダイレクトに手のひらに伝わる。

 ブルマの方もどんどん息が荒くなって行く。僕もいつも以上に興奮し、またこの子がどんどん魅力的に思えて来た。この息遣いの粗さは…走っている時の呼吸に似ていた。

 もしかして、セックスの興奮とランニングの興奮は似ているのではないか。という事は、先に走って置く事でその後相手へのドキドキが高まり、またセックスも興奮しやすくなる。つまり先に競争と称して走らせたのは、既に相手の作戦だったのか?

 だとしても、もう遅い。この状態で戦うしかない。

 「よいしょ。」汗をたっぷり吸って重くなったスケスケの体操着を彼女は脱ぎ捨てた。白いブラジャーが露になり、体操着越しにしか見えていなかった上半身の肌が露出される。改めてこの子は結構おっぱいが大きい事に気づかされた。

 下がブルマで上がブラジャーという格好が、僕をどんどん興奮させた。この格好はものすごくエッチだ。彼女はすかさずその格好で僕のいきり立ったペニスをしごき始めた。この格好を見せ付けられたまましごかれ続けたらまずい事になるぞ。

 こちらも反撃しなくては…さて、どうやって?

−選択肢−
ブルマ1−2 騎乗位スマタ→そのまま挿入の作戦
ブルマ1−3 正常位スマタ→そのまま挿入の作戦
ブルマ1−4 ブラを取って胸を中心に愛撫&指でオンナを責める作戦 


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