メイド3−2
 

 やはりメイド達を統括しているメイド長から倒して隊列をバラバラにしてしまおう。ボスさえ倒してしまえば崩れたメイド隊を平らげるのは簡単そうだ。僕は起き上がって、微笑みながら様子を見ていたマリLに向かった。

 「まぁ。わたくしをお選び下さるのですか。」僕はその返事として彼女の肩に両手を乗せ、そっと抱き寄せてキスをした。「今ので合図と致します。たっぷりかわいがって差し上げますわご主人様。」

 メイド長はするりと服を脱ぎ捨てた。簡単に着脱できる構造らしい。だぶだぶしたメイド服からは分からなかったが、マリLは長身ながらナカナカのナイスバディの持ち主。流石に統括してるだけはあるな。「わたくし、ご主人様に奉仕する為だけに特別に作られたのです。だから…ご主人様を悦ばせるテクも小さい内からずっと訓練されて来ましたのよ。」僕の頬をしなやかな手のひらが滑るとゾクゾクさせられる。言葉にウソはないみたいだ。

 この手の上品キャラは自分から騎乗位か何かで動くようにさせれば奉仕に酔って果てやすいかもな。じゃああお向けになるか。

 「ウフフフ…わたくし、取って置きの魔法を知ってるんです。」「え…」「えいっ☆」マリLが僕の顔を自分の胸に抱き寄せた。顔面がどんどん乳房にめり込んで行く。ひときわやわらかい部位が僕の頭部を圧迫した。「むっく…」

 僕は離れようとしたが後頭部に回った細い腕がしっかりと僕を抱き寄せ続けている。「むー!むー!」「ウフフ。かわいいかわいい…」マリLは僕の頭を撫で続けた。「ぷはっ!」顔を上に上げて窒息を免れる。メイド長が優しく見下ろしていた。

 「えっ…」さっきまで前かがみ気味にマリLの乳房に抱き寄せられていたが、今はまっすぐの体勢のまま彼女の乳房に頭部をうずめている。背伸びしても彼女のアゴに頭がくっつくかくっつかないか位の背の高さに縮んでしまっている。

 「わたくしが魔法でご主人様の頭を撫でれば撫でる程、あなたは若返るのです。」「なっ…」「ウフフフ。今ご主人様は思春期の真っ盛りの年代ですわ。女の人に興味を持ち始めた頃に戻りました。」「ええーっ!」僕はあわててマリLから後ずさろうとしたが彼女の腕がしっかりと僕を捕らえて離さない。

 「いかがですかご主人様…女の人の肌の感触は…」「う…」只でさえ心地よいおっぱいの感触が、若返った事で新鮮な快感になり、触れ合っているだけで精力を消費してしまう。「女の人の足も…いかが?」「くうっ…」マリLのふとももが僕の股の間を滑っている。経験はあるけど、肉体がついて行かずに改めて肢体のスベスベ柔らかい感触に翻弄されてしまっている。

 癒し系のお姉さんキャラに抱き締められ、若い僕は体中がジンジン疼くのを感じた。ダメだ、この年代は女性を見るだけで激しく勃起し、簡単なオナニー程度で一日に何度も射精し、それでも足りずに夢精まで繰り返してしまう程強い性欲の塊なんだ。感度も相当いいし、何度も射精できる若さとタフさがある代わりに一回出すまでの精力が少ない。

 それなりのレベルがあるから攻撃力が衰える訳でもないしペニスが皮かむりになった訳でもない。多少大きさが小さくなって色も明るさが増している程度だ。こっちの弱体化はテクとかでカバーできるからそれ程心配もいらないだろうけど…。正方形の魔法とは一味違うみたいだ。それでもイキやすい体になったというのはかなりまずいぞ。何度でも射精しても体力が尽きるまで戦えるならまだしも、一回でも出してしまったらそこでゲームオーバーなんだ。

 とにかく、体中が女体に敏感になっている状態なんだ。ピンチな事には変わりない。どうしようか…とにかくまずはマリLの拘束を解かなくては。後ろに逃れようとしても押さえつけられてしまう。それなら…

 僕は屈み込んで下に逃れ、メイド長の腕から逃れた。そしてさっと後ろに逃れ、再び彼女に向き合おうとした。むにっ。背中にやわらかい感触が潰れた。

 「むひひひひ…ご主人様〜ちょっと見ない内にかわいくなりましたねぇ。」めがねっ子が若い肢体を僕の背中に押し付けていた。しまった、敵はマリLだけじゃあない、10人いるんだ。メガネ娘はさっきまで僕が見下ろしていたが今は同じ位の背の高さになっている。「そうそう、私やおいとか大好きっ子なんで、男の人の体はよく知ってますよん。美少年モノ、そそるわぁ…じゅるっ」よりによって変なのに捕まっちまった。

 「さあ皆さん、ご主人様を奉仕して差し上げましょう。」「はぁ〜い!!」メイド達は既に全員全裸になっていた。敏感な体中にメイド達が寄ってたかって全身愛撫攻撃を仕掛けて来る。

 ペニスが数人の手やおっぱいでモミモミされ、誰かのお尻に導かれる。防御力を落とされた亀頭が臀部の肉にめり込むと大ダメージを受けた。続けざまにお尻のワレメに挟み込まれスリスリと上下された。敏感な裏スジが吸い付くようなお尻の感触に翻弄される。

 隣のメイドがふとももの間にペニスを挟み込み、同時に僕の顔を豊かな乳房にうずめた。「おーほっほ、そんなチンチクリンの体じゃあ、わたくしの美しき肌には耐え切れませんわね!」「うう…」僕は一方的に責められて高められた。

 何とか抵抗しようとナースメイドに手を出すが、ナスメイドは巧みに僕の手を捕まえて秘部に導いた。僕は攻撃してる筈なのに彼女のオンナの感触が指に伝わって逆に精力を削られている。つるぺたなおにゃのこのキメの細かい太ももにも挟まれ、毛のないオンナ表面がペニスを滑って行った。

 「それでは皆さん、ご主人様はわたくしをお選び下さったのですから、トドメは…」全裸のおねえさんが僕の手を引いた。「さあご主人様、わたくしの体でイッて下さいませ。」マリLはあお向けに横になった。僕はフラフラと吸い寄せられるように彼女にのしかかり、正常位でペニスを挿入した。

 「あうう〜」「いかがですか?」弱体化してイキやすくなっている上メイド達の愛撫攻撃で極限まで高められていたので、生暖かく締め付ける感触に耐え切れなかった。ぐにいっと膣がペニスを揉みしだきながら蠢くと僕は上半身をのけぞらせてしまった。

 「ウフ。もっと近くに…」メイド長は僕の頬にスベスベの指先を這わせ、豊かな乳房に僕の顔を導いた。「む…むぐぐ…」マリLはさらに両足を僕のお尻に回した。そしてゆっくりいとおしむように全身を揺り動かし、特になまめかしく腰を回転させ始めた。

 「むああっ!」僕は彼女に体重を預けたまま全身を駆け巡る強烈な快感に我を忘れた。だ、だめ…だ…ここで出しては…うう…気が遠くなる感覚の中で僕は精神的に最後の無駄な抵抗をしていた。お尻の奥がきゅうんと疼く。脈打ちが始まる直前だった。

 「…イケ。」後ろから凛とした声が浴びせられる。同時に玉袋がやわらかい圧迫を受けた。一番背の高い警備部長メイドが足で玉袋をぐいっと押したのだった。力強い、それでいて痛くない程度の絶妙なタイミングと圧迫感だった。

 「うわああっ!」溜め込んでいた精液が圧迫で半ば強制的に押し出される!膣の快感に加えて玉袋に押し付けられた刺激で僕は同時に二回分の「イク快感」を味わった。そのまま精液をマリLに一気に提供する。一滴残らず放出する勢いでいつもよりずっと多くの量を注ぎ続ける。

 クリクリと玉袋が爪先でくすぐられるとさらに快感が倍増し、作りかけのものまで全部搾り出されてしまった。出し終わると僕は乳房に顔をうずめたまま完全に脱力し、メイド長に心も体も預けるのだった。

 「気持ちよかったですか?」「ぅ…」「さあご主人様、もうあなたは快感の虜です。全員のご奉仕を受けて下さいね。」

 僕は感度良好な体のままメイド達に次々と精を提供させられた。囲まれて全身を愛撫されながら、特に下腹部の感じやすい所は集中攻撃を受けたまま、僕は何度もオンナに飲み込まれ、あっという間に射精した。

 出せば出す程僕はもっとやりたくなった。「ご安心下さい。性欲を満たして下さる女達はこの迷宮に無限におりますので。」その言葉に安心して、僕はますますセックスにのめり込むのだった。その内考えるのをやめ、自分が誰だかも分からなくなるんだろうな。

 それもいい。

###ゲームオーバー###

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