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姉5


 ソファー。

 これを使って闘うというのは、「体勢を固定する」ことを意味する。

 それによって、姉の機敏な動きを封じ、こちらの動きも止められるが、固定された位置からの攻防であれば、手先指先のテクニックに勝る側に軍配が上がる。

 ソファに座って闘うといっても、いきなりの挿入はないはずだ。それは姉にとってもリスクとなる。その前に必ず、愛撫合戦に持ち込んでくるだろう。こちらの強みは、これまでの経験に基づく愛撫テクニックだが、姉はその強化された熟練の手技の他に、生足、脇腹、腕、そしてお尻をも武器にできる。それでいて防御もしっかり可能な体勢になる。ソファ戦なら横に並んで座るのがもっとも合理的というわけだ。

 実際に家にあると、ジャマにしかならないタイプのソファだ。ひとりで座るには広すぎて、両脇の肘掛けに手が届かない。かといって、2人で座れば、相当に狭く、密着しなければ座ることができない。ぎゅうぎゅうのすし詰め状態になる。

 このソファーも、性的な戦闘用にしか造られていないことがわかる。これを使って闘うことは、姉にとっても想定の範囲内というわけか。

 僕がソファーの左側に座ると、姉はその横にすかさず座り込もうとしてくる。お互いに全裸なので、肌が強くこすれあっていく。姉はわざとなのか、不可抗力なのか、ひどくゆっくりと、僕の隣に座ろうとしてくる。否むしろ、狭い椅子の空間に、無理にお尻をねじ込んできているという表現の方がピッタリくる。

 すり……ぐにゅ……

 姉さんの生足、そして横尻が、僕の真横にぴったり密着し、さらにぎゅみっとやわらかな弾力で押し返してくる。

 もちもちした肌触りが、僕の真横を覆い尽くしていく。彼女が無理にでも身体をねじ込んでくれば、その分だけ強く、密着の度合いが高まっていく。僕がギリギリに身を詰めて座っても、姉がその横に座ろうとすると、これだけ無理があるような広さなのだった。

 ついに完全に、姉は僕の真横にピッタリ強く密着した。彼女の腕や脇腹の感触も、しっかり味わわされる。きゅん、と心臓が高鳴った。

 予想はしていたんだ。この密着ソファーの甘い罠がどういう意味をもたらすかを。昔、自動車の狭い席に座ったとき、姉がぎゅうっと密着して、ま隣に座ったのだった。僕も彼女も短い半ズボン。当時は僕が性に目覚め、姉がそれをあざとく見つけて、身体のパーツのあちこちを見せつけ始め、オナニーを覚えていくような、あまりにウブすぎる年頃であった。

 とくに姉さんの生足太ももは羨望の的であり、いつもいつも、彼女の足に少しでもいいから触れることができればと、常日頃から魅了されていたんだ。そのくらいに、性の知識もなく、ただ快楽と異性への性的な憧ればかりが支配する、幼い時代のことだった。

 狭い空間で、みっちり詰まって座る古い自動車の中。僕のま隣に座った姉の脚は、すでにツルツルでふにふに、みずみずしく滑る滑らかな感触を誇っていた。成長の速かった姉は、その下半身をすでに、立派な攻撃手段に仕立て上げていたのだった。太くて、長めの、とても綺麗な形をした生足。それが、幼い僕の片足にぴったり貼り付いて、決して離さない。僕がギリギリ足を引いても、その分姉は脚を拡げ、生足密着をほどいてはくれない。

 自動車が走り出せば、振動でグニグニと押しつけられて、さらに深く太ももの感触を味わうことになる。それでいて姉はわざと、僕に密着している方の足を上げたり下げたりしながら、スリッスリッと僕の足に、自分の素足の感触をこすって刻みつけてくるのだ。勃起がバレてしまったらどうしようという思いと、できるだけ長く、そして敏感に、今のうちに姉さんの脚の感触を覚えておきたいという思いがぶつかり合った。

 移動の間中、行きも帰りも、自分の片足に全神経を尖らせたのだった。姉の感触を一生でも覚えていられるように!

 帰ってきてからの夜のオカズは、すべて姉の計算どおりとなった。左足に残る生足の感触を思い出しながら、精を吐き出し続けた。中高生になっても、あのときの感触を詳細に思い出しては、オナニーのネタにしたんだ。

 姉さんは、そのことをよく分かっている。だからこそ、このソファーに座ったときに、挿入ではなく、真横に座る戦法をとってきたんだ。今度はお互いに裸だ。生足どころか、横尻までぴったり密着し、狭いソファーの上でみっちりぎゅうぎゅうと押し合っている状況。女体のやわらかさと滑らかさが、如実にみずみずしく僕の下半身に刻みつけられている。

 のみならず、彼女の腕や脇腹、肩までが、強化された肌触りで、僕の上半身に密着していて、彼女が少し前屈みになるだけで、上から小さめの胸の谷間をも垣間見ることができるようになっている。

「ふふっ……こうやって、もう1回並んでみると、年月が経ったって分かるんだね・・・」
姉は三白眼の大きな目で笑いながら見上げてきた。

 子供の頃は、姉さんの方がずっと大きく、並んでみっちり座ると、僕の肩が姉さんの腕に密着するような、頭ひとつ分程度の背の違いがあった。しかし今は逆に、僕の方が大きく、姉さんは女性の中でも小柄な方で、その背丈の違いは歴然としていた。彼女のオレンジ色の髪の香りが、しなだれかかってくる動きに合わせて、僕の鼻をくすぐった。やわらかな髪が、僕の肩にふぁさっと乗せられている。

 ここからは、お互いに手の攻撃で勝負をつける! 僕は両手で姉のオンナを、彼女も両手で僕のペニスを、それぞれ持ちうる最大限のテクニックで攻防していくことになる。熟練のレベルに物を言わせれば、こっちが有利なのは明らかだ。強化され男たちを籠絡することに長けた姉といえども、ここまでたどり着いて数え切れない女敵たちをイかせ倒してきた僕の手の攻撃に、彼女も大ダメージを受けるに違いない。

 僕は女体のあちこちをくすぐるようにまさぐりながら、その手をだんだん下に持っていき、オンナ表面から内部までを手と指でかわいがる。一点集中より、この場合はときおり全体を愛撫しながら、その上で局部に快楽を凝縮させるのがいいだろう。

 姉さんの肩や胸、脇腹や生足を撫でさすり、その性感神経を刺激しながら、彼女の感じている気持ちよさ(じわじわした心地よさ)を、僕の指がオンナに到達した瞬間に爆発させる戦法だ。全身で受けた快感は股間へと流れ込んでいくが、そこで僕の指先のテクニックで股間に刺激を与えれば、流れ込んできた快感が再び、ぞわぞわと全身に行き渡るように押し戻される。このやり方で、何度もバトルで勝ってきたんだ。

 案の定、こちらの攻撃に、姉はひどく驚き、狼狽の顔色を見せた。彼女にとってみれば、子供の頃の隣密着だけでも感極まり、あのころの弱い自分を思い出して、僕はどんどん弱体化してしまうはずだった。しかし、僕からの思いもよらぬ反撃を受けて、姉さんは快感に顔を歪ませるしかできない。不敵な笑みは吹き飛び、快感を堪えるためにうつむいてしまう。苦い顔つきに変わっていたので、相当効いている手応えがあった。

 あふっ……んぁ……んくぅ……そんな鳴き声を立てながら、姉さんは大ダメージを負い続けた。全身とオンナとへの波状攻撃で、想定以上の心地よさにピクピクと全身を震わせる。このまま堕としてしまうことも十分できるような気がしてきた。

 だが、こちらにもいくつもの心配点は、たしかにあった。

 やはり一番大きいのは、心理的なダメージだ。やはりどうしても、あのころの幼い日の興奮が、ことあるごとにぶり返してきてしまう。当時よりもはるかに成熟した、おとなの女性の生足が、しっかりと僕に貼り付いて離れてくれない。そして、彼女が身をよじらせダメージを受けながらも、その太ももをスリスリと動かし、僕の足にこすりつけることだけは休まない。その動きが入るたびに、彼女の横尻もまた、グニグニと波打つようにひしゃげて、僕のお尻にもっふもふと貼り付いてくるのだ。

 その快楽、心地よい想い出に陥りそうになるのを堪えながら、僕は手を休めずに姉を責め続けた。

 お尻が密着してぎゅうぎゅう詰めになっているかぎり、姉の磨き抜かれた女体の感触は、いやがおうにもむぎゅむぎゅと押しくらまんじゅうのように潰れてくる。憧れだった姉さんの全身どこもかしこも触り放題で、さらに密着した肌の部分がもっちもちと吸いついてきて心地よい。

 その興奮と髪の香り、時々顔を上気させながら見上げてくる眼鏡姉のかわいさに、いつもドギマギさせられてしまう。魅了効果が加わってくるのに等しい。長引けばそれだけ、こちらが不利になりそうだ。

 そして何より、残り精力がかなりきわどいところに来てしまっていることが、最大の難点である。

 前の戦いで消費された精力がほとんど残っておらず、回復もままならないまま、こうして姉と対峙してしまっていることが、かなりの高確率で負け戦になっていることを意味する。このピンチを乗り切って、どうやって逆転を図るのか……手のテクニックで、姉が果ててくれるのを待つしかないが、強化されているため、その精力値は高い。このまま行くと、勝てないかも知れない。

 しかのみならず、おそらくギリギリで姉に勝っても、その次の部屋、最終ステージには、とても持ちこたえられず、簡単に射精させられてしまうことは必定だ。その意味でも、今までやってきた苦労が水の泡になってしまうんだ。

 姉さんの攻撃力も、かなり強化されている。耐久力も然りだが、それはこちらの攻撃力で難なく打ち破ることができている。問題は、その攻撃力の高さと、こちらの弱体化のバランスだ。それが鍵を握ると言っても過言ではない。

 姉も当然、黙って僕の両手の攻撃を受け続けるつもりはない。姉の生足スリスリ攻撃だけで、僕の精を奪えるとも思っていないだろう。彼女は打ち震えながらも、反撃の手を伸ばし始める。

 姉さんは、両手のひらでやわらかくペニスを包み込むと、ペニスの前側裏側を、優しく撫でるように、下から上へと滑らせていった。まるでローションでも塗られているかのように、滑らかに動く姉のしなやかでやわらかい手の感触が、一気にペニスに襲いかかってくる!

 右手で裏スジ側、左手で表亀頭側を包むように優しくしごき上げる。指先が変幻自在に動き、裏スジのヒダのところはとくに細かい動きで刺激してくるし、左手はあえて、むき出しの亀頭部分だけを付け狙うようにこすってくれている。

 強化されているために、その白魚のようなきれいな手や指は、ペニスの肌に引っ付くように作用する。きめが細かすぎるために、ペニス全体の皮部分が、彼女の手の動きに合わせて引っ張られていくんだ。それでいて、ぺりぺりっと音を立てて離れていき、また別のペニス部位に女手が吸いつく。そんなしごき方だった。

 姉は一気呵成に強く握りしめたりこすりあげたりせず、しかし一定のリズムで着実に、僕の精を消費させる手の動きを続けた。手首をあちこちにひねって、ペニスに押し当てられる手のひらの部位を自由に変化させてきた。しごく動きにひねりも加えられる。

 右手の指先が玉袋に当たると、ついでながらといわんばかりに、玉袋もその細い指でクニクニと優しく押してきて、睾丸内部をかき回してくる。さらに指先を立てて、玉袋をくすぐるようにコチョコチョしたあとに、再び敏感な裏スジ部分の攻撃に戻る。

 滑っていくやわらかい女手は、僕が子供の頃からあこがれていた姉の手そのものである。一体どれほどの間、彼女の手にペニスを触られたいと願ってオナニーしただろう。姉の手でじかに触られしごかれたらどんなに気持ちいいだろうと想像して抜きまくった。それが今、目の前で現実のものとなっている。その感激も一入だった。

 さらに姉は手のひらだけでなく、身体を前に倒しながら、そのスベスベの前腕まで使って、ペニスへの刺激を強めていった。前腕の肌触りを存分にこすりつけながら、右手は玉袋を執拗にあちこちくすぐる。左手の腕部分も容赦なくペニスをこすりつけ、女体のどこもかしこも具えている滑らかさを、存分にペニスに刻みつけてくる。玉袋を付け狙い、裏スジの亀頭部分にあるヒダを執拗に責めるのは、彼女が僕のオナニーを覗き見て、僕が感じる触り方を覚えているためだった。

 つまり姉は、僕が自分で一番気持ちいい抜き方、触り方をしているのを見て、その方法を知っているんだ。自分で先端ばかり、裏側のヒダばかりを丹念に刺激しながら、同時に玉袋をコチョコチョとくすぐって、それで夜な夜な射精していた。それを見てきた姉にとってみれば、同じ刺激の仕方を、しかも異性である姉の手自身で行えば、快感は最大限に引き出せるだろうという計算だ。そしてその計算は、まったく間違っていないのだった。

 そして絞り上げるように、手首をひねりながらペニスをしごき上げていく。その動きはだんだん早まり、棒全体と玉袋への刺激を、チュッコチュッコとリズミカルにアップさせていく。

 仕上げと言わんばかりに、右手で筒を作って裏スジヒダばかりを小刻みにしごき、高速で上下させ始める! そして左手は玉袋くすぐりに専念、内部の精液をかき回して、一刻も早く絞り出してしまおうとコショコショし続けた!

 うああ……まずい……

 僕の攻撃力も姉に大ダメージを与えているが、それ以上に、やはりこちらの残り精力に限界が来てしまっていた。この体勢のまま闘えば、先にイクのは僕の方だ。

 思わず僕は姉の手を払いのけ、守りの姿勢に入ってしまった。だが、その行為が命取りだった。

 僕が姉への攻撃の手を止め、彼女の手を振り払って、ギュッと力んでしまったために、姉へのダメージはなくなり、しかも、僕が相当のピンチな状態にあることを、姉に確信させることに繋がってしまった。

 こうなると、姉は素早かった。僕がソファーから脱出しようと身構えるよりもはるかに早く、姉は僕の足の上に飛び乗ってしまった! 僕が立ち上がれないように、先回りしてマウントを取った格好だ。もはや完全に姉のペースだった。

 姉さんのちいさい身体が、軽く僕の上にのしかかる。僕は脚を開いたまま座っていて、もはや立ち上がれない。

 彼女が少しお尻の位置をずらしただけで、オンナ表面はあっさりとペニスを探り当ててしまった。「んっ……」ほんの少しの時間しかかからない。ペニスは完全に、姉のオンナに根元まで飲み込まれてしまった。

「うゎああ! ねえちゃん! だめっ……離し……」
「もうこうなったら、アンタの負けだよ。ほら、さっきまでの勢いはどうしたの? 動かないでいてあげるから、がんばってごらんよ。」

 姉さんはソファー逆駅弁スタイルで挿入しながら、大きく脚を拡げ、その細い内股をあらわにした。そして、そのままじっと動かない。ただひたすら、キッツキツのオンナの締まりだけが、ペニスを絞り上げていく……!

 このままじっとしていても、姉さんの中でイッてしまうのは確実だった。なんとか脱出を図るのか。いや……ここでこうなってしまった以上、逃げることは不可能だ。この体勢のまま、逆転を狙うほかはない。

 姉は脚を拡げたり閉じたりする、ゆっくり大きな動きをした。決して上下運動で一気に精を吐き出させる戦法をとらず、オンナでペニスを揉みしだき、締め付ける快感だけで、僕を射精に追い込もうとしているんだ。

 しかも彼女の細くしなやかな太ももが、足を拡げた僕の両足の上で、スリスリスベスベとこすれていっている。彼女がこの動作をするのは、オンナの形状を変えてペニスを攻撃するためではない。それはあくまで補助であって、締まる感触にほだされて僕の方から腰を振ってしまうことを狙っているのだ。

 そして、ひたすら素足を僕の両足にこすりつけ続けて、その悩ましいスベスベシコシコの弾力を、誘惑として刻みつけることに主眼が置かれている。

 僕は……イク直前の多幸感を全力で押しとどめた。脈打たないよう渾身の力を振り絞って、無理にでも律動が始まらないようにする。本当に最大のピンチの時にはこの手を使うが、お尻の奥のくすぐったさは増し、すぐにまた、この多幸感が、さっきよりも強く押し寄せてくるのは分かっている。

 僕は躍起になって、彼女の両乳房を後ろから鷲掴みにし、こねくり回したり、揉みしだいたりして反撃した。このちいさな膨らみを徹底的に集中攻撃して、ピンチをチャンスに変えるしかない。

「ひゃっ! ちょっ……ソコはっ!!!」

 姉がめずらしく強い反応を示した。右乳房の、とくに乳輪まわりに、どうやら彼女固有の性感ポイントがあるらしい。人よりもその場所に性感神経が集中して、敏感になっているんだ。つまり、この場所が彼女のウィークポイントになる!

 僕は乳首を優しくつねるように引っ張りながら、乳輪周辺を親指と人差し指でこねくり回し続けた。すると彼女は、僕に背中を完全にもたれてしまい、右乳房から全身に拡がるような多幸感に我を忘れてしまう。

 ゆっくりと腰を上下させながら、僕は姉のオンナ内部をじっくりピストンさせ、右乳房のあちこちを撫でさすりこね回して攻撃を加えた。どうやら乳輪以外にも乳房の感じやすいピンポイントがあるらしい。

 どばっ! びゅるるるる! どくどくどくっ!!

「あああっ!」

 数回、ペニスをオンナに突き立てただけだった。しかし、姉への乳房攻撃に気を取られてしまい、防御が少しだけ緩んでしまっていた。

 一度射精直前を堪えきったので、次に押し寄せてきたビッグウェーブに対して、何の対処もできなかった。急激に快楽がお尻の奥から強まったかと思うと、あっという間にその快感が冪乗的に強まり、気づいたときにはもう、脈打ちが始まってしまっていた。

 抑える暇もなく、精液は勝手にペニスから、姉の膣内にどんどん吸い上げられていく。姉は全身をゆっくり前後に揺すって、ペニスから精液が出てくるのをさらに促した。

 小さなやわらかい手が玉袋を揉み、撫でさする。精巣内の体液を一滴残らず吐き出させるように、オンナの動きも、玉袋くすぐりも、そのことだけに集中した。

 1分以上射精が続く。その間じゅう、姉さんは脚の感触を滑らせ、玉袋をいじり、ペニスをオンナで絞り続けてくれた。完全に脈打ちが終わるまで、姉は容赦なく快感攻撃をし続けた。

「はあっ・・・ふうっ・・・うぅ……」
「あっぶなー・・・もうちょっとで私がイッちゃうところだった。はふ……でもいい気持ちだった~!」

 姉は満足そうだ。男を射精させることこそが、彼女にとって勝利の快楽であり、最大の性的満足に直結するのだ。

 目の前が暗くなっていく。そう。場面が変わるんだ。姉の妄想映画ワールドに、僕は観客として強制的に移動させられ、その淫靡な搾精劇に、これから永遠にイキッぱなしになる運命なんだ。

 僕はこれから起こる快楽にむしろ期待感を膨らませてしまった。ここまで戦って、最大の性的オカズだった姉にじかに抜いてもらえたことが、もう最高に幸福なことであり、現実世界のことなど、もうどうでもよくなっているのだった。

 終わったんだ……なにもかも……いや……これから始まるんだ。終わることのない、最高の天国が!

















 目の前が明るくなったとき、そこは見覚えのかなりある、ごくごくありふれた場所に、僕は立たされていた。どこにでもあるような、ごく普通の学校だ。それ以上でもそれ以下でもない、単なる授業風景である。

 しかしながら、肉体改造が進んでいる僕は、これから起こる出来事の内容をすべて知り尽くしてしまっている。姉の映画の内容は、あらかじめ僕の脳にインプットされ、ストーリーの全部を、最初から分かりきった状態で送り込まれるからだ。

 その期待感から、ごく普通の授業風景の中にありながら、ペニスからはどんどん精液が飛び出していき、僕は絶頂し続けてしまっている。そばにいる少女の横顔を見てさえ、僕は誰にも触れられていないペニスから、大量の精を吐き出してしまうのだった。

 今回の、姉のオカズ対象となる少年は、僕のすぐ隣にいる。僕は全裸で、この教室の中に立ち尽くしているが、身体を自由自在に動かせるわけではないし、見るべきものは強制的に見せつけられ、感じるべき性感はすべて余すところなく感じさせられる。すべて性的快感一色だ。また、この映画世界の登場人物たちからは、僕の姿も声も認識できない。物語は、勝手に進んでいく。

 普通の学ランを着た、高校生男子。姉がターゲットにしたのは、初体験の経験もない、どこにでも居そうな普通の少年だった。

 彼は授業に集中しているが、そこに大きな異変が訪れる。その異変は、彼の人生を根底から覆してしまうような大きなものであった。

「くすくす……」

 少女の笑い声、くすぐったいような甲高い、可愛らしい声が、彼の耳元に届いた。初めのうちは、隣の席にいる花野子ちゃんが笑ったのかと疑ったが、それはすぐに打ち消した。花野子ちゃんはとても真面目で、地味な黒髪を後ろで束ね、スカートも長くしていて、垢抜けたところのない少女だ。そんな娘が、授業中におかしな笑い声を上げることなど考えられない。事実、隣を見ても、花野子はじっと黒板の字を書き写している。

 気のせいと思って黒板に目を移す少年。だが、異変はすでに、彼の目の前にまで迫ってきていたのだった。

 思わず声を上げて立ち上がってしまうところだったが、少年は必死でその衝動を抑えた。今は授業中だ。おかしなことをして目立ちたくはない。どうにかこうにか、彼は無事に、飛び上がりそうな驚嘆を抑えつけることに成功した。

 彼が驚いたのは、その場所にいるはずもない存在が、彼のすぐ目の前に現れていたからだった。

 どう考えても高校生には見えない女の子が、肩部分を丸出しにした露出度の高いレオタードで、少年の机の前に浮かんでいたのだった。

 女の娘が、空をフワフワ飛んでいる。飛ぶというより、下から少しだけ浮かび上がっているという方が正確か。それだけでも、恐怖感と驚きとで満ちあふれてしまう。

 さらに、その少女には濃い紫色の角が2本、頭に生えており、その背中には、小さなコウモリの羽根がついている。少女は、その小さな羽根で、宙に浮かんでいるようだった。

 そして極めつけは、その肌の色である。土気色なのだ。生気がまったく感じられず、まるでゾンビではないかと思えるような、生気のない肌の色だった。

 どう考えても、人間の少女ではない。彼は、幽霊でも見ているのかと思った。こんなにはっきりと、透きとおることのない亡霊を見たこともないし、霊を目撃するだけでも心臓が止まりそうな思いだった。

 僕だけが、現時点では彼女の正体を知っている。だからこそ、僕だけが、ひっきりなしに、その女の娘の姿を目の当たりにしながら、ペニスを激しく律動させ続けてしまっている。

「ね……お兄さん。私のこと、見えているんでしょ? 大丈夫、お兄さんの心の声は全部聞こえるから、念じるだけで会話できるよ? それと、私の姿と声は、お兄さんにしか見えていないし聞こえていないから、安心してね?」

(これは一体……何が起こっているのだ……)

「うふふっ。私ね。半分だけ魔の世界からこの人間界に来られた、淫魔なの。けっこう魔力を持ってたんだけど、こっちに来るときにその大半を使っちゃって、今はこんな姿になってるけどね。」

(えっ……何を言っているんだ?)

「お兄さん。淫魔だよ。知らない? 男の人のエッチな精液を吸い取って、その精神エネルギーを糧に魔力にしている、サキュバスっていう悪魔の一種なんだよ~?」

(エッチな精液って……なんなんだ?)

 少年は愕然としている。

「魔界から人間界に来るためにほとんどの魔力を使っちゃったから、私はサキュバスの中でも幼体になっているの。つまりロリサキュバスってやつだね。あとね、この肌の色にびっくりしてると思うけど、もうすぐ元に戻ると思うんだ。お兄さんの協力があれば、ね。」

(きょ、協力!?)

「そう。お兄さんの精を、一回でいいから提供してくれれば、この肌の色は元の白い肌に戻れるんだ~。肌が黒っぽいのはね、半分まだ魔界に身体が残ってしまっていて、こっちの人間世界では、半分以上“影”が入っちゃってるからなんだよ。身体が黒っぽいのは、その影の部分が染みこんでるからなのね? その影を全部消して、魔界から人間界に完全に移転するようになれば、身体の色も元に戻れるの。ね、協力してくれない?」

(協力だって……信じられない……いや、でも……たしかに……僕の目の前に“コイツ”はいるよな……)

「なによ。コイツだなんて呼ばないでよ。でも、名前は禁則事項で言えないから、ロリサキュバスって呼んで。お願い。」

(この子、僕の心の声を完全に聞き取ってるのか?)

「そだよ?」

 ロリサキュバスはあくまでも明るく受け答えているが、少年にとっては、思いがけぬ出来事に、戸惑いばかりを覚えている。一体何が起こっているのか、どうすればいいのか、皆目見当がとんとつかないままでいる。

 だが、数分も経ってみると、だんだん彼の心にも落ち着きが戻ってきた。

 こんな変な色をした、小学生くらいの娘が、フワフワ浮かびながら教室の中にいれば、即座に教師も生徒たちも大パニックに陥るはずだ。だが、本当に教室の中は授業そのままであり、誰もこのロリサキュバスの姿にも声にも気づいていない。

 そして、自分の心の声、思ったことが、確実に相手に伝わっていることから、心を読む能力を持った、人外的な強力な魔物だということを、少年はだんだん理解するようになっていく。

 だが……。その時に彼は逡巡した。

 もしこのロリサキュバスの言っていることが本当だとすると、この悪魔は、人間界に来るために魔力のほとんどを使い果たし、それでも“影”が残っているので、それを消すために、自分の精液を欲しがっているということになる。

 サキュバスなら、少年にも、ごくわずかながら知識があった。夢に出てきて、その男の精を奪い、快感エネルギーを吸い取る悪魔だ。といっても、健康な若い男なら誰でもが経験する「夢精」という現象を、まだ科学が発達していない時代に、悪魔の仕業として説明する、便宜上仮想上の存在だったはずである。それが実在するとか、魔の世界が存在するとか、にわかには信じられない話だった。

 しかしそれでも、げんにこうして、ロリサキュバスは少年の目の前にいる。それは動かせない現実だった。だとすると、サキュバスの存在も魔界の存在も、もう認めるほかはないのではないか。

(待てよ……待て待て。……もしこのロリサキュバスが本物だとしても、コイツに精を提供するということは、悪魔に力を貸したことになるんじゃないか? 悪魔に力を貸してこの娘にエネルギーを分け与えたら、コイツは人間界に完全に転送されたことになる。)

「もー! またコイツコイツって言ってるー!」
ロリサキュバスは可愛らしく膨れて見せたが、その目の色は好色そのものだった。

(コイツが人間界に転送を完全化させる目的は何だろう。まさか、魔界から人間界を支配するとか、そんなことだったら、どうしよう……)

「あー、大丈夫だよ? 私、そういうのに興味がないの。ただ人間界に来たかっただけ。あとはぁ、魔力を提供してくれる男の子を探して、そこからエネルギーをもらいながら、人間界をしばらく満喫したいだけだからね?」

(ほんとうかなぁ・・・)

「うん。それは本当。第一、私一人こっちにワープしたって、移転するときに魔力は損なわれるし、たいしたエネルギーも残らなくなるから、侵略とかそんなのぜんぜんできないんだよ。もっと、異世界を楽しみたいんだ。ね、おねがい? 協力してよ?」

 たしかに、彼女の黒みがかった身体は、半分影が差しているような状態で、実体はあるけれども、ややもするともっと真っ黒くなって、そのまま影に消えてしまいそうな勢いだった。こんな半分しか肉体を表出できない程度の魔力では、侵略とか征服とか、邪悪なことはできないに違いない。

(でも……こんな悪魔に精を提供するのは、それでも気が引ける。ごめん、僕にはできない。他を当たってくれ。消えてくれ!)

「だ・ぁ・め♥ お兄さんじゃなきゃいや。私、お兄さんのこと気に入っちゃったから。こっちに来るときに、一番相性のいい男の子を自動的に追尾できるようになっているから、私の姿を見ることができるお兄さんだけが、いい精を私に提供してくれるってことなの。ね、ちょっとトイレでも行って、私とエッチなことして、その精子ちょうだい?」

(だ……だめだって! やっぱりできないよそんなこと! 悪魔に力を貸すなんて、心を悪魔に売るようなものじゃないか!)

「そうだよ? それの何が悪いの?」

(悪いに決まっているじゃないか! 不道徳だし、バチが当たるだろ!)

「バチは、すでにすべての人間に当たってるじゃない。心の持ち方、その心に基づく口の利き方言葉遣い。そしてその心に基づくすべての行い。“身口意”だっけ? そんなの、全部正しい人間なんていないじゃない。だから人間はみんな不幸なんだよ。勘違いしないでね? 悪魔は、人間を不幸にしようとなんてしていないんだよ。むしろ人間を幸せにすることをいつも求めてるんだよ? これは本当! 人間がどんどんいい気持ちになれるように、いっぱいイイ思いができるように、悪魔は存在している。サキュバスはそのうちの、男性の性的満足を与える存在といったところかしらね。」

(えぇぇ……)

「びっくりした? 悪魔の人間研究はかなり進んでるよ? 人間を苦しめている道徳律なんて捨てちゃえば、人間はどんどん気持ちよく、幸せな気分に浸っていられ続ける。その見返りとして、魔族はその精神エネルギーをもらうの。それで人間も快楽、魔族も糧を得る。悪い話じゃないよね?」

 絶対に騙されている。

 それはすぐに分かるようなものだったが、一方で、その悪魔の論理は正しいものでもあった。ひたすらに快楽を与え、欲望を満たし、その満足感を精神エネルギーとして吸い取って、自分の魔力にする。まさにギブ&テイクの関係だ。目先においては、悪魔の論理は完全に正しい。人間を幸福にする。

 だが、長期的に見れば、それは人間を堕落させるものでもある。快楽に溺れ、抜け出せなくなってしまう。だからこそ古人古仏たちは、そうした目先の快感に負けないように、厳しい修行を重ねてきたし、多くの道徳や法律で、むさぼる欲を抑えるような生き方が推奨されてきたのである。傲慢にすぎる欲、すなわち分不相応な快楽は、自己をも他己をも、そしてゆくゆくは子々孫々までもを、深刻な邪因縁に落とし込んでいくのだ。

 しかし少年には、まだまだそんな難しいことを考える余裕も知識もありはしなかった。目の前にいる、この土気色のサキュバスを、一体どうやって追い払えばいいか、そのことしか考えられなかった。

 少年にとっては、この悪魔に力を貸すことは、二重の敗北を意味していた。それは、もしこの悪魔の“影”を取り払い、白く透きとおるような綺麗な肌に変えてしまうようなことをすれば、悪魔の軍門に降り、快感だけを求めて敗北してしまったことを意味する。

 そして何よりも、花野子ちゃんに対して申し訳ない。隣の花野子ちゃん、なんとかして告白して、いつかはお付き合いしたい。本当にこの子が好きなんだ。もし、こんな得体の知れないロリサキュバスなんぞに、勝手に精を奪われてしまったら、自分の花野子ちゃんへの想いはどうなるというのか。

「くすくす……花野子ちゃんっていうんだ、隣の娘。かわいいよねー。顔立ちはこじんまりとして整っているし、地味な服装……これって校則をまったく破らないで硬く整えるとこうなるんだね。それなのに、出るところは出ていて、足もお尻も胸もしっかり発達してる。くすくす、この子が好きなんだー?」

(やめろ! 心を読むんじゃあない!)

「かわいそうに……くすくす……ふふふっ? ね、じゃあ、こうしない?」

(何だよ!)

「この授業が終わるまで、私で勃起したら、お兄さんの負け。トイレに行って、精をもらいます。でも授業終了の鐘が鳴るまで勃起せず、花野子に操を立てられたらお兄さんの勝ち。お兄さんが勝ったら、私は大人しく魔界に帰る。それでどお?」

(花野子ちゃんを呼び捨てにするな!)

「本っっ当に隣の子が好きで好きでたまらないんだねー、かわいそうに。花野子ちゃんには彼氏はいないよ。彼氏はね。だから操を立てるのもがんばればできるんじゃないかなー。」

(えっ……花野子ちゃん、彼氏いないのか。ひょっとして……何かチャンスがないのかな……)

「ふふふ……ちんちん勃っちゃったら、精子頂戴するからね? ルールとして、私の方からは抱きついたり、ちんちんを無理に触って勃たせたりはしない。声と、この身体のあちこちを見せるのと、あとお兄さんの方からなら私のどこを触っても自由ってことにするね。」

(わかった……耐え抜いてやる。こんな気味悪い肌色した悪魔の誘惑なんかに、絶対負けるもんか。花野子ちゃんのためにも、こんな悪魔、魔界に追い返してやる!)

「あー、あと、お兄さんが勃起してもクラスの誰も気づかないよう魔法をかけてあげるから、安心して勃っちゃってもいいよ? あでも、花野子ちゃんにだけは伝わるようにしちゃおっかなー♪」

(てめえ……)

「くすっ……ますます勃つわけには行かなくなったね。じゃ、始めるね?」

(負けないぞ……こんなロリサキュバス、くそっくらえだ。花野子ちゃん!)

 少年はグッと全身をこわばらせ、理性を十分に働かせて、性欲に負けない体勢を取った。それだけの自信もあった。土気色のロリサキュバスなんて、少年にとっては何の魅力も感じなかったからだ。

「ほら……私のドコを見てもいいんだよ? いっぱい見て? 人間年齢でいうと、12歳くらいかな。お兄さんからすると、小学6年生だから、5歳以上年下の、完全にコドモってことだねー。ロリコンな男の子だったら、秒殺できるんだけど……私もがんばっちゃう。あ、ちなみに年齢は14まで上げられるけど、この影を拭えないかぎりその能力は出せないから、12歳のままで誘惑開始ね♪」

 少年は目を逸らした。見れば見るほど、相手の魔力にはまり込んでしまいそうだったからだ。

「大丈夫。魅了の魔法とか、そういう余分なことはできないんだって。本当に見せるだけだから。それで……興味があったら、いつでも触っていいからね?」

(くっそ……頑として触るもんか!)

「ほらほら……私の生足、ぷっくりしっかり太く膨らんでるでしょ。もうこの太もも、大人の女性と同じシコシコもちもちしたやわらかでスベスベの感触を、しっかり具えてるんだよ? 知ってた?」

(うう……)

 少年が目を逸らしても、ロリサキュバスはすぐに飛んで回り込み、少年の目の前に、そのやわらかそうな内股太ももを見せつけ続けてくる。

「あれれー? 授業中なのに、そんなにキョロキョロしちゃっていいのかなー? 先生に怒られちゃうよー?」

(くっ……)

 僕の方は、すでにこのロリサキュバスの影が見えなくなり、真っ白い綺麗なきめ細かい肌が丸見えになっている。影がかかって見えているのは、この少年だけだ。だから、ロリサキュバスの生足を見るにつけ、僕の方だけ、射精速度を速め続けていく。

「ほらほらーもっと見ていいんだよー?」

 目を背けることができなくなった少年に、ロリサキュバスの身体見せ攻撃が執拗に続けられていく。彼女はすでに、少年の机の上に乗っかってしまっており、彼の目の前に、ふくらはぎ、足首、膝裏、太もも、内股と、ゆっくり、順番に、目の前に突きつけてくる。

 目を閉じて彼女の身体を見ないようにしても、真っ暗に閉ざされた視界の中からロリサキュバスの姿だけが浮かび上がってしまい、すでに「見ない」選択肢はまったくなくなっていた。

「ねーねー。6年生の女の子の脚って、こんなに性的に成熟してるんだよ。お肌もつるっつるでやわらかくって、スベスベぷにぷにしてるよー? 触ったら、きめ細かすぎて、吸いつくくらいみずみずしいんだから。本当に吸いつくよ? 触ってみる?」

(ぜ、ぜったい触るもんか……)

「ほら、12歳の後ろ足だよー? 小学生の脚ってこんなに気持ちよさそうなお肉してるって、お兄さんも知ってたんじゃないのぉ? 触ったらね、しゅるっと滑っていって、なめらかな感触がどこもかしこもお兄さんの手に伝わるよ?」

(ま、まけない……)

「思い出して。お兄さんも5年以上前には、クラスメイトの女の娘の生足を見て、それをオカズにオナニーしてたじゃない。本当の触り心地の良さなんか知りもしないくせに、その脚の形に異性性を感じて、いっぱい毎日オナニーしてたよね。……ね、本当に触ると、ピタッと吸いついて、離すときにペリリって音がするよ? 小学生の肌細胞がお兄さんの手に引っ付いて、名残惜しそうに離れていくから、本当に離れるとき、太ももの肉が盛り上がるくらいに引っ付いてみずみずしいんだから。」

(ううっ……)

 ロリサキュバスの言っていることは本当だった。少年は、かつてはクラスメイトの身体、とくにその生足に極度に興奮し、半ズボンの娘やミニスカートの娘の脚をチラチラ見て、夜のオカズにしていったのだった。

 彼が成長するにつれ、少しずつ性的な知識がつき始め、精通も終えて、オナニーでイッた時にペニスから濃い白濁液が出てくることも覚えた。しかし、彼がオカズにする性的対象も、小学生ではなく、中学生以上に上がっていった。クラスメイトたちの生足がより女らしくなっていき、その胸が膨らんでいくことに、異常に興奮を覚えた。

 それはごく自然なことであった。男子が成長するにつれて、性欲の対象となる年代層も引き上がっていく。クラスメイトから大人のレディへと、対象を変えていく。いつまでも幼い心のまま、幼い娘を対象にすることはなかった。

 むしろ彼が性的に成熟していくにつれ、小学生の脚を見たくらいでは、もう一切興奮などしなくなっていった。それが普通の男子の成長具合でもある。高校2年にもなれば、小学生のメスガキなど、恋愛対象にも性的対象にもなり得ないのだ。

 ましてや目の前のロリサキュバスの身体は、半分黒い影に隠されてしまっていて、全体的に土気色の、まるでゾンビのような気色の悪さも持っている。この状態なら、あと20分程度、なんとか耐え切れそうな気がしている。何より、花野子ちゃんのためにも、ここで悪魔の誘惑に負けるわけには行かなかった。

 だが……その一方で、少年は、これほど間近に、まさに2,3センチという距離で、じっくりと、12歳少女の内股やふくらはぎや、レオタードの生地との境目、そして横尻を、まじまじ見つめる機会はなかった。いくら5年前には性欲の対象だったとはいえ、その頃は、遠目から、チラチラ見るばかり、その遠くからの印象をオカズにオナニーしているだけだった。

 女子の脚というだけで興奮し、その白い肌をネタにペニスを自分で慰めた小学校時代。まだ精通もしておらず、イクときにはただひたすらペニスが数秒律動して終わり。だが、それはくすぐったいという感触とはまったく別格の、本能的な股間の快楽そのものなのであった。

 そんな未熟な時期に見た太ももの記憶など、どうしても断片的なものに留まってしまっていた。じっくり、なまで、まじまじと女の娘の生足を凝視した経験はまったくなかったのである。

 小学生でも6年生ともなると、その太ももは骨太になり、12歳ならすでに、完全におとなと同じスベスベの触り心地良い肌の質感を獲得してしまっている。その肌触りは、見ていて「気持ちよさそうだな、触ったらいい感触だろうな」程度の想像を掻き立てるものに留まらない。ほんとうに、女性の脚そのままであり、それがやや縮小されているに過ぎないのだった。

 だから、サキュバス幼体化の状態で出現した、このロリサキュバスの太ももや内股をまじまじと見つめていくにつれ、だんだんと、あの当時のクラスメイトたちの太ももを思い出してしまう。遠目で見た白い脚は、色は違えども、形は完全に同じもので、太く膨らんでいて、がっしりしていながら肉付きの良い、じつに女らしい色気に満ちていた。

 だがもちろん、このロリサキュバスは、幼体化しただけであって、本当はずいぶん昔から、魔界に存在していた。ただ単に、こっちの世界にワープするときに魔力も失われ、人間換算年齢で12歳という肢体に変化したに過ぎない。だから、本物の少女以上に貪婪貪欲で、みだらな誘惑の方法をじつに上手に心得ていた。

 黒く変色した身体は、それでも、じっさいに触ってしまったら、極上の肌触りなのは間違いなさそうだった。机の上に座ってしまったロリサキュバスは、ノートも教科書も筆箱もすり抜け、がっちりと少年の目の前に陣取っている。気がつくと教室には人影がなく、少年には彼女しか目に入らない。かろうじて、隣にいる大好きな花野子ちゃんの姿を認めるばかりとなっていた。

 ロリサキュバスは、少年が余計なことに気を取られないよう、彼の視界を、自分と花野子だけが映るように変えてしまったのである。それだけの魔力を発揮するためには、少年がロリサキュバスに、少しでも性的関心を持つ必要があったのだが、つまり彼はすでに、ロリサキュバスの術中に嵌まり始めていることを意味していた。

 もっちりと膨らんだ内股が開かれ、彼の眼前に押し寄せてきている。その気になればいつでも、手を伸ばしてそのキメの細かすぎるやわらかな肌に触れることができた。ペタッと座った尻餅も、机の上で潰れて、いやらしい膨らみを包み隠さず彼の目に焼き付けさせている。

「どーお? 12歳6年生の女の子とまったく同じ肉体を持っている娘を、こんなに近くに見たことないでしょ。へへへー、お兄さん、私をだんだんエッチな目で見始めてるよね?」

(くっそ……誰が……こんなガキなんかで、欲情してたまるものか!)

 少年は凝視しながらも、幼すぎる肢体に対して、強い意志で臨み、こんな小娘程度で勃起なんて恥ずかしい失態を犯すまいと、必死で踏ん張り続けた。くすぐったく疼く股間を力ませ、花野子ちゃんのためにと、必死で踏みとどまった。

「へー。お兄さん、けっこうがんばるじゃん。これだけじっくり生足見ても、触ろうとさえしないなんて。じゃあ、こっちも見て?」

 ロリサキュバスは、くるりと横を向き、露出された横尻をじっくり目の前に見せてきた。同時に、惜しげもなく開かれたツルツルの脇の下も見せつけてくる。彼女のレオタードは、胸板の乳首部分から上は完全に露出されているタイプのものであり、肩も脇も完全にあらわになっている。

「ねーえ? 女の娘のお尻、じっくり見たのは初めてだよね。自分のと比べたらすぐわかるよねー♪ ほら、ちっさいけど、女らしく膨らんでるでしょう。これが小学生のお尻なんだよー?」

 ロリサキュバスはゆっくり回転しながら、きわどい露出をしているお尻横尻をぷるぷるさせ、少年に見せつけ始めた。腰回りはまだ十分に発達していないけれども、その大きさも細っこいままだけれども、臀部の女らしい膨らみはすでに十分始まっていて、前方に張り出された肉の塊は、どこまでもめり込んでしまいそうなやわらかさと、吸い付く質感を十分具えていた。レオタードをずらすようにして、ロリサキュバスはさらにお尻をぷるんと弾けさせ、露出度を高めてくる。

 じっ……

(!!!)

 股間がくすぐったく疼く。少年はロリサキュバスに、正面からじっと見つめられた。少女の顔が、少年の顔面間近に迫ってきたのだ。少年の方があと少しだけ、首を伸ばしさえすれば、そのままキスまでできてしまいそうだった。

「いいんだよ? このままちゅっちゅしちゃおっか? お兄さん、目を閉じて……私の口のやわらかさ、じかに味わってみよ?」

(ううぅ……)

 彼は目を閉じたが、それはポーズに過ぎなかった。目を閉じてもロリサキュバスの姿はまぶたの裏に浮かび上がってくる。キスを、目を開けながらさせられることは間違いなかった。こ、こんなクソガキなんかと、ファーストキスなんかしてたまるか。

「本当に花野子ちゃんが好きで、強情なんだね。17歳くらいなら性欲ギンギンで、もうガマンなんてできないはずなのに。どうしても触ろうとしないんだ? じゃあ……コレ、みて?」

 ロリサキュバスは少しだけ離れ、また顔を近づけてきた。しかし、今度は、キスをせがむためではない。彼女はレオタードの胸部分に手をかけ、その生地の先っぽをつまんだ。

 吸いつくように身体に貼り付いているレオタードは、彼女の胸の乳首部分まで、一応カバーはしている。だが、膨らみかけた胸は、彼女が前屈みになると余計に強調される。小学生なのに、屈みさえすれば、もう簡単な谷間を作ることもできるのだった。

「ね……見てみたく、なぁい? ……私の、ち・く・び♥」

(!!?)

「ほら……ちょっとだけ……見せてあげるね? えいっ☆」

(うあああ!)

 ほんの一瞬だった。ロリサキュバスはレオタードの胸部分の先っぽだけを、瞬間だけ、ポロッとめくってくれた! しかしすぐに彼女は手を離した。そのためレオタードは再び、彼女の乳首に貼り付いたのだった。

「お兄さんが望みさえすれば、ずっと見せてあげるよ。でも、今はだぁめ。一瞬だけ。でも、よく見えたでしょー☆」

 ロリサキュバスは楽しそうにコロコロ可愛らしく笑った。じっさいに、少年はロリサキュバスの、隠された乳首を、一瞬だがはっきりと目の当たりにしてしまった。

 それは、男子とほとんど同じ乳首乳輪には違いなかったが、しかし確実に、その乳頭の突起や膨らみは、男子のそれとはまったく一線を画していた。もうすぐ思春期を迎える年代の娘の、大きくなったツボミを、彼ははっきりと目に焼き付けてしまったのだった。

「へへー。お兄さん、今、私の乳首を脳裏に焼き付けて、ずっと思い出してるでしょー。男の子って、そういう一瞬のエッチな部分を、ずっと記憶に留めるのが上手なんだから。まるでその目は写真みたいだね。一瞬の光景を、脳の中に写真のようにはっきりと映し撮って忘れないんだもん。スゴイね。」

(うあああ……)

 ロリサキュバスの乳輪は、いつまでもいつまでも、少年の心の奥底にフラッシュバックし続けた。クソガキとみなして相手にしないつもりでがんばっているけれども、そのことごとくを、彼女は各身体のパーツを見せつけることで、いちいち反証してしまう。

 生足、お尻、背中、肩、脇の下、そしておっぱい……どこもかしこもが、いつ欲情してもおかしくない武器に満ちていた。

 もうとっくに、性欲対象恋愛対象から外したはずの年代の娘が、ここまで執拗に見せつけ攻撃をし続けると、少年はどうしても、このロリサキュバスを“異性”として強く意識せざるを得なくなってしまっていた。

 そしてついに、彼は誘惑に負け始めた。ダムに穴が開き始め、そこから一斉に水が崩れ出るように、彼の理性は崩れ去っていく。

 彼は両手で、ロリサキュバスの内股を撫でさすり始めた。

(うわっぁあ……すごい……これが……ほんとうの……女の娘の、素足の感触なんだ……男と全然違う……気持ちいい触り心地……ずっとこうやって触っていたくなるっ!)

 すりすり……すべすべ……

 少年の手は、ロリサキュバスの内股から太もも、ふくらはぎ、そして横尻へと滑っていく。どこもかしこもがもっちもちでみずみずしく、どこまでもめりこむやわらかさに満ちあふれていた。

 その上半身も、とても滑らかな肌触りをしていた。肩もスベスベ、腕もやわらかく、そのちいさな手もふにふにスベスベしている。

 ああああ……僕の方にも、少女のなまの感触が、自分の手にも伝わってくる。彼が感じている感覚は、僕の方には何倍も強い刺激となって、同時に伝わってくるんだ。射精がどんどん早まり、ますます止まらなくなっていく。彼がロリサキュバスに堕とされていくごとに、それを見せられている僕の性感も、格段に上がっていくのだった。これがまさに天国だった。しかも、それが所詮は序章に過ぎないことも、さらに僕の期待感を高めるのだ。

 少年の手が、レオタードの胸板に容赦なく滑り込んでいく。

「あん♥ お兄さん、えっち! でも、いいよ、もっと触ってごらん。ペッタンコに見えて、よく触ってみるともう膨らんでるんだから、ね? わかるでしょう、その膨らみ加減が。ほら……もっと奥まで……」

 少年がさらに奥まで手を突っ込むと、勢いでレオタードの胸部分が、完全にめくれてしまった。ロリサキュバスの土気色の乳房が、少年の前にあらわになる! 膨らんでいるかいないか絶妙なところで、ほんのわずか、乳房の膨らみを示す部分を、彼は発見した。そこだけ、はっきりと揉むことができる。

 ああ……やわらかい……スベスベで……生足とは違った触り心地の良さだ。手にコリコリと弾けていく乳頭の感触が、さらに少年を興奮させていった。

 脇の下もツルツルで、どこもかしこも、少女の肢体はここちよい感触を少年の手に刻みつけた。

 彼女が顔を突き出すと、もはや少年は抵抗しなかった。むちゅっとやわらかな唇が、彼の口を塞いできた。キスの仕方は上等で、顔は少年よりもちいさな童顔なのに、そのふにふにした唇は、瞬時にして彼の口全体を塞ぎ、やわらかな舌で少年の舌全体をこねくり回してくる。

 その動きはまさに、魔界で数えきれぬペニスを吸い上げる唇のぷるんとしたやわらかな響きそのものであり、舌の動きもまさに、亀頭先端を舐めねぶって精液を出させるような追い詰める動きそのもの。そして、少年の唾液をチュウチュウ吸う動きは、そのままペニス全体を激しく吸引できる極上のフェラテクの披露にほかならなかった。

 キスをしながら、少年はロリサキュバスの身体のあちこちを撫で回す。そして、彼のやはり一番好む内股に手が伸び、ぷにっぷにの感触に指をめり込ませて楽しんでいるうちに、そのペニスは、すっかり完全に隆起しきってしまっており、制服の黒いズボンは、誰の目にもはっきり分かるように大きなテントを張ってしまっていた。

「あはっ……お兄さんの負けだね。ほら、私のカラダで欲情しちゃったもんね。ね、隣、見てごらんよ。」

(ああっ……そんな……)

 花野子は、もう授業に集中していなかった。教科書を置き、鉛筆の手を止めて、少年の下腹部をまじまじと見つめている。花野子は少年が勃起してしまっていることを、興味津々な目を丸くしながら、じっと見つめ、顔を上気させている。

「約束どおり、先生にも、他の生徒にも、お兄さんの勃起はバレないようにしてあるよ。でも、花野子ちゃんには見せるって言ったじゃない。」

(うああ……そうだけど……花野子ちゃん……ああ……きっとスゴイ幻滅してるんだろうな……ごめん……花野子ちゃんごめん……好きなのに……他の女の子、しかもこんなメスガキの誘惑なんかに負けて、勃っちゃったよ……ううっ……)

「ふふっ。大丈夫、だよ? 花野子ちゃんは幻滅してないよ? よく見てみなよ。この娘、お兄さんのテントを興味津々で見てるんだよ? あんなに顔を赤くして……お兄さんのこと、性的な目でしか見てないんだって。安心しなよぉ。」

(そんな……)

「ほら。約束! トイレ行くんだよね。それで、私に精子ちょうだい。そしたら、花野子ちゃんのこと、もっといっぱい教えてあげるからさ。」

 約束は約束だった。違えたら、このロリサキュバスは、容赦なく教室内で少年を犯す腹づもりだ。が、それだけはなんとしても避けたいと少年は考える。「先生、すいません、トイレ行ってきます……」彼はおずおずと発言し、許しをもらって、トイレに駆け込んでいった。

 ペニスを勃起させたまま、彼は走る。花野子と僕以外、彼の勃起には気づかない。

 トイレの個室に入った。

「はあっ……はあっ……」
「大丈夫。スグ終わるから。ほら、ズボンとトランクス脱いでよ。」

少年は促されるまま、制服のズボンとトランクスを下ろした。それらの生地はすべて足首に絡まっている。彼の包茎ペニスは、土気色のロリサキュバスの前に、隆起した状態で差し出された。仮性包茎のため、ギンギンに勃起しても、亀頭は露出していなかった。

 言われたとおりにしてしまったのは、少年がもはや、たぎる性欲をどうすることもできないほどに興奮しきってしまっていたこと、つまりこのロリサキュバスの肉体の魅力に完全に負け、この12歳幼体淫魔に抜いてもらうことへの、オスとしての本能的衝動に勝てなくなってしまっていることを意味していた。

 そしてもうひとつ。ロリサキュバスが人間界のことをかなり詳しく知っているのみならず、いきなり花野子ちゃんのことを知っていて、彼女に恋人がいないことなども瞬時に分かってしまっていたことだった。

 ロリサキュバスに精を提供したら、花野子ちゃんのことをもっと教えてくれるとロリサキュバスは約束してくれた。彼女のことをもっと知りたい、彼女ともっと近づいた関係になりたい。友達になって、さらに好きになって、愛し愛されたい。その強い恋心がドキドキ高鳴って、なんとしてもこの淫魔に情報を提供してもらおうという欲求に打ち勝てなかったのだ。

「ふふっ……スグ終わらせてあげるね?」

 ロリサキュバスは少年に背中を向け、ふわりと浮き上がった。黒い羽根で飛べるために、高校生と小学生という背の高さが45センチ以上違う相手でも、難なく腰の位置などを調節できるのだった。

 ふににっ。

「んあ……すごい……なにこれっ!」
「スゴイでしょ。小学生生足が、じかにお兄さんのおちんちんを、ぎゅって挟み込んでるんだよ? 触って分かったとおり、ココはすんごいもっちもちにやーらかくって、みずみずしくって、気持ちいい場所なんだから。ほら……もっと締めてあげるね?」
「うあああ……」

 肌色のペニスが、12歳幼体サキュバスの内股に完全に包まれてしまっている。内股部分だけがぷっくり膨らんだ素足の感触が、肉棒全体を覆い尽くしてしまった。使い慣れていない高校生のペニスはまだまだ幼く、皮を被り、肌色のままだった。そんな弱いペニスを、ロリサキュバスの極上の内股が包み込んだのだ。たまらない快感に、少年はうめき声を上げた。

 少年はロリサキュバスの身体のあちこちを撫でさすりながら、その滑らかな肌触りのどこもかしこもを愉しんだ。そして、少女淫魔の太ももがペニスを締め上げ、ゆっくりと左右の足を前後させながら、少年の股間のたぎりを揉みほぐしていく。

「すぐイッちゃっていいからね? 淫魔に犯されている間は、その精液は周囲には飛び散らない。ぜぇんぶ、その快楽エネルギーを、丸ごといただいちゃうから。ほら……私の脚、気持ちいいでしょ。」

 少年は壁際にお尻を押しつける状態で、ロリサキュバスのなすがままになっていた。胸も、腕も、お腹周りや横尻も、もう触り放題だった。

 ぶわあっ!

 突然、トイレの個室が闇に飲まれていく! いや……何かを映すスクリーンのようになっているのだ。

「なっ……!?!?」

 狭いトイレの個室の、4方向のスクリーンに映し出されているのは、紛れもなく、花野子の姿だった。

「悪魔は約束を破らない。人間にも、約束を破らせない。元々私たちはそういう存在なの。契約の重みは、人間社会での契約関係よりも、はるかに効力が高いんだ。だから、約束どおり、花野子ちゃんのこと、いっぱい教えてあげるね!?」

「これは……うぅ……そんな……」

 一瞬、ペニスが萎えかけた。

 あれほど興奮していて、しかもロリサキュバスの内股に包まれているにもかかわらず、いつ絶頂してもおかしくない状態にもかかわらず、彼のペニスは萎縮を始めた。

 一方僕の方は、それを見せつけられてますます興奮し、ますます刺激が強まり、射精の律動が早く、いつまでもいつまでも絶頂し続けてしまっている。ロリサキュバスの内股の感触にほだされ、耐えるなど考えも及ばない勢いで、ずっとペニスを脈打たせていた。

 スクリーンに映っていたのは、花野子の“裏の顔”だった。

 制服の上を脱ぎ捨てて、女性として完熟した大きな乳房を揺らしながら、アンアンと大きく喘いでいる花野子。その花野子と正常位で繋がっているのは、20~30代の、腹筋の割れたカッコイイ男性だった。花野子はミニスカートを脱がず、しかしショーツもブラも制服も、すべて周囲に散らかすように脱ぎ捨てていた。

 学校での花野子と違い、その部屋での花野子は、スカートをかなり短くしている。下着が見えるかどうかギリギリにまで短くしたスカートを穿いたまま、花野子は男と正常位セックスをしていた。

 黒髪を束ねた地味な髪型は変わらないが、その童顔には厚化粧が施され、それがかえってギャップとなって美しく可愛らしい妖艶さを醸し出していた。制服のミニスカだけをわざと残して女子高生らしさを発揮させながら、それ以外の衣服は全部脱ぎ捨てての性行為だった。

「ふふふ……これが、花野子ちゃんだよ?」

「そ、そんな……」

「よく見てごらん。花野子ちゃんの下着。真っ黒でアダルトなブラジャーも、Tバックのいやらしい黒ショーツも、いま……彼女が教室で穿いている下着なんだよ? お兄さん、花野子が清純だからって、下着も白でスポーツブラか何かだと思ったでしょ。でも、本当の彼女の姿なんだよ?」

「そんな……そんな……」

「花野子は、学校ではマジメ系女子高生。でも、週に3回は、ヒミツのおしごとをしてるの。もちろん、公になったらまずいようなバイトだよ。オカネをもっているカッコイイ大人の男を相手に、エッチを愉しんで、しかもお金ももらう。一回5万円。人間社会では、エンコーとかいったかな?」

「花野子ちゃんが……うそだ……うそ……」

「ウソはつかないよ? これが花野子の本当の姿なんだよ。かわいそうに、純情な高2の男子には、もっと進んだ女の子のこと、知らなすぎるんだね。処女喪失平均年齢は18歳くらいなんだけど、これはピンキリ入れてだからね。早い娘は4年生くらいにはすでに初体験を終えてたりするの。花野子もそのくらいね。」

 清楚な花野子を好いていた少年にとって、彼女の裏の顔をまじまじと見せつけられることは、かえって残酷なことであった。ショックの方が大きく、花野子の正常位の行為や、上下に揺れる大きなオッパイを見ても、心に空いた穴が大きすぎて、何も考えることができなかった。

「高校生くらいの男の子なら、現実を知らないから、相手の“見てくれ”だけで、清純そうだ、可愛らしいと思って、好きになったりする。でもね、地味で清純な女子は、案外男受けがいいんだよ。だから、セックスも早く覚えるし、その愉しさや、金になることも早く覚えてしまう。そんなことを知らないお兄さんは、ホントかわいそうだね!」

 別のスクリーンには、全裸の花野子が、40代後半くらいの太った男性とバックで交尾している姿が目に映った。

「カッコイイおとなとのセックスは5万だけど、かっこわるい相手、年寄りに対しては、もっと高額で法外な値段を要求し、受け入れれば、花野子はセックスに応じる。相場は30万円から。相手が醜ければ値段は跳ね上がる。縦軸に外見横軸に年齢を取って料金をその場で決めるの。カッコイイ相手なら自分も愉しめるけど、不細工や年寄りの男との交尾は苦痛でしかないもんね。それに、花野子がその気になれば、こうして交尾している男たちは、いくつもの法律と条令に違反するから、すぐに捕まる。お金を払うのはその口止め料迷惑料といったところかな。」

 別のスクリーンには、オナニーをしている花野子の姿、残るスクリーンには、鏡に自分を映して、清楚可憐を装うために服装髪型を整えて自分をごまかすために、入念にチェックを入れつつ、女としての妖しさを保てるよう、入念に首から下の毛を毛抜きでしっかり抜き取っている姿だった。

「……これが、本当の花野子の姿。ね、お兄さん。現実なんて、こんなもんだよ? だから花野子には彼氏がいなかったってわけ。彼氏作らなくても、相手に困らないもん。もし……勇気を出してデートに行こうと彼女を誘っても、体よく断わられるに決まってンじゃん。そして、エンコー相手に、『デートに誘われたけど、もっとカッコイイ人とがいいなーと思って断わっちった。だーれがアンナぶオトコと……』『じゃあ俺となら?』『いいよー』なーんて、そんな会話のネタにされるのがオチだよ。」

 現実は、そんなもの。名前は違うが、現実は現実だ。Y軸に外見、X軸に経済力、Z軸に年齢(低いほど大きい)の3次元グラフを取って、一定面積を確保しなければ異性としてみてもらえない。その面積をクリアした数人の中から、初めて性格というものが問われる。男は性格だと嘯く者どもは多いが、現実には、この一定面積がクリアされた人間だけが男なのであり、その上で「男は性格」なのである! 長生きすればそんなことはすぐ理解できるが、17歳の少年に、その現実はあまりにも大きく響きすぎたようだ。

「ねーえ? こんな現実、ぜぇんぶ捨てて、もっと気持ちいい、幸せな生き方をしない?」
「幸せな……生き方……」
「私と専属契約を結んだら、こんなクソみたいな現実を、全部乗り越えて、最高の人生を送らせてあげる。」
「うう……花野子ちゃん……」
「花野子のことなんて、私が忘れさせてあげる。現実などという面白くもなんともないものは、完全に捨て切って私と仲良くなって? そうしたら、天国を見せてあげるから!」
「契約って……」
「お兄さんが私に精を提供し続けてくれる代わりに、お兄さんにある特殊能力をあげる。面白いよ?」

 花野子の姿が消え、周囲は元のトイレの個室に戻った。

「それって、悪魔に魂を売るってことだよね。そしたら死んだあと神罰が下って、地獄行きになるんじゃ……」
「そんなことないよ? それは、私たちと契約させようとせず、ひたすら厳しい現実だけを突きつけようとする神の意地悪な策略に人間どもを貶めて苦しめるための、ニセの情報だよ。魂はもらわない。毎日の精をもらうだけ。私たち淫魔は、それを糧に魔力を蓄積させるんだから。それ以上の対価は求めないよ。魂なんて欲しくないし。」
「特殊能力って?」
「面白いよ? “一日時間を戻せる能力”をあげる。これで、何か大きな失敗をしたり嫌なことがあったりしても、一日戻して、その記憶は残るから、一日をやり直すことができるの。これ、結構凄いことで、たとえばさ、下校時にいつもの道を帰ろうとしたらチンピラ集団に捕まってボコボコに殴られたあと全額奪われ携帯のペイとかも全部奪われる、なんてことが起こったら、一日戻して、その帰りに違う道を通れば、そういう思いをしなくて済むじゃん。あと、テスト勉強なんてしなくても、問題が分かっていれば、一日戻して対策できれば、高得点も取れる。大人になったら、仕事の失敗も回避できるし、成功を勝ち取るのも簡単。トータルすれば、失敗のない、成功だけをするハッピーな人生にできるよ?」
「それは……すごい……かも……」
「その代わり、その能力を持ち続けたいと思うかぎり、私との契約は続くと思ってね?」
「でも……それって、現実に対してズルだよね? いくらでも一日をやり直せるんだから。」
「さっきも言ったとおり、現実はヒドイものなんだよ。人間を苦しめることしか考えてない世界としか言いようがない、最悪なものなんだよ。そんなものさっさと捨ててしまえば、ラクになれるんだよ? だから……私をそばに置いてよ。お兄さん、おねがい!」
「う……うぅ」

 少年は迷っていた。悪魔の言っていることは事実かも知れないが、どこかで納得しきれないところが残った。

現実や人生が厳しいのは、自分がそれだけのことをしてきたからだし、輪廻の中で積み重ねてきたところがあるからであって、神の陰謀やいじめではない。自分でまいた種は自分で刈り取るのが、この世界の決まり事なのだ。

 長い目で見れば、花野子のするようなことも、結局は花野子自身に返って来るであろう。いずれ遊び疲れ、結婚をするようになって、20年もすれば、状況は大きく変わるだろう。外見の良かった、カネモチの公務員が、モラハラ、DV、虐待に走り、共依存の関係の中、地獄の家庭に陥ってしまうかも知れない。裏切った数だけ、裏切りを味わうことになるのだろう。

 人間はごく短い視点でしかものを見ない。長い目で見たときに、この厳しさは必ず正に転ずる。迷いさえも救済正覚なのだ。だが、そのことを理解するには、彼はあまりにも若すぎた。

 むぎゅぎゅ……

 少女淫魔のいやらしい太ももが、再び少年のペニスを締め上げながら、やわらかく左右の足を交互に滑らせ、ペニスを揉みしだきながらスリスリとしごき滑らせていく。

「あああっ……女の娘の太もも……気持ちいっ……」
「へへー♥ 約束だからね。私の脚で、いっぱい出してね? そしたら、私の体中にかかっている邪魔な影も取り戻せるんだし。それに……お兄さんが契約するって言ってくれれば、お互いにオイシイ思いができるんだし。」
「うくっ……はうっ……」

 少年は、ロリサキュバスの身体のあちこちを乱暴に撫でさすり続け、その場所をあちこちと矢継ぎ早に変えていった。どこを触っても、少女の滑らかな肌触りが、少年の手に伝わっていく。レオタードの乳房部分はとっくにめくられ、彼はさらに奥に手を突っ込んで、ぷにっぷにのお腹までも撫でさすっていた。ほとんど無意識だった。

 脇腹も、脇の下も、お腹も背中も、乳房も、腕も、どこもかしこもが吸いつくような感触だった。彼女の言うとおり、ロリサキュバスの肌は、少年の手に引っ付くようにきめ細かくなっていて、その肌は文字どおり吸いついてくる。彼が手の位置を変えると、名残惜しそうに少女の肌は引っ張られ、ぺりっぺりっと剥がれるように離れ、別の場所で吸いついてくる。

 そして、異性に触られたこともない若い未熟な包茎ペニスは、じかにその最高に攻撃力のある内股の肌に包み込まれ、モモズリで執拗にしごかれ続けていた。

 彼女の小さなお尻が、高校生のお腹のあたりに押しつけられている。少女淫魔が両足をスリスリ前後させるたびに、そのかわいい臀部の肉がひしゃげ、ぷるんぷるんと彼のお腹に当たっては弾け続けている。

「ね……お兄さん。私と、一回切じゃなくて、ずっと、遊ぼ……? 私と、契約する?」
「うああ……かの……」
「花野子のことなんか、忘れさせてあげる。もっと日々精を提供してくれたら、私も12~14歳の範囲で肉体年齢を変えられるようになるから、花野子以上の快感で、いい彼女になってあげるよ? ほら……もう出しそうでしょ。」
「あうあぁ……で、でちゃう……」
「契約する? 私のこと、好きになってくれる?」
「する! 契約する! キミが好きだぁ!!」

 びゅくっ……ぴゅるっ……

 少年の体液は、ロリサキュバスの素足の間から勢いよくほとばしっていく。濃く粘っこい白濁液は、瞬時の内に蒸発し、臭いも何も残さず乾燥し、消滅してしまった。精はすべて、ロリサキュバスに吸い尽くされてしまったのだ。

「はあっ……はあっ……」
「どお? 12歳の脚、気持ちよかった?」
「うん……すごい……」
「ロリサキュバスの幼い身体で、高校生にもなって精子出しちゃったんだよ?」
「うぅ……」
「私の勝ち♪ じゃあ、契約成立ね?」

 彼女の言ったとおり、土気色だったロリサキュバスは、真っ白い綺麗な肌を取り戻した。人間界での大きな制約だった「影」は、完全に取り除かれたのだ。

 それは、ロリサキュバスの肌の綺麗さを、いやがおうにも高めるものだった。本当なこんなに美しい肌の持ち主だったんだと、少年はあらためて、この淫魔少女への好意を募らせていった。

 そんなやりとりを間近で見せつけられ、彼が感じた快楽を遙かに上回る快感が、僕の中で駆け巡る。そして、その太さの極まった6年生くらいの太ももの感触にほだされ、僕はものすごい脈打ちスピードで、精液を吐き出し続けた。ロリサキュバスの生足の感触は、ホンモノ以上に気持ちよかった。

 これほどの快感、その半分以下だったとしても、若い高校生男子ではガマンのしようがなかっただろう。

 キュイイン……

 少年の下腹部に、光り輝く魔法の淫呪淫紋が刻みつけられた。

「えっ……これは……」
「私とお兄さんにしか見えない、契約の印だよ。お兄さんが強い意志で私から離れないかぎり、この印は消せないからね。そして、この印があるかぎり、お兄さんは明日から、一日の時間を逆戻りさせることができるようになる。正確には、明日の一日が終わったときに、自分の意思で、もう一度同じ明日の一日を過ごすかどうか選択できる仕組みだよ。」
「う……うん……」
「忘れないでね? その能力の代わりに、お兄さんは私に精を提供してエネルギーをもらう。ふふ……ふっふふ……」
「わ、わかった……」

 分かった、のではない!

 僕は知っている。彼の身にこれから、どんな快楽地獄が待っているのかを、僕だけが知っている。彼はまだ、何も理解してはいないんだ。その淫呪の恐ろしさを!

 ズボンを穿き直し、トイレから教室に戻った少年。しかし、そこで待ち構えていた光景は、まったく異質なものだった。

 若い女教師と、女生徒全員が、完全に全裸だったのだ!

「ええっ!?!?」
「どうかしたの? 早く座りなさい!」

 教師は冷静に指示をした。生徒たちも、何も気にはしていないようだった。一体何が起こっているんだ。彼はまだ理解できていなかった。

「クスクス……言ったはずだよ? 私に精を提供するのが条件だって。ね、よく見てごらん。じっと目をこらずと、下着までは見えるはずだから。」

 何を言っているのか分からない。が、少年は花野子の背中をじっと見つめた。

 すると、うっすらと、彼女の下着姿が浮かび上がってきた。ロリサキュバスの言うとおり、黒で露出度の高い、高校生が着用するようなものではないきわどい下着が、半透明に浮かび上がっている。

「誰も、一日一回の精の提供なんて言ってないんだよ? 一日に何回でも、イキたいだけイクことになる。だから、お兄さんはこれから、私との契約が続くかぎり、10歳から30歳までの女性は、すべて裸に見えるんだ。目をこらしてやっと、下着までなら見える。」

(そんな……)

「学校にいても、町を歩いていても、電車に乗っても、女の裸はいつでも目に飛び込んでくる。目を閉じても無駄だからね? だからお兄さんはいつでも、子供から大人まで、女という女はすべて全裸で見え続けることになるから、いつだって勃起しかねない状態になる。そう、いつだって、ね?」

 淫呪は相当強力なものだった。一定年齢層の女性の服は完全に消えて見える。何を着用しても、彼の目には裸に映る。隠された乳房もオンナも、完全に丸見えになる。のみならず、首から下の毛もすべて透明化されるため、オンナのスジもくっきり見えてしまうのだ。

 裸体を見ないように目を逸らすことは可能だが、結局人通りの多い場所では無意味だ。別の子の裸が目に飛び込んでくるだけだから。そして、見ないように目をつぶっても、女たちの肢体はまぶたを越えて視界に飛び込んでくる。コドモもオトナも、さまざまな成長度合いの女たち、年下も年上も、全員が綺麗な肌をすべて露出させている。

 そしてもうひとつ、この淫呪には重要な魔法がかけられてあった。それは、少年の精気が決して尽きることはないという呪いだった。

 僕の方は、さらに強力であり、射精しても次の瞬間には精液がパンパンに溜め込まれて、マッチポンプのように吐き出し続けるように改造されてしまっているが、少年は、それにやや近い状況に晒されているのだ。

 すなわち、射精直後であっても、少年は決して疲れることも痛むこともなく、性欲が衰えるプロラクチンの分泌も行われない。結果、射精直後でも、その気になればすぐに欲情し、勃起することができてしまうのだ。

 そして、勃起したが最後、取り憑いているロリサキュバスが、手、口、ちっぱい、生足、そしてオンナと、さまざまな部位を駆使して、少年のペニスから精を絞り出すことになる。

 一日に何回でもイクことができる身体に変えられてしまったのだ。ただし、精子が急ピッチで生産されるほどまでには強くはない淫呪なので、強制的に勃起させられるとか、四六時中絶頂前の多幸感に襲われるということはない。

 出し過ぎれば、やがて生殖細胞は枯渇する。しかし性欲は衰えない。その結果、ロリサキュバスの責めによって快感だけが持続し、絶頂したときには、ペニスがピクンピクンと律動して、体液は一滴も出ないようになる。それでも疲労困憊はせず、また性欲がぶり返して勃ってしまったら、淫魔の餌食になる。起きている間中、その絶頂天国は続けられるのである。

 少年は花野子を見た。まじめにノートを取り、授業に聞き入っている。綺麗でスベスベした背中だ。女子高生のなまの背中をまじまじと見つめた経験も、これが初めてだった。

 しかし彼はもはや、花野子に対して何の情念も持つことができなくなってしまっていた。トイレで見せつけられた、花野子の裏の顔、本当の姿、真実の心を思い知らされ、彼は花野子を、ゴミを見る目でしか見ることができなくなっていた。

 少年が見続けざるを得なかったのは、女教師の方だった。若く溌剌とした年上女性の、凛とした授業姿。しかし、彼の目には、揺れる乳房と動き回る生足、そしてあけっぴろげに露出されたツルツルのオンナ表面ばかりが映る。授業内容はまるで頭に入ってこない。

 少年の性欲は再びぶり返してきた。勃起しても、周囲には気づかれない。

「くすくす……」

 そばにいたロリサキュバスが、少年のズボンのチャックを開け、その中に右手を突っ込んだ。そしてすぐにペニスを探り当て、もみもみとちいさな手と指先で、ペニスをいじくり回してきた。

「声を出しちゃダメだからね? 周囲には、勃起している姿と、私に抜かれている姿は、誰にも見つからないようになっているけど、声を出したら聞かれちゃうよ? 黙ったまま、気持ちよくなってね?」
「~~~~ッ!!!」

 ロリサキュバスの手つきは、とても6年生とは思えないほどこなれたものだった。それもそのはず。彼女は姿形こそコドモだが、その内実は、魔界で性豪男性たちを数え切れないほどイかせ続けてきた、正真正銘の淫魔族なのである。

 小さなやわらかい手が、ペニスの先端を包み込む。皮を半分剥いては戻すようにして、ちゅっくちゅっくと優しくしごいてくる。それでいて手のひらで、先っぽ部分に重点を当てて、もみもみとやわらかくあんまし続けてくれた。

 少年は、おとなの女性である教師の大きな乳房や、成熟しきったオンナ表面、おとなの生足や内股を凝視しながら、ロリサキュバスの手でペニスを刺激され、どんどん高められている。今しがたイッたばかりなのに、性欲が消滅することがなくなっているために、少年は再び高められているのだ。

 ロリサキュバスの手つきが変わった! 細く小さな指先で、少年の亀頭の皮をこじ開けると、その内部に埋まっている裏スジの敏感なヒダを探り当てて、尿道口と一緒にぐにぐにぐにぐにとこねくり回す!

(うあああ!)

 先端ばかりを責める絶妙なやわらかい指先が、イク直前の少年をさらに追い詰めた。ぴゅるっ! びゅるうう! どばっ!

 ズボンの中で、少年は精液を爆発させてしまった。それはすぐに消えてなくなり、ロリサキュバスに吸い尽くされてしまう。さっきはどろっと濃かった体液も、立て続けの二回目のため、薄い水糊のようになっていた。

 ああ……こうやって、四六時中誰かの裸を見せつけられて、勃ってしまえばすかさず、ロリサキュバスの餌食になる。さすがに二回立て続けになり、恐怖を感じた。少年は授業が終わるまで、黒板だけを見て、あるいは男子生徒だけを見て、できるだけ裸の女を見ないよう、目を逸らし続けた。

 休み時間も、食事中も、下を向いて女の子を見ないようにした。男子が話しかけれくれば普通に明るく応対したが、それ以外はできるだけ、女の子を見ないように心がけた。

 その甲斐あって、下校時まで、3度目の射精には至らなかった。しかし、少年を襲う女たちのいやらしい誘惑は、下校時刻にこそ訪れるのだ。

 電車の中。街のあちこち。ランドセルを背負った裸の娘たちや、三つ編み中学生の全裸、他の学校の女子高生。大学生女子。OL。さまざまな年代の、さまざまな裸が、街中を闊歩していたのだった。

 面白いことに、小学生の下校の列を見ても、服を着ている子と、裸の子がいる。9歳までの娘は、普通に服まで見えるんだ。また、働く女性でも、31歳以上の人はちゃんと服を着ている。そして、着衣だけでなく、全裸の娘の頭上には、算数字が浮かび上がっている。これは明らかに、その女性の年齢を表していた。

 女の人も千差万別だ。女子高生のほとんどは、太いふくらはぎをしているが、大人になると、それがシュッと細く引き締まる。それも成熟の一環なのだろうか……10代は太く膨らんだふくらはぎでも、働く頃になるお姉さんたちは、細く引き締まったふくらはぎになる。成長につれて乳房が膨らむように、同じメカニズムでふくらはぎが細まっていくのは面白い。女体の神秘を垣間見る思いだった。

 年齢と成長度合いにも、個人差がかなりあることに気づいた。背の高さ、胸の大小、脚の形、お尻の膨らみ具合、お腹周り。年齢に合わずに大人びた娘もいれば、そこそこ成熟しているはずなのにロリ体型を保ったレディもいる。

 小中学生くらいだと、お腹や腰に一定の膨らみがある。が、高校生以上になると、はっきりと「くびれ」が出来上がっていく。上半身と下半身との区分がハッキリするという感じだ。15歳くらいまでは、胴から腰にかけて、まっすぐなラインなのに、それ以上になるとだんだんと、ひょうたんのように腰の上がヘコみ、代わりに腰元が膨らんで、より女性らしい体型へと成長していく。

 多くの場合がそうであるというだけでなく、個人によってかなりばらつきも出ていることを、少年は初めて知った。露骨に太っている女性、痩せ過ぎな女性で、やはり体型にずいぶん差がある。OLでも、お腹周りを指でつまめそうな肉付きの良さを持っている人と、何かで鍛えているのかそういう余分な出っ張りをまったく持っていない人がいる。

 そして少年の心を躍らせるのは、どちらかというと成熟しきった大人の女性ではなく、同世代や、中学生くらいの娘たちであることもはっきりしてきた。おとなでも、細くて硬い感じのモデル的な女性より、やや肉付きがある、少し気を緩めると所々にぜい肉が出てくる女性の方が好感が持てた。

 不健康なほど太っていたり、逆に不健康なほど痩せこけている女性は、あまり好めなかった。いわゆる「スタイルがいい」女性は、少年から見ると、気持ちが悪いくらいに痩せぎすだった。肋骨がゴツゴツと露骨に浮き出ている。いわゆる雑誌モデルやレースクイーンのような体型であれば、きらびやかなファッションとなるような服も似合う。が、少しでもその規格から外れると、とたんに同じ服があせてしまう。痩せぎすの女性のための、人目を引くファッション設計は簡単なのに、そうでない普通の体型や、やや肉付きの良い体型の女性に似合う服を、いわゆるファッションデザイナーどもは作ることができないのだ、難しすぎて。

 全裸女性たちを性的な目ではなく、ある程度冷静な目で見るよう心がけていたおかげで、少年はいろいろなことに気づくことができた。

 そのおかげで、少年は、途中までは、その苦手な「スタイルいい美人」を見たり、太るに身を任せてはばからない女たちを見ることで、自らの性的衝動を抑えることができた。また、乳房、性器、生足から目を逸らし、それ以外の部分に注目することによって、背丈、肩幅、姿勢、髪型、お腹周りだけを見て、異性を異性として意識しないよう心がけた。

「ねえ。ずいぶんなコトしてくれるじゃないの。」

 さすがにロリサキュバスも、イライラし始めていた。契約時の一回、契約直後の教室での一回、それっきり、この男子生徒から、精を吸収できていなかったからだ。睡眠不足や空腹が昂じれば誰だってイライラする。ロリサキュバスにとって、人間界に来たばかりで、腹が減っている、ロクに寝ていないのと同じ状態なので、この少年の態度にはイラッとして当然なのであった。

 だが、少年は頑として、ペニスを勃起させようとしない。相手の全裸を、性的対象としてではなく、あくまで研究対象として、部分的に見るに留めた。それによって、勃起しないようにして、異性性に負けないように気を張っていたのだ。

 電車の中で腰を下ろす女性。彼女は足を組み、どっかと深く背もたれに寄りかかって、今にも寝てしまいそうな目つきで、腹部にバッグを抱え、スマホを掲げて何かを見ている。スマホだけに集中しているので、それ以外は完全に無防備だった。

 その姿が、少年にはとても面白いものに思えた。見ようと思えば、その綺麗な生足を凝視できたし、見る角度を変えれば、オンナ表面のスジさえも見られただろうけれども、仕事で疲れたのか、ぐったりスマホを見て気を抜いている女性の姿が、面白おかしく映り、大事な性的部分にはあえて目もくれなかった。

 思わず噴き出しそうになったのは、座る前はペッタンコだった腹部が、どっかり座って首を仰向けに近い状態にし、上半身をのけぞらせるばかりに背もたれに座って全体重を預け、バッグを膝の上に抱えた瞬間に、ぼごっとお腹のぜい肉が大きく張り出したことだった。

 なるほど。歩いているときは、ムリにお腹を引っ込めて気取っていたけど、バッグで腹部を隠せる体勢を取ることができて気を緩めたため、その出っ腹を露骨に出してきたのか。周囲の目からは、バッグでお腹を隠し、スマホに集中して眠たそうにのけぞっている、スタイルのいい妙齢のOLにしか見えない。が、少年には、バッグさえも透けてしまうので、そうしたレディたちの気の緩みを間近で見ることができて、ついつい面白がってしまうのだった。

 なるほどねえ。現代人もたいへんだね。

 そんなことばかり考えていた。ロリサキュバスの怒りは頂点に達していた。このOL、どこかでお酒を飲んできたのか、息が酒臭い。それもまた、少年を欲情から守ってくれた。肩から胸部分まで下ろした髪は渦を巻いていて、巻き貝のようになっている。顔は童顔で可愛らしいが、いかんせんお腹の肉が面白くてたまらない。バカにするというより、そういう部分を必死で隠さなければ不利になってしまうような、せせこましい現代社会がちゃんちゃらおかしいのだ。

 と、彼女は思いだしたように、バッグから何かを取り出した。どうやら小さな梅酒の缶のようだった。彼女はその蓋を開け、一気に梅酒サワーを飲み下してしまった。そして目を見開き、虚空に向けて喜びの表情を満面に浮かべた。

「ふしゅしゅしゅしゅ~~~~」(ぱぁああ)

 ああ……。このOLは、きっと居酒屋に毎日のように立ち寄って、おいしいおつまみを食べながら、頭の中でその感想を述べ、酒を飲んでは“ぷしゅしゅしゅしゅ~”とやるのが唯一の楽しみとなっている、巻き貝髪型のOLさんなんだろう。

 そりゃあ、そんな毎日のように居酒屋で高カロリーな食い物や酒を飲み食いしていれば、そういうハラにもなりますわいな。今日はたまたま早く帰れたためか、こんな時間だというのに、すっかり出来上がっているようだった。仕事で疲労困憊したわけではなさそうだった。

 絶対このお姉さん、次の日あたりに体重計に乗って、(最近……体重がやばいことになっている)などというエッセイ風な思考を始めるのだろう。でも居酒屋には行くという。大きな瞳を体重計の目盛りに向けて、冷や汗をかきながらも、居酒屋の誘惑には勝てないわかこ様なのであった。

 ロリサキュバスがカンカンになっているところを、少年は目を逸らしながら、出っ腹泥酔OLを眺めて、その生態を楽しんでいた。そうこうしているうちに、外はだいぶ暗くなり、空は真っ赤に焼けていた。電車は少年の最寄り駅にまで到着した。

 寝ているのか何なのか、スマホを半目で眺める面白OLを尻目に、少年は電車を降りた。帰り道は人気もだいぶ少ない路地になる。これなら、おかしな欲情によってロリサキュバスの餌食になることはないだろう。

 数分歩いたところで、彼は股間の奥底から湧き上がってくる、きゅんとくすぐったい疼きがお尻の奥に溜め込まれているのを感じた。これは、ロリサキュバスのせいで、性欲が尽きずにぶり返す作用のせいだった。17歳という若さで、なおかつ何度抜いてもすぐに性欲自体は元に戻る体質(ただし精液は枯渇する)になっている以上、この身体反応は当然のことでもあった。

 彼はいくらイッても、「しばらく抜いていないのと同じ状態」になる。さすがに1ヶ月抜いていないなどというギンギンな状況にはならないものの、ほんの数十分だけで、1日オナニーをガマンしたのと同じ状態にはなった。本来ならプロラクチンが働いて、そんなにすぐに性欲がぶり返すことはないのだが、それが抑えられているために、若い男子なら当然、短時間でそのような状態になってしまうのであった。

 そして、そこへかなり運悪く……というより、姉の妄想どおり、少年の身に急激な状況の変化が訪れたのだった。

 ぺちゃくちゃと可愛らしい声で喋りながら、少年の横を、部活帰りの女子中学生の集団が通り過ぎ始めたのである! その人数は、ざっと20人ほどはいるだろう。少年も歩いていたが、少女たちはそれ以上の早足で、彼の両側を通り過ぎていったのである。お互いに若いので歩くスピードは速いけれども、ほんのわずか、中学生たちの方が早かった。そのため、少年からは、非常に長い時間帯、少女たちにゆっくり追い抜かれ続け、彼女たちの姿をどうしても目の当たりにせざるを得なくなってしまったのである。

 本来なら、少女たちの上着はジャージ、下は色気の欠片もない体操ズボンだ。男も40を過ぎれば、彼女たちのやわらかそうな膝裏、膝上に少し残っている太ももの一部、シュッと細いふくらはぎにさえ、女子としての若い色気を感じるわけだが、少年にとっては、その姿は普段は全く気にならないほど、性的な部分を抑制された格好なのであった。かつては、体操着にブルマで下校するのも当たり前だった時代があり、それに比べれば、露出度は極端まで減少してしまったのが惜しい。

 だが……! すでに少年には淫呪がかかっており、少女たちの姿は全員、丸裸になっているのである! ジャージもズボンも彼の目には消え去っている。凝視すれば下着を見ることができるが、それでも白いショーツとスポーツブラ姿であって、その色香は尽きるところを知らない。

 彼の右からも左からも、女の娘たちは容赦なく追い抜いていく。その一人一人を、彼は左右から目の当たりにせざるを得なくなってしまった。

 彼女たちのスベスベの背中、脇の下。後ろ足、横尻、そして何より、やわらかそうに発達してしまった女尻を、じかに目の前に突きつけられてしまっている。

 中学生女子たちが歩くたびに、そのふにふにした臀部は、やわらかくひしゃげている。発達した太ももは、小学生のそれを遥かに超え、太く長く伸び、なおかつ女らしい膨らみを完璧に具えてツルスベだ!

 少年は左右どこを見ても、その肉付きの良い、男子と完全に一線を画すヒップの肉を目の当たりにし、股を開いて歩く女子からはオンナ表面のスジが見え隠れしてしまっている。

 さらに何より、ブルマ以上に、完全に露出された少女たちのふともも内股が、横からも後ろからも、間近に迫ってきてしまっていた。彼女たちの歩く姿を見せつけられながら、少年はそのうねる生足の魅力に釘付になってしまう。ふくらはぎのきめ細かい肌触りは、若すぎる女子として、しかし十分に発達した女らしさと、子供特有の細っこい未熟さとの両方を兼ね備えていて、可愛さと美しさを併せ持っているのだった。

「ばあっ!!」

 喜び勇んだのがロリサキュバスだった。

 ある程度の魔力を取り戻したロリサキュバスは、12歳の姿だけではなく、14歳の姿にまで変身することができる。人間界での変身可能年齢幅はそれだけであるが、ちょうど多感で肉体的成長が急激なその時期に集中して変身できるのが、かえって彼女の強みにもなっている。

 そして、ロリサキュバスはとっくにレオタードを脱いでしまっていた。身につけていても少年には裸が丸見えなのだが、彼女はすぐにでも精を抜き取ろうと、本当に裸になっていたのだった。

「やっとチャンスが来た! お兄さん、もう観念してね!」
「うあぁぁ……」

 彼は小さくうめいた。周囲の中学生はそんなことを気にもとめずに、少年の脇を通り抜け、どんどん遠ざかっていく。だが、ほんの2,3分、少年にお尻や背中や太ももを見せつけ続けさえすれば、多感な高校2年生を完全に勃起させるには、十分すぎる時間だったのである。

 14~5歳くらいの中学生たちは、少年とは2,3年しか変わっていない。十分、彼女候補の対象になる年代だ。そんな若娘たちが、裸体を揺らして集団で横に通り過ぎていけば、彼を欲情させるのは簡単だった。しかも本人たちは、そのことにまったく気づかないまま、通り過ぎて先へ先へと進んで、ついに見えなくなっていく。少年の前には、14歳に変身したロリサキュバスだけが残った。

 幼体としてのロリサキュバス、昼間の彼女とは、首から下がほぼ別人だった。顔だけは、童顔のかわいらしさと、悪魔的な笑みを残している。

 背は大きく伸びている。少年とは頭ひとつ分くらいの背の違いしかなくなっている。その太ももも腕も肩幅も大きく成長し、少し小柄な大人女性と変わらない体型になっている。

 その生足はしっかりと女性らしい第二次性徴を如実に示し、しかし腰回りは脇腹との区別がつかないくらいにまっすぐだ。胴部分のそのまっすぐさが、くびれのないその肉付きこそが、女子中学生の性的な魅力にもなっていた。

 何より、変化したのは乳房である。B~Cカップくらいではあるものの、膨らみかけた乳房は両方とも、十分に揉みしだくことができるくらいに成長しており、わざわざ寄せなくてもおっぱいの張りは明白だった。乳首部分だけが、おとなほどには成長していないが、それでも女の胸であることは、どこからどう見ても明白なのであった。

「へへー☆ さっきの女の子たちを見て、勃っちゃったね♥ もう私の勝ち! ほら、よく見てよ? さっきの娘たちは、お尻とか後ろ足とかしか見られなかったけど、私は正面からお兄さんに向き合ってるよ? 前から見た太もも、やわらかそうで気持ちよさそうでしょ。そして、彼女たちは後ろ姿だから見れなかったけど、ほら……私の乳房……こんなに発達してるんだよ? さっきの娘たちも、個人差はあってもこのくらいは成長してたんだから。」
「ああっ……」

 さっきの女の子たちを想像し、思い出しながら、そのお尻の形の良さが頭の中を駆け巡る。かてて加えて、ロリサキュバスのいやらしい第二次性徴の裸体が、ぷるぷるの乳房とともに、彼の前に立ち裸っている。もはや彼のズボンは、完全にテントを張り尽くしてしまっていた。

「契約、だからね?」

 ロリサキュバスは、少年のズボンのチャックを開き、そそり立ったペニスをポロリと取り出した。その姿は、周囲には気づかれない魔法が施されているので、外でペニスを丸出しにしていても、誰の目にもとまらなかった。

 彼女は、成長した膨らみかけの乳房表面で、ペニスをスリスリと擦りあげ始めた。やわらかくてみずみずしい乳房の肌がペニスに食い込み、めり込ませながら、執拗に裏スジ部分を丹念に擦りあげていく。

 少女たちの姿を見、さらにロリサキュバスに責められた少年の性感は、全部増幅されて僕のところにも押し寄せている。感触だけが僕の肉体に伝わって、僕の方はさらに射精の律動を速め、長引かせている。出しても出しても、次の瞬間には生殖細胞はパンパンに溜め込まれて、すぐに絶頂寸前の多幸感に包まれてしまう。ただでさえイキッぱなしの僕のペニスは、さらに強い快感に晒され続けた。

 電車の中で少年が勃起をするまいと、あちこち目を逸らしたり、女性性から顔を背けたりしている間も、僕の方はロリサキュバスの姿や、若く美しく可愛らしい女性たちの姿を見ながら、勝手に射精を続けていたのだ。僕の方の快感地獄は、どんなことがあっても崩れないんだ。

 すりっ……すりっ……

「ぅぁ……やわらかっ……」
「スゴイでしょ。女の子のオッパイって、どこまでもめり込むくらい、やーらかいんだよ? いーい気持ちでしょう? その気になれば、パイズリもできるよ~?」

 17歳の若いペニスは、14歳の膨らみかけた、いやこの年齢にしては大きめとさえ言える生乳のスリスリ攻撃に、どんどん高められていく。

「ねーえ? さっきはよくも、女の誘惑から目を背けたね。……もう、そんなことできないようにしてあげる!」

 ロリサキュバスは突然、空中に浮かんだ。そして彼の股間の前で股を開き、飛びながらペニス先端を、オンナ表面にあてがう!

「えっ……!? ま、まさか……!」
「お兄さんは“やめてそれだけは”と言うッ!」
「やめて! やめてそれだけは! ……はっ!」

 もう遅かった。ロリサキュバスはグッと腰を押しつけ、ペニスを若すぎるオンナに飲み込み始める。

「ひああ! だ、だめだって! それだけは……!」

 彼は腰を引こうとしたが、それ以上にロリサキュバスがズンズンと迫ってくるので、脱出することができない!

 肌色の包茎ペニスは、ロリサキュバスのオンナの内部でぐにゅにゅっと潰され、無理にでも内部へ内部へと押し込まれていく。包皮に包まれた勃起ペニスも、その圧力と、皮を残したままムリヤリねじ込まれていく肉棒への動きによって、挿入が進むごとに亀頭を露出させていく。

 オンナの内部、ほんの入り口のところまで、ペニスは無理にねじ込まれてしまった。包茎の皮は完全に剥かれ、敏感すぎる亀頭がむき出しになる。そこへ、人間の何十倍もの性的攻撃力を持つサキュバスならではの快感攻撃力が、いっきに感じやすい先端部分に集中する!

「~~~……」
ロリサキュバスは何かをモゴモゴと唱えた。

「ああっ!」

 びくびくびくん! ひくくん! ピクッ! ピクッ!

 亀頭部分がロリサキュバスの膣内に入っただけで、17歳の、女性経験のまったくない男子生徒は、感極まってイッてしまった。相手が淫魔でなかったとしても、彼はおそらくこれに近い快感で絶頂してしまっていたのかも知れない。それほどまでに、若いオンナはペニスを締め上げ、揉みしだき、その具合の良さを存分に発揮できるのである。それに引き換え、まったく未経験の、肌色ペニスでは、根本まで入る前にそのあまりの気持ちよさに、急激な絶頂感に耐えられず、意思と無関係に脈打ちを始めてしまうのは必然であった。

 しかも相手はロリサキュバス。性の耐性がまったくない男の子は、あっさりとその思春期真っ盛りの女性器の、さらにヒダが蠢き内部が変幻自在に変化しながら、ペニスの内奥にまで魔力を送り込んで快楽一色に染め上げるオンナの攻撃力に、どうあがいても太刀打ちできるはずがないのだった。

 ただし、すでに二回も出してしまっているために、体液は全く残っておらず、ただペニスが脈打つだけで、精液は一切放出されなかった。もちろん、射精ができたとしても、ロリサキュバスは自然妊娠をしない。だからいくらでも、男性からその膣に生出しされ、大量の精を吸い取っても、まったく問題がない。

 それにそもそも、男性側の「気持ちいい」という絶頂時の精神エネルギーこそが、彼女の欲しがっていたものなのである。彼女にとってみれば、十分な食事と睡眠を得たのと同じことだった。やはり、鼠径部の接触の方がより多くの精神エネルギーを獲得できる。彼女はそのことを知っていた。いま必要な、いやそれ以上の魔力を、この男子生徒から得る方法は、軽い肌の刺激で高めておいて、そそり立ったペニスを挿入に持ち込んでしまうことだった。

 とはいっても今回、ロリサキュバスはそのエネルギーのすべてを、自分の魔力として蓄積することはしなかった。実際に吸い取ったのは半分以下である。が、それでも十分な補給にはなった。

 ブウゥン!

 少年の腹部につけられた淫紋が、さらに領域を拡大させていく! 彼女の魔力は、淫呪の方により多く注がれたのだった。

「なっ……なにっ……!?」
「クスクス……これでもう、お兄さんはさっきみたいに、女の魅力から目を逸らせなくなったからね? もう……にげられない、よ? あはっ!」

 男子生徒の制服は、完全にどこかに消え去ってしまった!

 つまり彼は、街の中で、完全に全裸になってしまったのである。生地が見えなくなったのではなく、じっさいに何ひとつ身につけてはいないのだ!

「お兄さんは、これから一生、裸で過ごしてもらうからね? あ、でも大丈夫。まわりの人には、ちゃんと服を着ているように見えるから、誰にも気づかれず騒がれないからさ。安心してね。」
「そんな……」

 彼に新たにかけられた淫呪はふたつ。そのうちのひとつが、何を身につけても、彼自身は完全に全裸になってしまうということだった。ただし、足の裏側だけ、安全のために保護されている。また、周囲の人には、普通に制服や私服などを着けているように見えるし、ペニスの勃起も性的な営みも、誰にも気づかれないようになっている。

 そこへ、ひとりの若い女性が通りかかった。仕事帰りのOLだ。彼女は普通の服装で、何もおかしなところはない。女性は少年のことなど目もくれず、そのまま通り過ぎていった。

「えっ……えええっ!!???」
「ほらほら。大声出しちゃダメだよ? 声を出したら、変な目で見られちゃうよー?」

 だが、思わず少年は声を上げてしまったのだった。

 通り過ぎて行ってしまった大人の女性。彼女はそのまま、道の奥まで歩き、角を曲がって姿を消してしまった。

 しかしそれにもかかわらず、その美人系の女性が、未だに彼の目の前に立っている。彼の目にはもちろん、淫呪によって、その女性は全裸で下の毛も生えていない状態だ。

「くすくす……」

 女性は色っぽい声で笑いかけながら、少年の前で脚を拡げ、縁石に片足を乗せて、片手指先でオンナ表面を押し拡げ、淫靡な上目遣いで少年を見上げている。

 大人っぽく細まった生足は、それでも十分内股の膨らみを具え、やわらかそうに綺麗に膨らんでいる。彼女の脚はとてもスベスベで触り心地が良さそうだった。じっさい、少女たちと同様、レディの成熟した生足も、おとなならではの細長さに反して、もっちもちの吸いつく魅力を保っている。

 彼女はもう片方の腕で、自分の乳房を抱えるように持ち上げ、胸の谷間を強調させた。小中学生では絶対に出せない、おとなの大きなおっぱいが、少年の目の前に見せつけられている!

(なんだ……何が起こっているんだ……そんなバカな……)

 少年は狼狽した。たしかにこの女性は、自分のことなど完全無視して、あっちの方で曲がって消えたじゃないか。なんでその女性が、いま、自分の目の前で性的な露出と誘惑をし続けているのだろう!?

「すごいでしょ~! これが淫呪のもうひとつだよ。お兄さんが目にした女子、大人の女、みぃんな、“幻影”としてお兄さんの前に残って、延々と誘惑し続けるんだよ?」
「うああ……」

 26歳くらいの女性は、さらに少年に近づき、ぎゅみっと抱きついてきた! それでもやや少年の方が背が高く、彼女の方がかかとをあげれば同じ背の高さになるくらいだった。

 むちゅっ……ぎゅうっ……すりすり……

「むぐう!」
「感じるでしょう? 彼女の肌触り。気持ちいい? キスしちゃってるね? ほら、彼女のおっぱいの感触も肌触りも、全部本物と同じだよ。淫呪の幻覚攻撃は、肌への質感を完全に伴うものだから、本物と抱き合っているのと同じ感触になるんだよ。」

 すりすりと頬ずりされ、さらに少年の両足には、おとなの生足が、ストッキングさえ穿いていない素足のなまの感触で、執拗に絡みつき、スベスベとこすれていっている。そのすべてが、本物のOLの感触とほぼ同じだった。

 ほぼ、というのは、首から下の毛がすべて消え去る魔法と、毛穴の開きなどの不都合な部分も取り去られるために、若干快感攻撃力が高められているという意味である。

 そのやわらかでスベスベの感触を味わい、イッたばかりの少年の性欲が、再びぶり返し始める。

 さらに別の女性が、彼の横を通り過ぎていった。大学生くらいの若い娘だった。彼女は自転車に乗り、そのまま家路につくだけだった。もちろん、幻覚を見て喘いでいる少年のことなど、まったく気にもとめない様子で去って行った。

 だが、少年にとっては、まったく違う結果になっている。

 少年の目の前には、その女子大生のオッパイや生足、脇の下やお尻など、いやらしい部分がパーツとして、どんどん浮かび上がってくる。OLに抱きつかれながら、彼は女子大生の性的な肉体部分を、次から次へと脳内に見せつけられている。

 視覚と触覚、音声の誘惑が重なり、イッたばかりのペニスがじわじわと再び反応していく。

「うわぁぁ! いやだ! 嫌だあ!」

 少年は、OLや女子大生の影を振り払うようにして、家に向かって走り抜けた。だが、しょせんは幻影。少年が全力疾走しても、その滑らかな感触や、性的魅力にあふれた乳房やお尻や内股の映像が、どこまでもつきまとってくる!

 彼が事実上全裸になったのは、幻影化した女たちがじっさいに抱きついてきたときに、その肌の感触をじかに味わえるようにするためと、イザ勃起したときに、すぐにペニスに刺激を与えて、少年を絶頂に持ち込みやすくするためだった。

 家に帰ってきても、親にただいまも言えずに、少年は自分の部屋に閉じこもった。

「あははっ! 無駄だよ! 無駄無駄ァッ!!! 一度ついた幻影は、射精が終わるまで消えない。お兄さんは、勃起するまで増え続ける女の子やレディたちの幻影と感触を味わい続けるんだから。ちなみに、その幻影は私の魔力から生み出されたものだから、幻影で射精しても、私の魔力エネルギーになるからね。」

 少年はベッドに倒れ込んだ。だが、その上からのしかかるように、女子大生が少年に抱きついてくる。そして裸同士で、素足を擦りながら、少年の両足を若娘の生足が執拗に滑り続け、彼の胸板にも女子大生のおっぱいが這いずり回っている。同時に、OLの乳房やオンナ、お尻の幻影が、彼の脳内につきまとう!

「もうガマンできないでしょう? 勃っちゃいなよー!」
「うひいい!」

 耐えろという方が無理だった。彼のペニスは再び、女体の幻影と、実際の感触に負け、またもや大きくはち切れそうに膨張した。

「あはっ、私、もう少し魔力が多めに欲しいから、今回は私が挿れるね?」

 14歳のままのロリサキュバスが、今度は騎乗位で、少年のペニスをオンナで飲み込んでいく。高い攻撃力が、またもや亀頭を露出させ、さらに奥へ奥へと深く、ペニスを膣奥まで飲み込んでいく。OLと女子大生は、彼の横に陣取り、自慢の生足で彼の両足を挟み込んでこすりつけ、オッパイで少年の両腕を挟み込んで、身動きが取れないようにした。

 いくらイッても疲労せず痛まないように改造された少年は、性欲の限界を感じることなく、ロリサキュバスの餌食になっていく。根元まで素早くオンナにペニスを飲み込み、グッと軽めの体重をかけて、淫魔特有の極上すぎる膣圧で若いペニスを締め上げ、揉みしだき、連続微振動を加え続けた。

 両側を大人の女性に挟まれ、中学生と同じ肉体を持つロリサキュバスに犯された少年。騎乗位で上下しなくても、人間のオンナをはるかに凌駕する具合の良さだけで、少年をあっけなく絶頂に追い込むことができた。彼のペニスは激しく律動していく。

「はあっ……はあっ……」

 もうすっかり、体液は出なくなっていた。だが、性欲はいつでも再びぶり返し、一日に何度でも勃起しては絶頂可能な肉体になってしまっている。彼は精神的な疲労以外は、何も感じられなかった。また誘惑されれば、嫌でも抜かれてしまい、ロリサキュバスにエネルギーを提供してしまう。

「ふふっ。安心してね。もうこれ以上、淫呪は拡げないでいてあげる。夢にも干渉しない。だから、寝ているときだけは、お兄さんにはえっちなことから解放してあげる。でも……明日からは、本当の天国で四六時中、イキ続けてもらうからね? そう、休むことなく、ね……」

 女子大生とOLの幻影が消え、少年は解放された。ロリサキュバスはまた12歳の肉体に戻り、彼の横に座った。彼がロリサキュバスを見つめてしまえば、またいつ勃起してしまうか分からない。彼は極力目を逸らし、性欲を抑えることに専念した。

 食事も黙々済ませ、宿題に集中する。ロリサキュバスは完全に無視した。

「約束どおり、明日から、お兄さんに特別な能力、一日時間を戻す力は本当にあげるからね。イヤな思いをしてやり直したいと思ったら、何回でも、同じ一日をくり返させてあげる。明日の一日分から有効だよ? ただし……明日から味わう快感と射精の天国だけは、そのまま味わってもらう。女子を避けるようなやり直しの仕方をしても、同じ時間に同じ女子で誘惑幻影が出てくるから、それだけは変えられないって覚えていてね。」
「そんな……」

 たしかに、ロリサキュバスの約束は完全に守られている。だが、それは至高の射精の連続でもあり、精液が出なくなっても律動だけは続き、絶頂の快感も変わらない。一日を戻しても、同じ誘惑は起こり、性的天国は避けることができないのだ。

 そんな状況に陥ってしまった少年にとって、時間を戻す能力など、もはや何の意味も持っていなかった。ただペニスが気持ちよくなって、一日に何十回でもイキ続けるだけの肉体にされてしまっては、時間を戻しても同じ天国が待ち構えているだけで、その能力を使う気には絶対になれない。

 騙されたと思ったときには契約は完了し、淫紋は確実に刻みつけられている。逃げることなどできはしなかった。

 ロリサキュバスの予告どおり、翌日からは、まさに快楽地獄そのままだった。

 その日から、気に入らないことがあれば何度でも、同じ一日を戻して体験することはできる。だが、同じ絶頂は何度でも味わわされる。それどころか、行動を変えて結果を変えようとすれば、異性に出会う可能性も上がっていくので、絶頂の数は増えるだけということも分かりきっている。少年は、時間を戻す能力を付与されても、どうしてもそれを行使する気にはなれなかった。

 天国はすでに、登校時間から始まった。

 同じ時間帯に登校する小中学生。10歳以上であれば彼女たちは裸に見える。そしてその白く美しい肌をチラッとでも目の当たりにすれば、彼女たちは去って行っても、その「幻影」は残り、勃起するまでしつこくしつこく纏わり付き続けた。

 歩けば歩くほど、少女たちや大人の女性たちの人数は増えていく。幻影なので体重や重みを感じることはないけれども、その肌の質感ややわらかさは本物だった。少年は、小中学生たちや大人の女性たちにしがみつかれ、全身360度から抱きつかれ続け、小さな脚から大きな脚まで、さまざまな女性的質感で、すりすりと両足に生足の攻撃を受け続ける。

 さらにオッパイもお尻も、彼の下半身上半身に貼り付き続け、執拗に擦っている。小学生の小さなお尻から、女子高生やOLのお尻まで、さまざまな大きさの、しかし変わらないやわらか弾力で、彼の全身が揉まれるように擦られまくっていた。

 そしてその周囲に、子供から大人まで、女体のいやらしいパーツが飛び交っている。どこを見回そうとも、必ず誰かの乳房や脇の下やお腹、背中、お尻、太もも、そして女性器が、常に目に飛び込んでくるのだった。

 勃起しないわけがない。

 幻影の人数が増え続ける中で、少年はペニスを隆起させてしまう。彼は若娘や少女たちの肉体の誘惑に負け、近くの子供のお尻にペニスを挟み込み、むにむにと自分から腰を振って、少女のお尻ワレメの間でペニスをこすっていく。彼が「その気」になったので、周囲の女性たちや学生たちも、少年の全身をまさぐり愛撫し、玉袋やお尻の穴を責め始めた。

 アナルを舐められながら、彼は小学生女子のお尻にペニスを押しつけこすりつけ、すりすりと自分からペニスを快感刺激に晒していく。幼い小さな臀部はそれでも、揉めばどこまでも指がめり込んでいくやわらかさだった。

「ああっ……でる!」

 ビクン! ビュクン! どばっ!

 回復した精液が、少女のお尻の間から噴き出していった。といってもそれは、ロリサキュバスの魔法によって生み出された幻影なので、じっさいには彼は虚空の中で射精したことになる。その精の快感エネルギーは、やはりロリサキュバスの魔力として蓄積されていく。しかも、それだけの痴態を彼が夢中で演じているにもかかわらず、周囲の人々はそれにまったく気づくことなく、ただ素通りしていくばかりだった。人々にとって、もはや少年は路傍の石そのままだったのである。

 誘惑は終わらない。電車に乗る前に女子中学生の姿を目の当たりにしてしまい、その少女のちっパイズリを受ける羽目に陥ってしまう。歯止めが利かなくなった少年は、つきまとう少女の生足やお尻、脇の下、大人の身体ながら顔は子供のままという可愛らしいギャップに興奮し、すぐさま勃起させてしまったのだ。その結果、その少女の幻影に、パイズリされてしまった。15歳くらいの少女の胸は、年齢不相応に膨らんでおり、自慢の乳房でペニスを擦りあげられ、少年はあっけなく精を噴き出してしまう。

 電車に乗ってからも、女性が目に入ると彼女のパーツが頭の中を駆け巡り、他校の女子高生を目の当たりにすれば、勃起するまで彼女と抱き合うことになる。駅を発車するごとに、彼に纏わり付く女子たちは増えていき、彼の目に飛び込んでくる女体のパーツも数を増すばかりだ。子供から大人まで、さまざまな成熟度のパーツを見て、彼は電車内でさらに隆起。今度は、13歳に変身したロリサキュバスのしなやかな手でペニスをしごいてもらい、そのまま彼女のやわらかな女手で抜いてもらうことになった。

 学校に着けば、女子天国そのままだった。1年生から3年生まで、生徒の半数は女子だ。彼女たちの幻影の数は増えていくし、年齢層も少年の恋愛対象ドンピシャの娘たちだけで構成されているため、ペニスはすぐにでも大いに興奮してしまう。

 そうして彼は、幻影たちの手、口、胸、お尻、太ももの間、そしてオンナで、何度でも絶頂した。精液が枯渇して出なくなっても、すぐに性欲は復活し、いくらでも勃起できるし、いくら絶頂しても、二度目三度目40度目にイキにくくなるなんてことはなかった。ときおり、12~14のさまざまな年齢に擬態したロリサキュバスが、その搾精に参加してくれた。

 登校から下校まで、女子高生地獄の連続。そして帰り道は、またしても、大人の女性、年上の女性、他校の女子、中学生、小学高学年と、10~30歳の異性に囲まれ、その幻影に興奮しながら、ロリサキュバスも混じっての連続脈打ちの嵐だった。

 家に帰るまで、延々と絞られ続ける。そしてその快楽にすっかり心を奪われた少年は、家で必要なことをした後は、積極的にロリサキュバスを抱こうとした。彼女もそれに喜んで応え、少年の望むままの年齢に変身してセックスに応じた。人間女性では出せない膣の魔性の快感に酔いしれ、彼は寝落ちするギリギリまで、ロリサキュバスと交わり続けた。

 時間を戻すなんて、とんでもない。

 明日になっても、明後日になっても、同じ快楽の毎日が、まったく変わらずに続くようになってしまったのだ。どうして時間を戻す意味があるだろうか。

 こうして、ロリサキュバスの魔性の魅力に負けた少年は、完全に人として堕落しきってしまった。性的な抑圧がなくなり、枯渇もなく、好きなだけ、延々と快感だけを味わっていることができる。目先の快感にすっかり心を奪われ、それ以外の如何なる目的もすべて見失ってしまったのだ。

 もう、彼自身、決して気づかないだろう。自分がいま行っていること、陥ってしまった魔道が、あの清純のフリをした花野子のしていることと、ほとんどまるで変わっていないのだということに。彼は連日、何度も花野子の幻影を抱き、花野子で射精した。彼女の表の顔も裏の顔も、もうどうでもよくなっていた。あんなに憧れ、そしてあんなに幻滅した女と、同じように堕落してしまった自分自身に、彼はもう気づく術を持たないのだ。

 そして……そんな毎日を目の当たりにし続け、彼以上に激しく律動させ体液をまき散らす僕の方も、この魔道から決して抜けられないことをよく分かっていた。

 姉は、少年をこうして堕落させ、性的に敗北させ続けるという妄想を抱いて、マスターベーションで満足していた。彼女が満足すれば、少年の日常は姉の想像から消える。またその想像が始まるまで、少年は架空の存在として消え去る。

 だが、僕の場合は、敗北してしまった以上、もう架空の存在として消えることは許されなかった。僕は少年とともに、終わらない快楽天国の日常を、永遠に味わい続けることになるんだ。

 終わらない。気持ちいい。もう、それだけで十分だった。それ以上に何かを考える必要もない。考える必要がない限り、僕にはもう、理性も言葉も必要なかった。法的に許されない年齢の娘たちの肌に包まれながら、僕はすべてを忘れきってしまった。



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