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レオター2−12

 

 

 リボンは危険すぎる。

 成功すれば一攫千金だが、失敗すれば即座に敗北が確定する。しかもチャンスは一度きりなんて。

 どう考えてもリスクや博打は分が悪いだろう。だったら、棍棒を使って堅実に戦う以外にはない。

 僕は棍棒を手に取った。すると3人も棍棒を持つ。棍棒は一人につき2本ある。普通の棍棒とは違い、大きすぎず、キノコ型で、しっかり挿入ができるように仕立てられている。スイッチを入れると細かく振動し、バイブ機能もちゃんとついていた。

 てゆーか、ここまで来たら棍棒というよりただのバイブだよなあ。ちょっと先端が膨らんだ不格好なバイブ。

 ま、こういう道具(武器)で戦えるなら、挿入戦は避けられるだろう。そのメリットを生かし、精力を温存させて先に進もう。

 とにかく棍棒でオンナにねじ込み、バイブと両手の動きでイかせてしまおう。

 ひとつだけ問題があるな。腕は二本、つまり、棍棒でオンナに攻撃できるのは、一度に二人まで。どうしても一人は遊ばせてしまうことになる。だとするなら、誰と誰を先に相手にするかが問題となる。

 僕は迷わず、長身モデル体型のレオターと丸顔タイプのレオターを選んだ。華奢な小娘は、この二人のうちのどちらかを倒してからにしよう。

 僕は棍棒を使って、二人の女を攻撃した。振動する棍棒がオンナ表面を刺激すると、彼女たちは悦び股を開く。僕の意図を受け入れる意思もあるみたいだ。僕はそのまま二人の膣奥にバイブをねじ込んだ。

 二人は腰をくねらせ、機械的な振動と人為的な操作のダブルパンチに酔いしれた。バイブで戦ったこともたくさんある。どのタイミングで手を動かすかなど、この道具の駆使についても心得があった。振動の硬化を最大限発揮するために、僕は両手を別々に動かしながら、彼女たちがもっとも感じやすいところで出し入れとこねくり回しを駆使してあげる。

 もちろん彼女たちも応戦する。丸顔の方は二本の棍棒で僕の両乳首を振動にさらしてくる。長身の方は亀頭先端にバイブを当てて振動を送り込んできた。

 目の前に二人のあられもない女体を見せつけられながら、くねる腰の痴態を目の当たりにしながら、機械的な振動で責められる倒錯。思った以上に気持ちいい。実際に女の肌に責められていないのに、彼女たちの操作でバイブがあてがわれ、心地よい振動にさらされているので、快感ダメージも少なからずある。

 乳首への振動が全身を弱体化させ、心地よさに脱力してしまいそうになる。ぐりぐりと押しつけるように滑らせると、振動の刺激の質も変わってくる。丸顔娘は執拗に上半身を振動にさらし、補助攻撃に余念がない。

 先端と裏スジにあてがわれた、周波数の違うバイブが、ペニスを徹底的に責めさいなんだ。モデル体型の美女はあえて棍棒を動かさず、一点集中でペニスの感じやすい部位だけを振動にさらす。ブルブルするし劇画家らだの奥に伝わり、気を抜けば精液がこみ上げてきてしまいそうになる。彼女たちの乳房や生足や腰つきなどを見つめながらバイブで射精なんて、際限のないエロの入口を超えてしまいそうで怖いものだ。

 こちらの精力もじわじわ削られているが、敵精力の激減は甚だしい。肉棒以上の堅さを持った道具が、これと同等以上の出し入れテクニックで動き回り、しかも女体の感じやすいところにピンポイントであてがわれて振動し続けるのだ。バイブの扱いは僕の方に分がある。二人はじわじわ追い詰められ、たいして僕の精力を奪わないうちに果てそうになってしまっている。この戦い、僕の勝ちが明らかなようだ。

 ずぬ!

 「ぎゃあ!」

 突然、お尻に異物の感じが襲いかかった! びっくりして振り向くと、放っておいた小柄レオターが背後に廻っている。

 「なっ、何を…あがッ!」お尻の違和感は即座に快楽に変わる。小柄レオターが棍棒を、こともあろうに僕のお尻の穴にねじ込んできたのだ!

 棍棒の持つ手側の方は細くなっているが、しっかり振動する。たしかに棍棒の反対側もちょっとだけ膨らんでいて、アナル用になっているみたいだ。

 「ひゃあ! だめっ! ぬいてえ!」僕は抵抗したが、アナル用棍棒は容赦なく奥へ奥へとねじ込まれていく。痛みはすぐに快感に変わる。物理的な攻撃は意味をなさないので、アナルに奥深くねじ込んだ棍棒は快楽しか生まないのである。

 前立腺がほとんどじかに棍棒の振動にさらされる。それは、ペニスへの刺激とはまた違った恐ろしい快楽であった。ペニスのくすぐったさがそのまま体の奥で花開いているような、あるいはイク前のあの多幸感が射精と無関係に体の奥でじわじわ疼いているような、奇妙な感じだ。だがそれは間違いなく、強烈な性感ダメージとなって僕に襲いかかっているのだ。

 乳首、ペニス、そしてアナルと、3人がかりでバイブ振動にさらされている。ペニスの方の振動が固定されているのに対して、アナルの方がぐりぐり動かされ、そのギャップがたまらない快楽となって僕の下半身を包みきってしまう。そこへ丸顔娘の乳首攻撃が容赦なく弱体化を狙ってくるのである。

 ううう・・・やばい、精液が意思と関係なくこみ上げてきそうだ。強制的に脈打ちさせようとするような、反射的に精液を出させようとするような、有無をいわさぬ感覚だ。

 僕は一心不乱に両手を動かし、目の前の女たちを早く倒してしまいたい一心で、快楽に立っていられない状態にもかかわらず無理をして戦い続けた。

 「あうう!」長身女性が力尽きた。

 僕はすかさず後ろを向き、華奢レオターにバイブをねじ込んでやる。仕返しといわんばかりにぐりぐりしてやると、小柄なレオターも腰をくねらせて悦んだ。

 彼女もまたしつこく、アナルバイブをぐりぐりし続ける。前立腺への直接の刺激が、精力を一気にゼロにするチャンスを今か今かと待ち構えているみたいだ。まずい、ちょっとでも気を抜くと、一瞬で出させられてしまうぞ。

 丸顔娘のバイブは、サンドイッチのようにペニス先端の上下を挟み込んでいる。その振動もまた、アナルの振動と共鳴して、僕の下腹部の性感帯すべてを振動ですべて刺激してくるよう仕組まれていた。

 もう少しでもこの状態が続けば、僕は一気に高められ、意思と関係なく体液を吐き出していたことだろう。

 丸顔娘がイッた。おかげで、ペニスにバイブをあてがう係がいなくなった。

 残りはこのいたずらな華奢娘だ。僕は彼女の手を振りほどくと、自分のアナルからバイブを引き抜き、床に投げ捨てた。

 おかえしだ!

 僕は小柄レオターのアナルにバイブをねじ込み、オンナにねじ込んだバイブとは別の動きで振動と操作にさらした。

 「あぎゃあ!」小娘は一瞬で白目を剥いた。

 それもそうだ、穴がふたつあって、その両方が極上のバイブとテクニックで責めまくられているのだ。動けなくなるのも当たり前というもの。

 数分ぐりぐりしてやっただけで、あっさりと小娘レオターも絶頂を迎えた。

 「・・・ふう。」僕は勝った。

 精力は、30%ほど残っている。アナルバイブのせいで、まだ股間の奥がじんじんしてやがる。刺激に対して敏感になってしまっているみたいだ。

 僕は勝った。1階を完全制覇したのである。見ると、奥の扉が開いている。1階の敵レオターを倒したので、その先の階段を上がって、次の敵に挑まなければならない。回復なしで、さらに強力な敵女を相手にセックスをしなければならず、しかも射精をしてはならないという、気持ちよくも過酷な戦いだ。

 だが、1階を制覇しただけで7割もの精力を消費してしまうようでは、その先は絶望的かもしれない。オナニーして射精し、回復するという方法があるが、僕の行動はすべて監視カメラで姉によってモニターされてしまっている。ペニスをしごいているところを見られようものなら、その瞬間あざけり笑われはやし立てられ、イク頃合いを見計らって上の敵を呼び寄せることだろう。射精直前で抱きしめられ僕の代わりにペニスをしごかれ、そこで射精すればやはり敗北だ。だから自分で抜くという手が使えない。

 じっと長時間待って、自然回復を待つということも無理だろう。そんなことをすればすぐに上の階の敵が送り込まれ、強制的に連戦させられてしまうことになる。射精は確実だ。

 このまま上に行けば、敗北は確実。一体どうすれば。

 「!」

 階段のところに飲み薬がおいてあった。これは…回復薬だ! やった、助かった!

 そうか、なんだかんだいって、姉さんが階段のところに用意してくれていたんだな。階を上がるごとに回復をし、最後の最後までこの精力のまま戦わなければいけないという状況にはならないようにしてくれたんだ。

 なになに…『心の状態によって回復量が変わる特殊タイプの回復剤です』説明書にはそう書いてある。心の状態、これはイキそうで股間がくすぐったく疼いた乱れ状態ではあまり回復せず、余裕があって落ち着いていればかなり回復するという薬のようだ。半分以上精力があればフル回復するだろう。3割くらいなら。たぶん80%程度には回復するはずだ。

 今の僕なら、その回復でも十分次を戦って行かれるだろう。僕は薬を飲み干した。

 精力がぐんぐん回復し、心がさらに落ち着いていく。精力は85%にまで回復した。これなら誤差の範囲。フルの状態とさほど変わらずに次を戦って行かれるはずだ。

 わかっているさ。姉さんはなんだかんだいって、僕に自分のところに来て欲しいんだ。それも、敗北後の壊れた僕ではなく、イキそうになっている僕が姉さんのところにたどり着いて、自分の体で射精させることをうずうず待ち望んでいるのさ。だから回復薬なんてさりげなく置いてあるわけだ。しかもフル回復ではなく、心の状態によって回復量が変わるやっかいなシロモノを、ね。

 それなら望み通り、姉さんのところに行ってやろうではないか。しかもイキそうな状態ではなく、フルに近い状態で、姉さんを倒し、さらに先の、上の階に進むんだ。待ってろよ、必ず絶頂させてやる。

 僕は闘志をめらめらさせながら、五重塔の二階に突き進んでいった。


###レオター2 クリア###


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