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レオター2−14

 

 

 ここは着実な戦法をとろう。背面座位にして、包まれる快感を回避するのだ。それと同時に、結合してきた相手に徹底的に反撃し、腰と両手で応戦して、こちらが受けるダメージをはるかにしのぐ快楽を与えて、確実な勝利を手にする作戦だ。

 背面座位にするメリットは、結合した相手に対し、腰を振ってオンナにダメージを与えながら、同時に両手で乳房などを絶妙なタイミングで愛撫攻撃し、相乗効果で一人に大ダメージを与えられることである。これによって、なるべく短い時間で結合した女性を倒し、挿入されている時間を一人あたりで短くすることができる。その分、精力の消費は抑えられるだろう。

 デメリットは、3人のうち一人に集中攻撃するため、他の女性たちを好きにさせておくことだろう。後ろに確実に誰かがはりつくので、それはそのまま任せておくほかはないが、一人浮いてしまうことは手痛いかもしれない。脚を閉じて玉袋を守っても、僕の全身空いているところへの愛撫攻撃は避けられないだろう。これがくすぐったい快楽となって思わぬダメージとなる可能性がある。気をつけておきたいところだ。

 僕はその場に腰を下ろし、あぐらをかいて相手の出方を待つ。ただし、正面でのしかかってきた場合には押しのけて拒否するぞ。

 案の定、細身の美しい長身レオターが僕に正面から抱きついてくる。細い体ながらオッパイだけは膨らんでいる抜群のプロポーションだ。だが、そんな乳房の誘惑なんかに負けはしない。僕は彼女を左に押しのけ、挿入を拒否した。

 後ろには丸顔のグラマーレオターがはりついてくる。僕の脇の下をスベスベの白い手が通ってきて、羽交い締めに近い状態で腕をぎゅっと拘束、僕が挿入を拒否できないように仕向けてくる。

 もう一度長身レオターがのしかかってくるかと思ったが、あえて彼女はしつこくせず、もう一人の小柄レオターにバトンタッチした。なにか彼女なりの考えがあってのことだろうか。

 交代した元気系の娘は、意気揚々と僕にのしかかってくる。やっぱり彼女も対面座位を仕掛けてこようとするので、脚を閉じてこれを拒否。すると彼女は体勢を変え、背中をこちらに向けて小さなお尻をねじ込むようにして、僕の足のあいだに割って入る。小振りなスベスベの臀部は僕の内股のあいだを滑るようにねじ込まれ、ペニスに到達してくる。なんとしても入れようというしつこさが彼女にはあった。おっとり長身女性との性格の差だろうか。

 僕はやや脚を開き、ゆったりと彼女を受け入れる。ペニスはオンナ先端にあてがわれ、そのままにゅるりと内部に侵入していく。そこで彼女たちは僕の意向を察知したようだ。

 根本までペニスが収まると、僕は腰を踏ん張らせ、ペニスの硬さを思いっきり膣内にぶつけてやる。

 「ん〜〜っ☆」女の子は快感に酔いしれながらも、かわいらしく内股になりながら、両腕もきゅっと引き締め、オンナを締め始めた。

 ぎゅううう! ただでさえ締まりのよい小柄な美少女の膣がこれでもかとペニスを締め上げる。それ以上彼女は動こうとはせず、締めることに集中しているみたいだった。

 彼女が締めることに専念できたのは、スレンダーレオターの存在があったからだ。長身女性が小柄女性の腰を大きな手でがっしり掴むと、彼女の腰を前後に大きくグラインドさせながら、リズミカルに上下させ始めたのだ。つまり、腰を振る役目をスレンダータイプが引き受けたことになる。

 小娘は締めることに全力を挙げ、そうして、その締まった膣でペニスをしごくのは大柄女性の役目だ。その連携プレイで、ペニスは最高の締まりとしごきに見舞われることとなった。

 彼女は小柄なだけに、オンナも他の二人より小さい。つまり、それだけ膣内も狭くなっている。それでいて伸縮自在で、ペニスを根本までしっかり飲み込んでしまうどん欲さを具えていた。狭いだけあって締まりがきつく、それでいてしっかり包み込んでペニスに食い込み、決して離さないといわんばかりにまとわりついてくる。ヒダも密集していて、出し入れするたびにゴリゴリと、それでいて柔らかで心地よくしごきたててくるのだ。

 さすがにこの世界に来るときに強化され、鍛えられているだけあって、大柄女性が操作するその腰の動きはプロ並みであった。ただ単調に前後するのではなく、巧みにひねりを加えて、出し入れするたびに違う締め方を演出してくれる。そのつどそのつど新鮮な刺激にペニスが苛まれ、まるで一回ずつ別の女性の膣に挿入しているみたいな感覚を覚えてしまう。

 小柄レオターはじっとしていて締めることに専念できるので、その締まりもどこまでもきつく直情型で、ストレートにペニスをこれでもかと圧迫する。それでいて内部はどこまでもやわらかく食い込むようで、ペニス中の性感神経を一度にすべて快楽刺激に強くさらすことができた。

 動かす役目の長身女性も、激しく上下させながら同時にあちらこちらとひねりを加え、小柄レオターの小さな膣が最高の攻撃力を発揮できる動きとタイミングで、しっかりとペニスをしごきたてる。締まりとしごきのダブルパンチは、さすがに二人がかりの攻撃だけあって、ペニスへの快楽も相当に高まってしまっている。

 僕は腰を振り返し、小娘の腰の動きにタイミングを合わせて、膣内を快楽一色に染め上げるよう力加減、深さ、スピードと方向を調節し、ダメージを最高にできるように腰を上下させて応戦する。そのへんのテクニックは、これまでの経験からしっかり身についている。オンナの形状からヒダの室、狭さや動きなどから、タイミングを割り出して調節することができる。

 これによって、小柄レオターへの快感ダメージは強烈に高まっているはずである。彼女はただ締めているだけで、自分から動くことや防御にエネルギーを振り分けているわけではない。いわば大柄女性の手の動きに身を任せ、なおかつ僕の腰の動きに身を任せているだけである。受け身の彼女が受ける快感は相当なものだ。

 「あ! ちょっ待ッ!! ひゃああ!」突然全身に襲いかかる快楽の波に女体が打ち震えるが、大柄女性は僕のペニスを悦ばせ射精させることしか頭にない。小柄娘の性感ダメージに気を配っているわけではなかった。相変わらずリズミカルに、小柄娘の腰を使って僕のペニスを快感漬けにするよう、ますます激しく小娘の腰を揺り動かし続ける。容赦ない。

 そこへ僕の両手が追い打ちをかける。もはや羽交い締めの拘束は振りほどかれ、僕の両手は自由になっている。後ろのグラマー娘に羽交い締めされたのは、僕が挿入を拒否したからであって、入れてしまえば拘束していなくてもよいのだ。僕は両手で前方の小娘の乳房を覆い、その小振りなふくらみを丹念に愛撫してやる。

 下半身だけでも強烈な快楽に包まれているのに、これに合わせてオッパイや乳首まで僕の絶妙なテクニックで愛撫されているのだ。その性感ダメージも半端ではなく、彼女は急激に精力を消費していった。

 ぷにっぷにで吸いつくような上半身だ。左右に体を揺すって快感をどうにかしようともがくものの、そこは僕の両手ががっしりホールドしているので、彼女は決して快楽から逃れることができず、性的に追い詰められていくのだ。そしてなめらかな腰使いで膣奥までペニスでかき回し、容赦のない攻撃を徹底的に加えていく。

 大柄女性の両手がますます激しく彼女の腰を揺り動かしていく。それが僕の股間を直撃し、やわらかいしごきがスピードを上げて、僕の下腹部をとろけさせてくる。じわじわと広がる性感の波は、しびれるようなくすぐったさをペニスに送り込み、全身へと広げていくのだ。

 だがそれでも、小柄レオターが受けるダメージの方がはるかに上だった。突起した小さな乳首を指先でこねくり回しながら、ゆったり大きく乳房全体を揉み、撫でさすり、その優しい動きとは裏腹に腰はますます強烈な勢いで彼女のお尻を跳ね上げるのである。もう少しでこの子を倒すことができるだろう。

 「にゃう!」自分の意思ではない腰振りがたたって、彼女はいともあっさりと絶頂を迎えてしまった。

 次は長身女性の番かと思ったが、後ろにはりついていた丸顔娘が前方に回ってきて、背面座位で結合してくるのだった。その代わりに、さっき小娘の腰を容赦なく動かしていたスレンダー美女が、僕の背後に回って抱きつき、背中にふくよかな乳房を押しつけこすりつけ始める。細い体なのにオッパイだけ大きく、それが僕の背中でどこまでも潰れていくのだった。

 丸顔娘の肉体は全体的に肉付きがよく、白く透き通るような肌で、全体的にやわらかく吸いつくようなみずみずしい肌触りの持ち主であった。お尻もお腹も背中もやわらかい女性特有の皮下脂肪が豊かであり、それでいて太さをあまり感じさせず、膨らむところが膨らんでいるというとても魅力的な豊満肢体であった。

 ぷにっとした大きなお尻がスベスベと僕の腰にまとわりつく。臀部のふくらみも甚だしく、女性的な魅力に満ちあふれている。むっちりと膨らんだヒップがどこまでもやわらかくひしゃげ、潰れ、僕の腰を覆い尽くしてめり込んでいる。女性らしい形のいいお尻の肉がこれでもかと僕の腰と腰まわりに浸食し、はりつき、やわらかいおもちのように被さってしまっている。

 ペニスも、小娘のものとはまるで質の違う具合のオンナに包み込まれ、若い締まりに悦ばされている。若くハリのある肉体ながら、大人のレディの膣を具え、グラマーでありながらもちもちしたまるっこい肌の質感で周辺を快楽にさらしてくる。強化されているだけあって、締まり具合やペニスを多くきめ細かなヒダは相当に心地よい快楽を紡ぎ出している。

 肉付きのよい美少女の膣は、その包容力と圧迫において群を抜いていた。肉のかたまりが体の奥まで深く積み重なっていて、それらが一斉に膣めがけて押し寄せ、臀部や内股の肉がすべてペニスに向けて突進して来るみたいだ。きわめて強い締まりなのに、どこまでもやわらかく、深くまでめり込んでしまいそうな錯覚さえ覚えた。

 股間のくすぐったさがじわじわと強まり、細かい突起が絶妙にうごめいてペニス全体をくすぐってくる。ただじっとしているだけでも精液を絞り上げられてしまいそうなやわらかく心地よい感触だった。

 まるでペニスに重力があり、女性特有のやわ肉がそこにめがけて収縮しているみたいだ。彼女が呼吸するたびにぎゅっぎゅっと締め付けてきて、ペニスを心地よい感触で包み込んで離さない。

 彼女はあえて激しい動きを取らず、ぎゅうっと締め上げながら腰だけをくねくねと前後に揺すり、ペニスを激しく揉みながら、出し入れはあくまでもゆっくりにしてくる。上下に体を揺するのでもなく、ぎゅっと僕のほうにしなだれかかって背中を密着させながら動かず、あくまで腰だけを前後にくねらせてスローな動きで攻撃してくるのだ。

 その密着攻撃は思わぬ快感となって僕に襲いかかった。腰がくねるたびにお尻がひしゃげながら上下に揺すられる。その動きはとてもゆったりしているが、同時にきめの細かい臀部の肌触りが僕の腰をゆっくりと撫でさすり、スベスベとこすれていく。そのスローな撫でさすり攻撃は、彼女のヒップの柔らかさとみずみずしさを存分に叩き込んでくるのだ。

 そんなお尻の感触を味わいながら、ペニスは変幻自在にうごめく膣の揉みしだき攻撃にさらされていた。先端が締まり、感じやすいところにヒダが密着し密集している中で、もみゅもみゅと先端中心にペニスが揉みしだかれる。お尻のゆったりした動きとは裏腹に、ペニスに与えられるくすぐったさは激しさを増していく。あえてゆったり出し入れすることで、ペニスをひっきりなしに膣圧にさらし続ける動きだった。

 スローな攻撃ではありながら、優しく包み込むような絶妙な動きに、ついつい奇妙な安心感とともに、心地よい脱力にさらされてしまう。スベスベの背中を抱きしめながら、彼女の若い肢体に酔いしれてしまった。

 こちらも負けてはいられない。スローな動きに合わせて、こちらの腰もゆったりと突き動かしてあげる。もちろん、スローながらオンナに大ダメージを与える腰使いのテクニックも心得ている。深くねじ込みながら、名残惜しそうに腰を引いて、またゆったりと膣奥までペニスをねじ込む。ひねり方とタイミングが命だ。

 そして、肉付きのよい豊かな乳房を優しく揉みほぐすようにしながら、同時に指先だけはバラバラ別の動きをして、乳首をこりこりと激しく震わせてやる。乳房と乳首と膣という相乗効果で最大の快感ダメージとなるように調節してやると、グラマーレオターはブルブル震え声を悩ましく上げながら絶頂直前の快楽に息を荒くする。

 彼女はガマンして、イかないように体をこわばらせたが、それを解きほぐすような手と腰の動きで彼女をさらに追い詰めていく。ガマンしてアクメを引っ込めたものの、少しするとまたこみ上げてくる悩ましい快楽を、彼女はどうすることもできなかった。テクニックはこちらの方が断然上のようだ。

 こっちも上半身下半身ともに集中攻撃できたので、精力を徹底的に削り取り、あっという間に寸前まで追い詰めることができた。それに対して彼女の方はスローな動きを切り替えることができず(そんなことをすれば自分がすぐイッてしまうことを分かっていたのだろう)、そのまま僕の攻撃を身に受けるしかなかった。

 ここでとどめだ。僕は一気に攻撃を切り替え、彼女の腰をがっしりと掴んで激しい上下運動に切り替えた。「あああ! だめですぅ! そんなにしたらイッちゃいますよぅ!!」つい正直な叫びを彼女は上げた。そうか。イッちゃうのか。うい奴め。僕はたたみかけるように激しく腰を突き上げ、ガンガン激しく上下しながらペニスをスピーディーに突き立て続ける。肉付きのいいお尻が波打っている。

 「いやあああ!」グラマー娘もあっさりと絶頂を迎えた。

 やっと長身レオターの番だ。彼女は僕の前方に回り込むと、僕の前で寝そべってペニスにしがみつく。「キレイにしてあげます。」彼女はいきなりペニスを口に含むと、根本まで口腔に収めてしまった。

 「ぅ!」くすぐったい快感が股間を包み込む。ぷるんとしたやわらかい唇が激しく肉棒をしごきたてながら、舌先が感じやすい先端ばかりをちょろちょろといじめ抜いてくる。根本をやわらかい大きな手で掴み、位置を定めながら、フェラチオで先端から奥までを女性的な唇でこれでもかとかわいがってきた!

 スレンダーレオターの小さな頭部が激しく上下している。サラサラの髪が激しく振り乱れる。唇でしごくだけでなく舌先を徹底的に動かして亀頭全体を舐めつくすことも忘れない。

 そして、ちゅうう〜っと激しく吸引し続け、今か今かと精液を吸い出そうと奥まで吸い込み続けているのである。クチュクチュといやらしい音が響き渡り、細く痩せた頬と首が激しく動きながら、似つかわしくない乳房のふくらみがぐにぐにと震えている。

 「くっ!」僕は思わず腰を引き、あぐらを解いてフェラチオから脱出しようとした。すると彼女は身を乗り出して僕の腰に覆い被さり、逃げることを許さなかった。

 「ちゅぽん! …だめですよ。にげちゃあ。」右手でペニスをしごきながら上半身を乗り出して、僕に優しく微笑んでくる。手の動きに合わせて、細いお腹や腰からは想像できないおっぱいがぶるんと震えた。

 次はその自慢の乳房がペニスを苛み始める。彼女はペニスを乳房で挟み込むと、両手でグッと締め付け、そのままシュッシュッと激しくペニスをオッパイでしごきたててきた!

 「うああ!」「気持ちいいですか? もっと感じてくださいね?」どこまでもめり込むやわらかいオッパイがペニスを完全に包み込み、その大きな肉のかたまりで激しくしごきたてられると、快楽の波が大きなうねりとなってペニスを苦しめる。乳房の重みと上半身ののしかかり出、奥は座った体勢から抜け出せなくなり、そのままパイズリ攻撃を甘んじて身に受ける他はなかった。

 ときおり左右交互にしながらペニスをこれでもかと乳房でしごき、谷間で精液を噴き出させようとひしゃげながら上下に大きく揺れる若い胸。根本から先端までを覆い尽くしていながらスベスベの肌触りでぐにゅぐにゅとしごき続けられると、僕の精力がぐんぐん目減りしていった。

 僕は体をひねってパイズリ地獄から脱出すると、体勢を立て直そうと上半身を起こした。

 「もっと私を感じてください。」落ち着いた声とは裏腹に、長身レオターはしつこく僕にしがみつき飛びかかり抱きしめてくる。僕が身を起こす前に抱きしめられてしまった。彼女の方が背が高いので、どうしても首に腕を回して抱きしめられると横向きに寝たまま組み伏せられるような体勢になってしまう。

 次にペニスを襲ったのは、彼女の生足だった。僕よりも長く、細くすらっとした太股でありながら、ペニスを包み込む部分はしっかりとやわらかく膨らんでおり、全体的にスベスベで触り心地がいい。そんな内股が感じやすいペニスめがけて集中して挟み込み、しごきたて、スリスリしてくるのだ。

 細く引き締まったお尻がぷるんと震えるくらいに激しいスマタ攻撃だった。ツルツルのオンナ表面と、シコシコしたふとももの三方向でペニスがこれでもかとかわいがられる。足が細いので股間に隙間ができるが、内股になることでこの隙間を解消、存分にペニスを締め上げながらやわらかくしごくことができた。

 「むぶっ!」キスの嵐もお見舞いされる。僕は何とか脱出しようとするが、しつこい彼女のしがみつき攻撃から逃れられない! そうしてペニスは彼女の脚の攻撃をひっきりなしに受け続けている。

 やっとの思いで、僕は彼女を引きはがした。吸い付く肌は文字通りペリペリと音を立てて名残惜しそうに僕から離れていく。僕はすかさず彼女の背後を撮り、背側位で、つまり横向きでお尻の方からペニスを挿入した。

 背が高い彼女と腰の位置を合わせると、どうしても僕の頭部は彼女の背中や肩の辺りに来てしまう。が、後ろから手を伸ばして彼女の乳房をかわいがるには問題ない位置だ。僕は絶妙な腰振りテクニックと、乳房への同時攻撃によって、長身レオターを徹底的に追い詰めにかかった。

 「ああああ!」彼女はお尻を振って悦んでいる。すらりと細いお尻だったが、膨らむところはしっかり膨らんでいて何とも魅力的だ。その柔らかさを腰に感じながら、僕は一心不乱に腰を突き立て、長身レオターを絶頂へと導くべく攻撃を加え続ける。

 カウンターダメージで強烈な締め付けにさらされ、精力が激減するが、なりふり構ってはいられない。乳房への優しいテクニックと腰の激しいテクニックを、タイミングをしっかり合わせて併用してあげれば、女体へのダメージは計り知れない。

 「うんあ!!」くぐもった声が背中から漏れたかと思うと、スレンダーな美女もイッてしまった。

 僕はかろうじて勝利を手にした。一人ずつを相手にして着実に戦い、勝つことができた。精力は30%ほど残っている。

 僕は勝った。1階を完全制覇したのである。見ると、奥の扉が開いている。1階の敵レオターを倒したので、その先の階段を上がって、次の敵に挑まなければならない。回復なしで、さらに強力な敵女を相手にセックスをしなければならず、しかも射精をしてはならないという、気持ちよくも過酷な戦いだ。

 だが、1階を制覇しただけで7割もの精力を消費してしまうようでは、その先は絶望的かもしれない。オナニーして射精し、回復するという方法があるが、僕の行動はすべて監視カメラで姉によってモニターされてしまっている。ペニスをしごいているところを見られようものなら、その瞬間あざけり笑われはやし立てられ、イク頃合いを見計らって上の敵を呼び寄せることだろう。射精直前で抱きしめられ僕の代わりにペニスをしごかれ、そこで射精すればやはり敗北だ。だから自分で抜くという手が使えない。

 じっと長時間待って、自然回復を待つということも無理だろう。そんなことをすればすぐに上の階の敵が送り込まれ、強制的に連戦させられてしまうことになる。射精は確実だ。

 このまま上に行けば、敗北は確実。一体どうすれば。

 「!」

 階段のところに飲み薬がおいてあった。これは…回復薬だ! やった、助かった!

 そうか、なんだかんだいって、姉さんが階段のところに用意してくれていたんだな。階を上がるごとに回復をし、最後の最後までこの精力のまま戦わなければいけないという状況にはならないようにしてくれたんだ。

 なになに…『心の状態によって回復量が変わる特殊タイプの回復剤です』説明書にはそう書いてある。心の状態、これはイキそうで股間がくすぐったく疼いた乱れ状態ではあまり回復せず、余裕があって落ち着いていればかなり回復するという薬のようだ。半分以上精力があればフル回復するだろう。3割くらいなら。たぶん80%程度には回復するはずだ。

 今の僕なら、その回復でも十分次を戦って行かれるだろう。僕は薬を飲み干した。

 精力がぐんぐん回復し、心がさらに落ち着いていく。精力は85%にまで回復した。これなら誤差の範囲。フルの状態とさほど変わらずに次を戦って行かれるはずだ。

 わかっているさ。姉さんはなんだかんだいって、僕に自分のところに来て欲しいんだ。それも、敗北後の壊れた僕ではなく、イキそうになっている僕が姉さんのところにたどり着いて、自分の体で射精させることをうずうず待ち望んでいるのさ。だから回復薬なんてさりげなく置いてあるわけだ。しかもフル回復ではなく、心の状態によって回復量が変わるやっかいなシロモノを、ね。

 それなら望み通り、姉さんのところに行ってやろうではないか。しかもイキそうな状態ではなく、フルに近い状態で、姉さんを倒し、さらに先の、上の階に進むんだ。待ってろよ、必ず絶頂させてやる。

 僕は闘志をめらめらさせながら、五重塔の二階に突き進んでいった。


###レオター2 クリア###


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