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レオター2−7

 リボンは危険すぎる。

 成功すれば一攫千金だが、失敗すれば即座に敗北が確定する。しかもチャンスは一度きりなんて。

 どう考えてもリスクや博打は分が悪いだろう。だったら、棍棒を使って堅実に戦う以外にはない。

 僕は棍棒を手に取った。すると3人も棍棒を持つ。棍棒は一人につき2本ある。普通の棍棒とは違い、大きすぎず、キノコ型で、しっかり挿入ができるように仕立てられている。スイッチを入れると細かく振動し、バイブ機能もちゃんとついていた。

 てゆーか、ここまで来たら棍棒というよりただのバイブだよなあ。ちょっと先端が膨らんだ不格好なバイブ。

 ま、こういう道具(武器)で戦えるなら、挿入戦は避けられるだろう。そのメリットを生かし、精力を温存させて先に進もう。

 とにかく棍棒でオンナにねじ込み、バイブと両手の動きでイかせてしまおう。

 ひとつだけ問題があるな。腕は二本、つまり、棍棒でオンナに攻撃できるのは、一度に二人まで。どうしても一人は遊ばせてしまうことになる。だとするなら、誰と誰を先に相手にするかが問題となる。

 僕は迷わず、長身モデル体型のレオターと丸顔タイプのレオターを選んだ。華奢な小娘は、この二人のうちのどちらかを倒してからにしよう。

 僕は棍棒を使って、二人の女を攻撃した。振動する棍棒がオンナ表面を刺激すると、彼女たちは悦び股を開く。僕の意図を受け入れる意思もあるみたいだ。僕はそのまま二人の膣奥にバイブをねじ込んだ。

 二人は腰をくねらせ、機械的な振動と人為的な操作のダブルパンチに酔いしれた。バイブで戦ったこともたくさんある。どのタイミングで手を動かすかなど、この道具の駆使についても心得があった。振動の硬化を最大限発揮するために、僕は両手を別々に動かしながら、彼女たちがもっとも感じやすいところで出し入れとこねくり回しを駆使してあげる。

 もちろん彼女たちも応戦する。丸顔の方は二本の棍棒で僕の両乳首を振動にさらしてくる。長身の方は亀頭先端にバイブを当てて振動を送り込んできた。

 目の前に二人のあられもない女体を見せつけられながら、くねる腰の痴態を目の当たりにしながら、機械的な振動で責められる倒錯。思った以上に気持ちいい。実際に女の肌に責められていないのに、彼女たちの操作でバイブがあてがわれ、心地よい振動にさらされているので、快感ダメージも少なからずある。

 乳首への振動が全身を弱体化させ、心地よさに脱力してしまいそうになる。ぐりぐりと押しつけるように滑らせると、振動の刺激の質も変わってくる。丸顔娘は執拗に上半身を振動にさらし、補助攻撃に余念がない。

 先端と裏スジにあてがわれた、周波数の違うバイブが、ペニスを徹底的に責めさいなんだ。モデル体型の美女はあえて棍棒を動かさず、一点集中でペニスの感じやすい部位だけを振動にさらす。ブルブルする刺激が体の奥に伝わり、気を抜けば精液がこみ上げてきてしまいそうになる。彼女たちの乳房や生足や腰つきなどを見つめながらバイブで射精なんて、際限のないエロの入口を超えてしまいそうで怖いものだ。

 こちらの精力もじわじわ削られているが、敵精力の激減は甚だしい。肉棒以上の堅さを持った道具が、これと同等以上の出し入れテクニックで動き回り、しかも女体の感じやすいところにピンポイントであてがわれて振動し続けるのだ。バイブの扱いは僕の方に分がある。二人はじわじわ追い詰められ、たいして僕の精力を奪わないうちに果てそうになってしまっている。この戦い、僕の勝ちが明らかなようだ。

 ずぬ!

 「ぎゃあ!」

 突然、お尻に異物の感じが襲いかかった! びっくりして振り向くと、放っておいた小柄レオターが背後に廻っている。

 「なっ、何を…あがッ!」お尻の違和感は即座に快楽に変わる。小柄レオターが棍棒を、こともあろうに僕のお尻の穴にねじ込んできたのだ!

 棍棒の持つ手側の方は細くなっているが、しっかり振動する。たしかに棍棒の反対側もちょっとだけ膨らんでいて、アナル用になっているみたいだ。

 「ひゃあ! だめっ! ぬいてえ!」僕は抵抗したが、アナル用棍棒は容赦なく奥へ奥へとねじ込まれていく。痛みはすぐに快感に変わる。物理的な攻撃は意味をなさないので、アナルに奥深くねじ込んだ棍棒は快楽しか生まないのである。

 前立腺がほとんどじかに棍棒の振動にさらされる。それは、ペニスへの刺激とはまた違った恐ろしい快楽であった。ペニスのくすぐったさがそのまま体の奥で花開いているような、あるいはイク前のあの多幸感が射精と無関係に体の奥でじわじわ疼いているような、奇妙な感じだ。だがそれは間違いなく、強烈な性感ダメージとなって僕に襲いかかっているのだ。

 乳首、ペニス、そしてアナルと、3人がかりでバイブ振動にさらされている。ペニスの方の振動が固定されているのに対して、アナルの方がぐりぐり動かされ、そのギャップがたまらない快楽となって僕の下半身を包みきってしまう。そこへ丸顔娘の乳首攻撃が容赦なく弱体化を狙ってくるのである。

 ううう・・・やばい、精液が意思と関係なくこみ上げてきそうだ。強制的に脈打ちさせようとするような、反射的に精液を出させようとするような、有無をいわさぬ感覚だ。

 僕は一心不乱に両手を動かし、目の前の女たちを早く倒してしまいたい一心で、快楽に立っていられない状態にもかかわらず無理をして戦い続けた。

 だが、ここへ来て、さっきの戦いの傷跡が牙をむき始める。

 隣の部屋での、レオター一人相手の戦いで、僕は思った以上の苦戦を強いられてしまったようだ。致命的とまでは行かなくても、だいぶ精力を消費してしまい、なんとか勝ち残ってここに来たのだった。

 そこへ、極上の美少女、しかも3人がかりのレオターと戦いに挑み、さらなる苦戦を強いられているのも当然の話だ。

 とくに長身レオターの攻撃力が絶大で、あえて棍棒を動かさないと思ったら根本からなぞるように動かしてきて、奇妙な振動を体の奥まで送り込んでくる。

 それが、アナルバイブの振動と妙に波長が合い、体の奥や前立腺、下腹部の性感神経のすべてが一度に機械的に振動によって刺激されてしまっているのだ。

 こちらも負けじと応戦し、テクニック的には決して劣らず、むしろ精力の減り具合という点では、明らかに僕の方が勝っていた。もう少しがんばれば、この一番やっかいな長身レオターを倒すことができるだろう。そうすればなんとか活路が開けるのだが。

 しかし、いかんせんこちら側の残り精力がそろそろやばくなってしまっている。相手に大ダメージを与え続けてはいるものの、このままでは、先にこちらの方が射精してしまいかねない。そのくらい、残り精力には差があったのだ。しかも後二人も残っている。かなりピンチな状況だ。

 「ううっ…」直情的な振動がさらに体の奥まで犯してくる。その強烈なくすぐったさが全身に一気に広がったため、僕は思わず腰を引いてペニスへの振動を避けようとした。

 それが確実に仇となることは分かっていた。が、考える暇もなく、反射的に体が動いてしまったのだ。

 その隙をレオターたちが見逃すはずがなかった。

 「うふふっ!」長身レオターが棍棒を捨て、僕にしがみつくと、一気に後ろ向きに倒れ込んだ。丸顔レオターがこれをサポートし、僕たちの体を倒してくる。僕は腰を引いた状態で、アナルを小柄レオターにさらし、さらに深くねじ込まれたことで、身体のバランスを失いながら一瞬固まり、身動きが取れなくなった。

 その隙を突いて、長身レオターが僕に抱きつきながら後ろに倒れる。僕は彼女の上にのしかかるようにして、まるで押し倒しているみたいに、彼女の上にうつぶせに倒れ込んでしまった。

 僕は抵抗も脱出もできず、長身レオターの上に覆い被さってしまった。若くスベスベの弾力が僕を包み込む。股間に集中していた快楽が全身に広がったような感じだ。

 彼女の方が背が高く、頭ひとつ分越えている。「年下なのに私の方が大きいなんて、お姉ちゃんみたいだね。」倒れ込んでの背比べは、明らかに僕の負けであった。僕の顔面は、彼女の乳房の上部に覆い被さるようになってしまっており、それでいて足先の位置はほぼ同じなのだ。どうしても彼女の細くて長い足は、僕の短い足を越えていて、腰の高さが変わってしまっている。

 長身レオターは僕に抱きついたまま、ぐいっと巧みに腰をひねり、突きだして、奥深くまで落とし込んできた。彼女に叩き込まれたテクニックは、この状態からスムーズに挿入に持ち込めるようになっている。

 まずい。この状態で挿入戦に持ち込まれれば、確実に追いつめられてしまう。僕は腰を引いて挿入を避けようとしたが、小柄レオターがアナル棍棒をグリングリンと大きく動かすと、腰が砕けるような心地よい脱力感に襲われてしまい、しかもそこへ丸顔レオターが両手で僕のお尻をグッと下に押してくるので、どうしても逃れることができなかった。

 ぐにゅにゅ!

 ペニスはあっさりと、長身レオターのオンナにねじ込まれてしまった。

 「うはあ!」あまりにとろけそうな名器に僕は悩ましいため息を漏らしてしまう。僕の頭部に細長くスベスベの腕を回して抱き締めながら、小さな僕を優しく拘束し、僕の脱力を広い胸板と大きな乳房でしっかり受け止めてくれている。

 彼女の膣は僕好みに計算されているみたいだ。ペニスの形状にしっかり合わせ、ヒダが感じやすいところに密集して、彼女の呼吸のたびに激しく蠕動しながら、どこまでもきつく優しく締め上げてくる。密着していながら段構造を感じさせ、先端やヒダやスジといった、ペニスの感じやすいところを、膣奥でも膣入り口でもどちらでもかわいがることができるオンナの形状だった。

 「イッてください。」彼女は長い足を僕の腰に回し、カニばさみの体勢をとった。丸顔レオターが僕のお尻を押さなくても、これで僕は強制正常位から脱出することができなくなった。

 長身レオターは腰をなまめかしく左右に動かしながら、ぐっぐっとリズミカルに腰を突き上げてくる! 腕の細くツルツルのやわらかい感触は、決して僕の頭を離さない。僕は正常位ながら、一方的に長身レオターの責め苦を受けるハメに陥った。

 ペニスが激しくオンナにしごかれる! しかもゆったりと左右に腰を振っているので、彼女が突き上げるたびに形の違うオンナのしごきにさらされ、そのひねり方も絶妙で、一突きごとに違う女性の膣に入れられているみたいだった。

 密集するヒダがこれでもかとカリやヒダやスジをこすりあげ、全体をやわらかくそして強く圧迫しながら、ペニス全体を膣圧扱きの地獄にたたき落としてくる。その滑らかで妖艶な動きは、容赦なく僕の腰を脱力させた。

 僕は腰を引いて脱出することもできず、身を下に引いて挿入を解くこともできなかった。カニばさみは力強く、レオターだけあってしっかり鍛え上げられている。僕の力はあっさりと跳ね返され、またオンナの奥へと腰を落とさせられてしまうのだ。

 彼女の腕が頭に巻きついてしっかり抱き締め、顔面をパイ圧にさらしているため、下に移動することもできなかった。それに、僕のアナルには小柄レオターの操作する棍棒なしっかりとねじ込まれており、僕が身体を動かそうとすれば、ますます強く振動する棍棒がお尻の奥へねじ込まれる始末。どうしてもそれを避けるためには、長身レオターとの正常位を愉しまなければならないようになっている。

 アナル棍棒も巧みなタイミングで操られ、ペニスがしごかれる刺激を最大化できるよう上手にぐりぐりされている。体の奥の振動はオンナにまで拡がり、まるで長身レオターのオンナが振動しているみたいになっている。振動する名器がペニスへと襲いかかってきて、僕の精力をさらに激しくむさぼり奪っているのだ。

 僕の腰は長身レオターの大きな腰にはね上げられ、重力でまた膣奥へと深く落とし込まれる。そこへすぐさま、彼女の腰が跳ね上がって僕を突き上げる。僕は彼女の上にすっかり乗りかかりながら、その女体の神秘に包まれ密着しながら、ただただ快楽を股間とアナルに受け続けるほかはなかった。

 「はっはっはっはっはっ…」長身レオターの息が荒い。さっきの僕の攻撃と、正常位で腰を振っているために生じるペニスからの快感に、彼女も苦しんでいるみたいだった。彼女の精力も残り少ない。

 僕は渾身の力を込めてペニスを怒張させ、アナル攻撃によって地に落ちていた攻撃力を取り戻した。さすがに自分から腰を振って彼女に攻撃できるほどではない。それは彼女のオンナと後ろのアナル棍棒が奪ってしまっているのだ。

 だが、ペニスの硬さが取り戻されただけでも十分だった。彼女の方から積極的に腰を振って突き上げるたびに、彼女自身もペニスが出入りする感覚に身を打ち振るわせ、少しでも気を抜けば自分が絶頂してしまう危機に陥っている。

 こちらの棍棒攻撃でもだいぶ彼女の精力を削っていたのだ。そこに挿入が入ってくれば、彼女にとってもリスクは高かった。もし彼女が感極まってペニスを引き抜いてきたり、はたまた不意にいってしまったりすれば、精力が残りわずかの僕でも、なんとか活路を見いだせるかも知れない。

 しかし、長身レオターは腰を激しく振るのをやめなかった。そんなことをすれば自分が墓穴を振るだけだろうに、しかし女体の芯まで揺さぶっている快感の波は、もはや彼女を止めることができなくなっているのではないか。

 「あ! あは! ああああっ!」長身レオターは僕の背中に腕を回し、カニばさみをさらに強めてぶるっと震えた。「自分より背が低いのに、とっても素敵です…好きっ!」全身で僕を包み込むように抱き締めると、長身レオターはそのまま絶頂してしまった。

 大柄な体が消えていく、細いのにその巨乳が目立っていた。

 「た、助かっ…」僕は身を起こして体勢を立て直そうとした。

 「逃げちゃだめですよぅ!!!」「ほれほれ休むな〜!」すかさず残りの二人が攻撃を続ける! 小柄レオターがアナルバイブを離し、僕の背中に飛び乗ってきた。小さくて軽い身体ではあるが、うつぶせで膝をやっと立てられるかといった耐性の僕を、ふたたびうつぶせに追いやるには十分な勢いだった。

 「うわっ!」僕は床に倒れ込むかと思ったが、実際には女体の上に倒れ込んでしまっている。

 丸顔レオターが僕の下にうつぶせで滑り込み、僕の体を全身で受け止めてくれたのだ。

 ふにゅ。

 股間にやわらかいものが拡がる。

 肉厚レオターの自慢のお尻が、ちょうど僕の股間に密着した状態で、僕の体重を受け止めているのだ。

 小柄レオターが飛び乗ったのと同じタイミングで、彼女が滑り込んで、自分のお尻にペニスをめり込ませてきたのである。しかも小柄レオターも、僕の腰を落とすようにのしかかり、ますます強くお尻の肉とペニスが深く密着しめり込むように体重をかけてくる!

 「あああああ!」射精感が強くこみ上げる!

 丸顔レオターのお尻はとてもむっちりしていて、形が良く、女らしいふくらみに満ちあふれていた。その臀部の肉に、ペニスがどこまでも奥へとめり込んでいく。ヒップと僕のお腹に挟まれて潰れる格好となったペニスは、容赦なく臀部のやわ肌の感触に包み込まれてしまっていた、

 長身レオターとの戦いで、僕の精力はとっくに尽きてしまっていた。やっと解放されたと思った次の瞬間、絶大な攻撃力を誇る、丸顔レオターの最大の武器であるお尻がペニスに襲いかかったのだ。

 トドメには十分だった。

 きめの細かい肌ざわりが、僕の腰いっぱいに拡がる。むにゅっとした感触がペニスを圧迫し、それ以上何もしていない。が、その圧迫感だけで、脈打ち直前のあの最高にくすぐったい気持ち良さが、股間から全身に広がってしまったのである。

 小柄レオターも腰を深く落とし、体重をかけて僕のお尻を押してくる。その強い密着が決めてとなり、僕は最後の精力を容赦なく奪われてしまったのだった。

 「あああっ! おしりやわらかいっ!」僕は丸顔レオターの後頭部に抱きついた。髪のいい匂いが鼻腔に拡がる。さっきの長身レオターは僕より大きく、頭ひとつ分の差があったが、丸顔レオターは虐に小さく、頭ひとつ分僕の方が上だった。だが、その性的な力は、僕をはるかに超えているのである。

 ぶるっと震えるのは、今度は僕の番だった。大量の精液がお尻めがけて噴き出していく!

 脈打ちが激しくなり、濃く粘ついた白濁液がどんどん飛び出していって、彼女の自慢のお尻を白く汚していく。しかしその大きなヒップは、僕のその失態を優しく受け止め、どこまでもやわらかくうごめいて、ペニスの律動をサポートしてくれていた。

 こんなに包容力がある女性は、めったにいないだろう。やわらかく丸っこくて可愛らしい。甘え上手でプニプニしていながら、気遣いもしっかりしていて、相手が一番満足できるような動きを的確な判断で速やかに行うのだ。嫁さんにするならこんなタイプなのだろうなと心から思う。

 「あふう…」射精はどこまでも終わりを見せないかと思ったが、その至高の瞬間にも終わりが訪れる。最後まで臀部の肉は僕の精液を受け取って余りある包容力を維持していた。出し尽くした僕は、彼女のお尻の上に腰を載せたまま、ずんと脱力しきってしまった。

 この射精には終わりがあった。しかし、次からはもう、終わりがないのだ。そのことを思い知りながら、それでも女の柔らかさと包容力に負け、僕は今の状況を受け入れる心の準備をしていた。

 「あーはははは! これが五重塔の精鋭の力よ!」スピーカーから姉さんの声が響く。彼女はモニターで一部始終を見て、僕の射精を見て勝利宣言をしたのだ。

 「外を見てごらん!」うながされるままに見ると、五重塔周辺には大勢の裸の女たちがひしめいていた。この階は特殊で、フロアの中に別の塔があるという構造であった。五重塔のまわりは広く何もないスペースだったのだが、そこに若い裸の女たちがみっちり混み合って立っていたのだ。

 「あああ!」彼女たちはほとんど、僕の知っている人たちだ。

 小中高校の同級生全員、部活などの先輩後輩全員。電車でよく見かけるきれいな女性。なじみのOLから女友達全員。つまり、つきあいの濃淡や時間的な深さはさまざまだが、僕と何らかの関わりのあった女性たちだった。それがみんな妙齢となって全裸で塔をぐるりと囲んでいる。行きつけのレストランの美人ウェイトレスの姿まである。

 「私と同じように、肉体をそのまま転送しているから、彼女たちの体も本物だよ。さあ、これからは止めどなく射精できる体になる。ここにいる全員と心ゆくまで快楽を愉しむがいい。もちろん、私とも、ね?」

 歓声を上げながら女たちが五重塔になだれ込んでくる。そう、ここにいれば、僕の知っている子ともまた会えるし、いくらでも好きなだけ、セックスの快感を愉しみ続けることができるんだ。

 僕は彼女たちに囲まれもみくちゃにされ、すでに止まらなくなっている射精の脈打ちに震えながら、このすばらしいハーレムが永遠に続くことに心から感謝していた。


###ゲームオーバー###


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