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レオター2−8


 よし、対面座位に決めた。

 前後サンドイッチされるのは確実だが、残る一人が思わぬ行動に出て、逆転されてしまう可能性を回避したい。ある程度は想定もできるものの、包み込まれている状態で反撃できることも限られているからね。

 手が決まれば、あとは実行あるのみ。僕はその場に腰を下ろし、あぐらをかいて3人を見上げた。彼女たちも僕の意図を察知したらしく、座位での結合に即座に応じてきた。そりゃあ、座位での結合は男にとって射精しやすい心地よい体位となる。敵にとっては願った利の展開だろう。それがこちらの罠とも知らずに、彼女たちは僕の想定した通りの動きをし始めた。

 僕の背中にはりついてきたのは、丸顔のグラマー美少女だった。むっちりした乳房とお腹が僕の背中全体を包み込み、ムニムニとこすりあげてくる。吸いつくような若くみずみずしい肌が白く、首筋に吸いつくぷるんとした口ぶるもどこまでもやわらかい。くすぐったい快感が僕の後方を覆い尽くし、奇妙な安心感と快楽を押しつけてくるのだ。

 ついつい後ろに寄っかかって彼女の柔らかい肌触りにもたれてしまいそうになる。足を投げ出して僕に抱きついてくるふにふにした美少女は、まるっこいむちむちした体をしていながら、太っている印象を与えず、その自慢のみずみずしい若い体で僕の背中を覆い尽くし、しっかりと吸いついて離れない。彼女が動くたびに、本当にきめの細かい肌が吸いついて、名残惜しそうに離れていくのが分かる。そのぺったぺたした感触も気持ちいい。

 そのなめらかな太股は、あぐらをかいた僕の足にはりついてスリスリしてくる。ちょうど僕のお尻のあたりには、ツルツルのオンナの感触がはっきり感じられた。どこまでも密着してぎゅみっとしがみついているのだ。

 そして、僕に結合してきたのは、予想通りスレンダーな長身女性だった。細い体なのにオッパイだけは大きく、とてもセクシーな肉体だ。細くて長い足は、内股の肉付きもよく、全体的に引き締まっていながら女性的な部分はしっかり膨らんでいるのが見て取れた。おいしそうな太股である。

 そんな足ががばっと大きく開かれると、毛の生えないオンナがしっかりと開かれ、いつでもペニスを飲み込めるよう準備が整っていた。ぎゅっとくびれた腰、細く引き締まっていながらもぷっくり女らしく膨らんだお尻もしっかりしている。後ろに手を突いてぐいっと腰を持ち上げた彼女は、腰の動きだけでペニスを飲み込もうと、オンナ表面を亀頭にあてがった。

 斜めからぐいぐいと腰を押しつけるように圧迫すると、スムーズにペニスが膣内に飲み込まれていく。上半身のけぞっているので、彼女の乳房も潰れて大きくこぼれそうになっている。それでいて痩せた顔立ちがしっとりと僕を見つめて離さない。若いのに色香にあふれた大柄の美女である。僕よりも背が高く、足も長く、それでいて細くて美しい肢体だ。

 ついにペニスは、長身女性のオンナにすっぽり収まってしまった。

 いきなり、予想は裏切られた。

 彼女は抱きついてこない。十中八九前後から抱きしめられ、間違いなく上半身もペニスも女体でしごかれると思っていたが、長身女性は後ろに手を突いたまま僕から離れ、腰を浮かせた状態で結合したままそれ以上にしがみついてこなかった。

 なるほど、それだけのテクニックを持っているというわけか。

 おそらく彼女はあえて僕にしがみついて上下運動でペニスをしごくようなことをせず、腰だけを上下前後左右に揺り動かしてペニスを揉みしだき、激しい動きでしごき上げるつもりなのだ。

 それならそれに応戦すればいい。反撃の方法も心得ている。

 ぎゅうう!

 う! 突然オンナが締まり、ペニスに心地よいダメージが染み渡っていく。ある程度予想はしていたものの、やはりオンナの具合はよい。締まる膣の動きは変幻自在、腰の動きに合わせてもぎゅもぎゅとうごめいて、これでもかとペニスをかわいがるように揉んでくる。先端から根本にかけて広がる快楽も相当なものだ。

 彼女のオンナは成熟した美女の若く絢爛な感触を具えていた。どこまでも締め付けるのに優しくいたわるようにペニスをかわいがり撫でさすり、それでいて無数のヒダであちこちの敏感なところを容赦なくしごき上げてくる。愛情と気遣い、かわいさと妖艶さ、ごり押しと圧迫、締まりとしごき、…女性というものの情念のすべてが凝縮されたオンナである。

 スタイルがいいだけではない。中身もセックスも最高の美女であった。腰使いもリズミカルな上下運動だけでなく、変幻自在にうごめき、どこまでも新鮮な刺激ながらとことん射精まで追い詰める波状攻撃をしっかりくり出し続けてくれる。

 ぱんぱんと音を立てながら、腰がぶつかってくる。お互いの汗が彼女のもち肌をさらにしっとりさせ、わずかに離れるときめの細かい肌がぶにっと音を立てて名残惜しそうにひっついてくる。セロテープをくっつけて引きはがすようにやわ肉がぺったぺったと吸いついては離れていく。

 締め方や腰の動かし方もバリエーション豊かで、単調な上下運動からひねり腰を変幻自在にいれ、その都度締まり方を変えながら、ペニスの先端から根本までをさまざまな快楽にさらしてくる。グラインドも自由自在、あえて腰を浮かせて止め、先端だけをぎゅうううっと締め上げる技まで心得ていた。

 あえて密着せず、後ろに手を突いて腰を動かす戦法をとったのも、彼女がそれだけ腰を上手に使うテクニックを身につけていたからなのだった。密着してしまえば腰の動きが殺されてしまう。が、あぐらをかいたところに腰を入れてそこだけを激しく変幻自在に揺り動かすことで、ペニスにとろける快楽をひっきりなしに送り込むことができるのである。

 長身女性はリズミカルでハイテンポな腰振りを、疲れることなくひっきりなしに続けている。ものすごいスピードで上下し続けてペニスをしごいたかと思うと、単調ではないグラインドでこねくり回し、右に左にと腰をひねってはさまざまな締まり方をペニスに味わわせてくる。一人で数百の膣を再現しているみたいで、僕はそのすべてを矢継ぎ早に感じ、お尻の奥がきゅんと疼いて力が入らなくなっている。相当こなれたテクニックだ。

 忘れてはならないのは、彼女たちは実在の人物と言うことである。ただし僕との面識はなく、姉さんがどこかから連れてきて、肉体を借りてこの世界に一時的に送り込まれているのだ。そのさい、ないと・めあのパワーにより、肉体の能力が高められ、肌の攻撃力が数倍に上がっていて、オンナの具合も良くなり、おまけに熟練のセックステクニックを身につけている。彼女たちはそれを惜しげもなく披露し、僕を射精させようと性器と全身で集中攻撃してくる。

 「ウッくう…」彼女のほぼ一方的な責め。変幻自在な腰の動きに翻弄され、僕は今更ながら、さっきの戦いで自分がずいぶん消耗してしまっていたことを思い知らされるのだった。

 隣の部屋で、レオター一人を相手に戦闘し、回復もできない状態で、勝ちはしたもののずいぶん精力を消費してしまったのだった。致命的なまでに追いつめられたわけではないけれども、この部屋で強豪レオター、しかも3人を相手に精力を温存できるほど、十分余力を残して戦闘に臨んだとまではとても言えない。

 そのツケが今ごろになって牙をむき始めている。

 精力は十分とは言えない。が、それだけでなく、さっきの戦いでこらえていた射精感が、じわじわと長身レオターによってふたたび呼び起こされてきているのを、はっきりと感じているのだ。このまま一方的に責められ続ければ、こっちの精液が奪われてしまう可能性だってあるのだ。

 もちろん、敵もまたノーダメージというわけにもいかない。長身レオターもまた、怒張させたペニスのカウンターダメージをオンナに受け続けている。若く大きな、それでいて細い女体は、自分よりも背の低い僕の体で確実にダメージを受け、追いつめられ続けている。

 耐久力勝負の様相を呈しているが、やや僕の側に分がある感じではある。が、このままこの体勢で戦闘を続ければ、この美女を倒すことができたとしても、残りの娘2人を倒せるかどうか、不安を禁じ得ない。

 とにかく反撃あるのみだ。僕は本腰を入れ続け、彼女にダメージを与え続けながら、股間の奥を踏ん張らせて、彼女の変幻自在なオンナの攻撃に対し精力の消費を最小限に抑えるべく、踏ん張り続けた。

 ちゅぽん!

 「えっ…」いきなりペニスが挿入から外れた。

 セックス中に挿入が抜けてしまうことは良くある話だが、僕は攻撃を半減させるようなすっぽ抜けなどというヘマはしない。しっかり根本まで抑えるよう挿入し続ける自信がある。不意に抜けてしまうことなどあり得なかった。

 ということは、スレンダーレオターが意図的に挿入を解いたことになる。たしかに彼女が強く腰を引き、意図的にペニスを引き抜いたようだ。

 「あふう!」長身レオターは、ふうっと大きくため息をつく。どうやら彼女自身危なかったらしい。あと少しで倒すことができたということは、たとえ多少の時間を休ませたとしても、ふたたび彼女のターンになったときに、一気にとどめを刺せる可能性が高いということだ。それなら交代を許しても大丈夫そうだ。

 小柄レオターが、僕に背中を向けて僕の上に座り込んでくる。小さなお尻が可愛らしく僕の股間に埋まってきて、ペニスをやはり小さな膣に収めようとしている。僕が避けようとしていた背面座位に持ち込もうというわけか。

 今度はそれを許すことにした。対面座位で挟まれてしまえば、こちらの精力が今度こそ保たなくなるからね。一気に彼女を倒してしまって、グラマーレオターの攻撃に耐えることができれば、後は満身創痍の長身レオターだけとなる。なんとかなりそうだ。

 僕は気を取り直し、小柄レオターの狭い膣を大きなペニスで突き上げ続けた。

 子供のような体型で華奢な体つき。オンナも小さく、内部も狭い。その狭さが強烈な締め付けとなって、ペニスに襲いかかってくる。だが、長身レオターほどの名器ぶりではなく、これならもう少しの時間耐え切れそうな気がしていた。

 それに、相手の狭さが売りだというなら、その小ささに対して大きいペニスは、こちらにとっては多大なるダメージを与えられる強力な武器となる。彼女主導ではなく、こちらからの腰の突き上げで、小柄レオターを一気に倒してしまおう。

 僕は彼女の腰を掴み、腰と両手で女の子の全身をはね上げるようにして責め始めた。小さく細く華奢な腰ながら、掴むと女の子らしくむにゅっとやわらかく潰れる。その小さな身体を突き上げは値上げながら、腰にひねりを加えて大ダメージを送り込んでいった。

 「あっは☆ いいよ! きもちいいっ!! もっとがんばって! …ほらあ」

 ぎゅううう! 膣がなまめかしく締まる!

 彼女は僕のなすがままになっていながら、しっかりとオンナを締め、カウンターダメージを送り込んでくる。彼女の膣の狭さと子供っぽい体つき、そして、時折見せる妖艶さが、彼女の持ち味だ。締まるときのかすれるような声が僕の脳天を直撃した。

 ペニスへのダメージも相当だが、それ以上に小娘レオターのダメージは大きかった。中途半端に対面座位を選んだ小娘は、虐に百戦錬磨のペニスの餌食となってしまっている。精力が目減りし、一気に追いつめられていくのだ。

 僕は彼女の小さなお胸を大きく撫で回し、さらに気持ちよくしてやる。息も荒く、もう少しでイかせることができそうだ。

 「おにいちゃん・・・すき・・・」ぎゅみいいいい!!!

 振動しながらオンナがペニスに大ダメージを与えた。ささやくような愛の告白とともに膣が強烈に締まり、僕の精力を根こそぎ削り取ったのだ!

 「うわああ!!」こみ上げる射精感。イク直前のあのくすぐったさが全身を駆けめぐる!

 ああしまった! 小柄レオターの狙いはこれだったんだ! 彼女は自分が絶頂することをいとわず、ただオンナを締めて応戦しているのではなかった。逆に、一刻も早くイッてしまって、自分が絶頂するさいに悩ましい囁きで僕の脳天をくすぐりながら、これ以上ないくらいに断末魔の膣締めを行って、自分を犠牲にして僕の精力をごっそり奪う作戦だったのだ。

 はたして、小柄レオターはイキ、消えていった。

 しかしその代わり、残りわずかだった僕の精力を、ほとんどすべて奪い去っていったのだ。いわば捨て身の攻撃だった。

 だめだ、ここで射精したら敗北だ。僕は渾身の力で踏ん張り、律動寸前でペニスを押さえつけた。あのじわりとこみ上げた射精感は引っ込み、くすぐったさも体の奥にしまい込まれる。

 危ないところだった。

 だが、そんな直前状態の僕のピンチを、ほかのレオターたちが見逃すはずもなかった。

 いきなり、後ろにはりついていたむっちむちの美少女が前方に回り込み、僕の上にのしかかると、いきり立ったペニスをしっかりとオンナにあてがい、そのまま腰を落としてきた。スムーズにペニスが丸顔レオターの膣内にねじ込まれてしまう。

 ぎゅうう!

 うっく! そのとたんに、強烈な快感が股間を襲った。グラマータイプの膣はスレンダータイプとはひと味違い、優しく強い締まりが全体を覆い尽くしてくる。心地よいことに変わりはないが、やはりオンナにも個性があり、違う締まり方や形状をしていて、ペニスを責め苛みながら射精までしっかりとエスコートしてくれるような、優しい感触だった。

 肉付きのよい美少女の膣は、その包容力と圧迫において群を抜いていた。肉のかたまりが体の奥まで深く積み重なっていて、それらが一斉に膣めがけて押し寄せ、臀部や内股の肉がすべてペニスに向けて突進して来るみたいだ。きわめて強い締まりなのに、どこまっでもやわらかく、深くまでめり込んでしまいそうな錯覚さえ覚えた。

 股間のくすぐったさがじわじわと強まり、細かい突起が絶妙にうごめいてペニス全体をくすぐってくる。ただじっとしているだけでも精液を絞り上げられてしまいそうなやわらかく心地よい感触だった。

 まるでペニスに重力があり、女性特有のやわ肉がそこにめがけて収縮しているみたいだ。彼女が呼吸するたびにぎゅっぎゅっと締め付けてきて、ペニスを心地よい感触で包み込んで離さない。

 丸顔の方は密着がお好きみたいだ。ぎゅうっとしがみついてきて、僕の胸に自慢の白い乳房を押しつけ潰してくる。そしてそのまま、彼女は全身を激しく上下させて、ペニスと上半身を同時に女体でしごき上げてきた!

 もっちもちの体が柔らかくひしゃげながら、しきりに上下している。こすりつけられるみずみずしい肌が、上半身を徹底的にしごき上げ、それが心地よさとなって僕の精力に直撃してくる。じわじわとこみ上げてくる快楽の波が、そのままペニスへと直結していって、股間の気持ちよさに溜まっていく。上半身に感じる快感が股間に落ちていって、ペニスの快感を数倍にしているみたいだ。

 その腰使いも、やはり熟練のテクニックを具えていた。全身はリズミカルな上下運動であるが、腰は小刻みに揺れ動き、前後左右にひねりを加えられているため、やはり締まり方も変幻自在となる。しきりにしごきまくられるペニスは、気を抜けばすぐにでも子宮に白濁液を吐いてしまいそうなくらい、くすぐったい心地よさに芯までさらされ続けていた。

 僕の背後には、さっきまで結合していたスレンダータイプがはりついてくる。そうして、やはり上下に自慢の乳房を押しつけこすりつけ、快感を高めようとこすりあげてくるのだった。

 前後を二人の女に挟まれ包まれ、息をぴったりあわせて上下し、女体で僕の全身をやわらかくしごきながら、丸顔美少女のオンナがペニスをこれでもかとしごき上げる。包まれる密着快感と、極上の膣のうごめきおよびしごきが、一気に僕の全身に襲いかかってきた。

 「あ! あ! あああ!」イク直前だった僕に2人がかりでのこの攻撃はきつすぎる!

 2人でぴったり息を合わせ、僕の上半身を大きなペニスに見立てて、女体全体でぎゅっと包み込み、一心不乱に全身でしごいてくる!

 僕というペニスに妖精がはりついて全身コキをしているみたいに、若い二人の娘が惜しげもなくみずみずしい肌を押しつけこすりつけ続ける。ふくよかな胸が僕の前方後方にぬりゅぬりゅと滑り回っている。

 それでいて、丸顔レオターの肉付きの良い膣圧がペニスに襲いかかって、とことんまで絞り尽くそうともがき、これでもかとしごき上げ続けるのだ。

 だめだ、イッちゃだめだ! そう自分に言い聞かせて渾身の踏ん張りをきかせているが、それを容赦なくはねのける甘い快楽の連続に、僕の堤防はいつ崩されてもおかしくなかった。

 怒濤の女体全身コキは、吸いつくような若い肌ざわりで僕を容赦なくこすりあげ続ける。ペニスは根本から先端までグラマー娘の餌食だ。おっぱいが前後からひしゃげてなめらかに滑り、ゾワゾワした快楽をひっきりなしに送り込んでくる。

 こみ上げてはムリヤリ抑え、しかし直後にまたくすぐったくこみ上げる。そんなことをくり返して、脈打たないように踏ん張る。だが、その冷や汗が女体に絡み付き、わずかに離れるたびにベリベリといやらしい音を立てる。そのもっちりした感触が、どこまでも僕を土俵際に追いつめ、いくら跳ね返しても苦しい快感の瀬戸際に追いやられてしまうのだ。

 「さあ、イッてください。」「私の中で出してください!」女の子たちが懇願しながら、ますます激しく密着し、ますます強く女体でこすりあげてくる! もう限界だった!

 「うわあああ! だめ! いやあ! でる! でちゃうよう!!!」今度こそ脈打ちを止められない! 踏ん張っても踏ん張っても、それをはるかに超える快感の波が、怒濤のように押し寄せ、もはや制御できなかった。

 むぎゅう! 丸顔レオターのオンナが強く締まる! そしてぶるるッと震えるように下腹部を震わせた。ぷよんとしたお腹や腰回りの肉が波打つ。その振動がペニスに伝わり、せき止めていた砦を容赦なく破壊してくる。

 精力はとっくにゼロに尽きていて、気力だけで射精を抑えていたが、もはやそれも通用しなくなってしまった。

 僕は丸顔レオターを強く抱き締め、その潰れる女体の肉に埋もれる感覚の中で、ペニスを律動させ始めた。

 ごぼぷ!

 大量の精液が彼女の膣を満たす。容赦なく子宮に送り込まれ、しかし決して妊娠することのない夢の世界だ。どんなに濃く大量の精子が送り込まれても着床せず、ただ快感のためだけに存在する悪魔の肉体地獄!

 僕は背中に貼りつく長身レオターにもたれかかり、そのみずみずしい肌ざわりに酔いしれながら、目の前のかわいいグラマー娘に精液を送り込み続ける。

 これまで我慢に我慢を重ねていたせいで、脈打ちのスピードも速く、快感も数倍、しかもそれが10分以上続くという、異常な射精であった。

 その間中、2人はしっかり僕を抱き締め、射精を助けながら、最後まで快楽を送り込み続けてかわいがってくれた。その肉体の感触に包まれながら、射精の満足と、2人の性的な魅力に、完全に脱力しきってしまっていた。

 射精が終わって、やっと二人は僕を解放してくれた。僕は出し尽くした脱力感に満足し、何も考えられなくなった。その後に訪れるめくるめく快楽の永遠は、どんなに気持ちいいことだろう。そのことしか頭になかった。

 「あーはははは! これが五重塔の精鋭の力よ!」スピーカーから姉さんの声が響く。彼女はモニターで一部始終を見て、僕の射精を見て勝利宣言をしたのだ。

 「外を見てごらん!」うながされるままに見ると、五重塔周辺には大勢の裸の女たちがひしめいていた。この階は特殊で、フロアの中に別の塔があるという構造であった。五重塔のまわりは広く何もないスペースだったのだが、そこに若い裸の女たちがみっちり混み合って立っていたのだ。

 「あああ!」彼女たちはほとんど、僕の知っている人たちだ。

 小中高校の同級生全員、部活などの先輩後輩全員。電車でよく見かけるきれいな女性。なじみのOLから女友達全員。つまり、つきあいの濃淡や時間的な深さはさまざまだが、僕と何らかの関わりのあった女性たちだった。それがみんな妙齢となって全裸で塔をぐるりと囲んでいる。行きつけのレストランの美人ウェイトレスの姿まである。

 「私と同じように、肉体をそのまま転送しているから、彼女たちの体も本物だよ。さあ、これからは止めどなく射精できる体になる。ここにいる全員と心ゆくまで快楽を愉しむがいい。もちろん、私とも、ね?」

 歓声を上げながら女たちが五重塔になだれ込んでくる。そう、ここにいれば、僕の知っている子ともまた会えるし、いくらでも好きなだけ、セックスの快感を愉しみ続けることができるんだ。

 僕は彼女たちに囲まれもみくちゃにされ、すでに止まらなくなっている射精の脈打ちに震えながら、このすばらしいハーレムが永遠に続くことに心から感謝していた。



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