ソープ嬢1−2
よし、立って戦おう。手技の勝負だ。相手も熟練の風俗手コキ技を身につけているだろうけれども、僕だってテクニックで負けるつもりはない。
僕はしおりちゃんを立たせると、腰を突き出して、彼女の両手に身を任せた。長身女性ならではの、大きな手だ。
きゅっ
「!」
急激なくすぐったさが股間に襲いかかる。この僕が、大きな女手で握られただけで、考えられないダメージを受けてしまっている!?
まるで不慣れな包茎ペニスが、初めて女性に触られてしまった時のような、新鮮な快感だった。大人のペニスをも、あっさり片手ですっぽり包み込むことができるほどの大きな手はとても柔らかく、しっとりスベスベで、肌のきめも細かすぎる。
これが鍛え上げられ磨き抜かれた女手の魅力なのか。
それだけではない。特殊な成分が配合され、男性の性的興奮を高める効果を持つ石けんの泡が、女手のもちもち感を高める。それとともに薬効が、ペニスの防御力を低下させているんだ。
にゅるにゅると、こすればこするほど泡立っていく特殊な石けんは、さらに滑らかに滑りをよくしていって、ペニスの細胞から内部へと侵食していき、より感じやすく、もっと滑るようにと弱体化を進めている。
しおりちゃんの手のひらがペニスを優しく包み込むと、指をワキワキと動かしながら、手全体をムニムニと蠕動させ、ペニスを優しく揉んでくれた。
それによってさらに、石けんがペニスに浸食するのが分かる。優しい動きながら、全体を手のひらだけで包むほどに、大きな手に包容力を感じる。
手首をゆっくりねじるようにして、手のひらの肌触りが裏筋をやや強めにこすれていくように、ねっとりと滑らせてくる。そしてまた小刻みに、やわやわと揉みしだく攻撃だった。
右手左手と交代させながら、しおりはペニス全体を包み揉みしながら、手首をひねって、ヒダの敏感なところを手のひらでこすってくる。
こっちも一方的にやられっぱなしというわけに行かないんだ。左手でしおりの大きな乳房両側を撫でさすりながら、右手指先をオンナ表面に這わせ、敏感なところを探り当てて、こしょこしょとかわいがった。
しおりは右手でペニスを握りしめると、シュッシュッと大きく素早くしごいてきた! とろけるような気持ちよさが電撃のように股間に走る! さらに、左手の指先が玉袋にあてがわれ、コチョコチョとまんべんなくくすぐってくる。
ただでさえ全体を包み込むほど大きな手なのに、それが大きくしごく動きになることによって、根元から先端までを手のひらや指の腹のさまざまな部位がこすれていくことになり、変幻自在な快楽を生み出しているのだ。
それでいて、女手特有のふんわりした感触が、優しくペニスに密着してしっかりと包み込み、決して片時も離してくれない。そのしつこさに加えて、石けんの滑りによって倍加した滑らかな動きで、棒全体をこれでもかと翻弄してくるのだ。
右手と左手を代えて、右手で玉袋を愛撫しても、ペニスをしごく左手の攻撃力が衰えない。利き腕でない左手がペニスをしごいても攻撃力が衰えないのは、ソープ嬢ならではの熟練したテクニックなのだ。
僕の方も、性器一辺倒ではなく、全身のあちこちを撫でさすり、敏感なところにはきめの細かい指先の動きで翻弄させつつ、女体のあちこちをまんべんなく感じさせることに余念がない。
しおりは、右手指先で亀頭と皮の境目のところをクリッ、クリッとひねるように滑らせてきた! そして左手を根元に添えて小刻みなしごき攻撃だ! 皮をさらにこじ開けるようにして、やわらかな指先をくりくりと感じやすいところに這わせてくる。
左手の動きがとてもスピーディだ。先端に集中する快楽に根元のサポートが上乗せされ、ピンポイントな刺激であるにもかかわらず、股間全体とその奥がじわじわと追い詰められていくのが分かる。
さらに、ペニス周辺のくすぐったいところや、足の付け根にまで大きな手が滑り、周囲までしっかり洗うことを怠らない、矢継ぎ早の攻撃は絶品だった。指も細く長いので、片手だけで玉袋と亀頭先端の両方を同時に刺激することができるのだ。
負けてはいられない。僕は両手で女性器を別々にいじくり、右手を敏感な豆に、左手を内部奥でかき回し攻撃に入る。敏感なところと全体への別々攻撃は効くはずだ。
しおりは両手でペニスをふっくらと包み込むと、ちゅっこちゅっことものすごいスピードでしごき上げてきた。ああっ……まるで彼女の手が女性器そのものであるかのような、やわらかい締め付けがペニスを翻弄する!
それでいて、女手ならではの指のやわらかい節々が気持ちよくこすれ、挿入戦では出せないほどの猛スピードのしごきが、ペニスを一気に射精させるに十分な攻撃力を発揮するのだ。
手の角度や締め方を変幻自在に変えながら、素早い動きでペニスを一心不乱にしごき続ける。ただそれだけのシンプルな動きながら、力の入れ具合などの微調整がどんどん効いてくる。
石けんの滑らかさがさらに格段に増し、彼女の手の動きをスムーズなものに変えてくれている。
僕はさらに両手を激しく動かし、しおりのオンナをこれでもかと攻撃した。僕の手マンのテクニックだって負けてはいない。これだけで数え切れない女たちを昇天させてきたんだ。負けるものか。
しおりはさらにしつこく、両手でペニスをしごき続ける。単調ながらも、揉みしだき方や締め方、スピードや角度などを小刻みに変えてきて、決して慣れさせることがないよう、巧みに調節されている。
そのため、一時も強い快楽が途切れることなく、踏ん張ってもこじ開けるようにして、快感がペニスに押し寄せてくるのだ。
そして時折、片手でしごく代わりに、もう片方の手で玉袋や会陰、足の付け根やペニス横のくすぐったい肌をかわいがってくれる。その素早い動きは、まさに熟練の技、男を快楽漬けにするテクニックを熟知し、こなれすぎた動きであった。
細長い指だけで、シュッシュッと棒を素早くしごいたかと思うと、ぎゅっと強く握りしめて、柔らかく締め付ける。片手ずつ先端と根元ないし玉袋を別々にかわいがり、感じやすいところを重点的に気持ちよくする。
その一方で、全体をしっかりサポートして、じわじわとペニスの奥からこみ上げさせるような調整も、しっかりしているのだ。手コキを知り尽くした女でなければ、ここまでのことはできないだろう。
僕はさらに、性器と全身に振り分けて、愛撫攻撃を加えてやる。しおりはぐっぐっと力を入れて、僕の攻撃をガードしながら、快感に耐えつつ攻撃の手を緩めない。
彼女の防御力も相当なものだ。僕からの刺激に反応しながらも、しっかり力むところを力ませて、即座には感じないようにしている。
この世界に送り込まれた時に叩き込まれたテクニックの中に、快感への防御も含まれているのだろう。おいそれとは感じてくれていないみたいだ。だが、そんな防御をも打ち破る攻撃力が僕にはある。
たとえ直接的に大ダメージを与えられなくても、じわじわと気づかないうちに弱体化させておいて、あとで一気にとどめを刺すことだってできる。
あきらめずに続けていくうちに、女体は限界を迎え、彼女が気がついた頃には時すでに遅く、一気に大量の愛液を噴き出させて白目を剥くことになるんだ。もう少しのはず!
しかし、しおりちゃんは顔を上気させて息を荒げているものの、攻撃の手を緩めずこれに専念し、ダメージはじわじわ受けていながら、まだまだ余裕がありそうだった。
そう、彼女の精力もかなりの程度、鍛え抜かれてしまっていたのだった。ソープ嬢だけに、愛撫攻撃に対する耐性がかなり高いレベルでついていたのである。
それに対してこっちの方は、石けんの効果と、しおりちゃん自身による極上のテクニック、大柄でタフな攻撃にタジタジで、一気に大ダメージではないにしても、かなりの精力を消費し続けてしまっている。
彼女の手のスベスベ柔らかな感触、絶妙な力加減での締め上げ、さまざまな変化に富む多彩な攻撃で、片時も休まぬ快楽が続き、どんどん精力が奪われてしまったのである。
女体は全身愛撫が有効ではあるが、分散された快楽が功を奏するには時間がかかる。それに対してしおりは、ペニスだけを両手で集中攻撃していれば良かったので、その点でも差が現れてしまったみたいだ。
分散か集中かでいえば、テクニックの拮抗関係から見て、僕よりもしおりの方に分があったというわけである。
僕自身、自分に自信があったが、それでも、自分を上回る敵の実力を見せつけられた時には、それを素直に認め、自分の至らなさを受け入れて、その上で「じゃあどうする」と考えるのだ。
かたくなに負けや実力差を認めないようでは、ここまでたどり着くこともできはしない。このこともまた、これまでの戦いで運良く勝ち残ってきた男としての矜持、学んできた大切なことなのだ。
それなら……最高のテクニックでもって、オンナへの集中攻撃に切り替える。女体はあちこちでダメージを与えられる反面、一カ所あたりのダメージポイントはペニスに比べて低めである。一カ所に集中して開発すれば、活路が開けるかもしれない。
しおりは腰をくねらせて、だんだんと快楽に抗えなくなってきた。股を大きく開いて、僕の両手を受け入れながら、大きな腰回りを回転させ悦んでいる。大ダメージを与えられている証拠だ。
すりゅ……すりゅすりゅすりゅすりゅすりゅっ!!!
「うあっ!?」
しおりはペニスの裏側を、右手ですりゅっとなぞった。中指の指先から手のひら、月丘、手首までが、一気にペニス裏側の根元から先端までを素早くこすっていく。
そして、すぐさま左手で同じように裏側を一気になぞり、すぐに右手で同じようにする。それを素早く交互にくり返す。石けんでにゅるにゅるになっている手とペニスが、矢継ぎ早に撫で洗いしてくるのだ。
そのとたんに、ゾワゾワする快感がペニスに一斉に襲いかかった! すべすべの手のひらが柔らかく、そして滑らかに裏側の感じやすいところを一気に滑り続けている!
一秒間に3回くらいは手が滑っていって、ゾクゾクする気持ちよさをペニスに刻みつけている。石けん撫で洗い攻撃に、ペニスがビクンビクンと反応した。
ただしごくのではなく、片手で撫でていって、もう片手でさらに撫でていくという、手の柔肌の魅力を存分に発揮した攻撃だ。
なんてスピードなんだ。手のひらだけでなく、手の甲のスベスベしっとり感をも刻みつけ、指先で猛スピードで裏側ばかり撫で上げてくる!
「あ……あふっ!」
裏側に刻みつけられる心地よさの連続! それでいて身体の奥底から、気持ちよさがぎゅんぎゅんとこみ上げていく。
棒部分だけでなく、その周辺にまでもみずみずしく大きな女手が滑っていき、股間全体が滑らかな肌触りに覆われてしまっているような錯覚さえ受けるのだ。
僕の方も全力でオンナを集中攻撃し、相手の絶頂を誘い続けた。こっちも相当に追い詰めているはずなのに、しおりは我慢強く僕の責めに耐え抜くのだった。
だめだ……こっちがイキそうになってきた! 僕は責める手への集中を欠いて、防御に回らざるを得なかった。
股間を踏ん張らせ、スベスベできめの細かすぎるしおりの手によりじわじわ追い詰められる射精感を、ひたすら抑えつけることに懸命になった。
だが、手や甲や指がペニスを滑る快楽のみならず、そこからお尻の奥まで、じわりと浸透してくる性的な心地よさまではどうにもできず、抑え込んでも身体の奥からくすぐったさがこみ上げてしまう。
そのくらい彼女の手は心地よく、そして素早かった。玉袋やペニス周辺を滑る女手は、直接のダメージというより、それ以上にあとになって効いてくるジャブのような位置づけなのだ。
僕が射精を堪えているのを察知したしおりんは、石けん撫で洗い攻撃に加えて、親指と人差し指で輪っかを作って、亀頭だけをコショコショとしごく攻撃を付け加えてきた! 先端高速コキと撫で洗いのコンボで、さらにペニスに大ダメージが行く。
きゅ〜んとイク直前の多幸感がこみ上げてきた! もう少しと思ったしおりんはさらに左手撫で洗いと亀頭刺激に力を込める。
うぐぅ〜〜っ! 僕は渾身の力で射精を堪えきり、ペニスの興奮を静めた。強制的にプロラクテンを分泌させて、射精を抑え込むイメージだ。もちろん実際にそんなことができるわけではないが、それに近い抑え込みができる。
ただし、精力はほぼゼロなので、いつまでも堪えきれるものではない。ピンチを切り抜けて活路を見いださなければ、またすぐにでも、もっと強いくすぐったさがこみ上げてくることになるんだ。
すると……
「……」
ああっ! しおりちゃんは、真顔でじっと僕の顔を見つめている! 上目遣いで、僕の目をじっと見つめて離さない。そんな目で見つめられたら……うあはっ……
さらに彼女は、指先の輪っかではなく、大きな手でしっかりと亀頭先端を包み込み、ぎゅっと力を込めると、小刻みながら猛スピードでしごき立ててきた! 手のひらの柔らかさが先端を覆い尽くし、バイブレーションの如くブルブル震えている。
左手指先は玉袋洗いに余念がなく、コチョコチョくすぐるように、しわを伸ばしてまで洗い抜こうとしていた。
「あああああっ……」
僕は強く腰を引いて悩ましい顔でしおりの顔を見つめた。彼女はしっとり目を細めて、そんな僕の視線を受け止める。で……るっ!!
ごばっ! どくどくどくうっ!
大量の白濁液が亀頭先端から噴き出していく! とたんに火のような快楽が全身をどこまでも駆け巡っていく。射精はいつまでも収まらず、次から次へと精液が噴き出してしまう。
溜め込み続けたすべてが一斉に放出される感じだ。その間も、ずっとあの強いくすぐったさが股間から全身を覆い尽くし、お尻の奥がきゅんきゅんと快楽に反応する。
「あぐっ……」
「うあ……」
僕が射精直後の悩ましい溜息を漏らした直後に、しおりは低い声で軽く鳴くと、僕の手マン攻撃に気を緩め、絶頂の快楽を味わった。
僕は完全に負けたのだ。
「ふふ……またいつか……お会いしましょうね。それまでは……この娘たちにあなたを預けます」
落ち着いた声でそう言うと、しおりの姿が消えていった。それは、絶頂して敗北した消滅ではなく、一時的に身を隠すという意味合いのようだった。
どどどどどっ!! 浴場に大勢の娘たちがなだれ込んでくる。瞬時にして僕は、風俗ステージのまま別の場所に移動させられてしまったようである。
ここはもはや例の塔の中ではなく、さらに広い風俗浴場のようだった。そこへ、大勢の全裸の少女たちがなだれ込んできたのだった。
しおりとはまた違った魅力的な少女たち。若くて、まだ10代とおぼしき女の子も混じっている美少女軍団だった。
彼女たちは一斉に僕に抱きつき、キャイキャイ言いながら、全身におっぱいやお腹やお尻、太ももを押しつけこすりつけて包み込んでくる。
どばあっ!
その快感だけで再び射精が始まってしまう。肉体改造が完了し、もはや四六時中、イク直前の多幸感がペニスに襲いかかるようになってしまっていたので、裸の娘たちに抱きつかれ、その肉がペニスにこすれた刺激だけで、イッてしまったのだ。
少女たちは小柄で可愛らしい。僕にしがみついても、鎖骨から上部分は彼女たちの頭の上に位置する。したがって僕は、周囲から見ると目立っていて、今度は背が高い側に回ってしまったのである。
彼女たちの平均身長は140センチ台。ロリ顔の若娘たちの軍団だった。そんな美少女の群に囲まれ、しかも彼女たちは全員、しおりと同じ風俗技を身につけている。
僕に抱きついて射精させ続ける娘たちのほかに、特殊な石けんを泡立てる係がいて、十分に泡ができたところで、僕や少女たちの身体に振りかけ、自分の全身にも塗りたくっていく。あっという間に、僕たちは全員、泡まみれになった。
仰向けに寝かされた僕は、彼女たちのなすがままになるほかはなかった。快楽が強すぎて、身体に力が入らない。なにしろ射精した直後に、イク直前のきゅう〜〜んというくすぐったい疼きが強烈にペニスと全身を苛むのだ。
そこへ10代の少女たちが一斉に襲いかかり、若い肉体を押しつけ、包み込み、ペニスを手で撫で、おっぱいで挟み、ふとももをこすらせてくるのだからひとたまりもない。
しおりとは違って小さな手が、全身くまなく石けんで撫でさすってくる。タオルの代わりに生手で全身が洗われてしまっているのだ。
ペニスを含めて全身を石けん撫で洗いされ、小さな女手の魅力を叩き込まれて、僕はさらに悶絶しながら、大量の精を一秒も休むことなく吹き上げ続けた。
石けんの量と人数はますます増える一方だ。手や胸、生足でペニスが翻弄され、さらに小柄娘が交代であわおどりしてくる。その小さな身体やお胸がペニスから腹部を滑るたびに、ペニスは激しく脈打ち、精液が止めどなく吹き荒れ続けるのだった。
それでも少女たちは容赦せず、ありとあらゆる石けん風俗技を交代でお見舞いしてきて、あわおどり全身コキにも余念がない。快感はますます強まり、どばどばと体液が放出される。それでも乾くことも枯れることも狂うこともない。
ますます石けんまみれに陥っていく。少女たちのちいさな身体が僕の全身をこすっていく度に、背の低い美少女たちの執拗な全身コキが交代で繰り広げられる度に、僕の精神は快楽一辺倒に染まっていく。
何千年先だろうか、再びしおりちゃんに会える。小柄美少女の群も、とことん突き詰め終わったら、いよいよ大柄レディーたちの登場となるはずだ。そこにしおりんも混じっているに違いない。その日を楽しみに、いまはこの快楽に浸っていよう。
僕は何も考えなくなった。
###ゲームオーバー###