ソープ嬢1−4
ソープといえば、やはり文字どおり石鹸であろう。だからこそ選んだのがこの石鹸での攻防である。そしてまた、王道をいくのがマットプレイであり、全身を密着させてのあわおどりなのである。
あえて僕はマットプレイを選んだ。せっかく敷いてあるからというのもあるが、やはり短期決戦が可能というのは魅力的だ。手も足もバラバラに動かすことができ、それぞれが強力な武器になる。それによって女体全体をバラバラに同時攻撃することができるようになる。
問題は、全身という弱点を相手にさらしてしまうことだろう。彼女の若い肌を駆使し、それこそ体中を洗うことができてしまうのである。一気に相手に大ダメージを与えることができる代わりに、こちらも一気に大ダメージを受け続けてしまうことになる。
あとは、こちらの耐久力次第ということだ。
僕はマットに仰向けになると、しおりを誘った。彼女はさらに大量の石鹸を全身に塗りたくり、僕の上に覆いかぶさってくる。体重をほとんど感じさせないのしかかり方で、重みを感じないのに、それでいて僕が簡単には脱出できないようにしっかりと上から押さえる重量感があった。
それでも本番挿入がない分、マットプレイでも大丈夫なはずだ。きっと、こちらの百戦錬磨の全身攻撃の方が、彼女の若い肉体よりもはるかにすぐれているのである。だからこそ、この勝負に賭けてみる価値があるのだ。
「では始めますね。」
しおりはにゅるにゅると、全身を前後上下させ始めた!
思った以上に若々しい肌だ。24歳くらいの絶妙な大人の女性の肉体が、一気に僕の全身に襲いかかる。
もちもちした感触が、上から覆いかぶさって、全身を同時に攻撃してくる! 肩といい、腕といい、乳房上部の平らなすべすべした部分といい、おっぱい以外の上半身のなめらかな感触は、思った以上に侮れなかった。
細い体でありながら、お腹の肉がムチムチと僕の腹部を這い回る。そしてその細身の体には似つかわしくないほどに大きな乳房が、僕の首から、胸、お腹、そして股間をへと、ゆっくり大きくなめらかに滑っていくのである。
時々ぐっぐっと全身を上下させて、負担を感じさせない程度にではあるが、しおりは体重をかけてくる。それによって大きなおっぱいがぐにぐにとやわらかくつぶれ、その若くもっちもちした弾力を刻みつけてくるのだ。
そこに石鹸の泡が加わって、にゅるにゅるとなめらかな感触を存分に僕に押し付けてくる。
想定していた以上のダメージが僕の方に襲いかかってきた。さすがにレオター時代のしおりではない。極上のあわおどりテクニックを、彼女はすでに完全にマスターしていたのだ。
しおりの大きな長い太ももは、僕の両足を大きく滑りながら、素早く僕の下半身をこすりあげ続けた。女性特有の生足の気持ち良さが、僕の内股や外股、膝やスネに刻みつけられてくる!
上半身と下半身別々に動くのは彼女も同じであった。おっぱいと太ももという二つの強力な武器に加えて、それ以外のパーツも若々しくハリがあって、とてもさわられ心地が良い。
そのすべてが僕の全身めがけて悩ましく刻みつけられ続けるのである。
その感触だけで多くの男性が絶頂の憂き目にあってしまうに違いない。
巨乳、脇の下、お腹、腰、オンナ表面、そして生足が、執拗にペニスに押し付けられこすりつけられ続ける!
おっぱいにはおっぱいのやわらかい心地よさ。脇の下にや脇の下特有の弾力。お腹はお腹ならではの魅力。腰のやや硬い部分が当たったかと思うと、オンナ表面のところまでもやわらかいワレメがペニスを挟み込む!
極めつけは、細い脚でありながら太もも部分には十分に肉がついていて、もっちりとペニスを挟み込むことができる、極上の生足攻撃だ。ペニスを挟み込むと、小刻みに上下してしごいてから、またオンナ表面、腰へとバトンタッチしていく。その矢継ぎ早の連携は見事というほかはなかった。
あえてパイズリをせずに、乳房は左右に滑らせるだけにとどめている。しかしそれがかえって、膨らんだ肉の圧迫をペニスに感じさせる結果になる。
前後にぎゅっぎゅっと大きく揺れながら、パーツごとにそれぞれ違うペニスへの攻撃方法を駆使してくる!
特殊な構造をしている石鹸は、こすればこするほど泡立ち、さらに女体をにゅるにゅると魅力的なものに作り変えていくのだ。
しおりが前後し続けると、僕はコンスタントにダメージを受け続け、それだけ射精に近づいてしまっている。正直、彼女の攻撃力を甘く見ていた気がする。思った以上の気持ちよさだ。
やはり相手も短期決戦ができる。だからこそこれだけのダメージを受け続けてしまうのだ。このまま受け身になってしまっては、敗北は確実だ。何とか反撃しなければ。
僕は上半身を持ち上げて彼女の胸を自分の胸板で愛撫し、腕を彼女のお尻に回してそのふくよかなヒップのふくらみを揉むように愛撫、ペニスをオンナ表面でこすりあげてスマタ攻撃する。女体の敏感な部分3箇所を同時に全身攻撃できる大技のひとつだ。
だが、しおりはサッと上半身を持ち上げて乳房への愛撫を回避し、さらにペニスをわざとオンナ表面からずらしてスマタまで回避してしまう!
かろうじて、お尻への揉みしだき攻撃が、しおりにわずかなダメージを与えたにすぎなかった。
くっそ……風俗嬢として、ひととおりの回避技までマスターしてやがる。まるでダメージを与えることができない。反撃は失敗だ!
レオター時代のしおりとは、一味もふた味も違う……格段にレベルに差がありすぎる。
さらに石鹸成分が増えていき、どんどん泡まみれになっていく。するとしおりの攻撃力がじわじわ上がっていって、あわおどり攻撃のダメージがどんどん加速していってしまう。
反撃しようとすれば巧みに避けられ、お腹の肉やふとももでペニスを撫でさすられてしまって、敏感なところを攻撃できない。そういうことが瞬時にできるのも、石鹸のにゅるにゅる成分が格段に効果をあげ、それだけ滑りが良くなってしまっているのである。その分だけ、一方的にしおり側に有利な条件となっている。
なんとかしなければと焦れば焦るほど、こちらの攻撃は空回りしてしまう。そうして、しおりからの攻撃は確実に連続ダメージになって、僕の精力をほぼゼロに近いところまで追い詰めてきた。
強い快感が股間に走る。
イク直前の、あのきゅ〜んとしびれるような強いくすぐった気持ちよさ。
何とか押さえつけようと踏ん張るが、にゅるにゅるの内股がペニスを包み込み、生足の快楽でとどめを刺すべく、小刻みに上下してくる!
「ほら……いいんですよ? このまま出しちゃっても……」「くっそ……負けるものか……」
僕は渾身の力で快楽に抵抗し、股間が脈打たないように耐えに耐えた。だが、我慢すればするほど、直前の多幸感は強くなる一方だ。
ちゅっこちゅっこと、太ももが小さく素早く上下し、ペニスをむちむちの生足の滑らかさに晒し続ける。彼女の内股が勝つか、僕の耐久力が勝つかの瀬戸際だ。
しおりは手を後ろに回し、指先で先端を探り当てると、裏側から長い人差し指で亀頭を石鹸撫で洗いしてきた!
「うぐあああ!」
びくう! どばっ、どばばばっ!!
生足の心地よい感触が棒全体を襲うだけでなく、最後のトドメといわんばかりに、裏筋の敏感なところや尿道口を指先でコチョコチョされ、石鹸を過剰に塗りたくられてしまっては、我慢のしようがなかった。
大量の精液が、しおりの裏脚の狭間から噴水のように飛び出していく!
溜まりに溜まった快楽が一気に押し寄せ、何分も、速い脈打ちのまま、射精が続く。ただ何も考えられず、頭の中が真っ白になってしまう!
射精する間中、しおりは僕の上でにゅちっと抱きしめてくれ、慈しむような目で僕を見下ろし続けた。
「ふふ……私の勝ちですね。またいずれ……お会いしましょう。」
泡まみれになった僕の周囲を、さらに大勢の女性たちが取り囲む。風景も変わり、奥行きさえ見えない大浴場に変化している。そこを埋めつくす、大勢の大柄な女性たちの群。
しおりが離れると、今度は彼女たちが泡まみれになって、僕を包み込む番だった。
全員が175センチ以上ある長身女性でありながら、顔立ちはとても幼く可愛らしい。もしかしたら、風俗嬢たちでありながら、じつは相当に若い少女たちなのではないか、とさえ思えてしまう。そんな童顔でキュートな大きい娘たちが、一斉に僕ににゅるにゅる抱きついてきた!
仰向けに寝かされた僕の腕に1人ずつ跨がり、両足には2人ずつ跨がってオンナ表面をスベスベぬるぬると押しつけこすりあげてくる。
上半身は手や胸による石鹸愛撫が埋めつくし、足の裏までくすぐられてしまう。足の裏だけで射精させられる快感を、生まれて初めて味わった。
ペニスは玉袋ごと、石鹸の泡で見えなくなっている。それなのに長身少女たちは、的確に棒を探り当てては、手や胸、生足で玉もアナルも棒も責めまくり、ひたすら射精させ続けた。彼女たちの胸は大小さまざまであったが、顔立ちがキュートで可愛らしいこと、足が長く背が高いことだけ共通し、交代のあわおどりも身長を生かした得意技ながら、一人一人肌触りに個性をさえ、感じさせるのであった。
時折、ざばっと股間にお湯がかけられたかと思うと、あどけない顔の可愛らしい女の子がすかさず挿入し、律動し精液出しっ放しのペニスを容赦なく内壁でしごきまくった。
どんどん肉体改造が進み、思考も理性も失われていく。ただ快楽だけが、全身を支配し、そのまま永遠を過ごすことになるんだ。
一体何千人いるのかは分からない。彼女たち全員が完全に満足しても、また数回巡って、彼女たちが飽きるまで何年でも宴がくり返されるだろう。……そもそもこの世界で、飽きるという概念自体が存在しないのかも知れないが。
そのあとは、どうなるか正直分からない。
ただ、セックスの快感のみが続くことだけは、確実に分かりきっている。
石鹸プレイに律動させられ続けながら、僕はただただ、あどけない長身少女たちのテクニックの数々に、酔いしれるばかりなのであった。
###ゲームオーバー###