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少女遊戯5



 危険すぎる賭だった。

 年代別にグループ分けをせず、あえて、”姉だけに集中特化する”ッ! 姉友たちはそっちのけで、姉さんたちだけを、小学中学高校姉3人を一緒くたに、まとめて闘うんだ。

 子供の姉、女子として発育良くなった姉(胸だけは結局膨らまなかったが)、そして女として完成しつつあった高校姉を、同時に倒してしまうんだ。

 彼女たちこそが、この場での最大の敵なのであり、こいつら悪姉をやっつけてしまえれば、残りの想い出補正など、取るに足りない。普通の女の子たちを倒すのと要領は変わらない。

 そうなれば、一気呵成に、短時間で9人全員を倒せる。そうやって大人数を相手に、短期決戦で勝利したこともあったじゃあないか。自信はある。

 ずる賢い姉さんの反撃を乗り切ってしまえれば、後はなし崩し的に女敵たちは絶頂していって、どんどん数を減らし、そうしてすぐさま、僕ひとりだけが残るということになる。そうすれば、この五重塔も、カンペキな形で、完膚なきまでに攻略しきったといえるんじゃないかな。

 問題は、周囲を取り囲む姉友たちの集中攻撃を身に受けなければならないこと。そして、姉さん自身の、小学オンナ、中学オンナ、高校オンナを、交代で味わい続け、なおかつ、彼女たちのそれぞれ成長度合いの異なった太もも生足を、一秒も離れることなくじっくり味わい続けてしまうことだ。

 姉さんたちの素足は、どこもかしこも触り心地こすり心地が最高に良い。コドモの姉でさえ、その太もも両脚は女性的に完結してしまっており、滑らかでみずみずしいやわらかな触り心地を、すでに誇ってしまっている。

 増して、中学、高校と太まっていくにつれ、そのあこがれの脚の感触は、さらに吸い付きやわらかく滑り回ってしまうことになる。

 彼女たちの性器の感触を、たえずペニスに受け続けながら、他の年代の、姉さんたちの両脚が纏わり付き、さらに別の年代の姉友どもが一斉に補助攻撃に入ってくる中で、射精せずに堪えきれるかどうか。そこが勝負の分かれ道となる。

 姉たちだけを集中的に攻撃するということは、他の年代の姉友たちがグループ分けされにくいのであり、残された少女たちは、6人一斉に襲いかかってくる可能性が高い。だが、姉たちを倒した暁には、たとえ大人数でも、もはや敵ではない……そういうリスクの高い賭に、僕はあえて出たのだった。

 僕は体勢を変え、小学姉、中学姉、高校姉だけを選んで、一カ所にまとめた。並べて見ると、背の高さ、下腹部の発達具合、生足の張り出し具合が、いっぺんに目の当たりにできた。

 それぞれの年代の姉さんたちを見ながら、僕は性的に歪められて育ってしまったのだった。心臓がドキドキ高鳴る。想い出の自分が一斉に、それぞれの年代の自分がオナニーしていた、その快感が一気に、次から次へとぶり返してしまう。

 子供時代に小学姉の脚を見てオナニーしていた瞬間と、強制セックスを迫られるキャミソール高校姉への想像でオナニーしていた青年時代の瞬間とが、同時に頭に浮かんでしまう。また、小中高生というバラバラの女の子たちの裸を、改めて並べて見られてしまうことに、極度の興奮を覚えた。

 すすすっ……バラバラの年代になった姉友たちは、3人ずつ左右に分かれ、僕から少し離れた。ひな子とみや子と彩咲、幸子とれなと美穂が、それぞれ右背後、左背後に位置している。

 現実でのつながりはよく分からないが、年代の違う女子グループで、あまり深い付き合いもなさそうな組み合わせになったことで、姉友たちは戸惑っているに違いない。彼女たちはきっとこれから、そのバラバラの組み合わせを解いて、一斉に僕の背後から襲いかかってくるはずだ。やはり、姉さんたちだけを相手にするというわけには行かないだろう。

 忘れてはいけない。もし僕の心が折れてしまえば、彼女たちの誰に対して、快楽の汁を放出させてもおかしくないんだ。

 個人個人に思い入れがある相手だからこそ、その娘を……しかも年下になって若くなった肉体を前に、その当時のままの肢体めがけて、現実に抱いたり挿入したり、その生足の感触を全身に浴びたりできる悦びは大きい。

 長時間そんな快楽攻撃に晒されて、連戦してきた僕の股間が保つかどうか、完全完璧に首肯できるとは限らないのである。

 いや、それをこそ跳ね返すことで、僕は、自分自身の幼き頃からの想像、オナニーの歴史、その時にオカズにしてきた「魅力的な相手」の想い出を、自分自身の能力と努力そのもので、完全克服しなくちゃいけないんだ。

 それができれば、彼女たちの魅力を撥ねのけ、さらにレベルが上がり、先に進んだときに心強い戦歴となるのである。よーし。確実に、それぞれの想い出に強く残っている女子たちの肉体を、これまでの百戦経験で、乗り越えてみせるッ!

「くすくす……」
「・・・?」

 なん……だ……!?

 姉友たちは、てっきり僕に背後からしがみつき、各年代姉の挿入を強制し、ロリ姉の幼いオンナにペニスをねじ込んだり、背後から交代で太もも生足を矢継ぎ早にこすりつけたり、僕の腰を固定してムリヤリ前後させたり、背中にしがみついて僕の動きを封じつつ成長した女の上半身の感触を押しつけてきたり……そんなのっぴきならない補助攻撃を、次々と仕掛けてくるものと思っていた。

 多勢に無勢、そのくらいのことは、コスズルイ姉さんなら簡単に仕掛けてくる体勢のはずだ。

 だが彼女たちは、僕にしがみついてくるどころか、かえって僕から距離を取り、僕の背後右側と左側に、3人ずつのグループで部屋の隅に移動したまま動かず、かなり距離が空いている。

 もっとも、部屋は広くないので、手を伸ばせばもう少しで届きそうな位置ではある。つまり僕は、その気になれば彼女たちの姿を間近で見ながら、姉たちを抱くこともできる。そんな奇妙な立ち位置に陥っている。

 このときに、僕は状況をもっとしっかり理解し終わっているべきだった。この移動が、僕を致命的ともいえる困苦に陥れる。いや、この戦法をとる前に、はじめの段階で”何かがおかしい”と気付いておくべきだったんだ。

 一抹の不安は、僕の予想を超える形で実現した。だが、気付こうと思えば気付けるはずだったんだ。しまったと思ったときには、もう遅かった。

「わから……ない? アンタらしくないね。」
「くすっ……お姉ちゃんたちが、”3人いる”んだよ?」
「どうやったと……思う?」
「…………!?」

 そう……。この部屋には、小学姉、中学姉、高校姉の3人に、彼女たちは”分裂した”。分裂といっても、その能力が3分の1になったのではない。むしろさらに若返り、あのころの肢体そのままが映し出され強化されることによって、さっきの大人姉よりも、ここの姉さんたちは強くなっている。

 つまり姉さんは、3人で3倍以上の実力を身につけたということになる。姉の友達たちは……僕に容易に気付かせるような姉たちの変化を、”目くらましさせるために用意した”のだッ!

 9人という大人数になり、それぞれに想い出補正がかかったことに目を奪われ、心を奪われた。そのために、根本的な謎について、思いを巡らせることができなかった。

 その前に彼女たちは僕を取り囲み、それぞれの年代の太ももをスリスリと滑らせ、僕にいち早い選択を行うよう促してしまったのだ。そのため、じっくり熟考する機会は、すでに奪われていた!

 どうして……。

 どうして……、もっとしっかり観察しなかったのだろう。違う……観察する機会は、姉の計算によって、はじめから奪われていたのだ!

 僕が気付き観察する前に、彼女たちは一斉に襲いかかってきて、それぞれの思い出深い素足の感触を、僕の両脚に刻みつけてきた。それで沈思できず、混乱してしまった。ああっ! ソコに気付いてさえいれば、この一気に形勢不利になる状況は、僕だったら十分に想定できたはずなんだッ!

「私たちが”3人に分かれたということはッ”!!!」
「しまっ……た……」
「”分かるはず”だよねえ。弟なら、私”たち”の仕掛け、”この部屋で起こっていること”がッ!」
「ここで起こっていることが、分かるはずッ! そう、私たちが各年代に別れたのは自分の意思! でも……」
「”3人に分かれる仕掛け自体は”ッ! この部屋に”自動的に行われている”んだよ! それがこの部屋の秘密、少女遊戯ラストステージにふさわしい、最終段階の戦局が演出されているってことだよ!」

 姉たちがそれぞれの年代に分かれたのは、もちろん、幼い僕、青年の僕など、自分の成長に合わせて想い出の女子たちを用意するため、それぞれの僕がイッていた頃の自分や友達を召喚して、想い出補正をかけるためだ。

 しかし、その気なら大人姉のまま、3人に分裂することもできた。それだと想い出をくすぐることができないので、彼女たちはわざと、子供時代や学生時代の自分に戻し、友達も呼んだ。完全に総力戦に持ち込み、僕の弱体化も図るためだ。

 この場で僕をなんとしてでも射精させ、気持ちいい天国に引きずりこむために、姉が考えられる最大の作戦を立て、この部屋でそれを実行、白黒ハッキリつける算段だったのだ!

 姉が分裂した、分裂できたということは、この最終局面に、そうできる仕掛けが施されていたからだ。ひな子やみや子たちが呼び出されたのは、姉にとって、あくまで”もののついで”程度であり、さらには僕に、この部屋の仕掛けについて考えさせる時間を与えないための、陽動作戦のメンバーに過ぎなかったんだ。

 おかしいと思っていたんだ。もっと強い女敵、人間女性を、この五重塔の最終ステージに呼び出してもおかしくないのに、何故、姉友たち……どこにでも居るはずのごくごく普通の女子たちが召喚されたのか。

 強化されているとはいえ、明らかに、しのめたちや風俗嬢たちより見劣りし、テクニックも叩き込まれているとはいっても、セックス専門で仕事をしているわけでもなし、想い出補正さえなければ普通に倒せる程度の相手たちではある。わざわざ彼女たちが選ばれたのは、やはり陽動の理由がちゃんとあったんだ!

 すり……すりすり……すべすべ……

「うああ! そ、そんな……」

 僕の両脚にはもちろん、姉さんたちの太ももがしっかりはり付き、なめらかにこすれている。6年生のかわいらしい、しかし女性的なもちもちした感触は完全に身につけている生足が、がっちり両脚にまんべんなくこすれていて、右足には高校姉の太い脚が、あれほど恋い焦がれた太ももの感触が、しっかりぴったり滑っている。

 だが、僕が身に受けている感触は、それだけではなかったのだ。後ろ脚にも女敵たちの成熟しきった女の脚が、ぴったりスベスベと這い回っている! 横脚にも中学生たちの太ももの感触。内股にも小中高生の太ももの感触を、僕はハッキリと感じ取ることができていた。

 彼女たちが一斉に僕一人に押し寄せたのではない! 各年代の姉友たちは依然として、僕の背後で3人一組に部屋の隅で固まっている。彼女たちはやはり、移動していないッ!

 中学姉が僕の手を引き、僕がふり返るのを手助けした。小学姉も高校姉も、僕の両脚を内股で挟み込んだ体勢を崩さずに移動し、僕を後ろ向きにした。さっきまで僕の背後に移動していた美少女たちが、僕が向きを変えたので、こんどは僕の前方に位置する。

「なにいいっ!?!?」
「あははっ……どおかなぁ~? ”自分の姿を後ろから眺める”心地はッ! しかも2人の自分を同時に見つめるなんて……おかしな反射をする鏡でも見てるみたいでしょ。」

 僕の目の前に広がっていた光景は、あまりに異様だった。そこにいるのは……僕自身だった! 紛れもなく自分の背中が、目の前にある……しかも、2つもあるのだ!!

「……これで思い知ったでしょ。私たちが3人に分裂するということは、弟であるアンタも、3人に分裂するッ!」

 中学姉が、いきり立ったペニスを、やわらかくもっちりした手のひらで撫でさすり始めた!

「これが……この部屋の秘密。私たち姉弟を、3分割する効果っ! 名付けて、”ドッペル効果”だああ!!」
「そんなぁぁぁ!!!」

 いや……やはり、気付くべきだったんだ。

 姉さんが3人に分かれた時点で、姉に起こることは、弟である自分にも起こりうると。姉さんが、僕の肉体をも、同時に3人に分ける--しかも実力は減らない--そんな仕掛けを、この部屋に施していたことを。

 姉はコドモに戻ったが、僕は大人のままだった。その点はせめてもの救いだったかも知れないが、しかし、僕が3人に増えたことは、ちっとも僕サイドに有利には働かない!

 姉さんは小学姉、中学姉、高校姉へと分裂した。しかし彼女たちは、同一人物であるとはいえ、それぞれ同時にひとつの意志を持っているわけではなく、それぞれ別個の意思で動いている。つまりいまは、彼女たちはそれぞれ”別人”である。

 それと同様に、3分裂した僕の肉体も、それぞれに別人であり、別個の意思で動いていた。しかのみならず、分裂したドッペルゲンガー的な僕たちは、ほとんど戦意喪失状態だった。

 ”彼ら”は、2人とも、ほぼ受け身の姿勢のまま、姉友グループのなすがままにされていた。まるで、それぞれのグループの女体たちの攻撃に対して、想い出補正に酔いしれ、その感触をじかに味わう悦びに、ただひたすら浸っていたいと陶酔しているだけの、反撃する意志を持たない人形のような存在だった。

「分裂した私たちとアンタとの違いは2つ。でも、その2点が、決定的に勝敗を分ける! ひとつは見てのとおり、私たちは年齢を自在に変えた。そしてもうひとつは……ドッペル効果に嵌まった男たちは、意思が別であるにもかかわらずッ!」
「はうあ……」
「受ける感触と快感は、アンタひとつのカラダで受け止めることになるッ!」

 そのとおりだった。もはや、僕の勝ち目は、相当に低くなってしまっていた。この部屋に仕掛けられた”ドッペル効果”は、姉弟両方に発揮されたものの、決定的な違いがあった。

 小学姉に快感攻撃を加えても、中高姉の精力には影響を与えない。つまり1人の姉に攻撃を加えても、別の姉たちは何も感じてくれない。しかしながら、分裂した弟の方には、3人が受ける性感刺激を、同時に感じる設定になっているんだ!

 確実に不利な条件に持ってくるために、姉さんは、僕に想い出補正をかけるだけでなく、ドッペル効果を仕掛けて、一気にこの精液を奪いにかかっていたのだった。

 分裂した先の僕たちにはほとんど意志の力はなく、なされるがままに身を任せてしまっていること。これは、僕本体が呼びかけをして、僕3人で少女遊戯どもを協力して打ち倒す、その可能性を奪ったものだった。

 しかし一方で、分裂したドッペルゲンガーたちが小中高生たちから受ける快楽刺激は、僕一人の身に、同時に降りかかってくる!

 分裂した僕の身体には、それぞれ姉友グループ3人ずつが、ぴったりはり付いている。そして、それぞれの僕の身体に、生足を押しつけこすりつけ、思い思いに全身愛撫を加えつつ、ヒクついているペニスにすぐにでも手を伸ばしてくるのだった。

 すると、姉さんたちを相手にしている僕の肉体には、残り2人が味わっている女体の感触やペニスへの快感攻撃が、同時に降りかかってくることになる。だから僕は、姉さんたちの太ももの感触を自分の内股に感じながら、まったく同時に、姉友たちの生足の感触を、一度に感じてしまっているのだった!

 分裂したふたりの自分が味わっている気持ちよさは、ダイレクトに僕自身の肌に喰らいついてくる。だから、実際には離れていても、僕の両脚には、まったく同時に他の娘たちのやわらか内股や吸いつく感触の滑りを、そのまま感じ、その気持ちいい肌触りとして、身に受けてしまっている。

 ひな子がペニスを撫でさすり、同時に美穂がペニス先端をチロチロやわらかい舌先でねぶっている。そして幸子の内股がペニスをしっかり挟み込んだ。ペニスには、少女の指と舌と生足という、本来なら重なってしまって味わえない刺激を、同時に心地よく受けてしまっていた。

 このことは、小学生のオンナに挿入しながら、まったく同時に別の年齢のオンナの中にも包まれ、ダブルで締め付けとしごきに見舞われうることを意味している。

 どうりで、僕が9人を3グループに分けたときに、素直に応じたわけだ。彼女たちは僕から離れて様子を見るのではなく、ドッペルゲンガーたちにしがみついて、思い思いに女体を刻みつけることによって、僕本体に遠距離から性感攻撃を仕掛けるつもりでいたんだ!

 僕は、各年代の姉たちを相手に闘いながら、重なるようにして別の娘たちの肉体をも、同時に感じ続けることになってしまった。しかも補助攻撃ではなく、ドッペルゲンガーたちへの直接攻撃によって、僕本体にも同じ刺激を与えてくるという、ガチの攻撃に、僕を晒しているのだった。

 まずい……こんな……バカな……

 この状態では、”他の友人どもを後回し”にするのではなく、全年代の9人を同時に相手にしているのとまるで変わらない。むしろ、ドッペルで重なる分だけ、それ以上に一気に気持ちよくなってしまう!

 しかも、こっちから攻撃ができるのは、自分で選んだ姉さんたち3人グループだけ。あとの少女たちは、好き勝手に僕の全身を快感でいたぶり放題にできてしまっている。そしてそれぞれの女の子の感触が、ただの娘たちではなく、それぞれに想い出補正がかかった相手なんだ。

 僕は、彩咲の太ももの感触を肉棒に味わいながら、れなのオンナで精を脈打たせることもできる。誰の肉体で吐精したとしても、最高の快楽のまま、イキ果てることになってしまうだろう。

 ドッペル効果がついて回る中で、まずはこの姉たちを全滅させなければならない……はじめから姉さんたちは、その心づもりで、僕を性感極致までの仕上げに持ち込むつもりでいた。その罠に見事にはまり込んでしまったのだった。

 他のグループの娘たちに一方的に責めなぶられた状態で、僕はまず、目の前の女敵たち3人を倒さなければならなくなった。これほど不利になった状態で、一体どんな選択が、勝利の突破口になるというのだろうか。

 僕は中学姉の内股を両手で撫でさすらされながら、悲観的な未来しか予想できなくなった。なめらかで心地よい姉さんの太ももは、思っていたように、イヤそれ以上に、幼いながらも女性らしいシコシコした吸い付き加減を存分に誇っていた。

 ああっ……中学生たちの、しっかり成熟した女らしい生足の感触が、僕の両脚に丹念にこすれている!

 第二次性徴を遂げ、僕も思春期で異性の肉体に強い興味を覚えた時期の、あこがれのお姉ちゃんたちの……あれほど見続けてオナニーしていた相手の、じかの太ももが、心地よい感触で這い回っている。

 こんな中で、ダブルやトリプルの挿入が襲いかかったり、挿入しながらフェラチオされる快感を味わったりしながら、この9人全員を、本当に倒せるというのだろうか!?

 そんな不安は、姉さんたちの快感に満ちた素足スリスリ攻撃の前に、見事すぎるほどに的中してしまっていた。勝てる見込みなんて、もはやどこにもなかった。

 事実上、全員をいっぺんに相手するのと同じことだった。すべての年代の少女たちを同時に、彼女たちの個性豊かでさまざまな大きさの肉体の感触を味わうことになる。それは、一気に深手を負うことに等しかった。

 両脚が姉さんたちに挟まれている体勢のため、バランスを崩そうと思えば、彼女たちはいつでも、僕の体勢を崩すことができた。小学姉と高校姉は僕の両脚を素足でこすりながら、ぐいぐいと後ろに押してくる。そして中学姉が僕の両肩を押して、さらにバランス転倒を強要してくる。

 両側の2人が僕の膝裏に負荷をかけると、僕はあっさりと膝を折ってしまい、その場に尻餅をつく。体勢を立て直せない。立ったままで姉たちの生足攻撃に晒されることだけは避けることができたものの、甘い肢体が両側にはり付いてくる状況に、変わりはなかった。

 M字開脚の姿勢で尻餅をついた僕の両側に、中学姉と高校姉がぴったり寄り添ってくる。そして片足で僕の太ももをスリスリこすりながら、さらに存分に女の脚の感触を刻みつけてくる。

 中学姉のシコシコした太ももは、もはや十分に女としての肌の感触と肉のやわらかさを具えており、あこがれていたとおりの、いやそれ以上の心地よさだ。そのことを十二分に思い知らされつつ、もう片足には高校姉の太ももが這い回る。さらに成熟した女性的な脚の感触だ。

 そこへ、小学姉のお尻が襲いかかってくる! 彼女は僕の股の間に小さなお尻をねじ込み、ペニスを掴むとオンナ表面にあてがってきた。そのままぐいっと腰を落としていく。するとペニスは、小学姉の小さなオンナに、するりと飲み込まれていくのだった。

 ぎゅううっ!

「んあ!」
「へへー……どお? ”年下のお姉ちゃん”の感触っ! アンタが当時思い描いていたのと、ゼンゼン違うでしょぉ?」

 ペニスが強い強い締まりに晒される! こんな……こと……。精通も終わっていないような年端も行かぬ男子には、想像だにしていない快感だった。

 あのころの僕は、お姉ちゃんの脚にほだされ、そこに異性を感じ始めていた頃合いであり、セックスの知識もほとんどない。もちろん、性器の結合などのノウハウどころか、そうした行為自体が存在することも知らなかったんだ。

 年齢が上がり、性の知識が深まるにつれ、当時の姉のココはどんなに気持ちいい存在だったのか、そういう想像をしたことはある。だが、弟として、本当に子供の頃の自分が姉と結合することなど、頭の片隅にもありはしなかった。

 しかしながら、その姉のオンナが直截、こうしてペニスに襲いかかっていると、強すぎる想い出補正がかかってしまう。思い描いていた性的な行為とはまるで違うやわらかな心地よさが、股間いっぱいに広がってしまう。まさか……大人になったペニスが、小学時代のお姉ちゃんの膣に入ってしまうなんて!

 そう、だ・・・僕は大人になり、経験もこの塔の世界で豊富になった。だから、こんな程度の具合の良さでは、一発で参ってしまうなんてことはないはずだ。やはり、精神的な弱体化が、大きな快楽となって、股間を覆い尽くしているのは確かだ。

 それに、さっきまで大人姉のオンナは存分に味わっていたではないか。ああっ、姉さんの性器は、僕の一番感じやすいところばかりを執拗に付け狙うような形状で、どこまでもしつこくペニスの性感神経すべてを一度に快感に晒すことができるのだった。

 その感触は、小学生になったお姉ちゃんでも変わりなく、それどころかむしろ、幼く小さくなってしまっていることで、さらに直情的なキツい締まりに変化している!

「ほれほれー!! 出しちゃっていいよー?」

 ぐっちょ! ぐっちょ! ぐっちょ!

 小学姉は飛び跳ねるようにして、全身を激しく上下させ始めた! ちいさなお尻がパツンパツンと僕の下腹部に当たり、すでに女性的な形状をたたえ膨らんでいた女尻のやわらかな弾力が、ぽよんぽよんと潰れひしゃげている。

 小学姉のオンナが、大人になったペニスを呵責なくしごき立て、ぎゅうぎゅうと絞り上げてくる!

 僕は両手で彼女に反撃しようとしたが、両隣の中学姉高校姉に両腕は掴まれ、その乳房やオンナにあてがわれてしまっている。やはり、3人の姉さんを同時に相手にしなければいけないみたいだ。

 僕は中学姉の平たい胸板を撫でさすりながら、高校姉のオンナ内部を指でかき回す。反撃するなら、ちゃんとこれまで培ってきたテクで大ダメージをお見舞いしてやる!

 目論見どおり、僕の愛撫攻撃は、両隣の姉さんたちに少なからぬ性感刺激を与え、じわりじわりと、強く彼女たちを追い詰めていく。だが股間は踏ん張らせ、ペニスの怒張によって、その硬い突っ張りによって、小学姉のしごき刺激に耐えるだけだった。

 腰を動かして反撃しようとしても、両隣の姉さんたちがそれを許さない。彼女たちの太ももが、僕の足腰をガッチリガードしているためだ。

 しかしそれでも、小学姉の性感ダメージも大きい。彼女が激しく跳ね上がるたびに、オンナ内部ははち切れるペニスの硬さにほだされ、彼女が動けば動くほど、小学姉の精力は自滅的に減少していく。絶頂に向かって高められているのは、僕ひとりだけではなかった。

「ぅんっ……やっぱり……子供の私でも……瞬殺はできないみたい。」
「じゃあ・・・」

 息が上がり始めた小学姉に代わり、中学姉が交代してくる。彼女は対面座位に見せかけた松葉崩しの体勢で、右足を僕の左足の上に、左足を僕の右足の下にねじ込み、中学オンナにペニスを飲み込んできた。

 そして、挿入った感激を一秒も味わわせるイトマも与えずに、ぐっちょぐっちょとかき回すように、腰をよく前後に動かして、ペニスを揉みしだき、しごき上げ始めた!

「さぁどうかなー!! 中学生のお姉ちゃんの感触、さっきアンタが味わってた3年前の私より、経験いっぱいなんだからっ! ナカの成長もスゴイでしょぉ?」
「うっくぅーー……」

 小学姉に比べてはるかに熟達したオンナが一気呵成にペニスへと襲いかかる。身体が大きく丸くなり、女性らしさを増している以上に、膣内部ははるかに爛れた成長をしており、すでに大人の男根を軽々と咥え込むことが可能な完成度を誇っていた。

 じっさい、彼女の年齢になると、その性癖をあらわにし始め、年下小学生からクラスメイトから大人の男性まで、何人もの男と交わっていて、中学姉の経験は豊富になり始めていた。どう腰を動かせばペニスを射精に持ち込めるかを、カラダで覚え始めた頃合いだ。

 だから彼女は易々と、腰が良く動き、オンナの具合を高めることにも成功していた。それが、大人の弟の棒を容赦なく締め上げ、やわらかく包み込みながら優しく強くしごきまくっている。

 何より、中学卒業間近という禁断の肉体が醸し出す、若い心地よい膣圧が、これでもかとペニスを快感に痛めつけた。

 小学姉は僕の片足に跨がって、さっきまで結合していたツルツルのオンナ表面を、しきりにこすりつけている。僕は彼女のちいさなお尻を撫でさすりながら、高校姉とともに愛撫で応戦。両側の2人を性感刺激に強く晒し続けた。

 しかしやはり、僕は尻餅をついた不利な体勢のまま、中学姉の動きに身を任せ、ペニスの硬い怒張の反撃力で、彼女のオンナを自滅的に感じさせるほかはなかった。

 相変わらず僕の腰は、自由に動かせてもらえない。それでも、こちらの反撃力は錬磨されており、3人の姉は、強くなった弟からの性感刺激に対して、ただならぬ気持ちよさを思い知らされ、3人とも腰をくねらせて悩ましい声を上げ、息も深く短くなっている。

「お、大人姉に比べて……防御が……よわいぜ・・・失敗したな。」
「そっそんなことないもん! おらおらおら!」
「うぁッ!!」

 中学姉はさらに激しく腰を上下左右に揺らしながら、オンナを前後させてペニスをしごき続ける。思春期を終えた女性的な生足の感触は健在であり、それが僕の両脚に激しくこすれている!

 精通が終わり、性欲がビンビンに増していた時代の僕のオナニーをつぶさに思い出す。特に姉さんの生足を、近くからチラチラ見ながら、それを思い出して抜いていたのだった。

 その脚がじかに僕にはり付き滑りまわり、なおかつ、禁断の姉弟の垣根を越えて、姉の性器がペニスをやわらかくいたぶり続けているんだ。股間の奥がキュンとくすぐったく疼き、気を抜けば律動が始まってもおかしくないほど、感激一入なのだった。

 それでも、中学姉は自分で腰を振れば振るほど、ペニスによって激しく感じさせられてしまう。一気に彼女の精力も落ち込んでいく。

 小学姉と同様に息が上がり、このまま自分から動けば、明らかに僕よりも先に自滅することが、自分でも良く分かってきたようだった。1対1の直接対決なら、確実に僕が勝てる。中学姉もそれを思い知った様子で、暴れる腰の動きが急にスローになってしまった。

 それを見て取った高校姉が動く! 中学姉と交代になり、ペニスはオンナから引き抜かれた。

 しかし、僕が体勢を立て直すタイミングを小学姉が邪魔してくる。がっしりしがみついてきて、僕が立ち上がったり、尻餅をつく体勢を変えたりすることを、必死で抑え込んでくる!

 もたもたしているうちに、高校姉が正面切って抱きついてきた。上半身が強く密着してくる。

 中学姉の手がペニスを掴み、高校姉のオンナ表面にあてがう。そのちょうど良いタイミングで、高校姉は、対面座位で僕と結合してしまった。重心が後ろに倒れそうになる上、僕の方も腰を激しく上下させて応戦することができる。反撃はできそうな気がした。

 だが、すかさず僕の背後に回った中学姉は、背中にみっちり抱きついてきて、僕が動くのを妨げてきた! 中学姉の太ももが僕の両脚に密着する。

 僕は前方に高校姉、後方に中学姉の上半身を味わい、彼女たちの肉体にすっかり挟み込まれてしまった。動くのは、あくまでも彼女たちの方なんだ。

 高校姉が激しく全身を揺すり、ずにゅずにゅとペニスをしごきまくる! そして滑らかな上半身を僕の胸板で滑らせ、首筋に腕を回して強く密着、全身を押しつけ続けての上下運動だった。

 中学姉も後ろから僕の首にキスをしまくり、ちっさい胸板を懸命に僕の背中にこすりつけている。もちろん、自慢の太もも内股の感触も、ちゃんと僕の脚にはり付かせたままだ。前後サンドイッチされた体勢で、高校姉が執拗に座位ピストンを続けている。

 もはやセックスの知識を得て、じっさいの挿入がどういうものであるかを、漫画やビデオなどで知っていた僕は、いつしか、姉と禁断の結合があると想定して、オナニーで精を絞っていた。

 姉と弟という禁断の性的関係に徒に興奮し、幼少期からあこがれていた肉体の味を、あれやこれやと空想しながら、僕は毎晩のように、姉の身体と内股の肌とを想って射精したものだった。

 キャミソールにパンティという姿や、眼前に大きく広がる内ももの肌、そして想像上の結合関係も、オナニーの題材になった。ただし、姉さんだけが性欲対象ではなくなっていた上、性欲を満たすメディアも発達して、想い出補正は比較的緩やかではあった。

 しかし、高校姉のオンナは、すでに数え切れないほどの男根をイかせ尽くしてきた熟練の名器だった。かてて加えて僕のペニスに対しては、ことさらにピンポイントで感じやすいところばかりを、強烈に刺激して止まない圧迫になっているから、攻撃力そのものは、高校姉が一番高いと言って差し支えない。

 体力の小学姉、生足の中学姉、女性器の高校姉といったところだが、そのすべてが、全年代の姉に、ちゃんと具わっているのは言うまでもない。そのため、特化攻撃とまでは言いがたい。つまり、どの姉さんも、ペニスをいくらでもイかせるに十分な快感攻撃力を誇っているんだ。

「出して! 出せ! いっちゃえ!」

 高校姉は自滅覚悟で、どんどん腰を上下させる。それに合わせてズリズリとこすれる彼女の上半身も、僕にしがみついて悩ましく密着押しつぶされる肌で、もっちもちに吸いついてくる。

 僕は小学姉のオンナを両手指全てでかわいがりながら、高校姉に対しては、やはりペニスの硬さで応戦。彼女の自滅的な精力消費を待ち続けた。

 もちろん、高校姉の精力にも限界があって、それは彼女自身もよく理解していた。百戦錬磨は僕だけではない。

 この時期の姉さんはもう、あまたの男たちに抱かれ続け、彼らが果てる前に自分がイッてしまうことを、完全に敗北と捉えていた。そのため、敗北しないように精力を温存させつつ、男根から精を絞り取るための方法を、かなりの精度で会得していたのだった。

 そのために、中学姉のような乱暴で無謀な腰の動かし方ではなく、どこか動きをセーブ、コントロールするような上下運動なのだった。

 そして、想定以上に弟のペニスが気持ちいいと悟り、威勢のいいセリフとは裏腹に、彼女は動きながら考えを巡らせ、焦りを禁じ得なくなっていた。このまま動いていれば、負けるのは自分の方だと、高校姉は早い段階で理解した。

「ほれほれー交代交代♥」

 高校姉が離れると、待ち構えていた小学姉が、対面座位で結合してくる! 彼女の小さな身体は、ぐにぐに動いても、その頭部が僕の首の下に来る。

 こんどの小学姉は上下運動よりも、腰を前後になまめかしく揺り動かして、ペニスを”揉む”ことに心を砕いた。

 その計算は正しく、ペニスはやわらかな締まりの中で揉みしだかれ、心地よい性感の刺激を、ひっきりなしに受け続けた。そして、さらに幼かった日の自分の、性に対する強い興味関心が、脳に強くフラッシュバックしてくる。

 こうして、姉たちが交代するそのつどそのつど、あこがれだった姉さんの肉体に、僕はほだされ続けてしまった。交代するたびに強い想い出が蘇り、それが生足や膣圧や上半身のスベスベで応えられ、そのたびに僕はガッツリ精力を減らし続けてしまった。

 いや……精力がこれほどまでに激減しているのは、なにも姉たちのオンナや肢体の攻撃が効いているというだけではなかった。

 姉たちとの交代挿入の間中も、ドッペル効果は続けられていた。僕の両脚に感じているのは、姉さんの生足だけではなかった。

 相変わらず脚を拡げて立ち尽くしているだけの、僕のドッペルゲンガーどもは、姉友たちの快感攻撃に、いいように嫐られ続けていた。2人の両脚には、それぞれの年代の姉友たちの素足が、容赦なくスベスベし続けている。

 短い足、細い脚、太い脚と、個性豊かな少女たちの生足の感触が、いくつも重なって僕の両脚にこすれ続けていた! 小学生や高校生の生足が同時に自分の脚を滑っているその心地よさに、僕は一秒も休むことなく晒され続けている。

 さらに別の娘たちは、ドッペルゲンガーどもの手を導いて自分の脚を触らせており、手のひらには彼女たちの内股のやわらかさが、しっかりめり込んでくる。すべての女の子の脚が、僕の手や全身のどこかしらに、必ずはり付いていて、その悩ましい感触を、たえず刻みつけ続けていた。

 これに加えて、小中学生の姉友たちがドッペルゲンガーのペニスを太ももで覆う。そっちはそっちで、交代でペニスを生足に挟み込んで、ムニムニ揉んだり、軽く両脚を前後させてスリュスリュこすったりしている。

 ペニスは同時に、複数人の内股スマタ攻撃に晒されていたんだ。姉のオンナが殊更に気持ちよく感じられたのは、彼女たちの攻撃加味の要素も大きい。

 さらに幸子や彩咲たちは、ドッペルゲンガーの前後から、玉袋、アナルをベロベロ動くいやらしい舌でねぶり尽くしていた。同時に美穂のいたずらな指先が玉袋をコチョコチョくすぐる。れなは、ドッペルの乳首を両手指先で執拗にくすぐりまくっている。

 残りの美少女たちも、脇の下も背中も脇腹もお尻も、僕のドッペルゲンガー全身に向けて、しなやかな手を這い回らせ、全身愛撫を加えていた。6人全員が、手も脚も舌も駆使して、ドッペルどもの空いたところを競って塞ぐように、全身くまなく性感刺激に晒してくる。

 玉袋へのくすぐったい刺激、舌の上に乗せられる感覚。そして同時に、お尻の穴が執拗に舐めまくられ、こちょこちょとやわらかな舌先がぐにぐに蠢いている。そして、腕にもしっかりと女の子たちのさまざまな大きさの乳房が、重なるように押しつけられ、こすれ続けているのだった。

 こうしたドッペル効果の加重が功を奏し、僕は姉たちのオンナで感極まり続けてしまっていた。そして姉さんたちは、自分が果てる前に、すかさず別年齢の姉に交代して、イキ負けることを必死で防いでいた。

 時間を、稼ぐ気だ。

 僕の両手とペニスによって、彼女たちは大幅に感じさせられ、どんどん高められていったけれども、交代しながらの想い出補正と、姉友たちのドッペル効果によって、じわじわと、形勢が逆転していく。

 こちらが姉たちに与える快楽以上のダメージを、僕は全身に受けてしまっていた。まずい……このままでは……先にイかされてしまう!

 サポート役に徹した残り6人は、あえて挿入だけは避けた。同時に別のオンナにペニスを飲み込むことも可能だったが、彼女たちは、あくまで姉のオンナでペニスを脈打たせるつもりだ。

 ただし、ペニスに触れないのではなく、交代しながら、手、舌、胸、そして生足で、次から次へとペニスに喰らいつき、生足には生足の、おっぱいにはおっぱいの良さがあることを、ドッペルゲンガーたちに思い知らせていた。その快楽はすべて、同時に僕の身一つに送り込まれている。

 少女たちの全身に覆い尽くされながら、僕は体勢を立て直せずに、尻餅をついた状態で、姉さんたちの交代挿入を受け続ける。小学姉がイキそうになったので、すかさず中学姉と交代し、ぎゅうっと強く締めてペニスを律動させようと力み続けた。

 彼女は顔を真っ赤にした。イキんでいるのと、イキそうな快感を堪えるのとで充血しているんだ。だがそれも結局、ビクンと強く上半身をのけぞらせることによって、中学姉自身が、あと数秒で絶頂してしまうことを悟ったのだった。彼女は諦めた。

 高校姉が背中を向けた座位で結合。彼女の熟し切った大きな臀部が、たんったんと大きな音を立てながら僕の腰にぶつかる。彼女もイク寸前だったが、それをお構いなしに、ペニスをぎゅんぎゅん締め上げ、揉みしだき、執拗にしごき続ける。

 姉さんたちにはもう、何か囃し立てるようなセリフを吐く余裕がなかった。それは僕も同じだった。姉さんたちは必死で僕にしがみつき、オンナ出し入れ攻撃と締め付けで、なんとかしてペニスから精液を吐き出させようと、そして自分がイッてしまわないよう、全身全霊を傾けていた。

 ペニス先端が、みや子の舌先で舐め回され、幸子のアナル舐めが加わる。彩咲の太もも挟み込みが強くペニスを締め、やわらかな内股で、スリュスリュと激しくペニスをこすりあげていた。ペニスは、女の舌と脚と膣に同時に責められている。そこへ、美穂のしつこい指先が、心地よく玉袋をくすぐってくる!

「ぁ……ひぅっ……!!!」

 急激な快感が全身を突き抜けた! その生理的衝動を、もう自分自身で押さえつけることができなくなってしまっていた。一瞬、何もかもを忘れ、思考が止まった。

 びゅばあ! どばああ! ざばああ! びくひくぴくん!! ビュクゥ……

 大量の白濁液が、高校姉のオンナの中で爆発する! その律動する瞬間、小学姉と中学姉がしっかりしがみつき、自慢の脚の感触を僕に滑らせた。

 ドッペルたちのペニスも脈打っているので、みや子たちもペニスがイッていることを感じ取り、手や舌や胸や脚で、さらに重点的に肉棒ばかり、ぐにぐにこちょこちょと刺激し続けた!

 僕はついに耐えきれず、高校姉のオンナで精液を吐き出してしまった。脈打ちは何分も続き、その間じゅう、姉や友人たちは、やわらかく刺激する手や脚を決して休めなかった。

 さいごのヒクつきが終わるまで、ペニスは手でしごかれ、舌でねぶられ、おっぱいや太ももに挟まれ続けていた。玉袋にもアナルにも責めの手は緩められなかった。

「あふっ……ぎりっぎり・・・」

 僕の周囲にいた小中高の姉さんたちは、股から大量の愛液を滴らせながら、その場にへたり込んだ。彼女たちも限界だったんだ。彼女たちは僕を凝視しながら、両手で自分のクリトリスやオンナ内部に手をやり、指をねじ込み、軽く自分で刺激した。

「んぁ」「ぁふ」「きゃ」

 姉さんたちは最後の一押しとばかりに、自分のオンナをかわいがって、絶頂を迎えた。1,2秒程度のマスターベーションだけで、彼女たちは同時にイッてしまう。ほんとうに、この3人を倒せる直前だったことが分かる。というより、ガマンにガマンを重ねた姉の根性勝ちといったところだった。

「はあっ……はあっ・・・」
「気持ちよかった……」
「これからも・・・ずっとイッショだからね?」

 姉さんたちは消えない。もちろん、姉友たちもだ。彼女たちは僕に纏わり付いて、永久に精を奪う要員として、この異世界に留まり続けることになる。ただしかりそめの肉体としてではあるけれども。

 僕の敗北だった。

 肉体改造が始まる。射精が自動的に始まって止まらなくなり、数分かけて精を吐き出し、終わった直後に、精巣に体液がパンパンに溜め込まれて、自動的に射精するような、性感だけの永久の天国が始まるんだ。

 その間は、ずっと全身の性的刺激が止まらなくなり、セックスのことだけ、女体のことだけが思考を支配する、そんな囚われた魂に転落していくのだ。僕もその場に崩れ落ち、深い思考停止に陥ってしまった。

 気がつくと、そこはもう五重塔の世界ではなかった。

 空砲が鳴り響く、爽やかな青空。人気のまったくない建物。そして……大勢が集まっている、やわらかな地面。見たこともないけれども、それが学校であることは、設備からすぐに分かる。

 僕は夢幻の世界にさらに深入りし、仮想の世界に閉じ込められてしまったのだ。そして……一瞬で、自分の身に起こっている出来事の詳細を知ることになる。

 姉に敗北した僕は、姉の妄想世界、彼女が思い描いていた世界を、映画のように具体的に追体験させられるんだ。それは、彼女がマスターベーションをする時に思い描いていたシチュエーションであり、パターンは決まっていたけれども、映像としてはかなり詳細に描かれていて、設定も多彩だ。

 ただ、そのすべてに共通するのは、男性が精液を吐き出したら敗北、女性が男性を射精させたら勝利、そういう厳然たるルールだった。姉さん自身の性癖が、そのまま現れているんだ。

 僕はその学校に登場している女子たちの姿を見ただけで、誰にも触れられていないペニスから、大量の白濁液を勢いよく吐き出してしまう! 肉体改造によって、勝手に射精し続けるほどの、快感だけの魂になってしまったからだ。

「さあ、次の競技のスタートです! 代表選手は、定位置についてください。」

 放送が流れる。明らかに学校の校庭で、大勢の若い男女がひしめいており、競技が始まる。校庭といっても、土や砂はなく、人工的に作り出されたシーツで覆われ、少しばかり弾力を残した素材で固められている、あることに特化した、全天候トラックのような構造の広場だ。

 観衆たちはそのいやらしい競技に、性欲とプライドをかけた声援を送っている。性的な興奮や絶頂は負け。そのルールに支配され、男子は男としてのプライド、つまり欲情せず射精しないよう踏ん張ることに躍起になり、女子は女としてのプライド、つまり男を勃起させ射精させるようあらゆる手を尽くす(ただしルールは厳守)ことに躍起になる。

 これは……姉の妄想世界の定番のひとつ、「変態体育祭」だ! よりによって、このシチュにはまり込むなんて・・・!!

 ここは現実には存在してない私立学校。過激すぎる”性教育”によって、男女が激しく対立し続けている校風だ。

 すなわち、絶頂が敗北というルールに支配され、男の子は勃起するまい、イクまいと必死になり続け、女の子はそんな男子たちをありとあらゆる手で誘惑し、勃起敗北に追い込んで、さらに攻撃を執拗に加えてペニスを律動させようと必死になっている学校だ。

 学校側がそれを推奨しているため、あらゆるプログラムが、そのルールの下で構築されてしまっている。

 この学校は小等部、中等部、高等部に分かれているものの、そうしたルールのために、垣根は相当取り払われており、行き来も自由自在だ。そして、そこで行われる競技大会、すなわち変態体育祭こそ、そのルール発現の最たるものなのである。

 僕は姉の妄想する変態体育祭に、映画を見るような感覚で追体験させられている。登場する人物たちは僕を認識できず、触れることもできないが、男子たちが味わう性的快感は僕の身体にも同時に送り込まれるし、女子たちの行動や肉体は間近でつぶさに見せつけられる。

 目を逸らすことも感触をガマンすることも許されない。ただひたすら、変態体育祭の様子を目の当たりにし、その感触をじかに味わって、余計に射精するだけだ。

 何もしていなくても勝手に精は出てきてしまうが、そこに女子たちの性的刺激が加われば、律動はさらに急激に早まり強まり、射精も長引いてしまう。快感も、現実ではあり得ないくらいに強くなる。姉さんが興奮するシチュに、僕はムリヤリ参加させられているんだ。

 変態体育祭の競技はいくつもあるが、そのほとんどは、小等部から高等部までの、合同で執り行われる。得点制で、なおかつクラス対抗というのも特徴だ。

 参加資格は、小等部4年から高等部全学年までであり、そこに満たない男女たちは、先輩たちのやっている様子を見て、やり方を覚え、さらに異性の肉体や性的な営みについて目の当たりにしながら視覚で学ぶのである。

 クラス対抗ということは、小等部5年4組の男子が高等部2年4組女子と競う、小等部6年2組女子が中等部3年1組男子と競う、などという組み合わせになるし、同学年、同世代相手ということもありうる。

 組み合わせはランダムであるが、その競技はただの運動会ではない。あくまで変態体育祭であり、校庭も性的な営みに適したやわらかさになっている。そして彼らは、男性・女性としてのプライドをかけて、本気で闘っているのである。

 どの競技にも概ね共通しているのが、二段階の競技という点である。そのままセックスバトルをするのではなく、その前にまずは誘惑合戦が行われるのだ。

 男子は幼少の頃から、性的に欲情し、ペニスを隆起させるのは恥ずかしい敗北だと教えられ、厳しく叩き込まれて育っている。だから男の子たちは、自分の生理的欲求を抑え、女子の肢体でペニスを勃たせないよう、理性と根性を張り巡らせ続けなければならない。それは体育祭以外でも、普段から厳しくしつけられている。

 そして女子は、やはり幼いうちから、男子を自分たちの肉体で欲情させ、ペニスを勃起に追いやることこそが女のプライドだと厳しく叩き込まれている。だから彼女たちは、ふだんから肌を極度に露出させ、校舎内でのいくつかのルールに従いながらも、隙あらば近くの男子のペニスを勃起させようと画策し、実行し続ける。

 そのために必要な言動、身体の成熟度、そして魅惑の刺激や肌こすりつけ方法などを、女の子たちは教わり習得し続ける。彼女たちは、男が何によって勃起するかを熟知しており、そのためにはルールの範囲内で手段を選ばず、四六時中、相手の欲情を誘えるように行動している。

 そうした「誘惑段階」を経て、本領発揮の段階へと移行する。女子たちの性的な誘惑には抗えず、男の子たちは情けなくもペニスを勃たせてしまう。姉の妄想であるがゆえに、登場する男たちは屈強にして頑丈ということはない。だいたいが自分の劣情に打ち勝つことができずに、意に反してペニスを女子の肉体誘惑ではち切らせてしまうのである。

 その隆起した敗北感が強いまま、しかし男の子たちはそのペニスをどうすることもできずに、女子たちのさらなる快感攻撃に晒されてしまうことになる。

 女子たちは「まずは勝った」と思い、次の段階としての性感攻撃を始めて、その男子が精を吐き出すまで、決して許しはしないのである。勃起してしまったペニスは、一定のルールの下で射精まで持ち込み、完全敗北にいたる。

 その状況こそ、姉さんが夢想していた最高の状況というわけだ。女子サイドの完全勝利で、この学園はいつもクライマックスになるわけである。

 変態体育祭も同じ段階を踏む。まずは誘惑戦となり、男の子は相手クラスの女子たちに対して、勃起をガマンしなければならない。それでも勃ってしまったら、次の段階として、いよいよ抜きにかかられてしまう。

 競技は、男子の耐久時間や、女子の射精させるまでの速度によって、順位が決まり、得点に差がつく。男子サイドは遅ければ遅いほど、女子サイドは早ければ早いほど、高評価の得点がつく。

 そして、クラス対抗ということは、ひとつのクラスに男女が交じっているために、いくら女子が強くても男子が弱ければ、得点順位は抑えられてしまうことになる。そのための訓練も必要となり、体育祭前には競技に合わせた特訓が連日行われる。

 男子は勃起から射精までの耐久時間を長引かせるよう訓練され、女子は逆に、勃起から射精までの時間を短くすべく誘惑力と性的快感力を高めるよう特訓する。競技は、その訓練の成果を、クラス対抗で試す本番の機会なのである。

 さて、今度の競技は、どうやら高等部の”棒倒し”のようだ。棒倒しといえば、上半身裸の男子が相手クラスの棒を倒していく競技であり、同時に自分たちのクラスの棒は倒されないように防御する闘いである。

 だが、変態体育祭の棒倒しは、それとはまったく様相が異なっている。いうまでもなく男女対抗であり、棒は当然、肉の棒ということになる。そして二段階を踏むので、いわばダブル棒倒しとでもいえるいやらしい競技だ。

 棒倒しに参加できるのは、男子側は高等部のみ。高校生男子だけだ。小中学生は見学ということになる。それに対して女子側は、小等部女子と中等部女子のみである。女子高生は応援に回るしかない。

 したがって、高等部の各クラスにとっては、耐久力を競う競技となり、小等部中等部女子にとっては、早く精を奪って高得点を稼ぐ競技という位置づけになる。

 各クラスから選抜される男子選手は2人と決まっている。2人とも全裸だ。彼らが、小等部女子と中等部女子の性感誘惑攻撃を受ける。

 ひとりは、立てられた赤い棒の前で立つ。彼は後ろ手で棒に縛られ、じっと立ち尽くさなければならない。彼の周囲30センチメートルで赤い円が描かれ、女子たちはその30センチ以内に入ってはいけないルールとなる。

 また、女子たちは縛られた男子に触れてはならない。彼女たちはあくまで、視覚と聴覚に訴えかけて、この棒男子のペニスを隆起させる必要がある。

 少女たちは全員裸になって競技に参加する。この赤い棒の前で立たされている高等部男子を取り囲むのは、ランダムに選ばれた小等部クラス5,6年の女子たちである。

 クラス中の女子たちが、全裸でこの男の子の周囲を取り囲むことができる。そしてその滑らかな肌、上半身のツルペタな思春期肢体、太もも内股、お尻、そして性器を見せつけることで、競技スタートだ。

 小等部女子たちは、さまざまなポーズを取り、彼の周囲を取り囲んで移動しながら、さまざまな娘の脚や胸や性器表面を強く見せつけ続ける。

 高等部は1年から3年まであり、小等部は5,6年の各クラス、どの学年のどのクラスが当たるかは当日にならなければ分からない。が、小学生対高校生という構図は同じとなる。

 高校男子は、10~12歳少女たちの全裸や、各パーツを目の当たりにしながらも、勃起しないように踏ん張らなければならない。

 また、彼女たちは声を出すことも許されるので、次から次へと、勃起しちゃえと囃し立てて、ココを見て、ほらほらやわらかくて気持ちよさそうでしょ、5年生の太ももってこんなにハッタツしてるんだよ触ってみたいでしょナドナド、勃起を促すようにきゃいきゃい騒ぎ立てる。

 彼は、未発達の女子たちの幼すぎる肢体を目の当たりにし、ポーズとセリフの誘惑に耐えながら、理性的に頑として股間を反応させないように踏ん張る。

 ちゃんと審査員が詳細なカメラで監視をしているため、彼は目を閉じたり空を見上げたりして、視覚誘惑を避けることができない。彼女たちを見ることを拒否するのは反則であり、その判定がくだると一巻の終わりである。

 30センチの制約がなくなって、少女たちはじかに男子に抱きつき、半立ちのペニスをフェラチオして、フル勃起させることまで許されてしまう。そうなれば射精までの時間は大幅に短くなり、致命的に不利になってしまう。

 あくまで彼は、少女たちの裸体を間近でガン見しながら、なおかつ欲情しないように、心臓が高鳴らないように、ペニスを反応させないように、過度の緊張感の元で理性を踏ん張らせなければならない。

 彼らは、”高校生にもなって、彼女たちの幼すぎる肉体を見た程度で勃起することは恥ずかしい”と思い込んでいるし、またそのように叩き込まれてもいる。

 胸がほとんど膨らんでいない少女たちを凝視しても、そこに異性を感じるのは恥であり、なおさら勃起なんて許されざる生理反応である。もう大人なのだから、そのちいさな身体、性器、生足を見て、女の子らしいかわいい声や騒ぐえっちな黄色声に負けるなどあり得ないのだ。

 僕は、この男子が相当苦しい精神的な闘いをしているのが分かる。女の娘たちの、上半身がまったくコドモなままの肢体を、たくさん目の当たりにしながら、クラスの中で乳房が膨らみ始めている子を見つけては凝視してしまう。

 胸を寄せるようにして誘惑してくる少女たちの膨らみと、それでいて乳頭はまだまだツボミのままであるギャップを乗り越えなければならない。

 僕自身はすでに敗北者なので、小等部のクラス女子たちを見て、競技開始以降ずっと、ペニスを強く素早く脈打たせ、大量の精を激しく放出させ続けてしまっている。彼女たちの胸、内股、オンナ表面が、目の前数センチまで迫っており、毛の生えていないスベスベの肌を、棒の男子以上に近くから見続けてしまっているのだ。

 僕の方も目を逸らすことはできず、目をつぶっても同じ光景が広がるだけであって、結局、射精快感から逃れることはできない。

 時間の経過に伴って、どんなに訓練されたといっても、若い男子は、さらに若い女子たちの肉体の群を前に、なすすべがない。

 だんだんと、その視線は、少女たちの下腹部と太ももに集中していく。どんなに成長前だといっても、やはりオンナはオンナの形状をしているのであり、その性器のあられもない露出が、次々と見せつけられているんだ。

 彼女たちは交代し、場所移動しながら、クラスの色々な娘のパーツやオンナを見せてくる。片足を大きく上げてワレメを拡げたり、脚を拡げて内股とオンナ表面を突き出したりする。

 さらには、少女たちの上半身だけを見ようと踏ん張る男子に対抗するべく、中腰の少女たち複数の上に、1人の女子が乗っかって、そこで大開脚をしてくる集団もある。どうしても、彼女たちの下半身を凝視せざるを得ない状況に追い込まれる。

 そうして、彼女たちは紛れもなく、子供でありながら女でもあった。素足の形も肌質も、性器も、確実に異性のものにほかならなかった。

 ほぼ100%、高等部男子と小等部女子との間の誘惑合戦は、女子サイドの勝利になる。男子は情けなくも、後ろ手で縛られた状態のまま、ロリ少女たちのあどけなさすぎる下腹部の魅力に負け、ペニスを激しく隆起させてしまう。そこで審査員がホイッスルを鳴らしてタイムを記録、第一段階突破となる。

 しかしじつは、この棒倒しにおいて、男子サイドが一番高得点を稼げるチャンスが、この誘惑合戦なのである。つまり、その先は、ほとんど点を稼げない、女子ばかりに有利な状況に陥ってしまうということだ。

 子供の裸体を大勢分、見て聞いただけであっさり隆起・・・それではあまりにも情けないので、男子たちは一秒でも勃起を遅らせようと躍起になっている。

 それを打ち破るべく誘惑に全力を傾けるのが、小等部のクラス女子たちの役目というわけだ。一秒でも早く勃起させれば、自分のクラスの得点が高くなる。

 勃起してしまった場合に鳴るホイッスルを合図に、男子は敗北を認め、尻餅をついて足を投げ出さなければならない。座る体勢に変わるのである。

 そして女子たちは、次の段階へと進むことが許される。集団で襲いかかってはならないが、ひとりずつなら、30センチ枠の中に入ることができる。もちろん、小等部の女の子は、枠の中で高等部男子に、なまで挿入するのだ。

 体位は、男子が座った体勢であることに鑑み、対面座位か背面座位になる。それ以外でも構わないが、そこでの体位はあまり意味がない。前向きに抱きつくか、お尻をこすりつけるかの違いだ。

 物を言うのは、人数と交代のタイミングである。挿入戦が第二段階ではあるが、あくまでも戦闘であり、女子クラスは、誰ひとり、その勃起した男性のペニスでイかされることはできない。

 誰か1人でも、高等部男子の棒で倒されてしまったら、その時点で負けである。彼女たちにも、わずかながらリスクはある。

 だから小等部女子たちは、挿入時の体位に気を配るよりも、自分がアクメを迎えないようにしながら、ペニスをピストン出し入れで射精に追い込むことの方に注力する。激しく上下しても構わないし、じっくりゆっくりしごきながら幼いオンナの締まりで男根を果てさせることもできる。どういう動き方をするかは任されている。

 小学生たちの幼い膣が、高校生の男根を飲み込む有様を凝視しながら、僕はさらにペニスを強く急激な律動に追い込んだ。この男子が身に受けている性感刺激は、そのままダイレクトに、僕のペニスにも同感触で伝わってくる。

 少女たちがしごけばしごくほど、締めれば締めるほど、僕の方はいよいよ激しく射精し続けてしまう。脈打ち速度が何倍にも膨れ上がり、しかも律動時間がずっとしつこく続いてしまう。

 そして、出し尽くしたかと思った次の瞬間には、何ヶ月も抜いていないのと同じような量の精が、たっぷり溜め込まれて復活してしまい、完全に性欲の虜となってしまう。当然、矢継ぎ早に次の絶頂が訪れることになる。

 一方、男子の方は、やはりまだまだぎこちなく稚い女の子供の腰使いに、ほんのわずか、抵抗力がある。彼はその気になれば耐え続けることができ、股間を踏ん張らせてペニスの硬さを保ちながら、少女の自滅を誘うこともできる。

 簡単にイクなんてどうしても恥ずかしいことだし、体育祭後も後ろ指を指されてしまうことになるから、彼らも必死だ。「ガキのアソコで数秒も持たなかった男」などと言われたくは絶対にない。これで時間稼ぎとして、射精しないように耐え抜くことが求められるわけである。

 少女たちはそれでいて、ペニスで絶頂してしまうわけにはいかない。イッてしまったら審査員の判定が入り、そこで試合終了、男子サイドに高得点が入ってしまう上、自分たちのクラスの得点は最低獲得だ。断固それだけは避けなければならない。

 だから女子は、うっかりアクメに陥らないように気を配りながら、腰を使い続けオンナを締めることになる。

 そして、本当にイキそうになった場合は、別のクラス女子と交代することができる。当然、余裕を持って彼女たちは交代していく。別の少女が男子に跨がり、挿入ペニス出し入れ攻撃を開始。気持ちよさに耐えながら、一定時間で別の少女と交代だ。

 女子は何人交代してもいい。一度に群がりさえしなければ、ひとりずつでありさえすれば、クラス全員に交代順番が回っても構わないし、再び同じ娘がインサートしても違反にはならない。絶頂しさえしなければいいんだ。

 ほぼ全ての場合で、小等部女子たちは作戦を立てている。どうやって誘惑するか、いち早く勃起させるための行動やセリフ、身体の見せ方などを研究する。きゃいきゃい騒いでいるように見えながら、じつは男子の耳には甘美な言葉がちゃんと伝わるように、しっかり計算されている。

 さらに、交代挿入戦の時に、”誰がどの順番で”入れていくのかも、概ね決めてある。簡単に絶頂してしまっては困るので、耐久力のある娘から先に挿入する順番も、ちゃんと計画されている。

 そのため、小等部女子クラスがうっかりイッてしまって終了、というケースは、まず見受けられない。だいたいが、男子側のナカダシで試合終了となる。

 素早く交代され、次から次へと、味わいの違う幼い膣圧としごきの刺激に、高等部でありながら、男子の方が結局耐えきれないのである。

 彼らは一生のうちで最も精力に溢れ、生殖細胞の生産ピッチが早い年代だ。つまり溜まりやすい。

 そのため、成熟をほとんどしていないオンナの交代攻撃であっても、あっけなくイキ果て、誰かの膣内に大量の精液を噴きこぼしてしまうことになる。そこまでの時間が計られて、男子のクラスの得点が決まる。そうそう高得点は稼げない。

 この棒倒し、もう1人選手がいる。僕はその光景も目の当たりにして、さらにさらに射精の快感を強めてしまうのだった。

 ひとりの男子が赤い棒の前に立って、小等部誘惑に負けて勃起したところへ、交代挿入と腰振りを受けている間、もうひとりの男子が仰向けに寝かされている。

 棒の男子が尻餅をついたのを合図に、彼の周囲には別の女子クラスが群がってくる。それは小等部女子とは別枠で設けられた、中等部女子クラスである。ひとつの男子クラスを倒すのに、小中学生が共闘しているのだ。

 1人目の男子が小等部と闘っている間に、2人目は中等部と闘うことになる。ただし、中等部女子はクラス全員参加ではなく、自分たちで決めた5人の選手制である。

 その5人が、仰向けの高等部男子の周囲に全裸で立ち、彼を見下ろして黙って立っている。彼はしばらくの間、目を閉じてじっとしていることを許されるが、それも時間の問題だ。

 ホイッスルが鳴ると、赤い棒に立たされた方の男子が勃起した合図である。その時に彼は目を開け、全裸の中等部女子たちを見つめなければならなくなる。同時に、女子たちは一斉に、彼に太ももやオンナや乳房を見せつけ、その欲情を誘う。

 が、単なる視覚攻撃に留まりはしない。彼女たちの内の1人が、ペニスをじかに掴み、もみもみと全体をやわらかな手で揉みほぐし始めてしまう。こっち側、中等部相手の男子は、”勃起我慢”の機会をほとんど与えられはしない。

 彼は、少しだけ年下で、もはや肉体が第二次性徴真っ盛り、すっかり女らしくなっている姿を目の当たりにしてしまう。

 その膨らんだおっぱい、太めの胴が幼いながらも、下腹部から下は完全に女性的に発達してしまって、その太もも生足は、もっちりした膨らみとハリのある肌触りを誇っている。

 その姿を間近で見て、男子が耐えられるはずもなく、すでに欲情耐久の部分は省略されてしまっているのだ。ペニスを手で揉まれながら震える乳房を見ることになり、勃起不可避となった男子は、あっというまにその股間を大きく膨らませてしまう。

 これは、もうひとりの男子が小等部の女子たちの誘惑に負け、股間を隆起させてしまったために、避けることのできなくなった興奮なのである。

 いきり立ったペニスに跨がり、中等部女子の1人が騎乗位で挿入。半立ちでも、入れられると女子が判断したらすぐさま挿入となる。なるべく時間を短縮させることも大事だ。

 しかしながら、中高生同士での挿入後は、そのまま男女ともにじっとしていなければならない。男子の方は、自分から腰を振ればすぐさま射精してしまうので、じっとすることを余儀なくされている状態だ。

 だが、女子の方はルール上、腰を動かしたり全身を上下させたりしてはならず、騎乗位体勢のままペニスを膣で優しくぎゅうぎゅう包み込むだけとなる。

 そのため、彼女たちはひたすらオンナを締め上げ、その感触だけでペニスを追い詰める必要がある。しごき立てたり揉み回したりすることが許されないため、中学のよく締まる感触のみで、高等部男子を脈打たせなければいけなくなっている。

 1分後、別の女子に交代、やはり騎乗位体勢でじっと動かず、オンナの締まりだけで、ペニスに快感を送り込み続ける。次の娘、次の娘と、5人全員が交代で騎乗位挿入+締め付け攻撃を行う。

 男子はそのやわらかできつく締め上げる膣の感触に耐え、射精しないように堪え続けることになる。

 5分ほど経過すれば、中等部クラスの全選手の交代挿入が完了する。それで、全員の膣圧に耐え、精を吐き出さなければ、男子クラスにチャンスが与えられる。

 その男子が耐久しきった場合、小等部の方の棒倒し男子選手を、1人増やすことができるのである。その男子に向けて小等部のクラス女子たちは必死で誘惑し、棒にくくりつけられている”2人”を射精まで追い込まなければならなくなって、余計に時間がかかるという仕組みだ。

 だが、やはり姉の妄想どおりの展開である。ほとんどの高校生男子は、1人目の中学生の挿入感触だけで、オンナの締まりに耐えきれず、いとも簡単に射精してしまう。

 多くの場合、ペニスを揉まれ、絶頂寸前まで一気に追いやられた隙に、オンナ騎乗位挿入締め付けが待ち構えているので、あっというまに中等部の発達した膣圧に負け、挿入が始まった途端に、ペニスを律動させてしまう。交代要員が登場できるクラスはかなり限られている。

 しかも、未成熟すぎる小等部の裸体の群を見て、勃起を抑えられる男子もそうそうおらず、たとえ増員が叶ったとしても、結局その新しい男子も、少女たちの必死な腰振りオンナしごきには耐えきれず、誰かの膣に精液を吐き出してしまう。

 こうして、小等部、中等部の誰かの中に、2人ないし3人の高等部男子が白濁液を吸い取られ、全員が絶頂の憂き目に遭ったところで、競技終了。その時間の長さが競われる。

 もちろん、勃起するまでが長ければ男子に有利となるし、たとえ挿入になったとしても、その腰振りや締め付けにがんばって耐え抜く時間が長ければ、男子サイドに高得点となる。逆に、すぐに勃たせすぐに射精できれば、その分だけ女子サイドが高得点。当然、競技自体が女子に有利に決まっている。

「ほらほらー! 勃っちゃえー! コウフンしようよー!」
「見てえ! もう私たち、コドモじゃあないよ? こぉんなに……脚が太くやわらかぁく膨らんでるんだよ?」
「おにいちゃあん! ウチら3人のムネ、もうこんなにおっきくなっちゃってる! ね、スベスベでやーらかくって、気持ちよさそうでしょお!?!?」
「早く勃っちゃいなよーー!!」
「勃起勃起ッ」
「勃ーて♥ 勃ーて♥」

 少女たちは次から次へと、高等部男子に自慢のパーツを見せつけ、打ち合わせどおりに、自分の女体の発育良さをアピール、性的に興奮させようとしてくる。

 小等部でありながら、すでに女としては十分に男を欲情させるに足るだけの発達をしている若々しい裸体が、とりわけその下半身太ももが、10代後半のお兄ちゃんたちを大勢でよってたかって誘惑、一気呵成に追い詰めていく。

 男の子たちは、思った以上にかわいらしく、そして異性としての魅惑的な器官を各パーツに具えているのを間近で見て、次々と勃起してしまう。

 校庭の数カ所で同じように生贄になっていく男子たちは、次々と小等部の下腹部を欲しがり、ペニスを隆起させていった。すると、すぐそばで待ち構えていた女子中学生たちが、クラスの別の男子にすぐさま襲いかかり、ペニスを軽く揉んでは騎乗位で自慢のオンナに飲み込んでいく。

 多感な男子たちは、すこし若いだけの、彼女にしてもおかしくない年頃の娘たちの裸をガン見しつつ、そのふにふにした手で揉みしだかれて、あっという間に勃たされてしまう。間髪入れず、選手の1人がペニスを飲み込み、自慢の膣圧でペニスを苦しめ始める。

「どおですかセンパイ。気持ちいいでしょう。」
「いーち、にーい、さーん……やわらかいでしょ。ほら、1分なんて持たないよー?」
「出しちゃっていいよ? はやくいっちゃえー!」
「イーケ! 出ーせ! イッちゃえイッちゃえ♥」

 中等部女子たちも計算して、男の子めがけて心地よい囃し立てを行う。彼らは大きくなってしまった女子たちの乳房を間近で見ながら、そのうちの1人のオンナの感触に包まれ、我慢も限界に達している。

 そして、多くは2人目の交代を待つまでもなく、中等部の娘に射精してしまうのだ。

「あははっ、ムコウではもう出しちゃったんだってー♪」
「諦めちゃいなよ? もうがんばっても、時間稼げないよー?」
「こっちも、ほら、ハヤク出しちゃおうよ、お兄ちゃん♪」
「いっけ! いっけ! いっけ!」

 ちゅくっ、ずりゅっ、ぬむうっ……

 小等部女子たちの腰振り快感攻撃も苛烈を極めていく。いくら成長し切れていないからといっても、男子の方も感じやすく不慣れな状態であり、ちいさく狭いオンナのしごきにいつまでも我慢しきれない。

 結局、未発達な締まりながら狭い膣の感触に耐久しきれず、ごくごく短時間で、10~12歳のロリ膣に、情けない快感の汁を放出していく・・・。

 彼らは小等部ごときに敗北したという恥辱と、悩ましく吸いつく太ももの感触、ギュウギュウしごくオンナの圧迫に、我慢できないほどの快楽を味わい、あっさり体液を奪われていってしまう。

 決着は早々につく。男子のクラスたちは小等部にも中等部にも打ち勝てず、女子たちの両クラスに高い得点を持って行かれてしまう。いくら訓練しても、思春期や第二次性徴の少女たちの肉体の魅力には勝てる見込みなし。小等部にも中等部にも、易々と精を奪われてしまう。

 どの学年の女子にも勝てはしないということが、こうして変態体育祭をとおして、確実に男の子たちの全身に叩きつけられ、身をもって思い知らされていく。

 普段からクラスメイトや先輩後輩たちに抜かれ続け、ある程度の訓練も重ねておきながら、実技競技ではやはり、彼らは女の子たちには弱い。その肉体の虜となり、理性で欲情を抑えきることもできず、欲情したら、今度はその肉体そのもので、じかに精を抜き取られ、敗北してしまう。

 どのクラス男子も、非常に早い時間で敗北してしまうので、競技全体もほとんど時間をかけずに終了していく。そうして、次のいやらしい競技が、学年クラス対抗で行われていくのだった。

 僕は、少女たちの肌を、脚を、オンナを、胸板を見続け、アップでガン見しながら、勝手に射精し続けている。そればかりでなく、男子たちが身に受けている快楽や心地よい感触はすべて、僕自身にも同時に伝わってくる。

 つまり、ドッペル効果よろしく、複数箇所で男子が挿入の憂き目に遭っていれば、僕は同時に、彼らのペニスが受けている膣圧を、何人分ものオンナの感触を味わい、感じさせられてしまう。

 小中学生の膣が重なって自分のペニスにも襲いかかっている。その中でズリズリとしごく感触は小等部の娘たちのものであり、ぎゅうううっと強く締まるオンナの圧迫は中等部の娘たちのものと分かる。

 両方を同時に味わい、僕のペニスは何倍もの快楽の中に押し込まれて、脈打ち速度も考えられないくらいに早まっている。そして、絶頂の感覚はいや増しながら、延々と終わることなく続けられていくのだった。

 姉の妄想内では、姉自身が絶頂すればマスターベーションも終わるが、この異様な快楽世界では、競技は永久に続く。

 男の子たちは次々と、少女たちの肢体の虜となって勃起、すぐさま誰かの膣内に精を吐き出していく。そして僕は、彼らが身に受けているであろう気持ちよさが何百倍にも増幅されているみたいに、一秒も休まず、激しく股間を律動させ続けているのだった。

 決して飽きることのない快感競技の坩堝で、僕はすっかり、女の娘たちの全身と性器にほだされ、何もかもを投げ出して、性感に浸り続けるだけの存在になってしまった。もうこれ以上、何かを考え続けることができない。

 僕は少女たちの身体のあちこちを凝視しながら、股間に受ける彼女たちの締め付けしごき攻撃に、絶え間なく気持ちよく果てっぱなしになるのだった。



###ゲームオーバー###


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