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少女遊戯9


 やはりこの悪姉から倒して、一気に形勢逆転を狙うことにした。

 小学姉とその友人、中学生グループ、高校生グループ。比較したときに、一番性的に未熟ながら、性欲だけが急激に強まった時期……そんな僕を誘惑したのは、やはりこの中学姉だ。だからこそ僕はこのグループ、中学姉とみや子と美穂を先に倒そうと決心した。

 しかし、そこにドッペル効果が加わり、急激に不利すぎる状況に叩き込まれたのだった。それぞれの年代の肢体を肌で味わいながら、中学組と挿入戦をするということが、これほど快楽に満ち、危険な魅力に溢れていたことを、覚悟した上でのの戦闘となる。

 つまり中学生たちこそ、顔立ちが幼いながらも肉体の発達が進み、女性らしく変化していく年代なのであり、とりわけその下腹部、太もも生足が女らしく肉厚になり、もはや大人の女と変わらない搾精能力を誇っていることが、その成熟ギャップこそが、最大の脅威ということになる。

 僕の想い出補正にとって、第二次性徴を迎えた少女たちの、昔のままの姿を3人も相手にすることは、もっとも強烈に精神を弱体化させ、その肌触りの良さを、あこがれていた以上に実感させられる相手たちである。

 まして、ほんとうに挿入してしまい、彼女たちのなまの感触をペニスに味わってしまえば、もう完璧に女性である肉壺は、容赦なく男根から精液を奪い取れる能力を獲得してしまっている。

 上半身も個性豊かで、成熟度によってまちまちの胸の膨らみ方をしている。みや子がそのいい例だ。大人と変わらない巨乳を持っていて、しかも当時の彼女と違い、その乳房を強力な武器として、いつでも駆使しようとウズウズしている。

 大人になってもあまり膨らまなかった姉さんの乳房とは対照的であることが、中学時代の彼女たちの容姿から、容易に見て取ることができる。

 そして、その滑らかな腕、まだまだずんと太いままのウエスト、なにより子供っぽい飾り気ない顔立ちは、下半身の女らしさとはまるで違っていて、それがあどけないかわいらしさとして、かえって強い凶器に変貌している。

 同世代の男の子ならひとたまりもなく、女子中学生たちの肉体のどこもかしこもで、数分も持たずに爆発してしまうだろう。だからこそ彼女たちは、年長の若い男を狙おうとすることが多い。同年代など幼すぎて相手にならないというわけである。

 実際に、たとえ大人の男が、ある程度の経験を持って少女たちに挑もうとしても、この若娘たちの見た目と肉体とのギャップに、そのあまりの可愛すぎるみずみずしい肉体に、たいして精力も持たずに出し切ってしまうことは目に見えている。

 子供のはずなのに、乳房も少ししか膨らんでいないだけの未熟な相手のはずなのに、そのスベスベの脚は急激に成長していて、ゾッとするほど心地よい肌触りと弾力を持ち、そして膣圧も、十分にペニスを脈打たせる具合の良さに仕上がっていて、思った以上の快感を、その股間と両脚に感じたまま、どうすることもできずにあっさり精液を奪われてしまうだろう。

 14歳くらいの若すぎる女の子たちには、それだけの高すぎる攻撃力があるのだ。

 よりによってその中でも、最大限に凶悪な中学姉から先に倒そうというのは、無謀であるようにも感じた。じっさいに、無謀ではあった。おそらく僕にとって、この中学姉こそ、いちばん射精させられやすいリスクを持つ相手だったのかも知れない。

 性に目覚め、最も身近で頻繁な、しかも尋常でない好色さを具えた異性こそ、この中学姉なのだ。あの当時の姿のままの中学姉は、しかし強化も相まって、おとなと同じ経験知識量を持っている。

 大人になった姉さんの経験の記憶もテクニックも、当時持っていなかったはずの中学姉にインプットされている。もちろん攻防精すべてが高い。そんな彼女に対して、他の娘たちよりもひときわ魅力を感じるのも無理はなかった。

 一番感じやすかった、イキやすかった頃の自分が、オナニーのオカズにしていたのが、ほかならぬ中学姉なのだ。そして、当時のままの美脚がどうしても、あのころの高鳴る性欲を強くフラッシュバックさせる。あこがれすぎて毎日その脚を見、また想像しては自分で抜いていた頃の生足だ。

 それが現実に、僕の肌に強烈にこすれてしまっている。

 そんなリスクの姉さんをあえて真っ先に倒そうというのは、最も強い敵を倒してしまえば後がラクだ、という計算によるところが大きい。そして、そこでいかに精力を温存させられるかが、勝敗の分かれ目となるだろう。

 ギリギリでこの中学姉に勝利できても、みや子や美穂がすぐさまペニスを飲み込んでくる上、ほかの年代の娘たちは相変わらず、僕の全身にスベスベの若肌をこすり続け、ドッペル効果で、僕の股間のあらゆる性感ポイントを、執拗に攻撃し続けるだろう。

 中学姉をイかせた直後にこっちが射精してしまえば、やはり僕の負けだ。そこは気をつけないといけない。

 中学姉に対する勝算自体はあった。もう、あのころの、性に目覚めたばかりの、刺激に弱すぎる僕ではない。多くの女たちと体を重ね、そのオンナをペニスに味わい続けて、耐えきってきたのだ。

 のみならず、女体の感じるポイントを心得、腰の振り方、手の動かし方、セックスバトルでの防御や精力温存の方法、射精に至るプロセスも理解して、そうならないように仕向ける体勢や動きなど、完全に身につけてしまっている。普通の大人の男性とは違うんだ。

 女子中学生という強烈な肢体であっても、十分ガマンしきれる自信があるし、あのころの凄艶な美少女姉であっても、むしろその性癖を知っているからこそ、逆転勝利に導くことができる。そうやって大人姉も倒せたんだ。今度も、自信を持って彼女を乗り越えられるに違いない。

 ただ、やはり中学姉の太ももを絡ませることだけは、どうしても避けたかった。その生足の感触がスリスリし続ければ、いかに経験を積んできた僕でも想い出補正に負け、当時の気持ちよさがぶり返して、意に反して股間の律動まで追い詰められてしまう可能性が、強く残ってしまっている。

 ただでさえ、未知数のオンナの具合が、これからペニスを包み込もうとしているのだ。その快感は、最小限に抑えておきたい。そのために、当時彼女のパーツであまり意識してこなかった部位、すなわち背中やお尻を重ね合わせることが得策と判断した。

 僕は中学姉をうつ伏せにして、その上に優しくのしかかった。肩や脇腹をかわいがりつつ、股間を姉のお尻に這わせ、ペニスを中学姉の臀部に滑らせた。すると彼女は緩く脚を開いて脱力し、やや腰を突き上げるようにして、挿入の準備を整えた。

 姉さんのお尻……すっごいやわらかい……。中学生でも、臀部はこんなにモッチモチにしっかり膨らんで、安定した吸い付き具合と肉付きの良さを誇っていたのか。

 僕はペニス先端をオンナ表面にあてがい、うつ伏せの彼女の上から、ペニスをぐいっとねじ込んでいった。姉さんもそれに合わせて、早く根元まで挿入しきってしまいたいとお尻を上げてくる……。

 ぐにゅうっ……。

「あふっ……」

 僕は上半身を、姉さんのヤワヤワした背中に密着させながら、ペニスをツルツルのオンナの中に根元まで入れてしまった。

 その途端に、股間には強すぎる快感が押し寄せてくる……こんなにも、姉さんの中って熱くたぎっていて、締まり心地良く、甘美な肉の圧迫が強く優しくペニスの内側奥深くまで食い込んでくるのか。

 大人姉と闘ってその感触は知っていたが、それでも、中学時代の少女膣は、ひときわよく締まり、内部でぐにぐに蠢いて、ペニス全体を揉み回してくる。

 同時に、彼女のお尻の弾力が、思ってもみないほどやわらかで心地よいことに、想い出補正が大いに混乱してしまう。

 あのころの僕は、姉さんの脚ばかりに目を向けてしまっていたが、まさか、その臀部がすでに、おとなの弾力とどこまでもめり込むプックリもちもち質感を具えていたとは、夢にも思わなかった。

 だから当時、彼女のお尻を思い浮かべてオナニーする機会はほとんどなかった。しかしながら、実際に中学姉のお尻に自分の腰を押しつけてしまうと、そのぷにっぷにの弾力は、あくまでもぽよぽよと潰れながらも、しっかり僕の下腹部を跳ね返す若々しい密度を保っているのだった。

 それでいて、その肌はどこまでもきめ細かく、くっつくたびに吸いつくように肌細胞が密着してきて、離れるとピリピリと剥がれるように、臀部の肌が名残惜しくねばっと腰から取れていく。上下するたびに、その心地よい吸い付きは続けられた。

 中学生のお尻って、こんなにもやわらかで心地よい感触を誇っていたのか。大人の女性の臀部が、きわめて高い攻撃力を持っていることは分かっていたが、まさか中学姉が、強化されてはいるけれどもそれ以上に、持ち前のぷるんとした肉の震え方をしてくるとは、ちょっと計算外だった。

 彼女の背中も、スベスベでしっとりしており、こちらが蠢くたびに、スリッスリッと悩ましくこすれていく。女性的なのは、前半身だけではなかった。むしろ撫で肩の背中も、女性らしい丸みを帯びたしなやかな造りとなっており、十分に男を虜にする大きな肌の平原を演出してしまっている。

 うつ伏せの体勢でお尻と背中を密着させる男上背位は、生足攻撃を回避できる反面、ヒップの弾力とオンナの締まり、そして何より、下の女性が大きく腰を上下に跳ね上げて、もっちもちのお尻をペッタンペッタン男の腰に叩きつけ潰しながら、激しくオンナでペニスをしごき立ててくるという、精力消費に高いリスクを伴っていたのだった。

 いや……この体位のこうした欠点は、百も承知していたはずである。そして、これまでもこの体勢で、下のオンナをペニスの腰振りだけでイかせ倒してきたではないか。ただ想い出に新しい刺激が加わって、改めて中学時代の姉さんの魅力に、大人になった自分が驚かされているだけだ。

 こんな……身体だけ図々しく大きくなり、少年時代の僕の性癖を歪めた中学姉の、オンナ&お尻の快感攻撃になんか、負けてたまるか。

 うつ伏せ少女の上にのしかかっていることは、こちらも自由に腰を動かせるということでもある。

 ぷよんぷよんと弾ける女尻の心地よさが、ピストンするたびに僕の腰を覆い、キッチリと性感刺激を伴って跳ね返してくるのだけれども、またさらに、出し入れするたびに姉特有の、ペニスのどこもかしこもを、快楽一色に染め上げるこの名器のしごきが加わるのだけれども、それでも僕は、大きく素早く腰を上下させ、中学オンナを激しく責め立て続けた。

 やはり……強化されていて、当時は持っていなかったはずのテクニックや知識はあるけれども、中学姉には、実感を伴う経験値が乏しい。分かってはいるけれども気持ちよさをどうにもできない、という感覚だ。

 大人姉にはそれができたけれども、中学姉には、本物の経験に基づく股間の我慢を継続することは困難なようだった。

 僕の攻撃は確かに功を奏し、オンナの締まりとしごきによる反撃にもかかわらず、姉自身が急激に精力減少し続け、僕が動くたびに、彼女はうつ伏せの全身を震わせて、どうしたら耐えられるか分からないような、ペニスの太くて硬い摩擦の連続に、大きく呼吸を乱し続けていた。

「んっく……こっ、これでどうだっ!」

 姉さんは脚を閉じ気味にし、わざとお尻に力を込め、きゅっと引き締めるようにしながら、やや腰を持ち上げて応戦し始めた。

 すると、お尻の肉が女性らしいやわらかさを保つ面積がやや狭まり、僕の腰全体に拡がる臀部の弾力は、より限定的に、ペニス周辺にばかり集中するようになった。

 だが・・・中学姉のその体勢は、ペニスへの快楽に集中する分、いっそう攻撃力を高めるものだった。お尻が引き締まったために、その肉厚なぷるぷる部分は、ペニスに一斉に押し寄せている。

 このことは、ペニスのピストン位置にかかわらず、たえず女の肉のどこかしらで、必ず棒部分を締め、悩ましくこすり、圧迫を伴いながらしごき立てる感触を強化することでもあった。

 ペニスを深くねじ込んでいる瞬間は、中学姉のフィットするオンナが容赦なく攻撃を加えてくる。

 その内部は、ペニスの感じやすいところばかりを執拗に付け狙う姉さんらしい感触であり、弟の弱点だけを心地よく刺激しながら、同時にペニスの芯や尿道内部にまで、きゅんきゅんくすぐったい心地よさを染み渡らせ、さらにお尻の奥にまでその快感を拡がらせる性感的魅力に満ちあふれていた。

 この当時から、姉のオンナは僕を一番感じさせるように仕上がっていたのだ。

 そして、ピストンしている以上、ペニス先端以外がオンナの外側に出てくる瞬間もある。

 その瞬間には、彼女のお尻の肉が押し寄せていて、その柔肌で、棒部分をがっちりホールド、滑る感触で、お尻の肉がペニスを優しくやわらかく、それでいてぎゅうぎゅうと圧迫させながら、棒集中でしごくようになる。

 つまり、僕が腰を上下させ続ければ、オンナ内部かお尻の肉いずれかで、ペニスが常にやわらかな感触の中でこすられ続けることになってしまっていた。

 僕が激しく動けば、中学姉は感じまくり、大ダメージを受けているけれども、彼女が男上背位でお尻を引き締めたことで、こちらもまた、同様の大ダメージを受けるようになってしまった。

 まずい……このままこの動きを続ければ、良くて相打ち、ヘタをすれば彼女の中で精液を爆発させてしまいかねない。よしんば中学姉を倒せたとしても、みや子や美穂との連戦まで持ちこたえられるのだろうか。そんな心配が頭を過るほど、中学姉の攻撃力が上がってしまったのだった。

 幸先よいスタートとは言い切れなくなってきた。

 彼女の臀部の感触に、驚くほどの魅力と性的意識が向いてしまったこと、強化知識で男上背位の反撃の仕方を、彼女が心得ていたこと、ペニスがいつまでも女の肉に包まれっぱなしなのに、なめらかなしごきが続いていることが、殊更に中学姉の下半身と背中の美しく甘美な感触が、このバトルを対等な状態にしてしまった。

 対等なままでは、敵女の人数がこれだけ多い以上、確実に僕に不利なままとなる。

 じっさい、僕の全身もまた、少女たちの性感攻撃にひっきりなしに晒され続けていた。全身の性感神経がまんべんなく刺激されているのは、ドッペル効果によって、小学組と高校組に集中攻撃を受けているせいだった。

 小学姉、れな、ひな子は、ドッペルゲンガーに3方向からしがみつき、あいかわらず自慢の生足を駆使して、僕の両脚にこすりつけ続けている。もちもちシコシコした、女性太もも特有の肌触りの良さが、隙間なく両脚を這い回り、どこもかしこもを、女脚の心地よさに包み込んでいた。

 細っこい素足ながら、ちゃんと内股はぷにっと膨らんでおり、さらに吸いつくみずみずしさは、子供なのにあまりにも女性的で、すらっとしたふくらはぎの群れもまた、僕の膝下を滑って、その感触の良さを存分に刻み込んでいた。

 少女たちは、自分の両脚が男を思いっきり感じさせることを熟知しており、太ももも膝裏もふくらはぎも、ツルツルしていて、いちいちゾワゾワする気持ちよい触り心地を誇っていた。

 彼女たちはドッペルに纏わり付きながら、分担し合って大人の両脚のすべてを、確実に生足全体で愛撫し続けている。それは、子供時代の僕が見てあこがれていた、お姉ちゃんたちの素足の感触そのものであった。

 僕の内股を、何本もの小学足が滑っていくたびに、ぞくぞくっといい感触が、股間からお尻の奥へと突き抜けていく。

 女子たちの美脚によって、想い出補正は最大限に発揮され、それぞれの太ももが誰のものであるのかまで判別でき、そのたびに記憶の彼方から、実感を持ってはっきりとお姉ちゃんたちの脚の形状が思い出され、さらにそれが本当の感触として、自分の両脚に絡みついて離れない。

 女の娘たちは、僕の両脚を埋めつくすことで、自分たちがいかに僕の性欲を引き出してきた”始まりの異性”であるかを、これでもかと叩き込んできている。

 僕は中学姉の膣とお尻に翻弄されながら、まったく同時に、小学組のスラッとした両脚群の餌食になっていた。それが殊更に、僕の精力を削り、滑り回る感触の摩擦で、いつでも感極まれるほど気持ちが高ぶってしまうのだ。

 そして、僕の股間まわりと上半身は、高校生グループたちの担当だった。彼女たちはもう1人のドッペルゲンガーに、あえて生足こすりつけ攻撃をせず、ペニスへの直接攻撃も避けた。

 それは、太ももの感触の良さを小学組に任せ、子供時代の僕の想い出補正を最大限に引き出すためであり、そして、ペニス棒部分への気持ちよさは、あくまで中学姉のオンナとお尻の肉によるものであることを、僕に思い知らせるためだった。

 その代わりに彼女たちは、ペニス周辺の股間部分やお尻、内股、そして上半身へと、やわらかでスベスベした女手を、素早く這い回らせ続けた。

 彩咲の両手が、ドッペルゲンガーの内股付け根、ペニスの横側のくすぐったいところ、玉袋と会陰を担当した。彼女は、しなやかな指先で脚の付け根をくすぐったかと思うと、もっちりした手のひらで玉袋を撫でさすり、矢継ぎ早に会陰に指先をあてがう。

 棒以外の股間部分を、彩咲はどこまでもくすぐり愛撫し撫で回す。指も手のひらも甲も、おとなの女手と同じく、やわらかでしなやかすぎる手つきを誇っていた。次から次へと攻撃部位を変えるため、僕は股間のあちこちに加えられる、少女の手の動きに翻弄された。

 高校姉はドッペルの背後に陣取り、僕のお尻を撫で回したり、背中を撫で回したりして、滑る手のもちもちした感触を刻みつけている。お尻を揉み、背中をさすり、両腕を撫でこする。

 高校姉もまた、変幻自在に愛撫箇所を変えてくるため、僕本体に送り込まれる、彼女の手の快楽も、対処できないままだ。

 幸子は胸板と脇の下を重点的に攻撃してきた。ドッペルの両乳首を執拗に指先でこねくり回し、つまみ、胸板を撫でさする。胸部分にばかり集中する手や指の動きが、ぞくぞく心地よい快感となって、一気に僕に押し寄せる。

 かと思いきや、ぎゅっと幸子のおっぱいが僕の胸板で潰れ、その手は僕の脇の下へ。コチョコチョとくすぐりながら、女子高生として存分にハッタツした若い乳房を、僕の胸板でグニュグニュ滑らせ続けてくる。

 彼女の胸と手の動きに、僕の上半身はとろけそうな心地よさに包まれてしまっている。

 それぞれのドッペルたちに、交代で小学生と高校生たちがキスをしてくる。ねじ込まれる舌のやわらかさも個性豊かであり、誰が自分の唇を塞いでいるのか、そのぷるんとした口のやわらかさもはっきり感じ取ることができ、れなとキスしている、高校姉とキスしているなど、そのつど心臓が高鳴るような唇攻撃が加えられた。

 キスが終わるとすぐさま、彼女たちは脚や手や胸で”持ち場”に戻り、しつこくしつこく無抵抗なドッペルたちに全身愛撫を続ける。ときには2人が同時にキスをしてくるので、僕の口の中には、2本の女舌が入り込んできた。

 こうして全身まんべんなく、女子たちの身体の感触に覆い尽くされながら、ペニスは中学姉のオンナとお尻の攻撃に晒され続けている。

 長期化すればするほど、対等どころか、体液を中学姉の膣かお尻に奪われ、中に出し切ってしまうか、お尻の肉にめり込ませた状態で白濁液を吐き出してしまうか、いずれにしても強すぎる快楽とともに、自分の肉体的な生命は終焉を迎えてしまう。何とか逆転しなければ。

 だが、みや子と美穂もただ見ているだけではなかった。

 よくある集団モノのAVは挿入係が決まっていて、それ以外はうるさく騒いだり見ているだけだったりして、「裸になった料」だけもらう構造になっている。おそらく経費削減の一環なのだろう。時代がくだるごとに出来映えはどんどんケチ臭くなっているのが露骨に分かる。

 しかしながら、いまは、ガチでセイシを賭けた闘いなのだ。敵女の誰ひとりとして、手を抜く者はいない。必ず、1ポイントでも多く僕の精力を消費させるよう、着実かつ効率的に快感攻撃を与え続けてくる。

 見ているだけの少女など一人もありはしない。あったとしても、交代要員として精力温存などの作戦によるものであり、僕をイかせるためなら何だってすることに変わりはないんだ。

 みや子も美穂も、男上背位の邪魔にならないように配慮しながら、そんな温存要員として、性交を徹底的に手伝う立場を貫いた。

 高校組が手による愛撫、小学組が生足による攻撃をしているので、2人は手も脚も使ってはこない。あえて分けることによって、それぞれの感触が誰のものであるのかを、いっそう際立たせる狙いがあった。

 また、僕の手による愛撫攻撃で徒に精力を消費し、アクメに陥ってしまわないよう、彼女たちは僕の腰の両側にはり付いて、僕を男上背位に集中させる。彼女たちはいつでも、交代して性感攻撃に移る準備が整っている。

 中学姉が大ダメージを受け始め、体勢を変えてお尻の肉でもペニスをしごくようになってから、この2人の緊張感は一気に高まっていた。

 僕の動きは激しかったけれども、こちらが動けば動くほど、ペニスが女の膣やお尻で刺激されてしまうことが分かり、ドッペル効果で精力が余分に消えていってしまうことに気付いて、どうしても自然と、腰の動きが鈍くなってきてしまう。

 攻撃よりも守りの方を、身体が勝手に重視し始めた証拠だった。その兆しを、美穂もみや子も見逃さなかった。

 彼女たちは僕の腰やお尻を掴み、息を合わせて両手で僕を上下させてくる! 少女たちに腰を上下させられ、僕は大ダメージを受けるようなピストンを、強制的に続けなければならなくなった。

 みや子も美穂も、ほとんど正座するような格好で、膝から上、特にお尻を跳ね上げるように全身を上下に揺すり、それによって、彼女たちの手の上下を力強いものにした。

 みや子の発達しすぎた乳房が上下にいやらしく揺れ続けている。まさに全身で力ずくで、僕の腰を無理にでも上下させ、ペニスを激しく中学姉で出し入れさせ続けた。

「うぁあ……」

 僕は中学姉の滑らかな背中に上半身をこすりつけながら、いまさらのように、彼女の臀部のやわらかさにムニムニ酔いしれ、お尻の肉でもオンナ内部でも快感に満ちあふれていることに、ぶるるっと頻繁に震えてしまう。

 そのつど、いつ射精してもおかしくない多幸感が、お尻の奥からきゅんきゅんと突き上げてしまう。中学姉もみや子たちの動きに合わせて、自分から腰を上下させ、強く激しくお尻をぶつけながら、ペニスをオンナでぐにぐに揉みしだいて、これでもかと突き上げてくる!

「だ、だめっ……」

 僕は思わず、強く腰を引いてしまった。ほとんど反射的な動きだった。計算で動くことができないくらいに、身体が危険信号を発し、強引にでも引き抜くよう、勝手に動いてしまったのだった。

 射精すれば、精神だけは、生きたままこの異世界に囚われ続けるが、二度と元の世界には帰れない。それはすなわち命がけの、快感に対する闘いなんだ。気持ちよさに負ければ、精子を吐き出して満足かも知れないが、その後に待っているのは、永久の絶頂だけである。

 止まることも終わることもないセックスの快楽だけで脳が満たされ、結局それによって、自分のアイデンティティを、理性もろともに失ってしまう。つまり射精は、事実上僕そのものの死を意味するのだ。絶対にイクわけには、行かなかった。

 だが、その生理的な動きは、両側の娘たちにとって、安堵の材料であると同時に、絶対的勝利を確信させる要因にもなった。

 シュッシュッシュッシュッシュッ!!!

「だめだよー抜いちゃ。」
「んぐっ!」

 隆起を保ったまま中学姉のお尻の方を向いている、垂れ下がってヒクついているペニスを、美穂は数回だけ、下に引っ張るようにしごいた。

 中学生とは思えない手コキのテクニックで、しかもモチモチした悩ましい女手のやわらかさを、十分に具えている美穂は、挿入を解いたばかりのペニスを、シュッシュッと素早く刺激してきた。

 棒を掴んで離さず、根元から先端までを、やわらかな手のひらで包み込んだまま、ぐいっぐいっと全体を手でこすり立て、左手で亀頭先端をくすぐってきた。

 そして、そのままイかせてしまうのではなく、彼女はパッと手を離して、ベニスが律動する寸前の状態を維持した。引き抜いた瞬間に、美穂の手コキに遭い、快楽から逃れたはずのペニスが、女子中学生の生手の刺激を受けた。

 一秒たりとも休ませてはくれない刺激に、ペニスは限界を迎えようとしていた。

 だが、美穂は手を離したまま、数秒間じっと、ニヤニヤしながらペニスを見つめていた。

「ほぉら、お姉ちゃんのナカに、ちゃんと入れないと。もう1回、入れ直しなよ?」

 ペニスは今にも、中学姉のお尻に引っ付いてしまいそうだった。実際彼女が腰を持ち上げてしまえば、ペニス先端は、すぐにでも中学姉の臀部へ潰れていただろう。

 イク直前の、カウパーを大量に滴らせたペニスが、中学姉のお尻の寸前で、空気中に晒されている。だが、快感刺激が一瞬止まったからといって、それは決して休息にはならなかった。

 少女たちはもう、締める姉のオンナにペニスが追い詰められていることを確信していたし、事実そのとおりだった。そして、あくまでも中学姉のオンナで、精を絞り取るつもりなのだ。

「早く入れ直さないと、私の番だよー?」

 みや子が手をワキワキさせる。その間じゅうも、高校生グループはペニス周辺や上半身を両手で愛撫し、小学組は隙間を作らないように太もも生足で僕の両脚を完全に塞いでいる。快楽そのものは一秒も休むことなく続けられていた。

「ハイ時間切れ~♪ 入れちゃえ入れちゃえ!!」

 ちゅっこちゅっこちゅっこちゅっこちゅっこ!!

 みや子がペニスを軽くつまむと、特に先端亀頭に力を入れる要領で、ペニスを引っ張るようにしごきまくった! そしてすぐさま手を離し、ペニスが律動する間際である状態を、注意深く観察している。

 急激に押し寄せる絶頂感覚。もう美穂にもみや子にも触られていないのに、イク直前のキュンキュンくすぐったい刺激は、すでに体内を駆け巡ってしまっている。我慢して堪えようとしても、脈打ちそうになるペニスを抑えきることが極めて困難だった。

 だが、そんなギリギリの瀬戸際でも、なんとか逆転に到って、ヒヤヒヤした経験もある。まだ、なんとか・・・・・

 ぐにっ!

 中学姉のオンナ表面が、亀頭先端に強く押し当てられ、やわらかに包み込む!

「うああダメだってば!」

 僕はさらに腰を強く引き、膝を立てようと下半身を起こした。

「こっちのセリフだよ。ダメだってば♥」

 美穂が両手でペニスを包み込むと、ぐにぐにっと揉みしだいた。

「ちゃんと入れないと、また手コキしちゃうよ~?」

 美穂が手を離したらみや子がスタンバイしている。ペニスは、中学姉に男上背位で再挿入するか、両側の女子中学生のやわらかな吸いつく手で、超絶テクの手コキを受けるか、究極の選択を迫られていた。

 挿入を続けなければ、みや子の番だ。その間じゅうも、イク直前のあの感覚は、収まるどころかどんどん強くなるばかりだ。

 一瞬のためらいがあった。

 挿入をやり直せば、確実に姉ちゃんの膣かお尻で抜かれてしまう。かといって身を起こそうと思いっきり動けば、両側の2人の女手が何をしてくるか分からない。”どう反撃するか”を考える余裕がなくなっている時点で、もうだめだった。

 みや子が数回、ペニスを手コキで責めた。強く素早い動きで、シュッシュッシュッと滑らせるように手の筒が棒をしごき立てた。そして、彼女はまたもや手を離した。

「~~~ッッ!!!」

 びゅ! びゅ! ばしゃああ!!

 ペニスから勝手に、体液がほとばしる。誰にも触られていない状態だが、その直前に散々刺激されたので、快感は持続していた。

 そして、射精の生理反応が勝手に始まると、もはや脳は生殖細胞を尿道から押し出す指令を出し、その指示どおり、玉袋の白濁液は、激しく脈打ちながら、どんどん亀頭先端から大量に吹きこぼれていく!

「あはは! いっぱいかかってるね! どぉ? おねえちゃんたち、気持ちよかったでしょぉ?」

 中学姉の発達したお尻に、精液のネバネバした白い液体が、たっぷり振りかけられ続ける。散々溜め込まれた上、性感がすべてとなるこの世界で、命取りとなる射精は、まさに生命そのものを吐き尽くす勢いだ。

 射精はいつまでも続き、数秒で終わるはずの絶頂も、数分は続いた。さらに、脈打ちも、無刺激で勝手に精液が飛び出したがゆえに、はじめの1秒くらいは少量だが、それ以降は堰を切ったように、通常の何倍もの律動速度でひっきりなしに射精し続けてしまう。

 絶頂の気持ちよさは、元の世界の快楽を遥かに超えているのに、何分も終わることなく途切れずに続けられた。何も考えることができず、僕は姉さんの背中を凝視しながら、そのお尻めがけて体液を発射し続けた。

 自分の意志とは関係なく、強すぎる快感とともに、精液が出続け、完全に我を忘れた。

 小学組の生足の感触をひたすら味わいながら、高校組の手のひらの感触一本一本を敏感に察知している。

 そして、僕は無意識のうちに、中学姉のお尻にペニスを押しつけ、そのやわらかく潰れる弾力を股間に感じながら、腰を左右にひねって、お尻の肌でペニスをこすりつける。臀部のワレメにも、遠慮なくペニスをこすりまくった。

 ぬりゅぬりゅと自分の体液で粘ついた中学生女子のお尻が、ひときわペニスの性感を高めたまま維持した。

 射精している間、小学組や高校組の女子たちが交代で、太ももでペニスを挟み、棒に潰れる内股の圧迫を、存分に味わわせ始める。射精が何分も続くので、脈打っているペニスを挟みながら、彼女たちは嬉々として、自分たちの勝利に沸き立っていた。

 娘たちが交代しても、射精は留まることなく終わりを迎えないのだ。

 そうして、やっと、ペニスの脈打ちが終わると、一気に強い疲労感が全身を襲った。完全に意識を失っていくほど、脳の血流がなくなっていくのを感じる。意識がもうろうとするなかで、少女たちがクスクス笑ういたずらなかわいい声を聞いた。

 こっちの世界の射精、すごくイイでしょー。ゼンゼン違うでしょー? これから、同じ感覚がずっとずっと続くからね。ずっと一緒、だよ?

 そう・・・この、今までにない強すぎる性感と絶頂が、これから先、永遠に途切れることがなくなるのだ。敗北してしまった以上、決して抜け出すことができない。

 意志と無関係に精液が吐き出されるのと同じように、意志と無関係に僕は気を失った。

 気がついたときには、もう完全に別世界だった。姉の妄想世界に陥り、それを追体験することによって、僕は性感と女体にまみれ、一秒も収まることのない、射精を続けるだけの身体に変えられてしまったのだ。

 男の、”気持ちいい”という感覚、それがピークに達する射精時の精神状態。その精神エネルギーこそ、淫らな魔族の格好のエサである。

 悪魔たちは、物質としての精液を欲しているのでもないし、タンパクもどうでも良い。増して、生殖細胞や遺伝子など問題外だ。彼女たちは、男たちに性感を与え、絶頂に至らしめることで、その精神力を魔力にしている。

 だからこそ、快楽に負けて精液を奪われることは、魂ごと精神エネルギーを提供することに繋がる。魔族に精気を奪われ、その虜となった以上は、その男の精神は、永久に魔の者のエネルギー源として乗っ取られてしまうのだ。

 性感に気持ちよくなればなるほど、快楽神経を刺激されて悦ぶほど、淫魔の力になる。完全にその軍門に降った以上、セックスの快楽が弱まることも途切れることも、決してありはしない。

 悠久の時間を、快感だけに埋めつくされ、それに我を忘れて夢中になり続けることで、何もかもを、射精とともに吸い尽くされてしまうのである。

 そうならないように、これまで戦い続けてきたけれども、ついに僕は、姉さんたちの魅力に負け、精を奪われてしまった。快感は悪であり、射精絶頂は負けだ。

 どんな手段であれ、セックスで負けてしまった以上、僕は完全に敵の手に堕ちてしまった。撥ねのければ生き残るチャンスがあったが、ついに勝つことができなかったのだ。

 それを悔しいと思う暇は、与えられない。肉体改造が終わり、僕は自動的に、誰にも触れられていないペニスから、勝手に精がほとばしり続けるようになってしまって、絶頂している間、何も考えられず頭の中が真っ白になってしまうからだ。

 その快感は、やはり通常の何倍にも及び、数分は続く。射精し尽くしても枯渇せず、次の瞬間には何ヶ月も抜いていないようにパンパンに溜まる。そこへあの多幸感が途切れずに押し寄せるのだから、すぐさま、次の数分射精が始まる仕組みだ。

 これが何万年、何億年と続かないうちに、僕は自分が誰であるのかさえ見失ってしまうほど、この快楽に没頭しきってしまうのだろう。

 僕がいたのは、とある学校のプールだった。そこに出てくる若い男女の姿を目の当たりにしただけで、律動のスピードはいっそう跳ね上がる。

 これは、姉妄想のひとつのうち、「変態体育祭」と呼ばれる、ド定番のマスターベーションシチュである。姉さんは、男女の価値観が逆転し、女が男を射精させたら勝利という状況を頭の中で思い描いて、それをオカズにオナニーする。

 満足するのは、少年や男たちが異性に精液を奪われていくプロセスを、つぶさに想像するがゆえであり、そのシチュこそ、彼女を絶頂まで高める。

 姉さんの性癖に、僕は巻き込まれ、一緒になって精を奪われるのと同じになる。僕はこの異様な風景を目の当たりに(ときには数センチも間近で)することになり、それを見ながら白濁液をぶちまける。

 そればかりでなく、そのシチュのなかで男子たちが身に受けている女の感触、肌、ペニスへの刺激のすべてを、同時に味わうことになる。ドッペル効果が数十人に増えたようなものだ。

 見ても感じても、ことさらに快感が強まり、脈打ちのスピードも時間も高まるばかりである。

 変態体育祭は、相当に変わった競技であり、一定の価値観に縛られた男女がおり為す”勝負劇”ではあるが、姉の妄想であるがゆえに、完全に男の側が負けるようにあつらえられている。

 男子に不利なよう、日常からしつけが行き届いている学園だ。普段から、男子は勃起することを恥と教わっており、これを抑えるべく禁欲を貫こうと日夜努力している。その上、射精は絶対的な悪であり、勃起した上に女子に精を抜かれるなど以ての外と思い込んでいる。

 これに対して女子は、自分たちの身体で男子がペニスを勃起させることは、自分の性的魅力を証明するものとして、誇りに思うよう指導される。そのための誘惑訓練も存分に受けている。

 そして、彼女たちにとって、男子から精液を奪い取ることが、最大の勝利であり誇りである。

 そのため、男子は我慢と節制に尽力し、女子は逆に、性欲の赴くまま、彼らの欲情を誘い、さらにはその刺激と快感に負けさせて、彼らから精液を絞り出すことが、最大の目的となっている。男女の性的価値観は逆転する。

 普段からこうして、男女は対立させられており、性の快楽を巡って厳しく対立して育っている。

 が、男子の方は結局、たいした訓練も受けず、その生理的反応にも快感にも打ち勝てずに、朝から何度も、女子たちにそそのかされては股間を反応させてしまい、さらに罰ゲームのように、勃起したペニスから絶頂の印を、あらゆる手立てで奪い取られていく。

 これを、正式な競技として取り入れたのが、変態体育祭の各種目というわけである。男女対抗であり、なおかつ、クラス対抗というのがほとんどだ。

 そのため、男子たちは、他学年、他クラス、年上年下の娘たちと戦うことになり、高校生が小学生を、小学生が中学生をといった具合に、成長度合いの違う女体を相手に、欲動と射精を堪える必要に迫られている。

 逆に女子の方は、幼いならそのあどけなさを武器に、成熟しているなら若い大人となった女体を武器に、中学生ならその途上である「女性的な膨らみかけ」のギャップを武器に、各学年の男の子たちを発情させ、脈打つまで容赦しない。

 男子たちはどの学年においても、それぞれの年代のどの女子にも勝てはしない。

 僕が目の当たりにしているのは、みだらな格好をした水着の女子たちである。彼女たちの女体のパーツ、生足、お尻、脇の下、乳房を目の前で見せつけられ、その姿を見ているだけで、勝手に大量の体液がほとばしり続けてしまう。この学園の登場人物たちは、そんな僕の姿も精も認識できない。

 姉さんの妄想世界の内訳は、転送された瞬間にすべて頭に焼き付いてしまう。つまり、ここで何が行われているかを、僕はすべて知っていることになる。だからこそ、その痴態を前に、行われているイヤらしい営みの意味を知っているからこそ、なおさら激しく精を噴き出し続けてしまうのだ。

 ホイッスルが鳴ると、若い男女が一斉にプールに飛び込む。この競技に参加できるのは、中等部と高等部だけ。小等部の男女は見ているだけになっている。

 が、背格好が近い年代の男女だからこそ、女子たちにとっては「抜き甲斐」のある勝負になっており、また、男子たちにとっても、ガマンのしどころを見せつける絶好の機会になっている。このプール競技には、一点女子に不利なルールが設けられているからだ。

 中等部および高等部の、クラス対抗。そのため、中学生男子が、別クラスの中学女子、さらに高等部の女子たちを相手に闘うことになり、高等部男子は、別クラスの女子高生や、年下の美少女中学生たちを相手に、性欲と射精から身を守ろうとする。

 全員参加の競技で、参加クラスは全員が戦闘に加わることになる。

 男子は全員が、プールの中だ。しかし女子は、「誘惑斑」と「抜き斑」に分けられる。そもそもこの学園では、男子よりも遥かに女子の方が多い人数構成になっているので、これで男が余ることはない。

 相手クラスの女子が半分ずつになったとしても、一人の男子に数人の女子が群がることはできた。

 男子は全裸。そして、誘惑斑の女子も半裸になっている。セパレーツ水着の、下部分だけを履いているので、ほとんどパンツと変わらない状態だ。そのパンツも生地面積がとても狭く、露出度が高められていて、なかにはTバックに近い娘もいた。それでもオンナ表面だけは、やっと覆われている。

 プールに入ると、すぐさま勃起を巡る誘惑合戦の始まりだ。彼女たちはクスクス笑いながら、複数で男子を取り囲み、容赦なく抱きついてくる。そして水の中で、遠慮なく自分の身体を押しつけこすりつけ、ムニムニとその肉厚なやわらかい感触を刻みつけてくる。

 初めに競技に参加したのは、男子中学生と女子高生との組み合わせだった。

 性に敏感で、すでにクラスや同学年の女子の肉体によって、女体の良さは存分に思い知らされているけれども、数歳年上のお姉ちゃんたちは、胸も大きく膨らみ、生足も高校生らしい太さと滑らかさを誇っている。

 まだまだ幼い肉体にしか成長していない第二次性徴の男の子たちは、大人の男性でさえ敵わない高等部女子の肉体に、勝てる道理がない。

 女子たちは、男子に抱きついたり、間近でオッパイを魅せたり、生足を水中でこすりつけたりすることができる。全方向から、男子よりも太くて、娘によっては男の子よりも長い脚を駆使して、彼の両脚が女子たち大勢の太ももによってこすられる。

 その素足の感触は、水中だからといっていささかも魅力を損なうことなく、もちもちしたスベスベの感触は、どこもかしこも心地よく彼の両脚をこすれていく。

 ただ、水中であるために、あまり激しい動きができない。滑らかで大きな動きながら、水の抵抗によって、比較的ゆっくりと、女の子たちの脚が動き回ることになる。この、「ゆっくり」という側面こそ、この競技の最大の見所なのである。

 脚が萎えたペニスをこすれ、お尻を滑り、そして両太もももふくらはぎも、女の好色な生足がツルツルと滑っていく。交代しながら彼女たちは、自慢の素足で男子たちを追い詰めていく。

 彼女たちは男子を抱きしめ、全方向からぷるぷるした腕の感触を滑らせてくる。同時に、高校生らしく発達した乳房を、彼らの上半身に踊らせる。ぽよぽよと潰れひしゃげながら、おっぱいの群は男子の上半身をいつまでも圧迫し続けた。

 さらに、直截抱きついていない女子も、露出された胸を寄せ上げて、熟れていながらも若くハリのある乳房を目の前でひけらかす。男子の目線は、先輩女子たちの露出された胸と大きな乳頭に釘付けだ。

 同学年の女子に比べて、その発達度合いは明らかに違っていた。おとなの乳房と変わらない形状をしていながら、これでもまだ16,7歳、これからさらに完熟し続ける若い大きな肉の膨らみなのである。

 男の子たちは、360度から群がってくる女体の群れに包まれ、視界をなまおっぱいに遮られっぱなしになって、いつまでも持ちこたえることができない。

 なんとか勃起をガマンしようと踏ん張るけれども、ときおり間違ったように滑っていく高等部の内股が、ペニスをじかにこすれるたびに、その気持ちよさにぞわわっと震えてしまい、そこへ両脚に、高校生特有の太まった生足が絡みついてくるのだ。

 なんとかがんばろうとしても、少年たちはいつまでも、女の脚に慣れることはない。そして、彼女たちが自分で揉む乳房の、ぐにぐにとやわらかく形状を変えていく肉の寄せ集めを目の前にして、年上に対する欲情はピークを迎える。

 程なくして、少女たちのスローな水中での動きにもかかわらず、中学男子たちは次々と、ペニスを彼女たちの脚の群の間で、大きく反り返らせてしまう。まだ13,4歳の包茎ペニスは、肌色で小さな幼少男根に過ぎなかった。少年たちに、高等部の肉体は甘美すぎた。

 勃起した男子が出ると、近くの女子たちが手を上げて審判に知らせる。ペニスは嘘をつけないので、男子たちは勃起したままのペニスを股間に携えて、プールから上がらなければいけない。

 他のクラス、学年、小等部の子供たちが見ている中、彼らは情けなく隆起させてしまった股間を衆目に晒す。その恥辱は、教育のおかげも手伝って、最大限の恥ずかしさと、嘲笑されているという尊厳喪失の渦中にある。

 勃起した男子たちを待ち構えているのは、そのクラスの別の女子たち、もう半分に分かれた「抜き斑」である。

 彼女たちは水着姿であり、その格好のまま、プールサイドで待ち構えていて、勃起男子たちの”仕上げ処理”に携わる。

 水着女子の抜き斑は、スク水、セパレーツ、フリルなど、水着の種類は問われないが、これを脱いではならないルール。但し、水着をずらしての挿入や、ブラ部分を引っ張って胸の谷間を魅せたり前屈みになって乳房の垂れ下がる重みを見せつけることは許されている。パイズリ時にずらしてもよい。

 基本的には、水着姿のまま、任意の方法でペニスから精液を奪い取る。男子は、極力射精までの時間を稼がなければならない。ここが勝負どころだ。

 彼女たちは2人一組になり、勃起した男子の前後にはり付く。背後の女子は、彼に抱きつき、胸を押しつけながら、その上半身を両手で愛撫する。乳首をくすぐっても良いし、腕を大きく素早く撫でさすってもよい。上半身の動きは、水着を脱がない条件で、比較的自由である。

 後ろの娘は、片足を男子の内股にねじ込み、大きく深く、生足を滑らせ続け、なおかつペニスを玉袋ごと、その太ももの上に乗せて固定している。彼女は脚を大きくゆっくり動かし、彼の内股と玉袋を、自慢の素足でじかにこすり続ける役割を担っている。

 少年は、年上の生足の感触で、プールのときと同様、敏感な股の間でスリッスリッとこすられ続けていく。結局女子の太ももからは、逃れることができないままだ。

 もう1人の女子は、男子の前方に立ち、太もも、お尻、スク水ずらしでの挿入、手、口などを駆使して、勃起男子から精を奪う役割だ。特別にローションを用いることも許可されている。

 どの方法であれ、隆起したペニスをさらに重点的に刺激して、精液を奪う使命を負っている。そのため、抜き斑前方係は、クラスでもペニスを射精させるのが上手な子が担当する傾向にある。

 プールから上がった男子の数だけ、前後に来る女子が競技を始めて行く。つまり、男子中学生たちは女子高生たちの誘惑に晒され、女子高生の抜き斑に処理されてしまう。

 年上の魅力たっぷり、オッパイもかなり膨らんだ女の子たちの誘惑に耐えなければならず、抜き斑の快感攻撃にも、射精までの時間を長引かせる必要がある。その全員が射精してしまったら競技は終了、そのタイムが競われる。

 男子たちは、なるべくプールの中で勃起をガマンすることになるが、いかんせん相手も半裸、大勢で太ももに包まれ水の中でグモッグモッと動かれては、たいして時間は稼げない。程なくして全男子が、抜き斑2人一組の女子に前後を挟まれる形になる。

 しかしながら、このプールサイドでの勝負に、男子たちの最大のチャンスがあった。抜き斑は、思い思いの体勢で、そのパーツを用いて射精させても良いことになっているが、刺激のスピードに、大きな制約が課されている。

 それは、一気呵成にペニスを刺激して射精に至らしめることの禁止だ。あくまで、抜き斑ペニス担当は、決められたペースの範囲内で、ゆっくり、スローな動きを保たなければならない厳然たるルールが存在する。

 ペニスへの刺激は、ひとコスリ4秒までである。根元から先端まで、4秒以上をかけてスローにしごかなければならない。これはかなりゆっくりとした動きである。シュッシュッと激しくてでしごいて発射させたり、素早く腰を振ってオンナで射精させることが禁じられている。

 あくまでスローセックスの動きを保持したまま、それでもペニスを脈打たせるというルールである。但し、亀頭裏側のヒダスジ部分や尿道口への指先、舐め攻撃だけは、範囲が狭いため、1秒に一回こすることが許されている。

 しかしそれでも、カリカリと激しく先っぽの敏感なところを責め追い詰めて、一気に精を吐き出させることができない。女子たちにとってはもどかしい動きではあり、男子たちにとってはガマンのしがいがある勝負となる。

 ほんの少しばかり、ここで男子に有利なルールになっているのだ。

 そのため、抜き斑の少女たちは、後ろからの愛撫と太もも攻撃で存分に補助しておきながら、棒や先端を上手に刺激し、スローセックスを逸脱しない状態のまま、それでも男子をイかせ倒すことが求められる。もちろん、そのための訓練や作戦は十分に準備してある。

「どうかなー? おねえちゃんのおっぱい、大きくってキミのココぜぇんぶ挟んじゃってるよー?」
「気持ちいいでしょ・・・ね? もうガマンなんてやめて、このおねえさんにいっぱい出しちゃいなよ?」

 前後から甘い声や囁きがくり返されながら、中学生のペニスがパイズリされている。セパレーツ水着ながら、パイズリで脱げてしまったとしても、例外的事故として処理された。

 ローションでにゅるにゅるになった胸の谷間が、根元から先端までを、4秒かけてじっくりとしごき、また根元からずっしりと包み込む。

 締め付ける度合いや力の入れ具合にルールはなく、あくまでスピードだけなので、少女たちは太ももで少年の内股と玉袋を丹念にこすりながら、じっくりゆっくりと大きく発達した乳房を震わせ、ぐにゅにゅぅっとゆっくり持ち上げては、時間をかけて降ろしていく。

 彼女の両手は胸の肉を大きく圧迫して、ペニスをこれでもかと強く包んでいる。棒部分は、押しつぶされんばかりにオッパイの肉に包み込まれた状態で、ローションで滑りもよく、ぎゅうぎゅうっとスロースピードで丹念にしごかれる。

 ペニスの皮が、乳房の上下するたびに大きく剥かれ、あらわになった亀頭にも、胸の肌や乳頭が纏わり付いている。

 スローな分だけ、ペニスに吸いつく胸の肌触りも、めり込むやわらかさも、先端の敏感な部分への細かい刺激も、非常に丁寧に行われた。左右の乳房がやや交互にずれながら、女子のパイズリはテクニックを極めていく。

 男子は、一気に激しいしごきに見舞われず、とろけるような夢見心地の感触を緩く保ったまま、内股にこすれる女子高生の生足の感触を愉しまされる。

 急激に高められて射精してしまうのではなく、半ば生殺しにされてしまっている分、その性感刺激と、同級生には乏しい、乳房のやわらかな肉厚とに耐え続ける必要がある。

 本当に本気で、射精を堪えようと思えばできるはずだ。男子たちはそう信じて疑わない。なにしろ女子たちの動きが遅く、ねっとりゆっくりペニスをこすっているのだ。

 簡単に絶頂まで追い詰められない代わりに、お尻の奥からじわりじわりとこみ上げる、脱力しそうな心地よさが、キュンっと甘く股間に拡がっていく。彼らはこれを抑えつけ、脈打たないように踏ん張り続ける。

 だが、彼の脚の間には、少年よりも太い高等部お姉ちゃんの生足が滑り、玉袋にも滑っている。そしてペニスは、スローだけれどもひっきりなしに、大きく成熟した年上の乳がぎっちりはり付いて、結局股間の気持ちいいところは、すべて女の肌に包まれているんだ。

 耐久にも限界があった。彼はぐにぐにと揺れながら、にちゃああっと4秒で上下するパイズリ攻撃の前に、じんわり感極まっていく。そして、お姉ちゃんがおっぱいをこすってペニスをねちっこく滑らせている間に、強烈な射精感がこみ上げてしまう。

 そこへ、後ろの女子の太ももが、しっかりとスリスリこすれて、女の脚の良さを刻みつけ続けた。

 びゅく! ぴるっ! どくどくうっ!

 まだまだ稚い包茎肌色ペニスから、精通して年月もさほど経っていない若すぎる生殖細胞が、ゴボゴボとあふれ出る。精液は年上女子の谷間から、白く粘っこく噴き出していき、彼女の乳房の上で濃い水たまりを作る。

「ふふふっ……女子高生には敵わないよね。」
「私の脚も気持ちよかったでしょぉ……」

 少年は敗北者だ。タイムが計られ、記録される。彼は退場となる。これが皮切りとなって、他のクラス男子たちも、次々と敵女子たちの餌食になり始めた。

 細い指先で、別の男の子が亀頭先端ばかりをいじられている。彼のペニスは女子の手で無理にでも剥き出され、敏感な先端ばかりを、右手指先でいじり回されている。女子の左手が肉棒を掴んで離さず、後ろの女子も生足をこすっている。

 そうして、1秒に一回という制約ながら、亀頭の付け根の敏感なヒダや、尿道口をかき分ける細い指が、ローションで光りながら、ぐにっぐにっとねちっこく先端の敏感な部位めがけて蠢いている。

 ゆっくりと、指の腹だけを動かして、ちいさな指の動きながら、着実に敏感な男子の精力を奪っていった。

 尿道のワレメに指先をねじ込んでじっくりかわいがると、こちょっこちょっと裏スジヒダ部分だけを重点的に責める。手首をひねりながら、あくまでスローな動きだけで、少年を絶頂まで高め続けた。

 我慢しようとしても、こみ上げてくる多幸感をどうすることもできず、そこへ高校生足と白魚指先の蠢きが、ひっきりなしに滑り回っていた。

「あはは! でちゃった! いっぱい出ちゃってるよ!」
「やったねー! また私たちの勝ちっ!!」

 少女のなまめかしいスローな指先によって、少年のペニスからはどんどん体液が噴き出される。尿道から飛び出す精は、少女の指に邪魔されて、あらぬ方向へと飛び散っていった。

 クラス全員が、高校女子たちのゆっくりいたぶるような動きに敗北し、背後のお姉ちゃんの生足を両脚で強く挟み込んだまま、情けない白濁液を次々と吐き出していった。一人また一人と、プールサイドの人数が減っていき、そして……そのクラスの男子は全員が、年上クラスの魅力に勝てずに果ててしまったのだった。

 全員のタイムが記録され、集計される。計算中にプールサイドは掃除され、次のクラスの競技になる。

 クラスの女子にとっては、早く敵クラス男子を全滅させたスピードが競われ、男子にとっては、長く持ち堪えられたタイムの総計が競われる。その総合得点が、この競技のクラスの持ち点となる。

 次の勝負は、高校生男子と中学3年女子の闘いだった。

 胸の膨らみはまちまちだが、プールの中で誘惑する女の子たちは、みんなおっぱいの発達に自信があり、14,5歳なのに、もうこんなにおっきいのかと、男子たちは驚かされた。

 そして、3年生ともなればその太ももは完成し、いくらでも精を吸える女性的な魅力に満ちあふれていることを、改めて実感させられる。年下で、しかし彼女にしたっておかしくないくらいの年齢差ではある。

 それでも、まだまだ幼い顔立ちのままの少女たちに欲情するなど、彼らにとっては大恥だ。

 残念ながら、そう思うプライドは、次から次へと打ち砕かれる。プールに長く浸かっていられる男子などほとんどおらず、周囲を取り囲む中学生たちの太ももの感触に酔いしれ、すぐさまペニスを隆起させてしまう。

 そして、待ち構えていた抜き斑の女子たちは、スローセックスのルールに従いながら、年下なのにもうこんなに身体が発達していると思い知らせるために、存分に背後から女子特有のシコシコした素足の感触を、男子の内股へ刻みつけまくってくる。

 男子高校生たちにとっては、かなり年下の中学生女子たちの誘惑に耐え、さらに膨らみかけ成長しかけの肉体に溺れず、JCたちの抜き斑攻撃に耐えて、時間を長引かせなければならない。

 どっちにしても男子の勃起抑制力と射精耐久力に依存する競技となる。勃起抑制はもはや夢の又夢、いかにゆっくりとした少女たちの動きで、精力を長時間温存させるかが、勝負の分かれ道となった。

 女の子たちは、年上男子のペニスに、なまの女手で襲いかかる。ゆっくりじっくりしごき上げることで、かえって握りしめる手のひらのやわらかい感触を存分に味わわせ、その心地よい包み込みの若い肌を思い知らせてくる。

 4秒かけて引っ張るように手コキをし、ときには力を入れずに優しい手つきで撫でさする動きで、ペニスを3年生の少女女手の魅力に晒す。

 そして背後から、しっかり成長した女子の太ももの感触を教え込み、後輩だからといって肉体が未熟だとはつゆほども思わせないような、しっかりとした快感攻撃をくり返している。

 別の少女は、ペニス先端を1秒に一回、ぐねぐねした舌でねぶり回し続けた。先っぽの敏感なところだけは、面積が小さい分だけ、重点的にねっとり舐め尽くし、集中して一番気持ちいい場所ばかりを付け狙うことができた。

 さらに他の女子は、4秒に1回、中学オンナで腰を前後させ、挿入してやわらかな締め付けを強めながら、ぐいっぐいっとゆっくりピストンし続けた。スピードが遅い分、締め付けるオンナの狭い感触は、いつまでもペニスを包み込んで離さなかった。

「せんぱい、気持ちよかったぁ?」
「ダメ先輩ですよね。こんな年下にナカダシなんて……くすっ、なさけなぁい♥」

 快感に打ち勝つことができず、高校生グループも、次々と敗退していく。やはり、女子中学生の生足と、身体のさまざまな部位を用いてのスローセックスには勝てなかった。

 高校生同士でも、中学生同士でも、結局状況は変わらなかった。他クラスの女子たちの脚、乳房に抵抗できず、すぐにプールから出される。そして、水着少女たちに抱きつかれながら、わざとスピードを出さない動きで刺激され、手でも口でもオンナでも、どこもかしこもで精液を抜き取られてしまう。

 あえてスローにするのには理由があった。猛スピードで責め抜けば、たしかに短時間で精液を奪うことができる。しかし、刺激を弱めたとしても、結局のところ、ペニスを包み込む女の肌、手、口、やわらかな肉厚や膣圧に、どうあっても勝つことができないと、競技をとおして知らしめるのだ。

 刺激を弱め、ゆっくりな動きに限定しているにもかかわらず、ほんの少しばかり射精までの時間が延びただけで、遅かれ早かれ、女体の魅力に負けてイッてしまう。

 かえって、じっくり絞るスローな動きによって、ペニスの内奥から全身へと拡がる性的な快楽は、身体の芯までじっくり染みとおり、イク段階になったときには、もう自分ではどうにもならない気持ちよさが全身くまなく覆ってしまっていて、彼は股間を律動させるしかなくなっている。

 そこへ執拗に女の脚が滑り込み、ペニスへの刺激もひっきりなしに続けられているのだから、どっちみち脈打ってしまうのは避けられない。むしろスローセックスで、女体の心地よさを余計に思い知らされ、イク段階では、遥かに強い快楽がほとばしる結果となってしまう。

 女子をスローセックスに限定することによって、かえって女子たちの身体の良さを思い知らされるのである。

 僕は見ているだけではなく、少年たちがじかに味わっているスローセックスの快楽を、自分自身にもコピーされ続けていた。もちろん、射精の脈打ちは一向に落ちず、早まっていくばかりである。

 誘惑斑が男子たちを包み込んでいるので、僕もひっきりなしに大勢の中高生の肌触りを一斉に味わっている。

 同時に、抜き斑の性的刺激も加わっており、ペニスは手でいじられながら舐め回され、さらにパイズリされながらオンナの締め付けも同時に味わうという、最強の快感に晒され続けていた。

 選手たちが交代するにつけ、全身を包み込みペニスを刺激する女体の年齢が変わり、僕は13~18歳の成熟度の違う肌や膣や生足、手の感触舌の感触を、次から次へと味わった。

 それぞれの年齢の女子の感触が、交代するたびに大きく変わりつつも、その「女である良さ」だけはいつまでも変わらずに、性感だけが強まり続ける。

 そのギャップや個性に戸惑いながら、一秒も休まずに続けられる女の洪水に飲み込まれ、その心地よすぎる刺激にイキッぱなしになっている。

 姉さんは、こうして色々な学年が女子たちによって敗北している様子を想像しながら、自分でオンナをいじり、満足していたのだった。満足すれば、そこで彼女の妄想は終わる。

 だが、僕が味わっているこの快楽天獄には、決して終わりがなかった。クラスは無限にあり、競技は永久に続けられる。

 そのうち、本来なら前後に立ったまま男子を挟み込むことができない組み合わせ、姉が妄想から外した(非現実的な腰の高さだから)組み合わせも、競技に盛り込まれるようになる。

 いつしか、小等部女子対高等部男子の闘いも混じるようになっていった。もう関係がない状態になっている。高等部の男子たちは、未発達すぎるはずの小学生生足に包まれ、スローな前後運動で、あっさり精を奪われるなどして敗退していった。

 僕は小学生男子が18歳のお姉さんたちに包まれている様子を見、彼女たちの太ももに挟まれながらフェラチオされている感触を同時に味わって、少年たちと同じように、いや、彼らを遥かに凌ぐ律動スピードで、延々と精を吐き出し続けていた。

 快感が体細胞のありとあらゆる神経を、性感一色に汚染する。内臓の奥深くに至るまで、何もかもが、女体による性的な刺激に悦んでいるように感じた。その天にものぼる絶頂感覚が脳髄の奥底までをも支配したとき、僕は自分の名前を思い出せなくなった。



###ゲームオーバー###



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