ドッペルゲンガー2−5
 

 たとえドッペル3人が、一人一人実力が僕と同じでも、精力の削り方次第では3人相手でも勝てるかもしれない。自分自身でも、やり方によっては調子よくコトが運ぶときとヘマをするときがあるじゃないか。うまくやりさえすれば、攻撃力と防御力のアンバランスをついて、こっちの精力を温存して、敵を追いつめることもできるかもしれない。ここはがんばりどころだ。

 挿入して3人まとめて倒す戦法がいい。1人相手にダメージを与えて倒しても、残り2人もいると思うと気が滅入ってしまうからな。それでも一番大事なのは、やはり耐久力だ。自分と同じ攻撃力の相手でも、防御がしっかりしていれば、攻撃力を超える耐久のアンバランスによって、3人分のオンナでも耐え切れるのではないか。それに賭けるしかない。

 全員に満遍なく挿入をくり返せるのはバックが一番だ。離れるのも簡単だし、お尻を並べてしまえば次々挿入できる。ガマンの一手で出し入れすれば全員一気に倒すことも夢ではないだろう。僕はドッペルたちをを四つん這いにして、そのうちの1人にバックで挿入。僕の意向を読み取ったドッペルたちは、僕の周囲で同じ体勢になり、素直に僕にお尻を向けた。こっちは3人もいるのだから返り討ちにしてやる、とでも思ったのだろう。逆転するのはこっちのほうだ。

 僕は1人に数回突いては次のドッペルに交代して、3人まとめてどんどん突いていった。彼女たちは僕の周りをぐるりと取り囲んでお尻を向け、僕が挿入するのを待っている。こっちは体を回転させながら挿入しては交代という攻撃に出た。これで全員に少しずつダメージを与えていくことができる。あとは下腹に力を入れて精神を集中させ、オンナの感触にダメージを受けないようにしていけば勝機もつかめる。僕と同じ実力のオンナはなかなか心地よかったが、こここそが我慢のしどころなのだ。ダメージを最小限に抑えて、かつ最大限の攻撃を加えるッ!

 ここで相手の立場に立つ思考法だ。もし僕がドッペルのうちの1人だったら…自分たちは3人いるのだから、オンナの感触だけで倒せると踏むはず、つまりこのまま動かずに僕に責めさせれば自滅すると考えるだろう。何しろ精力は3倍、じっとしているだけでペニスのほうが自滅するのが道理だ。だから相手はこのまま動かずに締めつけて攻撃するだけだろう。それならこっちはガマンに我慢を重ねて逆にバックで倒せば良い。自滅しそうな道理は百も承知だ。そこを我慢すれば勝機がつかめるのだ。もともと一対三の勝ち目ない戦い、最大限の努力で乗り越える以外にはない。

 僕はどんどん腰を振った。ぐるぐる回りながら交代で3人全員を悦ばせる。ドッペルたちはあえて動かずに、精力を温存。その甲斐あってか、こっちの精力がだんだん追いつめられ、ピンチになってきた。だが、ここからががんばりどころなのだ。僕は呼吸を整えて回復しながら一心不乱にオンナを責め続けた。思った以上に精力の減少が少なくなる。この調子で責めていけばあるいは…

 しかしどうやら、その考えは甘かったようだ。相手がじっと動かずに精力を温存しているということは、オンナの感触に任せてあとは防御に徹するということだ。身を守っていれば、そのターンは何もできない代わりに防御力が格段に高まる。つまり、こっちが最大限精力を温存させながら一心不乱に攻撃しても、相手の防御によって敵精力はほとんど減らず、いつまで経ってもイクことがない。どう考えてもこっちが先に果ててしまうだろう。まずいことになった。

 思わずペニスを引き抜く。どうにかして敵の固いガードを解かなければ。しかし相手は自分なのだ。僕が攻撃の手を休めて次の作戦に映りあぐねているとあっては、こんなチャンスをほっておくわけがない。女たちはぐいぐいお尻を押しつけてきて、3方向から僕の腰を揉みながら、スベスベの臀部でペニスをこすっている。

 ドッペルの1人がペニスにお尻を押しつけてきた。巧みに腰を使ってペニスをオンナに飲み込もうとしてくる。「うわっ、だめ…」僕は思わず体をよじってオンナから逃れる。しかしこの行動が、相手に決定的な勝機を与えてしまった。こっちが挿入を拒否し、弱気になってしまっていることがばれてしまったのだ。これで敵が積極的にならないはずがなかった。

 ドッペルたちは3方向からお尻を押しつけてくる。真後ろではぴったり臀部が貼りつき、僕のお尻をやわらかい肉が揉みしだく。さらに前方では2人がかりでペニスが臀部の肉に押しつぶされた。そのまま巧みに腰をくねらせるとペニスがお尻に揉まれてしまう。僕はなんとか体をよじって”お尻あい”攻撃から脱出するも、敵は僕の周囲をぐるりと取り囲んで、僕の腰を隙間なく臀部の肉に埋め尽くす。スベスベとムニムニの同時攻撃に勢力が削られた。

 逃れようとしても、3人がかりで腰が捕まってしまっては脱出できない。3方向からグニグニ押しつけられ、ドッペルたちの連携プレイで巧みに僕の腰が揺り動かされると、ドッペルの1人にムリヤリ挿入させられる。ペニスが快感に晒され、後ろからの2人がかりのお尻あい攻撃に揺り動かされて強制的に出し入れ・揉みしだき攻撃を受けてしまう。

 僕も必死で抵抗する。ペニスを引き抜いて脱出を図る。が、引き抜いてもドッペルのお尻にむぎゅっと操作され、次のドッペルのオンナにまた挿入させられる。このくり返しとなった。ということは、結局交代挿入に戻されたことになる。僕の行動パターンまで取り込んでもとの状態に引き戻すとは、さすがに自分をコピーしただけはあった。

 だんだん耐え切れなくなってくる。僕はドッペルたちのお尻をさすりながら、なんとか敵精力を削ろうと奮闘する。しかし、後ろで柔らかく蠢く臀部にくすぐったく腰を動かされ、僕の腰はなまめかしい動きで前方のお尻をこねくり回させられる。当然ペニスは前方ドッペルの腰のグラインドに加えて、こちらの腰の動きで数倍の快感を受けることになる。

 腰周りがくすぐったい快感に包まれた。外側からはヒップの柔らかさに揉まれ、内側からは射精寸前のジワジワ込み上げる快感に包まれている。それでいてペニスがオンナに翻弄されているのだ。耐え切れるはずがなかった。「あううっ」僕は前方のドッペルのお尻をスベスベさすりながら身悶える。真後ろに1人のドッペルのお尻が貼りつき、斜め上にぐいっと押してきた。ヒップが柔らかくひしゃげている。ペニスはオンナの奥深くまでこれでもかとねじ込まれた。そのとたんに、精液がドッペルのなかに注ぎ込まれる。後ろのヒップがぶるぶる震えて射精の脈打ちに応えた。

 僕は脱力して前方ドッペルの背中に上半身を預けた。すると彼女は体をうつぶせに倒し、挿入したまま男上背位に持ち込んだ。すかさず上に別の女が覆いかぶさる。僕はさらにお尻のやわらかい感触を味わわされながら強制的に高められ、あっという間に2度目の射精をさせられる。

 もう休むことさえ許されなかった。ペニスは次々とオンナに包まれ、ドッペルたちの子宮に精を注ぎ込み続ける。いくら出してもますます女が欲しくなるにつれて、僕は自分を見失い始めていた。手が、口が、ふとももが、わきの下が、オッパイが、足の裏が、オンナが、お尻が、次々と精を抜き取っていく。僕は快感に酔いしれながら、増えていくドッペルたちに身を預け、悦楽のステージで快感だけに包まれるのだった。


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