エルフ+エルフィン2−4
 

 周囲の地形や環境をうまく利用するのが勝利への鍵だ。相手は天にも昇るオンナを持つ強敵、しかも四人いる。からめ手で行かないと勝てる気がしない。もたもたとくんずほぐれつしていては、人数に任せての至高のテクニックで僕の敏感なところが攻撃されてしまうだろう。挿入中も玉袋やお尻の穴への連携攻撃に晒されるに違いない。そうなったら僕など瞬殺されてしまう。何しろ相手は極めて長い年月、数え切れない精を奪い取ってきた高等妖精なのだから。

 それなら、後ろから攻撃されないようにすればいいんだ。一人ずつ相手にすればまだチャンスがある。補助攻撃を避けるために、背後を固めるべきだ。そうすれば他の妖精に触られることなく、一人に専念できる。

 幸いここは橋の上。欄干を背にすれば後ろから張り付かれたりアナル攻撃されずに済む。玉袋も守れるだろう。僕は横に走り、欄干の柱部分を背に彼女たちを待ち構えた。逃げるつもりかと矢を手に取ったエルフたちは、僕が逃げないと分かると再び弓矢を足元に置いた。4人は僕に近づいてくる。全員くびれるところはくびれ、出るところは出ているじつに女っぽい体型だ。

 エルフの一人が僕に立位挿入。挿入したとたんに、あの甘美な感触がペニスから全身に広がった。やはりエルフのオンナは一味もふた味も違う。違いすぎる。ペニスの敏感なところにしっかりと食い込む複雑なヒダ、息遣いとともにしなやかに蠕動する膣のうごめき、きつい締め付けながらやさしく男根全体をいたわる温かい感触…名器などという安っぽい言葉で表現するのはもったいない。彼女が腰を突き出せば変幻自在なヒダがまとわりついてペニスを揉みしだき、腰を引いたときにはコンニャクのようなぷるぷるの膣肉が名残惜しそうにペニスを引っ張り引き止めてくれる。リズミカルにスピードを上げればこの締まり具合のリズムもスピードを上げる。僕の精力は確実に奪われていった。

 他の妖精が手を伸ばして玉袋を愛撫しようとしたが、膝を曲げてこれを阻止。背には欄干、その先は川が流れている。大型の妖精は飛ばない。側面からの攻撃を手で食い止め、あとはひたすら前方の極上のオンナに耐え続けて自滅を誘う作戦だ。僕は腰を使いながら周囲をガードで固め、どうにか一人ずつを相手する土俵に持ち込むことができた。

 これで他の三人は何もできず見ているだけとなった。ただし矢は刺さる。エルフィンたちの淫気も周りに充満する。どうしても長期戦になれば弱体化は避けられない。すでにわき腹にはエルフの矢が数本刺さって消えた。エルフの淫気も花の香りとして充満している。息を止めても、全身から吸収され男を狂わせる効果を食い止めることはできなかった。とにかく、催淫効果がある以上は時間はかけられない。気を抜かず着実に一人ずつ立位で倒すしかない。耐え抜く精神力が鍵となるだろう。

 エルフは僕に抱きついて首に手を回したまま、腰だけをなまめかしく前後させてペニスを悦ばせ続ける。こちらも執拗に腰を突き上げてエルフを感じさせた。「ああっ、そこだ。もっと下から持ち上げるように突いてくれっ!」エルフは正直だ。自分の感じるポイントをわざわざ教えてくれる。オンナの感触に耐えることさえできれば、勝てない相手ではないのに。いや、勝てない相手ではないのだ。

 僕は言われたとおりに腰を振る。細かく指示が出るのでそれに従うだけでいい。そうすれば相手が感じるポイントを最大限責めることができた。しかし、エルフの執拗な腰使いに、こちらの精力も激減せざるをえなかった。単純明快な攻撃力の高さに、一気に大ダメージを受け続ける。ハイピクシーたちを乗り越えてきた分、多少ましにはなっているけれども、やはり妖精のオンナに包まれるとあっという間に追いつめられてしまう。

 それでもこの勝負、僕のほうに分があった。エルフは僕に強く抱きついて腰を震わせ、みずから快感を求めて果てようとしている。もはや自制が利かなくなっている模様だ。僕は最後の仕上げに力を振り絞った。エルフは片足を僕の背中に巻きつけながら果てた。

 「次は私ですっ!」「な、何を言う。エルフが一人倒されたんだから、私が報復する権利がある。」「いーえっ、次はエルフィンがお相手して、メリハリをつけるんですぅ!」「私が次ですう!」「だめだっ、わたしが先だ!」

 「お、おい…ちょっと…」残された三人の妖精は、われ先に僕と立位でつながろうと群がり、ぐいぐい押してきている。僕に抱きついては引き剥がされる妖精たち。おしくらまんじゅうはどんどん勢いと強度を増し、僕は欄干の先から大きく体をそらせる格好になった。「ちょっ…まて、やめ…」それでも妖精たちは争って押してくるのをやめない。

 一人ずつ相手という状況だったから、かえって主導権争いが起きてしまったんだ。先ほどのエルフの姿を見た妖精たちは、早く僕とつながりたくなったのだろう。なにしろ順番が遅れればそれだけ待たされることになるのだから。どうやらこのパーティーを統率していたエルフを僕が倒してしまったらしい。順番が決まらず、三人が勢いよく群がってきたのだった。

 「うわああっ!!」ついに僕たちは欄干から身を躍らせ、下を流れる川に落ちてしまった! 背後が川だけに、執拗におしくらまんじゅうをすれば落ちるのは理の当然だった。

 川は案外深く、怪我をすることはなかった。が、これは大変なことになったぞ。

 僕は立ち上がって体勢を整える。が、全身ローションでぬとぬとになってしまった。川の流れは緩やかで、にゅるにゅると裸の体をくすぐりながら滑っていく。あれほど避けていたローションの川に落ちてしまったのだ。

 「ぷはあっ!」「みろ、言うことを聞かないからひどい目にあった!」エルフがエルフィンを一括する。「…あら。かならずしもそうではないのではなくて?」三人の妖精の豊満な肢体が妖しい輝きを放っている。ローションはもちろん彼女たちの全身にもまとわりついていた。当然、彼女たちの極上のもち肌がさらに数倍に強化されてしまうわけだ。同時にこちらの感度は高まり、弱体化してしまう。

 エルフは合点がいった。三人がこちらに向きなおす。やばい、この状態で触れ合ったらとんでもないことになるぞ。ただでさえ鍛え抜かれた美しい裸体が、極上のオンナが、ローションの川の中で腰まで浸かりながら責めてきたらひとたまりもない。僕はとっさに川岸の方に逃げた。とにかく川から上がるんだ。戦闘は放棄。ローションまみれの状態で戦うなんてとんでもない。体をどこかで洗い流してから仕切りなおしだ。

 「逃がすかっ! 秘奥義、飛翔白麗!!」エルフが水面を手のひらでたたいた。「ああっ!」彼女はその勢いで両足をみずから引き抜き、そのまま優雅な体勢で飛び上がる。宙を舞う美しい裸体。そして、その様子をあっけにとられて見ている僕の目の前にエルフが降り立ち、僕を抱き締めた。しまった、捕まってしまった!

 「ば、ばかな…うはっ…!」にゅるにゅるの女肌の感触に包まれる。ただでさえ至高の肌触りだったエルフが、さらにきめ細かく食い入るような感度を具えて僕に密着しているのだ。後ろから追いついたエルフィンたちにも囲まれてしまう。ぜ、絶体絶命か!?

 「せっかくだからこの川の中で抜いて差し上げますわ。」「そうそう、周囲の地形や環境をうまく利用するのが勝利への鍵ですわ。」「まずはローションでいっそう魅力的になった私たちの身体をその肌で味わってもらうぞ。」

 妖精たちは僕の周りを取り囲んで密着し、全身をくねらせてその極上の肌を僕に刻みつけ始めた。三方向から豊かな乳房やおなかの肉、腕、ふとももが這い回る。予想以上のダメージに僕は声も出なかった。内股には遠慮なく三人のふとももがスリスリとこすりつけられ、ペニスをおなかや腰、お尻の肉が押付けながら滑っていく。上半身も強烈な女体の感触に悦ばせられる。

 「しごいてやろう。」エルフがペニスを引っ張るようにすばやくしごきたてた。「あひっ!」にゅるにゅるした手のひらは妖精のオンナとほとんど変わらない甘美な刺激を生み出していた。エルフィンたちのふとももが容赦なくサポートしてくる。僕は思わず腰を引いたが、後ろから柔らかいヒップが押しつけられ、腰を突き出させられてしまった。そこへ執拗な手コキ攻撃!

 「次は私です。パイズリはいかがですか?」身を沈めたエルフィンがにちゃにちゃした巨乳で挟んできた。こちらも負けず劣らずぬとぬとで、谷間が性器になったみたいにペニスを高めている。

 「はいー、交代ですよー。私は足で。」もう一人のエルフィンはむっちりふとももにペニスを挟みこんで左右の足でスリスリ。ツルツルのオンナがおしつけられ、生足のシコシコした感触がねっとりとペニスに絡みつく。左右交互の足の動きがいやおうにも快感を増大させる。

 三人は交代でペニスを思い思いの方法で責めた。その間他の妖精は容赦なく全身で僕を愛撫した。三人はもはや全身が性器だった。妖精の天にも昇る心地よさが、僕の全身を包み込んでいた。こちらは全身がペニスになってどこもかしこも満遍なく感じさせられていた。

 「こんなのはいかがですー?」後ろを向いたエルフィンがペニスをわしづかみにし、豊かなヒップに亀頭を強くこすりつけた! 背後からはエルフが僕の股に手を伸ばし、会陰や玉袋をかわいがっている。亀頭はお尻の肉に完全にめり込んでしまった。

 「…わき腹も感じるのか? …変態め。」交代したエルフが自分のおなかにペニスをこすりつけた。後ろからはエルフィンのふとももが僕の股にねじ込まれ、玉袋と内股をスリスリぬるぬるとこすり上げている。

 「ふふふ…悦んでますわね!」三人が6本の手すべてを駆使してペニスをかわいがった。あちこち自在にうごめく手と、埋め尽くされる大量のローションが僕を追いつめた。こちらも反撃しようと手を伸ばしたが、彼女たちの強化した肌をさすっただけで、僕の手のひらの性感帯がその肌触りに敏感に反応し、ダメージになるばかりであった。

 「そろそろ終わりだな。覚悟するがいい。」三人は身をかがめ、肩までローションの川に浸かった。そして…

 「あああああっ! それはっ…!!」前方にエルフとエルフィン。4個の乳房がペニスに群がった。その肉がペニスをすっぽり包み込み、あちこちを刺激し続けている。妖精たちはばらばらに乳房を上下させ、棒も玉袋も周辺も満遍なくおっぱいの柔らかさとすべすべ感とにゅるにゅる粘液に翻弄される。そして後ろに回ったもう一人のエルフィンの乳房が僕のお尻の穴や会陰にねじ込まれて、やはりぷるぷる上下している。

 妖精たちは僕を見上げながら激しくみずからのオッパイを振り続けた。僕は変幻自在にひしゃげる美しいふくらみに釘付けになり、その姿を見ながら絶望した。ぐぼぼぼ…。ローションの透明の川の一部が白く濁った。しこたま高められ、精力を容赦なく削られ、限界に達していた精子が、一気にローションの川の中で爆発したのだった。

 脈打ちが終わるまで、彼女たちの乳房はスピードを落とさなかった。体の中の快感の素をすべて川の中に放出するまで、彼女たちはぴったり僕の腰周りに張りついて許してくれなかった。

 「…いっぱい出ましたわね。流れちゃったけど。」「でも、まだまだこれからよ。もっと気持ちよくして差し上げますわ。」「さあ、続きをしよう。わたしたち全員を満足させるまで、川から出られないと思え。」

 エルフィンが立位でペニスを飲み込んだ。萎える暇は与えられない。ローションの川の中での本番は予想をはるかに上回っていた。一瞬にして枯渇していた快感の種が生産され、エルフィンに向けて放出する準備が始まった。

 ローションの川が僕を弱体化し続け、妖精たちを強化し続ける。当然、彼女たちがイクまでにこちらが射精する回数は、どんどん増えてしまう。ついには、射精の脈打ちがまったく止まらなくなった。肉体も改造され、僕たちは延々と川の中で交わり続けることになるのだ。しかしそのころにはもう、僕は性欲の虜だった。

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