ピクシー2−4
ここは相手の挑発に乗っては危険だ。相手をこちらに引き寄せて戦ったほうがいいだろう。仮に空を飛べたとしても、慣れない舞空術では相手のほうが有利になってしまうからな。空中戦は避け、できるだけこちらに有利になるような土俵を選ばなくては。相手はただのピクシーとは一味違う。ハイピクシーというのがどれほど上のレベルにいるのかは分からないが、警戒はしておいたほうがよさそうだ。
やはり相手はピクシー、ハイになったからといっても本質は変わらないはず。つまり、以前ピクシーをたらふく平らげたのと同じ作戦、電動スペシャル綿棒様にご登場願おう。これぞ小さい相手に必勝のアイテムだ。しかも今回は細部にこだわり、回転、うねり、バイブ振動、高速突き、クリ自動追跡装置つきだ。もはや綿棒ではないな。綿棒の形をした大人のおもちゃ@女性向けだ。
僕は思念して計画通りのスペシャル麺棒を取り出した。これを手の内に隠し、じっと待つ。まずは相手を引き寄せ、痺れを切らして降りてきた奴から一匹ずつ食らわせてやる。僕は呼吸を整えて、いつでも綿棒を挿入できる用意をした。上を見上げ、ハイピクシーたちが降りてくるのをひたすら待ち構える作戦だ。
ピクシーたちは、僕が上がってこないのを見て、ごにょごにょ何かを話し合った。何かが決まったらしい。三人はいっせいに僕めがけて降りてきた。よし、今がチャンスだ。
僕は身構えた。そして一番近い妖精を捕まえ、慣れた手つきで綿棒をオンナにあてがう。上に逃げられないように親指でふたをすれば、ピクシーは仕方なく下へ逃れようとする。そこにスペシャル綿棒が待ち構えているというわけだ。
ハイピクシーの一人に綿棒が入り込む。コイツはオンナの割れ目を感知するとみずからうねうねとねじ込んでいくスグレモノだ。脱出のいとまもなく、ハイピクシーは変幻自在にオンナを責めまくるスペシャル綿棒の餌食になった。「あひいい…何コレっ!すごッ…うっくう…」ピクシーはあまりの快感に脱力してぽたりと地面に落ちてしまった。草むらでもぞもぞ身もだえしている。これでコイツもおしまいだ。残りは二人。
僕はさっきと同じようにピクシーを捕まえ、すかさず綿棒をあてがう。あとは全自動だ。三匹目のピクシーは、仲間が悶絶している様子を見て警戒し、なかなか僕に近寄ってこない。捕まえれば勝ちだ。そう思って僕は上を見上げ、あちこち飛び回って逃げながらも僕への攻撃のチャンスをうかがい続けるハイピクシーを目で追いながら、スキあらば捕まえようと手を伸ばし続ける。
「うぬっ」あと少しのところで、ピクシーを捕まえそこなった。ピクシーはキャーキャーいいながら僕の周りをぐるぐる回り続ける。僕は彼女を捕まえようと手を出しては逃げられ、もどかしい思いをしていた。
「あうう〜…ま、負けるもんですか…」「ううう…がんばるですー」悶絶していたハイピクシーが渾身の力で飛び上がる。そしてまだ捕まっていないピクシーと同じように僕の周りをぐるぐる飛びながら隙をうかがっている。こっちの動きはさすがに鈍い。快感に耐えながらだからどうしても力が入らないのだろう。
僕はあっさりと二匹を捕まえ、綿棒をぐりぐりいじくってやる。「ひゃあん!」ピクシーたちは悦びの叫び声を上げる。「うりうり。道具でいじめられる気分はどうだ?」「やん! やんー!」こいつらはもう少しだな。あとは元気に飛び回っている三匹目を捕まえて綿棒を食らわしてやれば僕の勝ちだ。やっぱりピクシーはたいしたことがない。
僕はもうほって置いても自動的にイクであろう二匹をよそに、残りのピクシーを捕まえることに専念した。「…虫取り網!」思念して網を取り出す。子供のころはこれでもまだ昆虫採集に熱中してたんだ。飛び回っている小虫を捕まえることなどわけない。
ばさっ! あっという間に三匹目のハイピクシーも網にかかった。飛んでいく方向に先回りして網を一振り、ヒネリを入れて出口を塞ぐ。捕獲完了。あとはゆっくりと綿棒をお見舞いしてやればいい。
「うう…クヤシイ…あと三回だったのに…」「ううう…だ、だいじょう、ぶ…残りはワタシたちが…」ふらふらしながら二匹が僕の周りを飛び続ける。僕は捕まえた三匹目に綿棒をぶちかますのに忙しく、会話の中身を検討することを怠った。綿棒は嫌がるピクシーを感じさせ、強制的に愛液を搾り出すと、スムーズに小さなオンナにもぐりこんでいった。あとは自動的に一番感じるポイントで変幻自在に蠢く、戦慄の女殺しだ。何とか全員に綿棒攻撃を当てることができ、一安心だ。
「や…やたっ…」「おわったよー…66回転…」「あひいい…う、うん…よ、よかった…」網から這い出した最後のピクシーも悶絶している。三匹は寄り添って何とか快感に抗おうと力んではいるが、力んだ女が一番感じるように綿棒も攻撃方法を変えるから、彼女たちの精力激減は変わらないだろう。
それにしても敵はただのピクシーではない。内容はわからないが修行を積んでハイピクシーになっている。勝ったも同然だが、油断は禁物だな。念には念を入れとくとするか。イクふりをしてだましているかもしれん。やっぱりここでいち早く完全なるとどめをさしておく。この綿棒をことさら乱暴にいじくってな。それでこいつらが完全にイッて消え去るのを見届け、確実なる安心という形にしておくか。「…なあハイピクシー。」
僕は三人の綿棒を両手でこねくり回し、さらに強烈な快感を送り込んだ。ほとんど一方的にダメージを受けているハイピクシーたちは半ば痙攣し、声を押し殺して腰だけをくねらせている。あるいはひたすら快感に耐え抜こうと必死になっているようにも見える。しかし僕の陵辱はこんなことくらいじゃあ緩めないぜ。こちらが乱暴に綿棒を扱うと、先端部分はこれを感知し、最善の形で蠢いてオンナに快感を送り込む。だから痛みになることもないし、むしろ快感は倍増するのだ。
ハイピクシーたちはほとんどイキそうになっている。よく見えるツルツルのオンナからいやらしい体液がたっぷり噴き出していた。何とかこらえているといった感じだ。あと一ひねり、大きくいじめてやれば落ちそうだな。さっそくトドメをさすことにしよう。じっくり観察したり攻略するのはレベルがもっと上がってからでも遅くはない。今はチャンス、とにかく一秒でも早くイかせないと。
「……。」気のせいか、さっきよりも綿棒が重くなっている。ハイピクシーが感極まってオンナを締め付け、圧迫しているのか。それでさっきより抵抗感が増しているんだな。僕はあと一ひねりだと信じて何とか綿棒の一本を脇に抱えて動かそうとした。しかし硬くなった綿棒はほとんど動かない。しょうがない、別の一本を動かすか。僕は別の綿棒を両手でがっしりつかみ、全身の力で巨大な棒を動かそうとした。
……え?
綿棒はまさに綿棒サイズのはず。それがいつの間にか、いかだに使うような丸太くらいの大きさになっている。「なっ…」気がついて周りを見渡すと、草むらが森のように高くなっている。そして目の前のピクシーたちは自分と同じくらいの大きさになっていた。
「しまった、縮小化か!」「はぁ、はぁ…間に合ったみたい。」ぬるり…ハイピクシーたちの体から綿棒が抜けた。この電動式スペシャル綿棒は僕の魔力を電気に変えて充電するタイプのもので、電気を送っている間は決して抜けない構造になっていた。しかし僕のほうに変化があり、電力供給が断たれたので、綿棒は簡単に抜かれてしまったのだ。
「これで…魔法も使えるわ。…回復!」「回復!」「回復!」「い、いったいこれは…」「ほかの二人が綿棒を入れられたとき、私は縮小化と幻術の魔法をかけたの。無詠唱型の高度な魔法で、集中して頭の中で呪文を唱えながら、ターゲットの周囲を66回まわれば発動する。」「この呪文は仲間に引き継ぐことも可能。」「ただしこの魔法が完遂するまで決して別の魔法を唱えてはいけないという鉄則があるですー」「魔法を受けた相手はワタシたちと同じ大きさになるのよ。」「途中で縮小化に気づいて破られないように、幻術も仕掛けておいたわ。」「魔法にかかっている間、意識をひとつのことに集中させ、自分が縮んでいることに気づかないようにさせる…」
そうか、それで僕は異常なまでに彼女たちの綿棒をいじくることに執着し、自分の体の変化に気づかなかったのか。魔法バリアを張る余裕もなかったんだ。
「ふふふふ…その顔は以前小さくなった経験があるみたいね。」「…おかげさんでな。」「じゃあ、自分がどうなっているか察しが着くでしょう。」「く…」
綿棒の電池が切れたということは、自分の魔力をこれ以上綿棒に送り込めなくなったということ。つまりそれだけ自分の力が弱くなっている証拠だった。小さくなってしまえば、すべての力が10分の1になる。攻撃力も防御力も精力も、魔力さえも。道理で綿棒が抜かれるはずだ。
「わたしたちも妖精。しかもハイピクシーよ。」「わかるよねえ。私たちのアソコの力もほかのエルフさんたちとほとんど同じってことよ。」「普段は体の大きさが違うから、その感触を楽しんではもらえないけど、体の大きさが同じならたっぷり味わうことができますー」まずいことになった。オンナの実力はエルフ並だと? それにたいしてこっちは一割の力しかない。従前のときでさえエルフには苦戦するというのに、これでは思春期を迎えたばかりの子供に大人の熟練美女が群がるようなものじゃないか。きっと入れてしまったらひとたまりもないだろう。
「くっそ!」僕はとっさにきびすを返して逃げ出した。体の大きさはあとでじっくり考えてどうにかするしかない。今はとにかくこの場を脱出し、力の差がありすぎる三人の手から逃れなければ。仕切り直しをしてリベンジする作戦のほうがいい。出してしまったらそこでゲームオーバーだからな。
ぶわっ!「うわあ!」ものすごいスピードでハイピクシーたちに追いつかれた。そうだ、彼女たちは飛べるんだった。こっちが弱体化しているのに対して、相手は元の実力・魔力のままだ。綿棒で削られた精力も回復魔法ですっかり元通りになってしまっている。二本足でちょこまか走る小人なんかより、羽に任せて高速で飛ぶことのできるピクシーのほうが格段にスピードが上だった。
「へへへー。逃げようったってだめだよぉ。」「さあ、気持ちよくしてあげる。」三人は僕の周りに群がり、スベスベの太ももをこすりつけてきた。吸い付くような妖精の肌触りにゾクゾクさせられる。僕は何とか周りのピクシーたちの、大きくなった乳房を揉みしだいたが、その動きはぎこちない。テクニックも一割に減ってしまうのだ。まるで太刀打ちできなかった。
「ほぉら。待望の妖精まんこだよー」正面のハイピクシーが少し浮き上がり、大きく足を広げた。毛の生えていないワレメがペニスを飲み込もうと大きく広がり、ピンクの美しい内部があらわになる。「ぅゎ、やめろぉ!」僕は抵抗しようとしたが、後ろに二人のピクシーに支えられ、拒否することができなかった。「だぁめ、さっきわたしたちに無理やり変な棒をねじ込んだから、そのお返しよ。」「…わたしたちの体で、悶絶してね。」
空を飛んでの立位結合は容赦なかった。体重がかからず、ピクシーは飛びながら僕のペニスを飲み込んでいった。僕は小刻みに回復させながら意識を集中させ、弱体化しながらも必死で快感に抗った。そのおかげか、入れてすぐ発射という情けない状況だけは避けることができた。だが、内部で蠢きながらひっきりなしにペニスを揉みしだくピクシーのオンナは、やはりエルフのように天にも昇るような夢心地で、それだけで玉袋に溜め込まれた体液が満たされ、あっという間に出しそうになってしまう。
ハイピクシーは飛びながら激しく腰を振り、ペニスを自慢のオンナでしごきまくる。「うわああっ!」後ろに逃れようとしても柔らかい女体ががっしりと体を支えて、立位攻撃を受けるしかなくなっている。も、もはやここまでか…。
ぎゅっ!オンナがひときわ引き締まる。ああ…もうだめだ…僕は体の奥の絶頂寸前の天国を全身に感じた。ピクシーは僕に抱きつき、耳元で何かをささやいた。聞き取れなかったのは僕にはわからない言語だったからだ。
「…。……。…え…!?」僕は目を見開いた。射精直前の、体の内部がくすぐったくなって、恍惚の心地になるあの感触が、全身を駆け巡り続けている。そこから一秒と経たずに脈打ちが始まり、男の汁が放出されるのだ。そのはずなのだ。しかし、直前の多幸感がお尻の奥から全身に向けて津波のように広がっているというのに、まったくペニスが脈打たない。これは…!
「あははっいい気持ちでしょお!」「絶頂の感触を延々と感じる最大級の魔法、いかが?」「あ…あひいい…」とたんに全身から汗がどっと吹き出る。寸止め生殺しとはまったく違う、頭の中が真っ白になり続ける状況。イク瞬間の肉体のまま時間が止まったような、えもいわれぬ快感だった。
「ほれそれっ!」立位のピクシーが執拗に腰を振り続けると、さらに快感が大きくなる。「ねええ!私も欲しいよぉ!」「一人だけ楽しむなんてずるい!」「…わかったわよ。」立位のピクシーが離れると、交代した別のピクシーが僕を押し倒してまたがり、騎乗位で責め始めた。こっちも負けず劣らずの名器だった。
腰を前後左右にくねらせ、時折強くひねりながら、激しく上下し続ける。その間も僕はイクことができず、直前の強烈な快感が強まる一方だった。僕もほとんど我を忘れて快感を求め、下から執拗に腰を突き上げ続けた。「あははっ、いいよ、もっとほしい! うーうーうー…!」「あっ、だめよイッちゃ。この人が射精する前にイッたら消えちゃうよ…一定時間だけだけど。」
「それもそうね。」騎乗位の妖精は僕から離れた。「ほい。交代交代。」残りのピクシーが仰向けに寝転がり、大きく足を開いた。「さあ、最後は私の中にどっさり出してね♪」「あっ、ずるいよ。」「そりゃないよ〜」「ほほほ。最後まで順番待ちをして我慢したご褒美よ。」「むぅ〜っ!」
僕は快感にのめりこみ、仰向けのピクシーに正常位で結合した。上体を起こし、AVのラストのように突きつづける体位だ。僕の背中に別のピクシーが張り付き、柔らかおっぱいを押し付け、後ろから手を回して僕の乳首をかわいがる。残りの一人は、正常位で結合しているピクシーの枕元にしりもちをつき、足を開いて僕にあどけないオンナを見せ付けた。無言の微笑みは「これを見ながら出して」と言っているようだった。
僕は一心不乱に猛スピードで腰を振り、目の前のピクシーを悦ばせる。「あっ! あっ! あっ! あっ!」僕に突かれるたびに彼女が感じ、体の大きさが違うときには気づかなかった豊かなバストが前後にぶるぶる震える。「ふふ…じゃあ開放してあげるね。…ごにょごにょ…」後ろに張り付いているハイピクシーが耳元で何かをささやいた。
そのとたん脈打ちの禁が解かれた。僕はぷるぷる揺れる乳房とその近くで押し広げられたオンナを見ながらタガがはずれ、溜まりに溜まっていてとっくに限界を超していた精液を放出し始める。射精の量、時間、脈打つ速度は、その直前の快感の度合いに比例する。しこたまストップされていた体は、もう人間が味わえる最大量をはるかに超えていた。
「うああああ〜」狂ったような声を出しながら僕は射精した。脈打ちの速度は数え切れないくらいで、ドリルがうなるような勢いだった。もちろんそのスピードで次から次へと精液がピクシーのオンナに向けて飛び出しているのだ。その間もずっと腰をカクカク振り続ける。おっぱいは射精している間も激しく揺れていた。
膣に入りきれなくなった体液がペニスの隙間を押し広げてあふれ出してきた。ピクシーのほうも女性の悦びに満たされて絶頂を迎えた。過剰な精液を受けて彼女のほうも目を大きく見開き、何も考えられなくなっている。
後ろのピクシーが僕の腰を引いて結合から解き、射精中のペニスをすばやくオンナでサンドイッチした。二人がかりだ。貝合わせの要領でペニスを二人のオンナ表面で包み込むのだ。むっちりした感触がペニスを悦ばせ、射精を長引かせる。二人が息を合わせて上下すると勢いはさらに増した。僕の腰周りに二人のやわらかいお尻がお餅のようにくっついては離れている。
水道の蛇口から水が出るように絶えず放出される精液を、三人のピクシーはしこたま膣内に飲み込み、腹を満たした。
僕は気を失っても射精し続けていたらしい。開放されたとたんに十数回以上連続でイキ続けていたことになる。
気がつくと脈打ちは終わっていたが、射精寸前の感触にも似た、激しくセックスを渇望する性欲だけは残った。これで誰かと交われば、僕は快楽を求めるだけの動物になる。それがわかっていても、負けた以上はもうどうすることもできなかった。それに、その堕ちた状況も決して不幸ではない、むしろ最高に幸せなのだということも知っている。
体の大きさは戻っていた。僕は体の疼きに突き動かされ、この迷宮をさ迷い歩くのだった。
###ゲームオーバー###