マーメイド3−5
 

 ここで人魚姫を逃がしてしまったら、水の中で体勢を整えて反撃に移ってしまうだろう。絶対彼女を離してはダメだ。僕はなんとしても人魚姫にしがみ付き、決して離さなかった。

 そしてしつこくしつこく正常位を迫った。

 はめては離され、またペニスをあてがう。そしてまた逃げる。そんな攻防が繰り広げられた。

 こうなったら意地でもペニスを捻じ込んでやる。一度嵌れば両足を魚部分に回し、ガッチリホールドしつつ一挙に責めればいいんだ。

 ついに根負けさせて、人魚姫のオンナにペニスを捻じ込む事に成功した。すかさず足を彼女の後ろに回し、魚を両足で抱え込んだ。上に逃げられないように両腕は彼女の首をしっかり抱き締めている。

 人魚姫は泣きながら抵抗を続ける。これじゃあ僕が一方的に犯してるみたいだが、これまで散々同じ事をされて来たんだ。構うものか。このまま一気に倒す!

 人魚姫は両手で強く僕の上半身を押し、何とか離れようと必死になっている。もう捕まえてしまったんだ、今更無駄な抵抗をしおって。

 すると人魚姫は、足元の魚のヒレを素早く動かし始めた。泳いで脱出しようとでも言うのか。絶対に離さない。

 人魚姫は上に向かって泳いで行った。僕は一心不乱に腰を振り続けている。

 「ぷは。…ゼイゼイゼイ…」人魚姫はまるでおぼれたみたいに水面上に顔を出して粗く呼吸を続けている。なんなんだ一体。僕も人魚姫と一緒に水上に顔だけ出している格好になっているが、ここは精神世界だから呼吸とか関係なく水の中でもずっといられる。それなのに人魚姫は、まるでずっと息を止めていたみたいに水面で激しく呼吸し続けた。

 僕達は再び潜った。人魚姫の不可解な行動については今は考えないで置こう。後少しで彼女を倒せるんだから。

 ボゴン!!「うわっ!!」突然目の前が多数の泡で歪んだ!人魚姫が無数の大小の泡になって消えてしまった。あまりにも多くの泡が突然僕の周りに発生したのでびっくりしたし一瞬空間が歪んだとも思った。

 やった、人魚姫も倒したんだ。このままこの泡が水面に向かって上昇し、消えて行く事になるんだな。これでこの戦い、僕の勝ちだ。

 …。

 …?何か様子がおかしいぞ。10センチ位の気泡が僕の体に多数纏わり付いている。数十もの泡が僕に張り付いたまま上に登らない。僕は手で泡を振り払おうとした。でも気泡は一度分裂するけど再びくっついて大きくなり、僕の体からも離れない。

 「!」一つ一つの泡の中に小さな人魚姫があらわれた。体長10センチ弱の人魚姫が数十体、僕の体に張り付いている!

 「さっきはよくもやってくれましたね…」「ば、ばかな…」「女の子が嫌がっているのに無理矢理挿入しようとするのは…とても悪い事です。男のクズです。そういう人には…お仕置きが必要ですわね。」

 僕は人魚姫達を振り払った。しかし水の中なので、振り払ってもすぐに泳いで僕に纏わり付いて来る。

 「ネプチューン様はクリトリスを自在に変化させられる…。わたくしの流法は『泡』!泡を自在に操るモード!」

 人魚姫は僕の全身に纏わり付きながら自慢のもち肌を押し付け、こすり付け始めた!その体が分裂前よりもしっとりとしていて、しかもヌルついている…!?

 「泡に関係する物なら何でも出せます。わたくしは下半身の攻撃よりも上半身の攻撃の方が得意なんです。」「まさか…このヌルつきは…」「石鹸の泡です。しかも水に溶けてもすぐに大量に生産するから、貴方の体はもう泡まみれですわ。」

 そうこうしている間にも人魚姫達は泡分裂と石鹸泡生産の手を休めない。ついに僕の体中に満遍なく人魚姫の小さな体が纏わり付いてしまった。人魚姫の群は僕の顔からおなか、背中、足の裏に至るまで、僕の体全体をスベスベヌルヌルとすべり、自慢の肌の感触を刻みつけ続ける。

 人魚姫達の体に覆い尽くされてしまった為、僕の体に塗りつけられた石鹸が水に流れ出す事もなくなってしまった。どんどん泡が纏わり付き、小さな人魚姫のアワ踊り攻撃に拍車がかかる!

 わきの下に入り込んだ数体の人魚姫がグリグリと感じやすい所を自分の体をこすり付けると、腋毛があっという間に泡で真っ白になってしまった。下の毛もそんな感じでさらに滑りやすくなっているみたいだ。

 特に集中して僕の下半身に人魚姫達が大勢群がっている。玉袋も、会陰も、お尻の穴に入り込んで自分の体を出し入れして来る人魚姫もいた。両足の付け根のくすぐったい部分にも人魚姫のアワ踊り攻撃がグリグリ炸裂している。お尻のワレメにも人魚姫が挟まり、恥骨のくすぐったさを引き出している。わき腹も石鹸まみれだ。

 そして、亀頭から根元まで吸い付くような小さな体がぴったりと纏わり付き、こすったり締め付けたりしている。波打つような揉みしだき攻撃に精力が激減し続ける!

 彼女達にとって見れば巨大なペニスに、一心不乱に自分の体を押し付け、集団パイズリ攻撃に及んでいるんだ。尿道にねじ込まれたおっぱいのふくらみが大量の精液を受け止めようとブルブル震えている!

 玉袋がアメーバのように変形させられ続ける。タイミングの整ったモミモミ攻撃が、精液の放出準備を早めた。僕は必死に抵抗し、人魚姫達を振り払い続けたが、何百にも分裂して、繭のように僕の体を覆い尽くしているんだ、もはや手には負えなかった。

 僕は近くにいる小さな人魚姫のオンナを指先でくすぐってあげる。その人魚姫は悦んで震え、あっという間に果てた。攻撃力は衰えないが防御力は分割されるらしい。小さな泡が消えたが、その分分裂して攻撃して来るので、焼け石に水だった。

 「ではとどめを刺して差し上げましょう。」ペニスに群がっていた人魚姫達が手を取り合い、息を合わせて一斉に上下運動して来た。おっぱいがまるでオンナのヒダのようにペニスに纏わり付き、石鹸の効果でヌルヌルと素早くしごかれている!

 亀頭にも人魚姫が張り付いて、表面を満遍なくさすったり自分の体をこすり付けたり、尿道に柔らかい手や胸をねじ込んだりして、自分の体に大量の精液が飛び掛るのを今か今かと待っている。もう一人も亀頭に張り付いて裏スジの敏感な所を集中して責め始めた。

 この攻撃が致命傷になった。僕は全身に電撃のように走る快感に我を忘れた。「んあっ!」会陰の奥からこみ上げるくすぐったさが射精の合図になった。こうなるともう自分では止められない。次の瞬間、白濁液が尿道から噴き出し始めた。後から後から、脈打つごとに僕の体を快感に溺れさせながら、精液が噴き出して来る。玉袋から押し出された精子は棒を通って亀頭に押し流され、脈打ちながら次々と外に飛び出した。

 それをサポートするように玉袋がグイグイ揉まれ、ペニスが下から上に強くしごかれる。小さなおっぱいが裏スジに強く押し付けられ、快感が衰えないように刺激を与え続けた。全身に纏わり付いていてマーメイド達がぎゅっと強く僕を圧迫し、女体の肌を堪能させる。このサポートが射精の脈打ちの時間を引き延ばし、どんどん精子を外に押し出していた。もちろんその間頭の中が真っ白になる快楽に全身を支配されている…

 体の奥に溜まっていた欲望をすべて吐き出し終わると、やっと射精の悦楽が収まった。

 人魚姫達は再び泡になり、お互いにくっついて、一つの大きな気泡になった。そしてそこから元の姿の人魚姫が出現した。

 「どうでした?わたくしの体、気持ちよかったですか?」「…。」「これで貴方はセックス以外の事を考えられない体になりました。さあ、すぐにでも女が欲しくなって来ますよ…。そしてこの塔には貴方のその欲望をすべて叶える装置が完備しています。安心して下さいね。」

 「…。」僕は敗北感に打ちひしがれそうになったが、その悲しい感情は体の奥からジンジンと沸き起こってくる”疼き”がかき消して行った。

 「だが…もうネプチューンはいない。マーメイドの王なしに、これからどうするつもりだ?」「ご心配には及びませんわ。王亡き後は、ナンバーツーであるこのわたくしが王となり、ネプチューンを襲名するだけです。」

 そういう事だったのか…でももうどうでも良くなって来た。再びムラムラと込み上げて来た性欲を処理すべく、優しく微笑む新ネプチューンに抱き付いた。僕は暫く新ネプチューンのオンナに精液を放出し続けながら、一緒にこの水を泳ぎ続ける事になるんだ。

###ゲームオーバー###

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