マーメイド3−2
 

 「まだか、人魚姫。」「はいネプチューン様。ガマン汁は相当出ておりますが、濃い精液の感触は感じられません。」「いつまで持ちこたえられるかしら?」泳ぎながらネプチューンが囁きかけている。

 「ま、まだ僕の反撃を見ていないだろう。ネプチューンよ、勝ち誇るのはまだ早いぜ。お前は…はうっ!」ネプチューンがひときわ強く腰を突き上げるとそれに合わせて人魚姫がオンナを強く締め上げた!

 「く…お、お前は、作戦上のミスを犯しているッ!それは、僕のお尻を責める為に自分の性感帯であるクリトリスを僕の体に預けてる事だ!」「…。」

 確かピンクの霧は、男性程ではないけど、マーメイド自身の感度も少しは高めている筈。だから催淫攻撃は諸刃の剣になる。特にネプチューン程の強い液体を出せる攻撃で、水全体をこれほどに染めてしまうなら、彼女達自身の防御力も相当低下しているに違いない。

 総じてマーメイドは攻撃力は高いが防御力がそれ程でもないって特徴がある。そこを責めれば勝てる!

 そうは言っても、やはりこの体液は対男性用なんだ。女性が浴びるよりも男性が浴びた方がずっと効果が高い。つまり僕が不利なのは変わりない。ここで二体纏めて相手にして勝てる自信もない。

 ここはまず強い方を集中して倒し、人魚姫を後回しにしよう。水を完全に染色するだけのネプチューンの体液、ネプチューン自身にはある程度の耐性はあるだろうけど、人魚姫はそれに比べて低い筈だ。だからネプチューンを倒してしまえば人魚姫を倒すのはたやすい。

 僕は人魚姫の攻撃を避けるように腰を引いた。人魚姫も魚の下半身を僕の足の間に捻じ込んで奥深くまでペニスを飲み込もうとして来た。僕は太ももに力を入れてさらにペニスを引き剥がそうとした。

 ペニスは人魚姫に捕らえられて離れはしなかったが、さっき程奥まで入ってはいない。あまりムリヤリ下半身を僕に押し付ければ、ネプチューンと息を合わせて泳ぐのに支障をきたす。少なくとも人魚姫にペニスを預ける体勢からは脱出した。

 ネプチューンが後ろから腰を突き上げて来る。その勢いで再び僕の腰を人魚姫に差し出させようという訳か。そうは行かない。

 僕はお尻にジワジワと力を入れて行った。お尻の筒がネプチューンのクリトリスを圧迫し始める。

 「うっく!」ネプチューンがうめき始めた。性感帯をそっくりそのまま挿入しているんだ、そこを集中して責めるのはたやすかった。

 僕はまるで女性になったみたいな気分で、ネプチューンの”オトコ”を締め付け、前後左右にお尻をぐりぐりと蠢かせてやる。引っ張られるような感触が締め付けに加えられ、男勝りなネプチューンを感じさせる事ができた。

 クリトリス全体がお尻の強い圧迫に刺激され、ネプチューンの精力が激減して行く。やはりマーメイドは感じやすい。だからできるだけ一方的に責めようとして来るんだ。こちらに反撃の機会があれば、勝ちやすくなるんだ。

 僕は人魚姫をそっちのけでもっぱらネプチューンを責め続けた。

 「うぬっ…!」限界に達したのかネプチューンは僕からクリトリスを引っ込めた。チャンス!

 「今だ!南斗性拳!」僕は指をそろえて手刀をつくり、素早くネプチューンのオンナめがけて突いた!後ろ向きだったからうまく行くかどうか分からなかったが指先にヌメリを帯びた感触があった。ヒット!僕はそのまま手をネプチューンのオンナに捻じ込む。四本の指がオンナにのめり込んで行く!そして根元まで捻じ込まれた指をくねくね動かすと、体液を大量に放出して、声も出さずにネプチューンは果てた。

 突然の僕の動きに驚いた人魚姫は僕のペニスを離した。

 水は少しずつ浄化されているみたいだ。たしかにずっと流れてなければ淀んでしまうからね。絵の具を溶かしたようなピンク色も段々薄れて行った。ネプチューンがいなくなって、これだけのピンクの体液を放出できる相手もいなくなった。人魚姫にはここまではできまい。

 人魚姫は何がどうなったか分からなかったが、ネプチューンの姿がない事、僕が反撃の体勢をとっている事から、段々状況を飲み込んで来たみたいだ。

 「さて、残るはあんただけだ。さっきの続きをしようか…」僕は人魚姫にしがみついた。すぐ近くでも人魚姫の顔が分からなかったのが、今ではその端正な西洋風の顔立ちがはっきりと見える。水は透明度を増しつつあった。

 僕は人魚姫を抱き締めたままオンナにペニスをあてがった。「あっ、イヤ、嫌あ…」人魚姫は恐怖して抵抗し始めた。それでも構わずに僕は人魚姫に再び正常位で挿入した。さっきは受け身だったが、今度はこっちが主導の正常位攻撃だ!

 「いや!ネプチューン様!」人魚姫はどうやらネプチューンがいないと何もできないのか。彼女は僕の上半身を両手で押し返し、下半身をのけぞらせてペニスを引き抜いた。「ふん。ネプチューンはもういない。今僕が倒したんだ。現実を受け入れな。」「そんな…」

 僕はまた人魚姫に抱き付いたまま、挿入を試みる。人魚姫は抵抗している。挿入を嫌がる人魚姫と一気にとどめを刺したい僕の戦いだ。でもこんなに嫌がっているって事は無理に挿入してもダメージをあまり与えられなくなりそうだ。何か別の手を考えた方がいいだろうか…

−選択肢−
マーメイド3−5 無理矢理挿入を迫る
マーメイド3−6 人魚姫を離してやる

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