ミミック3−6
 

 このままではヤバイ、残り精力もかなり少ない。ここで大勢の娘達に全身を責められ、次々と挿入されたら終わりだ。とにかく彼女達の攻撃を避けながら幻影の突破口を探すか、ヒントを考えて行くしかない!

 僕は暴れて彼女達の手を振り解き、ペニスに吸い付いている美少女の口を引き離すと、即座にうつ伏せになった。ペニスは布団状の白い物体にめり込んだ。ガマン汁が美少女の唾液と共に布団を濡らす。

 「あっ」「ひゃん♪」「いっ、いいよこの感じ…」顔を上げると、僕を取り巻いていた女の子達が一斉に感じ始めた。腰をくねらせ、自分の胸やオンナをまさぐって悦んでいる。全員が同じように快感にあえぎ始めた。一体何が起こったんだ?

 「ねえ、うつ伏せになってないで、あなたも私達と一緒に楽しみましょう?」「だ、誰が…」

 女の子達は僕のわき腹をくすぐったり、後ろから手を伸ばして会陰部分に手をねじ込んだり、足の裏をくすぐったりして来た。そして交代で僕の背中に乗り、吸い付くようなオッパイを背中やお尻に這わせて来た。その攻撃だけでも感じてしまい、さらにガマン汁を床に滲ませる。ここで誘惑に屈したら負けだ!

 美少女達はさらに高まり、数百人が一斉に体を震わせて快感に我を忘れている。中には立っていられずに膝を突いて震えている娘もいた。

 そ、そうか、分かったぞ突破口!この世界はフェアリーミミックの体なんだ。そしてその本体は…他でもないこの床だ!そして彼女の弱点はガマン汁。だから床に体液を滲ませたら攻撃道具である美少女達が一斉に感じ始めたんだ。

 そうと分かったら突破口を責めるのみ!僕は背中に美少女を乗せたまま、床に向けてヘコヘコと腰を振り始めた。床もいい感触で、しかも背中の女体の感触が僕を興奮させていたから、さらに僕の精力も限界に近かったから、ガマン汁に事欠く事はなかった。

 横の美少女が添い寝し、ムリヤリ横から体を滑らせて来た。僕の下に潜り込んだ美少女は太ももの間にペニスを挟み、僕の体を床から引き剥がした。女体が蠢く。僕はさらにガマン汁を滴らせた。彼女は巧みに腰を使ってペニスを飲み込もうとした。そうは行くか。

 僕はとっさに離れた。すると後ろから別の娘が両手でがっしりとペニスを掴み、激しくしごいて来た。ガマン汁が床に飛び散る。体液を床に落とさないように別の娘が亀頭を口に含んでしまった。チロチロと舌が動き回る。体の奥からくすぐったい感触がこみ上げる。クッソ、ここまでか!

 いや、まだあきらめちゃダメだ、僕は腰を引いて彼女の口から亀頭を引き離した。チュポンと豪快な音がした。射精寸前の体液が床に滴る。とどめとばかりに後ろの美少女が強く手コキ攻撃をして来た。ぴっぴっっ…と体液が零れ落ちる。

 その瞬間、地震が起こった。ほとんどが床に転がって悶え悦んでいる中、地面が大きく崩れ、僕はその地割れの中に吸い込まれて行った。

 また場面が急転換した。僕は上り階段の扉の前にいた。じわりと体の奥から快感がこみ上げる。我慢の限界にいた僕は状況を把握しないまま自分のペニスを両手で掴んだ。その刺激を合図に、精液が大量に床に零れ落ちた。精液の落ちた足元には、一つの空っぽの宝箱が転がっていた。宝箱は真っ二つに割れてしまっていた。

 宝箱のすぐ側に一枚のカードが落ちている。この扉のカードキーのようだ。僕は落ち着いてさっき起こった事を振り返ってみた。ガマン汁を床に滴らせ続けて、僕は幻影を破ったんだ。そしてフェアリーミミックの姿も消えている。という事は、僅差で僕の勝ちだったんだ。その証拠に上に行くカードキーも手に入った。体にも異常がない。

 僕もイク直前だった。危ない所だったな。

 カードキーを差し込む。

 「ぴぴ…認証完了。ドアロックを解除します。ピザって十回言ってみて。」「…。」「早く言えよカス!」ドアロックの分際でえらそうだ。「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」「一回多いやろがクソタワケ!」「くっクソタワケ!?」「まあええわ。じゃ、くるぶしの上にある部位はなんや?」「…足首。」「畜生!」「なんなんだよ!」

 カチャリ。扉が開いた。そんなにヒザって言って欲しかったのか。とにかくこういう手合いには構っていられない。僕は扉の先にある階段に歩き始めた。

ミミック3 クリア

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