マミー1−5
 

 このまま上に乗られた体勢では圧倒的に不利だ、何とかしてこの場を逃れないと!

 僕は必死で抵抗し、暴れ回った。ブリッジみたいに腰を浮かせ、横にマミーの体をどけようとした。が、すぐに体重をかけられて元に戻される。抵抗を始めた僕の手は彼女の両手に掴まれている。女性特有の柔軟さが僕の手首を圧迫する。こんなのでペニスを弄り回されたら…

 待てよ。マミーの手が僕の手を押さえているという事は、手コキ攻撃はできないって事だ。僕は抵抗をやめた。

 「おとなしくなったな。」マミーは右手を離し、またペニスの方に手を伸ばす。今だ!

 僕は解放された右手で彼女の肩を掴み、腰を浮かせながら一気に横にマミーの体を倒した。そしてすかさずその場を離れ、機敏に立ち上がった。そのまま数歩後ずさる。よし、ピンチは脱した。後はどう反撃するかだ。

 フッとマミーの姿が消えた!次の瞬間、背中に柔らかい感触が押し付けられた!「しまった、またワープか!」「ワープだと?フッフッフ…」

 マミーは後ろから両手を伸ばし、両手で僕のペニスを包み込んだ。「クソ!離せ!」僕は両手で彼女の手首を掴み、引き離そうとした。

 「数千年前も、後ろから抜かれそうになった少年が同じように抵抗したよ。だからそれを破る技も開発済みだ。」

 マミーはきゅっと両手を締め付けた。人差し指と親指以外の指を組み、根元にぴったり張り付いた。そのまま力を入れれば後ろから腰が固定され、少年がいくら手を振り解いたり前方に押し出したり抵抗しようと、絶対離れないのだ。

 両手の人差し指が、尿道や裏スジをコチョコチョと這いまわり始めた。それに合わせて手のひらが棒全体を圧迫しながら揉みしだく。まるでオンナの締め付けみたいにペニス全体が包み込まれ、その上人差し指が亀頭を弄んでいるんだ。

 僕は快感に悶えながら、何とか手を振り解こうとしたが、もう無駄だった。段々力が抜けて来る…

 それを察知したマミーは、両手を組んだまま手首のスナップを利かせてペニスをしごいて来た。両手の塊がペニスに張り付いて、締め付けつつしごいているような感じだ。時々小刻みに震えてバイブのような効果も加わって来る。

 僕は立っていられなくなり、両膝をついた。するとマミーは手を離し、右手でペニスを掴み直した。根元を中心にリズミカルに前後させながら、左手の手のひらで亀頭全体を包み込む。左手は揉んだり円を描くようにこすったりして来た。また人差し指と親指でクリックリッと裏スジと亀頭を指先で揉んだりもして来た。

 突然マミーは足を投げ出して座り、僕の腰を掴んだ手をグイッと引き寄せた。すると彼女と同じ格好で足を投げ出して彼女の前に座る格好になる。すぐさま彼女の足が僕の足の上を滑り、内側から僕の両足を大きく広げ、固定した。

 僕の首筋にマミーの唇が吸い付き、左手で玉袋をくすぐりながら右手が優しくゆっくりとペニスを上下する。その動きがどんどん早くなって行く。

 ペニスの脈が、マミーの手のひらに伝わっている。この血の流れで、彼女達は射精のタイミングを知る事ができる。彼女にはもう、僕が限界に達している事が分かっていたんだ。

 マミーはどんどん腰を浮かせて来た。それに合わせて僕も腰を浮かせ、後ろに倒れる。ついに仰向けに寝たマミーの胸部分を枕にしながら、僕も仰向けに寝かされた。ペニスは僕のおなかの方に引っ張られ、ますます脈打っている。

 左手で玉袋を揉みながら、右手は激しくペニスをむさぼる。四本の指がぴったりとくっつき、裏スジを中心に素早くこすり続けた。

 「さあ、このまま精液を上に吹き上げるがよい!」「だっ、だめええ!」僕はマミーの布団に仰向けに固定されたまま、どうする事もできずに女体に沈んで行く…

 おもむろに彼女の左手が亀頭を包み込んだ。そして取り出された杯が僕のおへそあたりに置かれた。左手がグニグニと蠢き、全身にくすぐったい感触と血の気が引くのを感じた。それを合図に杯を持つ手が左手に持ち替えられ、またあの素早いしごきに変わった。

 「はうあああ!」僕は空中めがけて濃い精液を噴射させた。精液は空中を舞うと、全部用意されていた杯の中に落ちて行った。吹き上げた精液がどこに落ちるかもちゃんと計算されていたんだ…

 できるだけ早く射精させるテクニック、出切るだけ回数多く射精に導くテクニック、そして、一回の射精量を増やすテクニック、これが三位一体となって、手コキの女王達の技が培われて来たんだ。その極上の手に、一体この数千年の間に、何人のペニスが絞られたんだろうか…

 「ふむ。後4回もすれば杯は満たされる。あの頃の祭りは日を追う毎に精液の量が減って行ったから、儀式の最終日は30回以上はイかせないといけなかったが…。ここは異世界。これだけの量が毎回手に入る。それも疲れず衰えず永遠にな。フフフ…これから毎日儀式を続けようぞ!」

 その後杯が一杯になるまで解放して貰えなかったのは言うまでもない(僅かの時間ではあったけど)。

###ゲームオーバー###

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