マミー2−8
 

 マミーの姿が消えた。彼女達は透明人間になる事もできるんだ。そしてヒット&アウェイで確実に一方的に僕を責め立て射精に導くつもりなんだ。このままではまずい。何とかして彼女達の位置を掴まないと。

 僕はあちこちに動いては手を出し足を出し、何とかマミーにぶつからないか手探り足探りで模索してみた。マミー側には僕の姿が見えているので僕が動いても避ける事ができる。つまり僕がいくら暴れても彼女達を捕まえる事ができなかった。

 「くっそ、卑怯だぞ!出て来い!…あっ!」叫んでる途中でペニスに快感が走る。誰かに手コキされた。ほんの数回しごいてはまた離れる攻撃。それも三人がかりだ。

 何とかして、何とかして、マミーを捕まえなくては…!僕は闇雲に暴れてはマミーを捕まえようと必死になった。

 ふと手に肌の感触!ここかっ!?僕はその場所に手を伸ばして女体を捕まえようとしたが偶然手が触れた次の瞬間その場のマミーは移動していたので、結局捕まえる事ができずに手が空を切った。ああっ、もどかしい!

 僕にちょっと疲れが出て来た頃、どこからか声が聞こえる。「さっきから必死ね。」「どうする?」「それじゃあ、うるさい子猫ちゃんを大人しくさせましょう。」「マキマキ…」

 誰かが呪文を唱える。すると足元に散乱していた包帯が勝手に動き始めた。ヘビのようにシュルシュルと頭をもたげる包帯が僕に襲い掛かる!「なっ、何だよこれっ!?」僕は抵抗したが包帯はどんどん僕の体に絡み付いて行った。抵抗してももがいても体に巻き付く包帯を取る事ができず、外しても外してもしつこく巻き付いて来る包帯をどうする事もできなかった。外すスピードよりも巻き付く方がずっと早く、疲労が溜まって僕の抵抗が弱まるのに対して包帯の方はどんどん活発になって行った。

 「うぐぐ…」包帯は三人分ある。華奢な僕の全身をぐるぐる巻きにして十分余りある量があって、僕は直立の体勢のまま体中を包帯で覆われてしまった。

 肩の後ろの部分がひときわ盛り上がる状態で、僕の体は古代のミイラのように首から下を何重にも包帯で拘束され、ピッタリと張り付いて身動きが取れない状態になった。露出しているのは首から上とペニス、玉袋だけだった。それ以外は包帯で完全に覆われ、硬く巻き付いている為にもうどうにもならなくなった。

 「ミイラパッケージ完成。」「くっそ、離せ!解け!」「あら。騒ぎ立てると頭も被うわよ?」とん。誰かに肩を突かれた。その勢いで僕の体は真後ろに倒れ込む。肩の後ろ部分が特に分厚く巻き付けられていて、あお向けに倒れても自分で自分のペニスを見る事ができる体勢だったし後頭部を打つ事もなかった。これも計算ずくって訳か。

 「その昔ある星の悪魔超人はストローを突き刺して水分を抜いたって話があるけど…」「私達の場合は精を抜き取る。」「本当はオチンチンだけ露出させて吸い取るんだけど、今回は特別によく見えるように首から上も出しといてあげる。」「自分がイク所をじっくり眺めなさい。」「は、離せえ…!」

 体を動かそうにもまったく動かない。硬く巻き付いたミイラパッケージがキッチリ拘束し、何重にもなっている為に身動きが取れなかった。手足も動かないし体をひねる事もできなかった。本当にあお向けに横たわっているだけの状態になった。

 ペニスに何かが触れる感触。透明のマミー達が三人がかりで突き出たペニスをいたぶってるんだ。僕は彼女達を振り払う事もできなければ逃げる事も叶わない。精々我慢して射精をしないように踏ん張るだけだった。快感に堪えながら脱出する方法を考えなければ…!

 柔らかい手のひらの感触がペニスを突き抜ける。指先だろうか、亀頭をコチョコチョと弄んでいる。玉袋もしなやかな手のひらや甲が滑っていて、内部での精子の生産力を急ピッチに引き上げる。

 「ほれほれ。我慢してもムダじゃ。君はもうイクしかないのだ。」「うう…」一方的にペニスをしごかれ続け、僕はどんどん高められて行った。裏スジをスベスベとしごいて行く手のひらの動きがどんどん早くなる。亀頭も柔らかい感触でこねくり回されている。「親指の付け根の所に金星丘というプニプニした部分がある。ここで先っぽをグリグリされると気持ちいいでしょ?」

 玉袋がワキワキと揉まれると中に溜まっている精液が押し出されそうになる。僕は全身全霊を振り絞って精液を玉袋に押し戻した。三人がかりで交代で棒や亀頭や玉袋をひっきりなしに刺激され、イキそうになってすんでの所で堪え切るのを繰り返した。段々イク寸前に高められる波のスピードが速くなる。

 突然マミー達の動きがゆっくりになった。ねっとりペニスに絡み付くようななまめかしい手の動きに変わったんだ。その新鮮な刺激が僕を限界まで追い詰める。絞り上げるように段々力を入れながら亀頭に向けてゆっくりとしごく柔らかい手。玉袋が指先でコロコロと優しくくすぐられ続ける。亀頭部分も誰かの手がすっぽりと被い力を入れたり抜いたりして来ている。掌が離れると今度は指先の感触が亀頭を刺激した。

 二本の細い指が尿道を左右に押し広げ、ヒダ付きの谷間に別の指先がコショコショと裏スジにかけて舐めるように上から下に撫でてくれた。このピンポイントの攻撃が僕をフィニッシュに追いやった。

 「んあああ!」マミー達の姿が見えないので、僕のペニスが勝手に精子を吹き上げる状態になった。僕以外誰もいないのにペニスから白濁液が飛び出す。そんな錯覚に陥りそうになる。僕はついに耐え切れなくなりミイラパッケージの間から顔を覗かせているペニスから、溜まっていた精液をすべて放出した。その様子を一部始終見せ付けられていた。

 「はあ、はあ…」「やっとイッたみたいね。」「でもミイラパッケージの本領はこれから発揮されるのよ。」

 ペニスが萎える間もなく生暖かい感触に包み込まれた!ぬるぬるした熱いものにすっぽり覆われ、あちこちがぬるついた柔らかい物でこねくり回されている。これは…咥えられているんだ!しかもこの塔でゲームに敗れる事は僕が性欲の固まりになる事を意味していた。イッたばかりなのに性欲が強烈にぶり返す。

 「ミイラパッケージ。その名の通り相手を包帯で完全に動けなくして体液を徹底的に搾り取る秘技!」「我らの場合は精液をすべて吸い取る。枯れ果てるまで。」しゅるるる…残りの包帯が僕の頭部を覆ってしまった。もう何も見えない。視界は白い包帯だけだ。見えない中でペニスにフェラチオの快感だけが送り込まれている。

 グチョッグチョッといやらしい音だけがこだまする。唇が棒を優しくしごき上げ、舌先が根元をチロチロと弄んだり亀頭にぐいっと押し付けられたりしている。程なく僕は精液を口の中に提供した。

 口が離れてもまたすぐに別のマミーの口に飲み込まれてしまう。今度は内頬で亀頭をしつこくしごかれ続け、あえなく発射。出せば出す程性欲が強くなり、射精の頻度も上がり、感度も増して行く。

 三人が交代で次から次へとペニスの奥の精液をそのいやらしい口で吸い上げて行った。「この塔では枯れ果てる事がない。だから永遠にミイラパッケージは終らない。」僕はマミー達の手や口、そしてオンナで、絶えずペニスをかわいがられ、休む間もなく射精し続ける事になった。玉袋に誰かがキスして強く吸った時僕はまた果てた。果てながらこの天国に酔いしれるのだった。

###ゲームオーバー###

戻る


メニューに戻る(ノーフレーム用)