マミー3−7
 

 相手は警戒している。そんな中飛び掛っても大したダメージは与えられないだろう。それに深追いすればどんな反撃を食らうか分からないからな。ここは相手に合わせてこちらも警戒して出方を窺い続ける事にしよう。先手必勝という言葉もあるが、後手だって相手の作戦に返し技を食らわせられる利点があるんだ。

 僕は身構えたまま動かない。僕と距離を取ったまま円陣を組んで取り囲んでいるマミー女王達も動かない。暫く膠着状態が続いた。

 先に痺れを切らしたのは敵側だった。古代人だから気が長いかと思っていたが、女王階級なら命令は「すぐに」満たされていた筈、意外にも短気だったんだ。

 「あくまで我らの出方を伺うか。」「それもよし。ならばこちらから責めるぞ。」「円陣の場合の取って置きがある。それをお見舞いしてやろうぞ。」マミー達はマキマキと呪文を唱えながらキョンシーのように手を前に出している。一体何をするつもりなのか。僕は警戒したまま身構えた。

 一挙に襲い掛かって来た時には誰かに抱き付いて挿入だ。呪文を唱えるなら魔法でガード。この路線は変えない。

 しゅるるる…「わああっ」僕は驚き縮み上がった。9人のマミー達の手が突然伸びたのだ!360度から18本の腕が僕めがけて伸びて来る!5メートル位はありそうな長い腕が僕の体をさすり始めた!

 しまった、まさか手が伸びるとは思いもよらなかった。長い手が全身を愛撫し、ヘビのように絡み付く。指先で乳首をこねくり回したり玉袋をコロコロ転がしたりするだけじゃなく、二の腕のスベスベが僕のふとももにスベスベと快感を送り込み、腰や足首や手首に巻き付いて拘束し始めた。

 僕は何とか18本の手から逃れようと振り払ったり避けたりしたが結局ムダだった。あっという間に捕まり、遠方からの愛撫攻撃に晒されてしまったのだ。

 ペニスをかわいがる極上の手のしなやかさとテクニックは健在だ。何本もの手のひらが棒もカリも包み込み、集団で息の合ったしごき攻撃を繰り出して来る。玉袋もすっぽりと包み込まれ、射精感を高め続けていた。お尻の穴も会陰もしなやかな指先の餌食になった。

 「くっそ、離せ!」僕は群がる長い腕を引き剥がそうとしたが、振り払ってもまたすぐに絡み付いて来るので手に負えない。反撃しようとしても敵の集団は数メートル先にいて届かない。逃げようとしても追いかける手に捕まってしまう。これでは一方的にダメージを受けるだけだ!

 スベスベの手のひらが僕の小さなお尻を撫でて行く。その指先が臀部のワレメをなぞっていてゾクゾクさせられてしまう。わき腹もわきの下も丁寧にさすられ、くすぐられ続ける。くすぐったさと快感に身を捩じらせるがマミー達は容赦なく責め続けた。

 背中をサワサワと手の甲が滑り回り、頭もナデナデされ、口の中に細い指が捻じ込まれる。僕の首筋をコロコロ指先でくすぐる女王もいる。ヒザの裏の敏感な所にも大人の女の自慢の手や指が快感を送り込んで来る。

 やがて手首や足首に絡み付いたふにふにの腕が集団で僕の体を持ち上げ、腰に巻き付いた腕を支えにハンモック状態に吊るされてしまった。僕の両足は左右に大きく開かれ、お姉さん達に陰部すべてが曝け出されてしまった。ペニス部分も会陰も玉袋もお尻の穴も、触られ放題だ。

 マミー達はやわらかい手のひらで裏スジを中心にやさしく手コキしている。裏筋を擦れる手のひらが、まだかまだかと白濁液を吸い取ろうと待ち構えていた。別のマミーと交代になると今度は親指が裏筋をいじめた。さらに次は二人がかりで、一人が亀頭全体をすっぽり包みながらぐにぐに揉みしだき、もう一人が棒部分を激しくしごき立てた。

 そうしている間ひっきりなしに玉袋が数人分の指先に弄ばれている。会陰もお尻の穴も敏感な性感帯がくまなく刺激された。太ももの付け根を指先がつつっと滑って行くとくすぐったさに呻いてしまった。足の裏をくすぐられながら僕は絶望的な思いさえ快感によって押し切られつつあるのを実感していた。

 尿道が手のひらで円を描くようにこねくり回され、根元と玉袋の繋ぎ目が軽く指先でコショコショされる。そして誰かの手がペニスをすっぽり包み込む。男の子のペニスをどう刺激すれば一番感じるかを心得ている古代人達の手の暴虐に僕はなすすべもなかった。

 文字通り手も足も出ない状況で、誰かの人差し指が裏スジのヒダをグリグリと強くこすった。棒部分がジワリと柔らかい指で締め付けられると限界に達してしまった。「うああっだめえ!イッちゃうよお!」思わず叫んだが却ってマミー達を喜ばせるだけだった。

 人差し指が執拗に敏感な部分を擦り続け、それをサポートするかのように手のひらが棒を握り締めている。玉袋からほとんど強制的に精液を押し出そうとして、グニグニと揉まれ続ける。お尻の穴から前に向けてつつつっと会陰が指先でなぞられ続ける。この動きが「精液の向かう方向」を指示しているみたいだ。

 程なくして僕は大きくのけぞり、敗北を認めながら、裏スジをしつこくこすり続ける人差し指の刺激で我慢を重ねた男の汁を吹き出してしまった!精液はとめどなく尿道から溢れ、飛び出し、大人の女のしなやかな手の甲を汚して行った。射精の間中棒を握っていた手が素早く小刻みに上下すると射精の快感とスピードが増し、後から後から精液が飛び出すのだった。さらに中に一滴も溜め込んだまま終わる事のないように玉袋と会陰に群がる手がサポートする。

 すべてを出し終わり、これ以上一滴も残らない位精液が押し出された。そこでやっと僕は解放された。でも萎えたペニスはすぐに元気を取り戻し、体内では急ピッチで精子の生産が始まり、ものの数秒で満杯にまで精巣に溜め込まれてしまう。溢れ返る性欲に腰をくねらせ、目の前にいるマミーの女王達にフラフラと歩み寄る以外、僕には選択肢が残されていなかったのだ。

###ゲームオーバー###

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