ロボット2−5
 

 このままではまずい。何とかして相手をイかせないと。でも、ロボットには性感帯はない筈。あるとしたら、性感ゲージだ。旧式には首の所にメーターがあってそれが一定量に達したら動きが一時停止になるんだった。

 さっきからの僕の攻撃は一体どれ位効いてるんだろう。僕はロボットの首筋を見た。が、新式にはメーターがない。

 ってゆーか僕の攻撃にロボット達は全然反応していなかった気がする。一体どこに弱点があるんだ。

 僕は腰を引き、胡坐の格好から四つんばいになった。ロボットがそれに反応して体を近づけた。その隙に僕はロボットの体のあちこちを触ったり観察したりしながら、ゲージや性感帯を探すのだった。

 ロボット達は一心不乱に首を伸ばし、舌を伸ばしてペニスを舐めて来る。

 どこを触っても、性感帯は見つけられない。愛撫しようがオンナに指を入れようが、ロボット達は無反応だった。

 「無駄な足掻きね。新式には性感帯システムは搭載されていないのよ。」「じゃ、じゃあどうやって…」「あなたは射精するだけ。」「クソ!そんなのズルイ!」「あら、『倒す方法』がないとは言っていないわよ?」「じゃあ、教えて。」「お断り。」

 ピンチだ。通常の愛撫攻撃や挿入攻撃が全然通用しないで、ロボット達にどう立ち向かえというんだ。

 とにかく考える時間が欲しい。僕は立ち上がろうとして上半身を起こした。すかさず一体のロボットが抱き付いて来て、僕は仰向けに寝かされた。抱き付いて来たロボットは体勢を変え、シックスナインの格好になった。僕はあっさりと押さえ込まれてしまった。

 投げ出された両足に二体のロボットがしがみつく。そして三体がかりで僕のペニスが再び舌の暴虐に晒された!

 「このへんはどうかな?」尿道から裏スジのあたりがチロチロと細かく振動しながら舌先が蠢いている。

 別の舌が玉袋を舌先でつつき、また上下に丁寧に舐めあげる!さらにお尻の穴をつんつんとつついて来た!

 そして、僕に覆いかぶさっているロボットの長い舌先は、亀頭以外の棒の部分にとぐろを巻いて巻きつき、ギュウウっと締め付けた。そのまま優しく上下にしごいて来る。

 僕は逃れようとして身悶えしたが、ガッチリ体を固定されて脱出できない。

 三本の舌先は、攻撃を亀頭に集中し始めた。尿道、カリ、裏スジに舌先が集中する!チロチロと素早い動きが一点に集中し、快感が全身に広がって行く。やがて玉袋が大きく反応し始めた。舌先がグイッと強く押し付けられると、絶妙なバイブが加わった!

 「うあっっ!」僕はロボット達の顔の間から、精子を吹き上げた。

 「これで任務完了。」ロボット達は僕を離してくれた。「…でも、また新しい任務となりそうですね。」ペニスはまったく衰えていなかった。上半身を起こして足を投げ出したまま快感に放心している僕に、ロボット達はまた群がって来た。

 座位の格好で挿入しながら、別のロボットも後ろからサポートし、三体目が玉袋に手を伸ばす。ロボットのオンナのバイブ攻撃に晒され、僕はまたロボットの中に精子を吹き出すのだった。

 男を悦ばせ、射精に導く為に作られたロボット。その技術は並じゃない。人間の女性以上の快感力に翻弄され、僕はいつまでも彼女達に「任務」を与え続けるのだった。

###ゲームオーバー###

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