ロボット2−3
 

 この立位の体勢のままでは負ける。何しろこちらはほとんど反撃できない。ロボット達に囲まれてほとんど自由にならないからだ。この状態から抜ける事をまず考えないと。抜ける道は一つだけだ。後ろに下がれないなら、前に!

 僕は前屈みになり、ロボットを押し倒そうとした。するとロボットはあっさりと後ろに下がり、挿入したまま僕を寝かせた。僕はロボットの上に乗っかる格好になった。

 これである程度は体の自由が利くようになった。後ろのロボット達に纏わり付かれる前に僕は身を起こし、腰を引いてペニスを引き抜いた。

 さらに僕は胡坐をかいて座った。両足の踵が玉袋や奥を隠してくれる。これで敏感な部分まで攻撃される事はなくなった。後はロボットが座位で乗って来るのを待つだけだ。

 思った通り、さっきまで挿入していたロボットが立ち上がり、僕の正面に向かい合って座って来た。そして座位の格好で再びペニスを挿入した。今度は僕の手が補助攻撃できる。両手でロボットのお尻を鷲掴みにし、お尻の穴周辺をまさぐった…

 「?」お尻の穴が見つからない。元々ないのか。それなら、上半身を中心に愛撫して行くか。僕は背中をさすったりわきの下をくすぐったりしながら応戦した。

 後ろから二体目のロボットが張り付いて来た。おっぱいの感触が背中を這い回る。前後を挟み込まれたが、正常位と違って身動きは取れる。

 三体目が、僕の玉袋に触れようと手を伸ばしたが、足首がガードしている為に奥に手を伸ばす事はできなかった。

 すると二体目と三体目が僕の背中に回り、二体がかりでお尻を背中にこすり付けて来た。柔らかいヒップが背中を這い回る。が、それも補助的な役割にしかなってない。

 すると三体のロボットの動きが止まった。内部で何か計算をしているみたいだ。短い間だったが、計算に時間を要したらしい。この状態を越える方法を、しかも三体のロボットで合理的に男を悦ばせる為の計算だったか。

 結合していたロボットが離れた。ペニスがむき出しになるが、他の部位は奥にしまい込まれている。僕は座って堪えるだけだ。

 結合したロボットは前屈みになり、その口を大きく開いた。ペニスはロボットの口に飲み込まれて行った。新式はフェラ攻撃もできるのか。

 「う…」ロボットのフェラ攻撃は、オンナ攻撃とは一味違う刺激だった。一定の温度に保たれた口腔がペニスを包み込み、舌がペニス全体をナメクジのように素早く這い回っている。生身の女性なら、咥えた時に裏スジ中心に舐める事になる筈だが、ロボットの場合上あご部分にも舌を伸ばせるらしい。

 ローションが大量に滴り、口から溢れている。クチョクチョと音を立てながら、ロボットは頭を上下させ始めた。こんな絶妙な動きは、現代科学ではまず不可能だ。只の上下ではない、ファジーな細かい動きも取り込んだ動きだった。

 そのスピードも段々速くなって行く。残り二体も胡坐をかいている僕の正面に近づいて正座して屈んだ。そして…、開かれた口から、長い舌が出て来た。

 赤く色がつけられている舌は、人間のものよりも細く作られていた。そして、数十センチは伸ばせるようになっていた。これがフェラチオ中にペニス全体に舌が纏わり付ける原理なんだ。

 ペニスを飲み込んでいるロボットの両脇から、長く伸びた舌がペニスに群がって来る。棒全体は真ん中のロボットに包み込まれている為、二本の舌はその両側に伸びて行く。

 しなやかにうねる長い舌は、胡坐をかいて奥をガードしている足首をすり抜け、あっさりと玉袋や会陰に達した。ヤバイ、こんな手があったとは。さっきの計算は、計算だけじゃなくてこの長い舌を準備していたのか。

 チロチロと玉袋や両脇が素早く舐められている。下半身をわりと自由に這い回る二本の舌は、僕を高める補助攻撃には十分なものだった。玉袋の中にある精巣を持ち上げるように、ヒクヒクと丁寧に舐めあげる二本の舌が心地よい。

 これはまずい事になった。このままでは敵の自滅を待つ前にこっちが果ててしまう!何とかしなければ…

−選択肢−
ロボット2−4 プレジャーボルトで一気に
ロボット2−5 性感帯を探す

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