スペースバンパイア1−8
 

 ここは堅実に精力温存の道を選ぼう。ただでさえスペースバンパイアは触れ合っただけで精気を吸い取る能力があるのだから、ダメージを少なくし、回復に魔力を費やし、精力を温存して、長期戦の吸収にも耐えるようにするしかない。戦っていくうちに弱点も見出せるかもしれない。

 なにより、キスで激しく精を吸収されてしまう以上は、おそらくオンナからもドレインできるはずだ。体表からもわずかに吸い取ることができる。つまり、スペースバンパイアの体液こそ、ドレインの秘密なのだろう。みずみずしい肌も吸収能力があるし、唾液の多い口からは激しく吸収される。したがってオンナからはもっと強烈に精気を奪われてしまう。

 だから、相手の目を見ずに魅了を避け、肌が触れる面積を小さくし、キスはNG。挿入などもってのほかだ。それでダメージを軽減させて、回復と愛撫でじっくり一人ずつ倒していくのが得策だ。様子見の意味もあるしね。

 まずは敵の実力を知りたい。せっかく3人が固まっているのだから、はじめのうちは全員まとめて百烈愛撫だ。それでダメージを受ければ敵もバラ蹴るだろうから、そしたら一人ずつじっくり丹念に攻撃して倒してしまおう。

 僕は疾風のような素早い愛撫でスペースバンパイア3人の感じやすいところ、とくに豊かなおっぱいを中心に、全員を快感にさらす。手や指先だけでなく、風圧もまた彼女たちのナイスバディをくすぐり、感じさせていく。指先でさえオンナに触れればドレインされるだろうから、下半身は風での愛撫に任せたほうが得策だな。3人が同時に甘いため息を漏らし、腰をくねらせた。攻撃は効いているみたいだ。

 僕もわずかとはいえスペースバンパイアたちに触れている以上、手のひらや指先から多少の精気が奪われるのもやむをえなかった。それでもかまわずに僕は怒涛の愛撫攻撃で3人を強い快感にさらした。これまでの経験から、女体の性感ポイントを的確にすばやく攻撃するすべを心得ている。そろそろばらける頃合だな。そしたら一番近くの敵に集中攻撃を仕掛けよう。

 敵の反撃がはじまった。スペースバンパイアのひとりが、風圧快感に耐えながら僕の前にひざまづいた。「そうはいくか!」フェラに持ち込まれそうになったので慌てて逃れる。後方に勢いよく飛び、敵の口腔を避けた。そして怒涛の百烈愛撫攻撃を仕掛ける。もっと3人をばらばらにしないと照準を合わせて集中攻撃は難しいだろう。

 が、フェラチオしそこなったスペースバンパイアはすかさず僕に飛び掛ってきた! 僕の腰に抱きつき、上半身全体でペニスに覆い被さりながら、僕を仰向けに押し倒す。豊かな乳房の感触が股間全体に広がった。僕はバランスを崩し、愛撫の手を止められてしまう。

 ぎゅっと彼女が僕の腰を抱き締めると、豊かな胸がペニスを包み込む。下半身を抱きしめられ、脱出できないし立つこともできなくなった。フェラ攻撃だけは避けないといけないが、ヘタに起き上がれば胡坐をかいた段階でバキュームされてしまうだろう。ここはむしろ彼女が口をペニスに近づける隙を突いて滑って脱出するしかない。

 だがスペースバンパイアは、僕の作戦を見抜いていたのか、あるいはフェラチオを嫌がる僕の気持ちを察したのか、おっぱいをペニスから離さなかった。それどころか、さらに深くペニスを胸の谷間奥にねじ込ませてくるのだった。しまった、この体勢は…

 スペースバンパイは自分の乳房を両側から圧迫する。そしてそのまま激しいパイズリ攻撃に入った! フェラに無理矢理持ち込もうとすれば逃げられることを知っていたのだ。形のいい巨乳がすっかりペニス全体を包みこみ、やわらかい肌触りですばやくしごきたてる。もちろんドレインつきだ。股間からは快感を引き出しやすいためか、ドレイン量も多くなっている。

 股間に強烈な心地よさが走る。スペースバンパイアの豊かな乳房はペニスを完全に挟みこんで、棒の形にひしゃげながらも全体を覆った肉がふにふにと圧迫しながら、ものすごいスピードでしごき上げている。僕の足のうえに彼女の体が覆いかぶさっているために、滑って逃げることはかなわなかった。

 ときおり左右交互にペニスをかわいがって、快感をいやがおうにも高めている。アンデッドだけあって力が強く、パイズリといってもペニスへの締めつけは相当なものだった。吸いつくような肌触りがあまりにも心地よく、柔らかで、しかもこすりあげる的確な刺激がたまらなかった。何万年以上も生きてきた相手だけに、これまでその乳房にどれほどの男が果てたか数え切れないのだろう。

 このまま一方的にパイズリ攻撃を喰らっているわけには行かない。幸い上半身は空いている。モタモタしていると別のスペースバンパイアに拘束されてしまうからね。僕は身を起こしてスペースバンパイアのほうに向きを変え、巧みに横向きで寝なおした。もちろんそんな程度の動きではオッパイ攻撃から逃れられるはずもないし、その意図もない。僕が体勢を変えたのは、横向きシックスナインに持ち込むためだった。

 目の前にはスペースバンパイアのツルツルのオンナ。彼女たちはみんな首から下に毛が生えず、パイパンなのだ。こうなった以上やむをえない、挿入よりはましだ。僕は両手指先で巧みにスペースバンパイアのオンナを攻撃する。

 敵も一生懸命パイズリしてくれる。さっきに増してものすごいスピードだ。体勢がシックスナインになるあいだも、乳房だけは絶対にペニスから離そうとしなかった。だが、その必死さが僕に攻撃のチャンスを与えてしまったのだ。といっても、さっきまでカリの敏感な部分は谷間の肌に密着していて比較的刺激が少なかったが、今度は前後逆になって、思いっきり乳房の肉が上下するところに裏筋が来ているため、そしてスピードも上がっているため、ダメージはさっきよりも増している。

 幸い相手の胸があまりに大きいためにフェラ攻撃との併用はないみたいだった。それならひたすら反撃あるのみだ。こっちも黄金の指先に魔力も込めて刺激と振動を与え、敵精力をドレイン以上に奪いつづける。指先から生命エネルギーを吸われている。濡れそぼったオンナだけに吸引力も相当大きい。しかしそれ以上に、スペースバンパイアが僕のテクニックに悶絶している。

 指先集中など細かい魔力を費やす以外は、MPはすべて回復につぎ込む。回復しながら徐々に優勢に立ち、こちらのダメージ以上に敵ダメージを大きくしていった。あと少しだ。

 敵はカリの敏感なところに乳首の硬い突起が当たるようにして、執拗にしごきあげている。そのくすぐったい感触は僕にとって少なからぬダメージとなった。小刻みなパイズリは肉のうねりを呼び起こし、それが波打つような振動となって棒全体を責め苛んでいる。さすがにこいつらの巨乳は伊達ではない。テクニックもしっかり磨きこまれていた。

 僕は一心不乱に指先の魔術を駆使しながら、周囲にも気を配った。敵がパイズリに集中できるように、腰から下は上向きになるよう体をひねる。パイズリに集中できないとフェラなどの別攻撃に移られてしまい厄介だ。それでいて上半身は横向き、それも真横ではなく後ろにそらすようにして、腕を伸ばしてオンナに届くような体勢を取る。つまり相当きつい体勢で体をひねって戦っている。こうすることで、横向きシックスナイン攻防での体の密着を最小限に抑えられ、なおかつ他の2人のスペースバンパイアの補助攻撃を避けることができるんだ。後ろに密着してこようとしても、上半身は仰向けに近くなっているし、玉袋もお尻の穴もスペースバンパイアの胸に隠されている。他の仲間に手出しはさせない。彼女たちはせいぜい僕の体をさするしかできなくなっていた。

 悩ましい声がひっきりなしにスペースバンパイアから漏れている。彼女たちは魅了や超能力など、とてつもない力を持っているし、精力値もそこそこに高い。しかし、それに比べると、防御力のほうが少し甘い気がする。つまり感じやすいんだ。おそらく一方的に吸収ばかりしてきて、防御の修行をあまりしてはこなかったのではないか。百戦錬磨でテクニックは磨かれているものの、自分が積極的に責められるシーンについて経験が浅いのかな。そうする前にエサどもは吸い尽くされてきたからだろう。

 ついに敵の弱点を見つけた。ドレインや魅了を避ければ、怒涛のテクニックにも耐え切れれば、積極的な愛撫攻撃で戦局を切り抜けることができる。僕は前にも増して指先に魔力を込め、痺れるような軽い電気刺激まで送り込むようになった。これで女体全体の性感神経がウズウズと刺激され、込み上げる絶頂感を押さえきれなくなるはずだ。

 僕の精力は、3分の1ほど削られている。こちらの防御力と精力値が高いために大したことがないように思えるが、きめの細かい、ペニスに絡みついて名残惜しそうに引っ付きながらすばやく動いていく、スペースバンパイアのしっとり高速パイズリは、やはり絶品である。執拗なパイズリ攻撃だけで、僕の精力の3割を削り取っていってしまうのだから、そのテクニックは相当なものである。さすがは宇宙をまたにかけて永遠に生きてきた化け物だけはある。

 そうこうしているうちに、スペースバンパイアの一人を倒した。体をのけぞらせ、ほかほかのオッパイがペニスから離れる。ビクンビクンと全身を律動させて、スペースバンパイアは絶頂を迎えたのだった。ルールどおり彼女は消えていった。

 しかしすかさず、残された2人が僕を包み込んできた! こちらが優勢で、シックスナインパイズリのスペースバンパイアがほどなくイクだろうことを察知していた残りの2人は、彼女が消えると同時に2人がかりで僕に攻撃を仕掛けてきたのだった。息をつく暇も次の作戦を考える時間もなかった。

 僕の体はスペースバンパイアたちに上下逆向きで挟まれてしまった。前方に張りついたスペースバンパイアは僕が避けていたフェラチオ攻撃。もう一人は僕のお尻に顔をうずめ、臀部の肉を両手で掻き分けてアナルに舌をねじ込んでくる。密着サンドイッチでのダブルシックスナイン攻撃だった。

 前後から柔らかい女体が僕を包み込み、挟み込み、ぎゅっと密着してくる。豊かな乳房は僕のおなかや背中を自在に滑りまわっており、後ろの美女のふとももとふくらはぎが僕の肩や胸板に回って、スベスベの肌触りの感触を刻みつけながら、同時に僕の上体を反らしぎみにもっていき、手や舌で前方のスペースバンパイアのオンナに攻撃ができないようにしている。

 前方の美女のむっちりシコシコのなま脚は、スベスベと僕の顔をなでさすってくる。腰だけは巧みに引いて、ツルツルのオンナを間近に見せつけながらも、決して舌や手で手出しができないようになっていた。もちろん、強烈なドレインの青い帯が、僕たちの周囲を繭のように包み込む。

 今度は密着して前後から、フェラとアナル責めにさらされることになった。スペースバンパイアたちはぐいぐいと女体を押しつけてきて、この体勢から逃れることができない。上下逆のシックスナイン体勢だからこそ、こちらの反撃を上手に封じて一方的に責めることもできた。実にまずいことになっている。

 あれほど避けようと思っていたフェラチオ攻撃にさらされてしまっている。思ったとおり、強烈なドレインが全身をかけめぐり、僕は奇妙な安心感に包まれてしまった。電撃のような帯が僕たちの周りを完全に包み込んでしまう。これは僕の生命エネルギーがスペースバンパイアたちのエネルギーと交じり合い、彼女たちの体内に取り込まれていることを意味する。

 体の力が抜けていく。そこへ巧みな舌先がペニスをなめ回してくれる。そのくすぐったさを、防御できずダイレクトにダメージとして刻みつけられてしまった。ぬめりを帯びた口腔がモゴモゴと蠢きながら、すばやく動く舌が全体をくまなくなめ上げる。それでいてぷにっとした唇がぎゅっと棒部分を輪のように包み込み、締めつけながらものすごい勢いでしごき続けるのだ。

 ドレイン攻撃に加えて、極上のフェラテクが僕を追いつめる。根本から先っぽまで滑らかに動くスペースバンパイアの口が、リズミカルにスピードを増していって、性器とたがわぬ快感をつむぎだしていた。まるで何本も舌があるかのように、ほとんど同時にカリから根本まですべてを柔らかい舌がかわいがり、くすぐり、なぞって、こすりあげている。亀頭は内頬やのど奥にぐいぐい当てられ、こすられ続けている。尿道口を掻き分けた舌が強くワレメを刺激すると快感が体の奥まで駆け抜けるのだった。

 2人がかりで僕の片足が持ち上げられ、下腹部の敏感なところが2人の前にあらわになっている。そこへ後ろの美女がアナル攻撃だ。お尻の穴周辺から内部まで、深く顔を突っ込んできて、やはりすばやい舌ですみずみなめつくす。塗りつけられる彼女の唾液が潤滑油となり、ドレイン効果も抜群だ。その舌が会陰にまで達すると、体の奥のスポットが激しく疼いた。お尻側全体がくすぐったくなり、柔らかい舌がまんべんなくなめまわしてきてくすぐったさに拍車をかける。お尻に当たるスペースバンパイアのほっぺの感触までが心地よかった。

 玉袋も彼女たちの前で丸くさらけ出されている。これをほっておくわけがなかった。2人がかりで指先や手のひらや舌先を滑らせ、包み込み、徹底的にかわいがっている。玉袋の付け根は細くしなやかな指先でコチョコチョくすぐられているし、全体をスベスベ柔らかな手のひらが包み込んでもにゅもにゅされたりもしている。そのまますべすべとなでさすり、コロコロとくすぐってくる。ときおり舌先がツンツンと敏感なところをつっつき、玉袋内部の繭を弄ぶのだ。その動きが玉袋横の内股にまで侵食すると、股間全体のくすぐったさと性的快感が一気に高まった。

 その間じゅう強烈にドレインされ続けているから、精力の激減にも拍車がかかる。3分の2ほどあった精力は、もはや限りなくゼロに近づいていた。彼女たちは口と手を激しく動かして僕の股間を集中攻撃しているのに、同時に胸を揺り動かして豊かなおっぱいをこすりつけたり、スベスベの足を刻みつけてくることも忘れない。それでいて巧みに僕の手や顔をオンナから引き剥がし、反撃の機会を奪い去っている。同時にこれだけのことができるスペースバンパイアは、テクニックのほうも超一級、単に自分の超能力だけに頼って生きながらえているわけではなかった。

 僕は股間全体から全身に広がり続けている快感をどうすることもできないまま、ピンクがかったツルツルのキレイなオンナを目前に、自分の敗北を覚悟しなければならなかった。感覚だけでなく視覚までも快感一色に染め上げられている。僕はいやらしい女性器を視界いっぱいに受けながら、これを凝視し、半ば魅了に近い精神状態で、お尻の奥から込み上げる射精感に酔いしれていた。

 反撃がいっさいできないまま、極上のテクニック+ドレイン攻撃で、僕はついに彼女の口の中で脈打ち始めた。内頬に押しつけられた亀頭が律動し、彼女のほっぺを波打たせている。その瞬間僕の敗北が決まった。精液はすでにドレイン効果で生命エネルギーとして奪われているため、絶頂はしても射精まではできなかった。つまり体液を出し尽くして脈打ちが終わることはなく、ずっと連続してイキ続けることになる。

 彼女たちは責める手を休めない。しつこくしつこく舌先を滑らせて、さらなる快感を僕に送り込んでくる。そうすることによって生命エネルギーはますます全身から放出され、彼女たちの糧となるのだ。会陰も玉袋もお尻の穴もすばやい指先の動きに翻弄され、ペニスの律動を早めている。

 アナルに細長い指がねじ込まれて内部をかき回されると、律動スピードは二倍になり、快感が急激に強く込み上げた。いつもの倍のテンポでイッているのが分かる。したがって精気が大量に奪われた。フェラチオしていた口が離れるとものすごいスピードでペニスがしごかれる。細くしなやかでやわらかい手のひらや指が棒を高速で滑りまわり、みっちり握り締めながら執拗にしごきたてる。彼女の手の中でペニスは悦びの律動を早め続けるのだった。

 オンナへの口づけが許されたので、一心不乱になめ回すと、僕の口からオンナめがけて大量の生命エネルギーが吸い込まれていった。彼女の足が僕の頭を抱え込み、押しつけるようにクンニさせられると、ドレインの量が滝のようになり、あっという間に僕は至高の快感のなかで干からびていくのだった。

 ひとしきり”食事”が終わるころには、周囲に大勢のアンデッドモンスターが集まり始めていた。肉体は改造され、いくら吸われてもミイラにはならず、その代わりにただただセックスを愉しみ続けるだけの存在になっていた。その情報を知った女たちが押し寄せてきている。おそらく他の階からも続々ときているはずだ。

 スペースバンパイアたちが群がってくる。仰向けにさせられた僕に、あのすばやい舌が十数人分群がっている。そこへ魔性の芳香が漂う。どこからか現れたブライドが部屋を淫気に満たしたのだ。

 僕はただ女たちになされるがままに、精を放出し続けるのだった。

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