攻撃は最大の防御。ここは掃除娘のモップ攻撃が来る前に上に乗ってしまった方が得策だ。

 僕は彼女の腰にしがみつき、上半身を上に持って行って掃除娘を押し倒した。そのまま上にのしかかると左手でスカートを捲り上げ、パンティに手を忍ばせた。

 掃除娘は両足を交互にゆっくり動かし、僕がパンツを脱がせるのを手助けならぬ足助けしてくれた。パンツの後はスカートだ。

 ミニスカをピラリと捲り上げると、整えられたヘアの奥にかわいらしいオンナが顔を覗かせた。手の感触だけでその上質さがなんとなく分かる。素材自体は悪くないみたいだ。鍛え方次第でかなりの強敵になるだろう。

 でも多分相手はこういう勝負は初めてで、戦闘としてのセックスにはまるで素人なんだろう。いやそれ以前にこの娘は体験自体した事があるのかなあ。やってみればはっきりする事だ。

 僕は彼女のオンナに正常位で結合すべくペニスを突きたてた。

 「!」突然お尻に強烈な快感が走りぬけた!後ろを見てみると、僕のお尻のワレメから奥に向かってあの白いモップがゆっくり滑っている!

 「どお?すごいでしょ。これが対男性用モップの威力だよ。」「うああ!」

 絹の滑らかさと毛並みのしなやかさがお尻の裂け目や穴、会陰や玉袋にまでサワサワと這い回り、くすぐったさもあるけどそれ以上に電撃のような快感が腰から上、全身に向かって駆け巡っている!

 一瞬我を忘れて動きが止まった。そこに隙ができ、ペニスが掃除娘のふとももに挟み込まれてしまった!掃除娘は巧みに僕のお尻や玉袋を”掃除”しながら、ペニスを柔らかくきめの細かい足の肉と肌で圧迫する。

 掃除娘のやさしいモップの動きが自動的に僕の腰を前後させた。いや、腰をくねらせ、揺り動かさないと、モップの魅力でどうにかなってしまいそうだった。それから逃れる為に反射的に体が動いてしまうんだ。しかしその僕の動きはペニスをふとももの暴虐に容赦なく晒す事になった。

 「あうう…」「もっと早くしてあげようか?」しなやかなモップの動きが突然スピードを増し、まるで動物の毛並みが玉袋からお尻の穴にかけて猛スピードで出たり入ったりしているみたいな強い刺激に晒された。

 ガクガクと腰が前後に揺れる。掃除娘が少し腰を持ち上げると、ふとももを滑っていた亀頭がオンナをつつき始める。そこで彼女はモップの動きを和らげたが、それが女性主導でペニス挿入を果たすきっかけになった。

 「あう…」掃除娘のオンナは想像以上だった。締め付けとかは百戦錬磨の敵の方がスゴイだろうけど彼女の場合は生得のヒダがペニスを容赦なく悦ばせた。柔らかさの中にコリッとした弾力があちこちに伝わり、その位置が体が動く度に変わってペニスのあちこちをヒダが絡み付いている。

 どうやら処女ではなさそうだったが、そういう風に作られたのかも知れない。経験が深い訳ではないけど、鍛えればかなりの強敵になる程の器だった。

 「今まで散々私を馬鹿にして来たけど…本気を出せばこの通りよ。」掃除娘は又モップの動きを早めた。今度は前後運動だけじゃなくクルクルと回転させるようにしなやかなモップを操作した。玉袋に毛並みがサワサワと絡みつきながら撫で続けられ、どんどん射精感を高めて行く。

 うう…レベルにすれば掃除娘は相当弱い筈なんだ。只彼女の生まれつきの「武器」(肌の質感とオンナ)と用意した「武器」(モップ)が彼女を強力な相手にしてしまっている。

 い、いや…敗因はそれだけじゃない。安易に掃除娘に飛び掛った僕の作戦上のミスでもあるんだ。

 僕はモップの暴虐から逃れようと腰をくねらせながら足を閉じ気味にして、彼女の手の動きに合わせてペニスを出し入れさせられていた。後ろに逃れようとしても既に掃除娘のふくらはぎが僕の背中を捕らえている。

 こうなったら…僕が果てる前に彼女を倒してしまうしかない。「武器」の力はすごいけど、掃除娘の元々の弱さは防御力の弱さになってる筈なんだ。証拠に彼女は得意げに僕を責める反面自分の精力にも限界が来ているかのように顔を上気させて息を荒くしている。後少し…彼女を悦ばせれば、僕の勝ちになる。

 でも掃除娘の方も自分がイキそうになっている中でモップを操作しているんだ。この子の考えも同じだろう。自分がイク前に僕を射精させてしまおうと考えてるんだ。

 体が快感に包まれているのに、掃除だけは百戦錬磨の彼女だから、モップ捌きには狂いが生じなかった。絶えず僕に快感を巧みに送り込み続け、こちらがいくら執拗に責めてもその動きが乱れる事はなかった。

 玉袋や会陰がモップでくすぐられ、全身をゾクゾクと震わせながら、玉袋のジワジワした”射精欲”がペニスの感度を高めている。そしてこれに呼応するかのようにペニスには掃除娘のカズノコが絡みついている。ペニスの快感が今度は玉袋に伝わり、精巣の中身をぶちまけるように指令を送り続けている。この相乗効果がどんどん高まって行った。お尻の穴のさらに奥がジンジン疼いている。

 それに対して掃除娘を責める攻撃は単調になってしまって、こっちのダメージには到底及ばなくなっている。

 「攻撃は最大の防御」なのは掃除娘の方でも一緒だった。

 「ああっ!」僕は全身に広がる射精寸前の感覚に打ち震えて掃除娘に強くのしかかる。彼女を上からぎゅっと抱きしめると、モップが玉袋の会陰側の付け根を小さくコチョコチョした。

 僕は掃除娘に抱きついたまま彼女の名器の奥に精液をほとばしらせた。

 「はあ、はあ…うっく…もっとぉ…」射精したのに掃除娘のモップの動きは止まらず、彼女は悶えたまま僕の腰を誘導し続けた。それに合わせて僕の腰も動き続ける。すぐに彼女も小さく悲鳴を上げて絶頂した。僕は声もなく彼女に満足させられ、そして彼女を満足させられた。

 やっと解放して貰った僕は掃除娘の横にごろんと体を横たえた。

 「これで私の勝ちね。なんか、ずっと戦って来た男の人だからもっと大変かと思ったけど、思った程ではなかったのね。」「うう…」よりによって掃除娘に、しかも一回目から負けた事がこんなに悔しいなんて。

 「どっち道あなたの負けは負けよ。だって私、この塔では”トラップ”扱いだからね。トラップで射精しても負けになるでしょ。それと同じ。」「…。」

 「これからも私はセックスで汚れた所を掃除するけど、私に負けたんだから、罰として他の女を抱いてその場が汚れて私がホイホーイと降りて来たら、私とも必ず遊んで貰うわよ。回数が二倍になるのね。」「…。」「心配は要らないわ。これからはあなたは只の性欲の塊。さらに私を抱いても平気だし…いいえ、もっと積極的に自然と私を求めるようになるんだよ。」

 そう囁く掃除娘は、他の敵と違う事が引け目になっているのか、謙虚さを漂わせていたが、でもその奥に自分こそがという自信を滲ませ、またずっと僕と肌を合わせる事になるのを喜んでいるみたいだった。

 悔しさの代わりに、僕にも同じ喜びが沸いて来るのを感じた。体の奥の性欲が頭を擡げ始めたからだ。…いや、正直、僕はこの掃除娘の魅力によって彼女を殊更に求めるようになったのかも知れない。

 戦闘の場から”天国”に変わったフロアの空気を、これから僕は楽しむ事になるんだ。

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