「ふっふっふ…経験積んだ男の恐ろしさを体で教えてやるぜ!」僕は気を取り直して臨戦体勢に入った。一気にカタを付けてしまいたいが…そうは言っても彼女の体をテカらせているローションはたしかに厄介だ。あのニュルニュルは女体の攻撃力を二倍以上に跳ね上げる。いくら相手が掃除娘でもわざわざ自分から不利な状況に追い込んでローションまみれになる必要もあるまい。
僕は体を密着させる状況を避けて手で愛撫して倒す事にした。しびれ粉のせいで動きも鈍いし挿入攻撃をしても思うように責められず却って彼女のローションボディに翻弄されてしまいかねないから。ここは無難な道だ。
僕は座って掃除娘のオンナに手を伸ばし、両手で責めた。手前にも奥にも指を入れ、周辺をくすぐりつつ右手をクリに当て左手で中をこねくり回した。こうやって満遍なくひっきりなしに刺激し続ける百戦錬磨の指テクを食らえ。
「うう…ん…っく」掃除娘は立ったまま足を開いて僕の攻撃を受けていた。腰も妖しく回転し始めている。僕の攻撃が効いているんだ。僕は右手の指で中をこねくり回し、左手で押し広げたり周りをさすったり手を奥の臀部まで滑らせたりして満遍なく愛撫し続ける。たしかにスピーディーな動きはできないがこれでも十分感じさせる事ができる。
「うっく、このままではまた一方的にやられちゃうっ…!」掃除娘も僕の前にしりもちをついて座り、反撃に出ようとした。僕達は胡坐をかいて向かい合った。僕の手はしつこく彼女のオンナをかき回し敏感な場所をピンポイントで責めたり逆にポイントをわざと外してジワジワ焦らしたりした。
掃除娘もペニスに手を伸ばす。手コキ対手マン勝負という訳か。両手でペニスを握り締めるとぎこちない動きで上下させ始めた。やわらかい女性特有の手のひらの感触がペニスを包み込む。それだけでダメージにはなるがここは踏ん張り所だ。僕達は無言のままお互いの性器を手で刺激し合った。手の動きのテク、耐久力と精力の勝負だ。触り慣れている方が有利だしガマンできる方が有利な戦いだ。
明らかにこの勝負は僕の方に分があった。この勝負に入る前に既にこっちが手マン先制攻撃をしているし、掃除娘のしごく手つきはまだまだぎこちなさを残している。手のひらの感触というハンデはあるがその分こっちは防御と最大精力値でカバーしてるんだ。掃除娘の方は防御力も弱く精力も僕の半分以下だ。このまま続ければ確実にこっちの勝ちだな。
僕はあちこちをつつきながら相手を充血させる作戦に出た。どんどん感度が増し、攻撃すればする程もっと感じやすくなるよう絶妙なポイントをなぞり、さすり、時には力強く刺激してあげる。僕の方も手コキ攻撃で一定速度で精力を消費し続けているが、減り方は向こうの方が早そうだ。
掃除娘はと言うと始めの内は両手で包み込んで上下にしごいていたが右手左手と交代でしごくようになった。慣れていないと手が疲れて来るだろう、疲れたら手を変えて単調にしごくだけ。利き腕じゃない方でしごく分攻撃力が弱くなる。慣れていればそれをテクでカバーし、ダメージを軽減させないのだが掃除娘にはまだできない事だ。それに休んでいる方の手は文字通り休んでしまっていて玉袋をサポートするとかできない。僕の方はひっきりなしに両手を使っている。勝負は明らかだった。
「んん……このままじゃ…あっ!そうだ、これはどうよ!」掃除娘は手コキを辞めて上半身を横に向けた。僕から送り込まれる快感にピクンピクンと反応しながらも掃除娘はあお向けに倒れているメカに手を伸ばす。機械の先にはローションが染み込んだぞうきんがある。ま、まさか…
掃除娘はぞうきんを拾うと再びローションを付け、べちゃっとペニスに押し付けた。滴る液体が下腹部に広がる。「女体に付ければ女側の攻撃力アップ、男の大事な部分に付ければ防御力を下げられる…掃除娘様の道具攻撃を舐めるなあっ!」
掃除娘はペニスを白くきれいなぞうきんで包み込み、生地ごと両手で上下にしごき始めた。「うっく、しまった…」まだしびれ粉の影響があって逃げ切れなかった。ペニス周辺はあっという間にぬとぬと粘液でまみれてしまい、防御力を下げられてしまった。ヌメリが良くなった分感度も上がり、しかもぎこちない掃除娘の動きもニュルニュルがうまくサポートしてスムーズな動きに変えてくれる。
「えいえいえいっ!!」ゆっくりだった両手の動きがどんどんリズミカルにスピードを増して行った。ローションの滴りが次から次へとぞうきんから滲み出て僕の下腹部をぬとぬとにして行く。掃除娘は渾身の力を込めて快感に抗いながら一心不乱に両手を力強くスムーズに上下させた。一気に勝負をかけるつもりか。
やわらかくてスベスベの手のひらもいいが、ふわふわでちょとだけザラ付いた特殊ぞうきんの布地の感触も悪くない。細かい繊維がペニスのヒダの敏感な所までみっちり浸透し、掃除娘の一生懸命な動きが細かい所まで刺激を行き届かせてくれるからだ。しかもたっぷりのローションでにゅるんにゅるんと滑らかに滑ってやがる。
戦局は掃除娘の道具攻撃で一気に逆転した。彼女のテクのぎこちなさはローションぞうきんのせいで完全にカバーされ、僕はどんどん精力を消費し続けている。こっちは思ったように動けないせいでスピーディーな刺激をオンナに送りつける事ができないでいる。しかもさっきと同じ攻撃をしているのに掃除娘の消費量が相当減少してる。対男性用武器を手にした掃除娘には自信が沸き起こり、それが彼女の防御力を一時的に増加させているのだろうか。
さっきまでは彼女の方の減り方が早かったのに、今では僕の精力消費の方が早くなってしまっている。一気に僕の分が悪くなった。この勝負どうなるか分からなくなって来たぞ…掃除娘なんかに負けるなんて一生の不覚だ、早く倒さなくては…
んあっ!「きゃんっ!」突然体の奥から熱いたぎりが込み上げた。危うくイキそうになってしまったが、寸での所でお尻の奥にぎゅっと力を入れて射精を免れた。危ない所だった。僕はいつの間にかそこまで追い詰められていた。だが同じ瞬間掃除娘の方もイキそうになっていたみたいだ。僕と同じようにどうにかこうにか耐え抜いたんだ。
「うっく…」こうなってしまうといつまでも我慢し切れるものではない。また絶頂の波が押し寄せる。どんどん周期が早くなって耐え切れずに出してしまいそうだ。掃除娘も同じだった。今彼女は勝負の厳しさを味わっているに違いない。快感と苦悶で眉間に皺が寄っていた。僕も同じ顔だった。
一刻も早く倒してしまわねば。お互いにそう思っていて手のスピードや力にさらに熱と力を込める。ここであのしびれ粉のハンデが僕に重くのしかかった。ああっまた…こみあげるぅ…「んん〜!」掃除娘も同じタイミングで二人同時に果てそうになる。ここで耐え切れた方の勝ちだ。何とか出ないでくれえ…
だ、ダメだ、体の奥に溜め込まれた精子が脈打ち前の強烈な快感と共に玉袋から尿道へと流れ始めた。0.5秒でも射精を遅らせたい。イク直前、僕は何とか射精までの時間を伸ばそうと渾身の力で踏ん張る。相手も大量の愛液を滴らせてブルッと打ち震えそうになり、イクまでの神経伝達を遅らせようと体をこわばらせた…渾身の力を込めて。
彼女が踏ん張ると手の力が強くなり、ペニスがぞうきん越しにきつく締め付けられる。指の間からローションがぶちゅっと滴り落ちた。この力が強い手の締め付けになり、僕にとって致命傷となった。掃除娘の怪我の功名がトドメの攻撃だった。
踏ん張ってももう全身を貫くくすぐったさには抗えず、僕は掃除娘の雑巾に白濁液を滲ませてしまう。精子は行き場を求めてどんどん亀頭から生地に押し出され、快感とともに強く脈打ちながら何回にも分けて外に飛び出した。そしてその直後、掃除娘は小さく鳴いて絶頂を迎えた。
ほんの一瞬の差だった。僕は掃除娘の道具攻撃に油断して負けてしまった。「ああ…」「はふう…」僕達は暫く声も出せずにお互いの刺激に満足して頭の中が真っ白になっていた。そのまま寄り添うように脱力する。掃除娘も悦んでこの至福の一時を愉しむように一言も発せずに横から僕にしなだれかかっていた。
暫くすると僕の肩にしなだれかかる裸の娘の肌の感触にムラムラと込み上げて来た。そう、このゲームに負けると永遠に閉じ込められ我を忘れてセックスの虜になってしまうんだった。ペニスが回復する。おあつらえ向きに隣で全裸の掃除娘がぽへーっとしている。
ちょっとコナマイキな女の子に再び抱き付くのも当然だった。
###ゲームオーバー###