僕は迫り来る掃除機を手で払い除け、超グラマーな肉の上に覆い被さった。掃除娘はバランスを崩し、畳の上に仰向けになる。むにょんと柔らかい感触が僕の全身を包み込み、吸い付くような肌触りが密着する格好になった。

 「うっく…!?」正常位で挿入すると全身に快感の波が襲って来た。やっぱり掃除娘のオンナは普通よりも感触がいい。自動的に締め付ける心地よさとあちこちで棒を揉みしだく突起の感触が僕の精力を奪う。戦闘を重ねて来た身でもやっぱり本番は気持ちよく、気を抜けば抜かれてしまう。まして名器の掃除娘なら尚更だ。

 それに彼女はたしかに”成長”しているのが分かる。締め付ける攻撃力も上がっているし、正常位で突き上げても簡単には果ててくれなくなっている。彼女なりに修行し、体を磨き、言葉通り頑張ったんだろう。何よりグラマーな肉が僕の全身に張り付き包み込み、蠢きながら僕の細胞の性感神経を着実に刺激し続けている。

 レベル自体はそれ程高くない彼女だが、それでも日々成長し続け、また持って生まれた高級な肉体と道具を武器に僕を悦ばせようとする。弱点だった防御力の低さもかなり改善されているみたいだ。百戦錬磨の僕でさえ彼女に苦戦とまでは行かないが少なくとも簡単には倒せないようになっている。前よりもたしかに強くなっているのだ。

 掃除娘は正常位の体勢で腰を左右に揺らして来た。ぐにぐにと筒が蠢き、ペニスを翻弄する。全身もペニスも掃除娘の豊かな肉体に包まれながら、左右に揉まれ蠢かれ、密着の快感と締め付け揉みしだき攻撃の快感に晒された。腰をくねらせるリズムもタイミングも、掃除娘なりに研究していて、以前より格段にうまくなっていた。不覚にも僕は高められて行った。

 「ふう、ふう…どうよ!?」「うっくう…やるじゃねえか…」僕も反撃に出る。ゆっくりした上下の腰使いを素早く且つできるだけ深く出し入れする激しい動きに切り替え、掃除娘をガンガン責めた。余裕綽々という相手ではなくなっている以上こっちも全力で決戦する以外にない。

 上下に突き続けると豊かな乳房が僕の胸板で踊り、きめの細かいプルプルしたおなかの肉が食い込むように張り付き、腰やももの肉が僕の下半身で大きく蠢き、また掃除娘の左右の腰使いと連動して膣が自在に大きくうねり始めた。「あう…ぅ…」スベスベの女の肉が汗で滲む。汗をかきやすい体になっていた。

 その汗が僕達の体をさらに密着させる。ぺりぺりといやらしい音を立てながら掃除娘の皮膚細胞が僕の体に吸い付き、僕が動く度に微小の吸盤のように彼女の肌が引っ張られ、離れてはまた引っ付いて来る。この肌触り、肉の感触が背中とお尻以外全身に満遍なく襲い掛かり、心地よい安心感と共に性感ダメージを喰らう。

 こっちが突き上げればそれだけ掃除娘の体が自動的にカウンター攻撃を出すような状態だ。グラマーになった分だけもちもちした表皮にグレードアップし、掃除娘に強い攻撃力を与えていたのだった。それに耐久力も思った以上に高くなっている。何をやったのか、膣の防御力が上がっていて、僕がガンガン責めているのにまだまだ余裕があるという表情だ。

 オンナを責めても、たしかに掃除娘は悩ましいため息を僕の耳に吹きかけ感じてくれているのだが、以前のようにあっさり絶頂に達する事無く、こちらの強い責めにも必死で耐えている状態だった。暫く遭わない内にココを鍛えていたのか。

 いや、それだけじゃあないだろう。体を磨いているというのは伊達じゃあなかった。太ったといっても気持ち悪い位にぶよっとした体ではなく、たしかに肉は付いていたけどちょっと小太りな感じで、おなかは出ていたがブクブクという訳でもない。むしろ丁度良い女らしい太り具合で、丸っこい感じだった。それがかわいらしく、精神的にも男心をくすぐる体だった。

 全身が肉厚になった影響で、オンナも肉厚な感じがし、抱いている時間が長ければ長い程ペニスと全身に加えられる圧迫が心地よさを増す。一気に精を抜き取るというより、じわじわと追い詰め、高まらせて置いて、最後に通常以上の精を吸い出す感じだ。熱燗のようなダイレクトな効果よりヒヤのように後からジワジワ来るタイプだ。それだけに精巣に溜め込まれる精子も、射精時に全身を駆け抜けるくすぐったい感じも、より多く”貯金”されるのだ。

 聞いた事がある。太目の娘は心地よく、射精しやすく、また一回の射精量も増えるんだ。肉厚のオンナと包み込む女体が、男の快感をどこかに貯金して置いて、最後に全額引き出す。それに伴って精子量も増え、全身で彼女の心地よさを味わい続ける事ができる。これが太目の子の”受胎能力”の高さであり、掃除娘の強さだった。

 正常位で責めている筈なのに、この上下運動がまるで掃除娘による攻撃のような錯覚を覚える。こっちが与えるダメージは膣へのペニスの出し入れだけだが、彼女の方は僕の攻撃によるカウンターと自身の左右の蠢きによる攻撃が加わり、さらに僕の体を包み込む豊満な肢体が僕へのダメージになっている。そしてオンナの防御力が上がっているのに対して彼女のもち肌+汗でペリペリ言う皮膚が僕の防御力を下げ続けていた。

 この状態は不利だ。正常位以外…肌が触れ合わない体位に変えて仕切り直しをしないと。僕は上半身を起こして松葉崩しに移ろうと考え、体勢を整え始めた。体を持ち上げると”ベリイ”っと大きな音を立てて彼女のもち肌が僕のおなかや胸から離れた。

 ヴイイイイ〜「!?」お尻から全身へと突然快感の波が強烈に広がった!「あふあ…っ!?」「逃げようったってそうは行かないわよん♪ここでハネ付き掃除機の再登場よ!しかもハンディタイプ!」「なっ…やめ…」

 小型の掃除機の細長いノズルの先に小さな丸い羽根が付いていて、スイッチと共に高速回転している。ハネは的確に僕のお尻の穴周辺を捉え、会陰も含めて容赦なくくすぐり僕の体の奥にある性感帯を刺激し続ける。僕は身を捩じらせビクンと大きく反応した。その勢いで足を滑らせ、僕は再び掃除娘のムニムニした肉布団の上に覆いかぶさった。

 「私、がんばってたでしょ。」「うあっ!」掃除娘は両足を僕の腰に回して固定した。彼女の右手がお尻のワレメの奥に掃除機を押し付け、やわらかく動かしながら僕の敏感な部分を責め続ける。上半身は再びもち肌の密着に晒され、そのままの体勢でまた腰を左右にくねらせて来た。『どこががんばってるんだよ』なんて軽口を叩かなきゃよかった。彼女の左手が僕の首に回った時心のどこかで”成長したって大した事ないだろ”という侮りがあった事を思い知らされた。

 レベルの上ではたしかに僕の方が上だったが、油断してみすみす彼女に身を預けてしまった事、ハンディタイプの掃除機と豊満な肉体の複合攻撃が強力なダメージになってしまった事で、明らかにこちらに分が悪くなっていた。逃れようとする前に下からがっしり抱きかかえられてしまっていて、後は快感の中で精を彼女に提供するだけになってしまっていた。

 僕は快感に抗いながら一刻も早く掃除娘を倒そうとして小刻みに猛スピードでペニスを出し入れした。だがそうすれば却って彼女のカウンター攻撃が力を増すばかりだし、お尻の穴をくすぐり射精感を高め続ける掃除機攻撃が小刻みに震えて逆効果になってしまっていた。

 「ああ…」体の奥からくすぐったい感覚が込み上げて来る。意志と関係なく体が射精準備を始めたんだ。肉体が快感に染まるに連れて精神も影響を受ける。掃除娘はほお擦りしながら僕の耳元で囁いた。「ねえ…私の事、好き?」脳天が痺れ、僕は激しく彼女の唇を奪うと強く抱きしめた!

 「ああっ!好きだ!すきっ…」二人は力いっぱいお互いに抱き合った。ぎゅみっとやわらかい肉が僕の体を圧迫し、ペニスが生得の締め付けに強く晒された。掃除娘は既に掃除機を手放して右手を僕の背中に回して強く引き寄せていたが、お尻の快感は止まる事無く疼き続け、じんじんと痺れている。

 僕は掃除娘を強く抱き締めたままブルッと震え、精液を彼女のオンナに大量に放出してしまった。射精が始まるとモゴモゴと中が蠢き、一滴たりとも外に零すまいと体液を吸い上げている。その動きが射精時間を長くし、結果快感と精液量が増えた。

 「あふ…」脈打ちがやっと終わると力が抜けて行く。太目の特徴通り射精量が多かった。満足度も高く、僕は掃除娘のグラマーに成長した肢体と絶妙に計算された道具攻撃に翻弄され、心奪われ射精してしまった。掃除娘の魅力に負けたんだ。

 僕は彼女の横にごろんと転がる。べりりっといやらしい汗が女体の吸盤を名残惜しそうに引き離した。「うれしい…好きって言ってくれたから…。」掃除娘は僕の胸に頭をコショコショと擦り付けた。

 休憩時にはテレビでも見ようと思ったが、それはもう叶わないようだ。僕の体は性欲の塊となり、もはや休む事無くこの塔で快感をむさぼり続けなければならなくなったのだから。僕は側に寄り添う”好きな人”を優しく抱き寄せ、再び彼女の魅力に包み込まれるのだった。

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