いくら道具を攻撃しようが、もちろんこんなものに性感帯はない。あくまで、道具を操っているのは本体である掃除娘だ。だからコイツを倒すことに専念すれば、自動的にこの魔性の掃除機も外れるって寸法だ。彼女もそれなりにレベルアップしてはいるが、百戦錬磨の僕の実力にはついてきてはいないはずだ。

 というわけで、とっととこの掃除娘を攻撃して倒してしまおう。このさいヘンな道具は無視だ。僕は体を回して掃除娘に向き合った。ホースももちろんペニスに吸い付いたままついてくる。ペニスで彼女を攻撃することはできないので、両手と舌で全身を愛撫だ。

 僕は掃除娘の全身を撫でさすりながらその乳首にむしゃぶりついた。「ふふふ…必死になっちゃって…かわいいわね。」大人ぶった掃除娘の声が頭上で吐息とともに漏れる。同時に彼女の腕が僕の頭部に巻きつき、スベスベの肌の質感を刻みつけた。こちらが愛撫攻撃しかできないように、彼女も愛撫攻撃しかできない。それならテクニックで上を行く僕が勝つだろう。

 僕の手はお尻からだんだんオンナへと向かっていく。掃除娘程度なら手だけでイかせる自信があった。僕は後ろから彼女の秘部に指先を伸ばし、コショコショと徹底的にかわいがる。「はううっ…」掃除娘が腰をくねらせた。全身がとろけてしまいそうな快感に立っているのもつらくなっている様子だ。

 僕を責め立てる掃除機もうなりを上げ続け、ペニスを快感にさらしている。こっちも気を抜くと立っていられないほどの危険な快感の中にいる。

 ホースの先端についているオンナ型のおもちゃが、しつこくペニスをむさぼり続けている。掃除機機能がぐいぐいペニスを吸い込み続け、引き剥がせなくなっているんだ。吸引の力だけでなく、内部でペニスを包むオンナ機能がガッチリ食い込んで取れなくなっていて、特殊シリコン製のおもちゃが自動でグニグニと蠕動し、精力を搾り取ろうとしていた。

 無数に空いた極小の穴から絶えず催淫ローションが染み出していて、オンナの攻撃力をぬとぬと格段に高め、カウパーと余分な擬似愛液が掃除機の奥に吸い込まれては新しいローションが噴き出すしくみだった。ペニスから染み込む催淫剤は僕の性欲を刺激し、お尻の奥にくすぐったい疼きを強めさせた。

 僕は快感を堪えながら掃除娘を責め続けた。彼女のピッチリボディコンスーツをたくみにずらし、床へ落としていく。ついに彼女は丸裸になった。「はぁ、はぁ…さあ、よく見るのよ。私の生まれ変わった姿を!」掃除娘は僕を抱き締めるのをやめ、自分の乳房を抱えるように持ち上げながらしっかりした足取りで体勢を立て直した。両足を開きオッパイを強調して立つ姿は明らかに僕を誘っている。要求どおり手と指先の魔術だけで悶絶させてやろうじゃねえか。

 僕は指先に神経を集中させながら掃除娘に両手を伸ばした。以前の掃除娘とは打って変わって、乳房が大きく膨らみ、上向きに反り返っている。大きさといい形のよさといい一級品だった。その細い腕やおなかには似つかわしくない巨乳を撫で上げると、彼女は全身に力を入れて耐え抜いた。僕の手はさらにわき腹や腰周り、おなかや内股を滑っていく。お尻を揉むと、熟れた果実がやわらかく指先を飲み込んでいく。女を強調するヒップのふくらみはまっすぐ突き出していながらやさしい丸みで包まれている。細く引き締まった太ももが硬くまっすぐに腰へとつながっていながら、それでいて異常なまでにスベスベしていて心地よい肌触りだった。

 掃除娘は腕組みに近い格好で乳房を強調しながら僕の攻撃を一方的に受けている。彼女は反撃をせずに防御に徹しているようだった。それでも僕のテクニックの前にはダメージをわずかに軽減できるだけに違いない。彼女はその形のいい腰を回転させながら愛液を内股に滴らせて悦んでいる。その表情は快感と強い意志が交じり合ってキリッと引き締まり、大人の美女の妖しさをふんだんに放出しているのだった。

 彼女は大きく足を開いたまま僕の責めを受け入れ続け、その姿勢のまま必死で耐えていた。腰を動かし体の反応に酔いしれそうになりながらも、抵抗し続ける姿がお姉さんの貫禄を象徴していた。そして出る肉はあまりにも強調されているのに、引き締まっているところは徹底的に引き締まる抜群のスタイルが妖しい色気を僕に投げかけている。悩ましい彼女の吐息を見るとつい心を奪われそうになった。濃い口紅と攻撃的なアイシャドウがセクシーだ。

 掃除機も負けてはいない。シリコンは変幻自在にペニスをしごきたて、揉みたて続ける。男が感じるポイントを計算し、順序良くペニス全体をかわいがっている。内臓コンピュータが個人差のあるペニスの快感ポイントをはじき出し、容赦なく刺激する。ぎゅっと締め付けては優しく揉みあげる動きに僕も腰を引いて身もだえする。それでも掃除機ホースはどんどん根元まで吸い込んで容赦なく責めまくるのだ。

 僕も掃除娘も快感に耐えようと腰をくねらせながら、こちらは両手で、彼女は道具で、ひたすら攻撃し続ける。僕の方は攻撃と防御を一手に背負わなければならないが、掃除娘は防御にだけ徹していれば自動的に掃除機が責め立てるしくみだった。その代わりテクニックでは僕のほうが勝っており、彼女はむしろ耐えるだけで精一杯の様子だった。

 掃除機の動きが微妙に変わる。先端から根元まで蠕動しながら裏スジの敏感なところを重点的に責める動きが強くなった。どうやら僕の感じるツボをミクロ単位で特定したらしい。ここを責め続ければすぐにでも果てるというポイントだった。「あっはう…」僕は身をよじらせ、腰をくねらせて快感に抗おうとする。が、そんな程度では掃除機の無機的な動きを制御できるはずもない。

 加えて、千変万化するバイブ振動が僕の体の奥まで震わせ、前立腺に届くように快感信号を出し続けている。単調な振動なら慣れもするが、大きく震えたり細かく奥まで振動させたりする多種多様な振動が蠕動シリコンの動きと組み合わさってまたとない締まり方と快感をつむぎだしている。

 極めつけは掃除機についている最大級の特殊機能、人工舌だった。ホース下部に備え付けられた透明のシリコン舌部が、玉袋や会陰、さらに伸びてはお尻の穴まで満遍なく舐め上げている。ペニスへの快感に電撃のようなサポートをする舌のぬめった蠢きが、僕に大ダメージを与え続けていた。ホースのバイブ振動に合わせて舌も震えているから、睾丸の奥に溜め込まれてせき止められている無数の精子も共鳴し、早く外へ出たいと出口に押し寄せている。精子は催淫剤でどんどん急ピッチで生産されているから、出口に押しかけ外へ出ようとする力も強まっていく。意志の力で押し留めるには限界がある。限界を超えたとき、強烈な快感とともにこいつらが全部掃除機に吸い上げられちまうんだ。

 精力と体術、防御力は僕のほうが上だった。が、掃除娘の方は防御だけに専念しているがゆえに本来の耐久性を倍化させることができる。「〜は身を守っている」というメッセージが出る、あの状態だ。その一方でこちらのほうは、男の体を計算されて頑丈に作られた、しかも僕の感じるポイントを探し当ててしまった、至高のメカがひっきりなしに貼りついて責め続けている状態だ。受けているダメージはこちらの方が大きく、いくら精力値に差があってもかなり不利な戦況だ。

 このままではこのヘンテコリンな掃除機に抜かれちまうぞ。なんとかしなければ…なんとか…

 必死の攻防が続いた。だが戦えば戦うほどこちらが眼に見えて不利になっていくのだった。彼女の防御力も精力も以前よりアップしている。ダイエットだけをしていたのではなさそうだ。彼女なりの修行をしていたのだろう。

 掃除娘は快感に抗う苦悶の表情を浮かべながらも妖しく高らかな笑みを浮かべた。「どうやら私の勝ちね。今までイロイロいたずらされた恨み、今晴らさせてもらうわ。…スピードアップ!」掃除娘はリモコンを取り出し、赤いボタンを押した。そしてすかさずリモコンを遠くに投げてしまった。「くすくす。念には念をいれとかないとね。リモコンはもう私たちの手に届かないところにある。つまり掃除機はもはや誰にも止められないッ!」

 くっそ、掃除娘はアタマのほうもかなり成長してやがる。何度も僕と戦って負けてきたから、対策もしっかりやってきたんだ。掃除機が”強”モードに入った。唸りを上げてものすごいスピードでペニスをむさぼりだす! 蠕動と吸引のスピードが格段にアップし、一気に精子を搾り取ろうとし始めたのだ。すでに僕のツボは分析され、敵側に知られてしまっている。あとは一気にそこを刺激しまくればいいだけだった。まずい、負ける…

 「さあ…私を見て…もっとこの体を楽しみなさい。」息を切らしながら掃除娘が僕を見据える。僕は前にも増す勢いで彼女の全身を愛撫し続けた。オンナにも容赦なく指を入れもう片方の手で感じやすいポイントを全力で責め上げる。しかし、身を守っている掃除娘にたいしては致命的なダメージを与えることができないでいた。こうなったらジワジワ追いつめて少しずつ精力を削る作戦しかない。

 それにしても、格段にスタイルがよくなった掃除娘の体は、触っているだけでえもいわれぬ心地よさだった。肌のきめの細かさはただ若さに身を任せただけではない、特殊な磨きがかかっている。それでいて女らしいパーツがどこもかしこも強調され、魅力にあふれている。僕と同じくらいに伸びた背もかっこよく、細く引き締まった脛も大人の女の魅力120%だった。

 彼女は同じポーズのまま防御し続けている。僕がそのふくよかな乳房に吸い付いても手の位置は変えなかった。指を締め付けるオンナも熟達したヒダの感触が一つ一つ分かるくらいに成長している。快感に抗って妖しくくねらせる腰つきが僕の心をくすぐっていた。

 僕が責めているはずなのに、手に吸い付く肌の質感、スタイルの良いお姉さんの蠢く女体、大人っぽく施されたきりりとした化粧が、僕にカウンターダメージを与えてくる。まるで精神的に犯されているような色気が、僕が責めれば責めるほど周囲の空間に染み出してきて、僕をジワジワと弱体化させるのだ。そこへきて戦慄の掃除機がペニスを激しく苛んでいるのだ。

 大きな舌が玉袋全体を乗せてコロコロと転がし、溜まった精子を精巣のなかで揺さぶり続ける。精力が尽きかけていた。僕の足元でうなり声を上げる魔性の搾精装置によって、僕の責める手が所々で止まる。「ほっ、ほっほほほほっ! 私の作った掃除機で出しちゃえ! はやくっ!」快感に我を忘れそうになって攻撃の手が止まる僕の様子を見て、掃除娘は初めて防御の手を緩め、腕組みの体勢を解いた。そしてすばやく僕の全身を大人の女の手で撫でさすった。肩からわき腹、おなかや腰を滑る心地よい手の感触が僕の精力を限界まで吸い取ってしまった。僕はますます腰を引き、中腰に近い体勢になってしまう。それでも掃除機は容赦なくペニスをむさぼり、掃除娘のしなやかな手は僕の背中までもをかわいがった。

 ぶいいいいいいん! 掃除機が最後の仕上げをはじめた。僕は…掃除娘の作った特殊掃除機の前になすすべがなかった。勝利を確信した掃除娘は防御から一転、攻撃に専念し、体を摺り寄せながら手をあちこちに滑らせまくった。その肌触りも手の動きも僕を脱力させ、力を抜いたところでダイレクトな掃除機の快感が一挙に送り込まれるのだった。もうだめか…いや、まだあきらめたくない…ああっ、でも体の奥からくすぐったい感覚が込み上げるッ!

 掃除娘がゆっくりと胸を僕の胸板に押し付けた。ゆっくりやさしく体を押し付けると僕の上半身は自動的に持ち上げられる格好になった。僕は中腰の体勢で腰だけを不自然に引いたまま(お尻を後方にいやらしく突き出したまま)上体だけ起こすという、奇妙な格好になった。お姉さんのやさしい微笑が間近に迫る。

 むちゅっ。掃除娘の唇が僕に重なる。やさしく僕の後ろ頭をさすりながらとろけるキスを振舞われた。舌を入れずとも深く僕の口に吸い込む彼女の唇だけで、快感ダメージは十分だった。僕は全身脱力してしまう。成長した掃除娘の色気には勝てなかった。彼女の化粧から微弱な魔力の波動を感じた。もしかして…彼女の大人化の秘密はここにあるのでは、とふと頭を掠めたが、次の瞬間思考が停止した。

 脱力しきったところに掃除機の攻撃が容赦なく降りかかる。掃除娘が僕の唇を奪い続けジンジン痺れるような安心感と脱力感によって僕の防御を剥ぎ取り、そこへひっきりなしに仕上げの掃除機攻撃がペニスを襲う。僕は完全にノーガードの状態で掃除機の快感を身にうける状態になった。限界はとうに超えており、気力と踏ん張りだけでギリギリ堪えていたのだった。しかしセクシーなキス攻撃でまったく踏ん張れなくなったから、そのギリギリも通用しない。

 お尻の奥から脈打ちが始まる。力を抜いていたから余計に射精感の心地よい快感がくすぐったく全身を電撃のように駆け巡った。ぢゅううううう…掃除機が異物を吸い込む音を鳴らした。それは大量の精液が機械に吸い取られていく音だった。脈打ちが終わっても掃除機は精一杯ペニスをかわいがり続け、電池切れを起こすまでバイブと舌先で精子を吸い上げていった。

 掃除機の動きが止まるとホースがペニスから離れた。戦慄の連続搾精の間も、掃除娘は優しく微笑みながら僕の頭をなでてサポートしてくれたから、僕はほとんど苦痛を感じずに快感と安心感のなかで体液を掃除機に提供し続けたのだった。

 僕は彼女の豊かな乳房に抱きかかえられながら、赤子のように掃除娘の腕の中で言葉を発せず身を預けていた。そのうち男の本能だけが僕の体を支配する。掃除娘の大人の色気が、きっと僕のたぎりをも包み込んでくれるんだろう。大人化した彼女の膣を味わった時、僕は人格を失うことになる。それでも、相手が掃除娘ならいい。こんな幸福な終わりかたなら…。そう思って僕は力を抜いて掃除娘に抱かれ続けるのだった。

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