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12/22(水)   僧侶のラブソング

   仏教国カンボジアで、女性に恋した僧侶を歌った人気ポップスが、テレビやラジオで放送禁止となっている。
  「内容が不謹慎」というのが処分理由らしい。その内容はというと、女性に恋した僧侶がいったん仏門を離
  れるが、その恋人に裏切られ、再び僧籍に戻るというもの。これについて発売元の会社は「若い僧侶を啓発
  するのが趣旨だ」としている。
   問題になったのは先月発売された音楽ビデオの方で、還俗した若者役の俳優が胸をあらわにして恋人と
  蓮の葉が浮かぶ池で戯れたり、キスや抱擁をしたりするシーン。女性のバストに若者が目線を向ける場面が
  あることも批判の的となった。カンボジア情報省は「僧侶と仏教徒を汚すものだ」として20日、放送禁止を発
  表した。地元紙によると、年配者を中心に情報省に苦情が殺到していたらしい。しかしながら、そのビデオも
  既に4000本ほどが市場に流通。放送禁止後も販売は禁止されておらず、仏教界も対処できない状態だ。

    日本人が聞くと、「何を大げさな」という感じがするが(これは15日付の中国ニュースも同様だ)、かの国に
   於いては大問題であろう。ポル・ポト以後の新生カンボジアは信仰の自由が認められているが、それでも
   実に国民の90%が仏教徒なのである。そのどこが問題なのかというと、仏教では性愛は容認されていな
   いのだ。今の日本では、僧侶の妻帯は認められているが、江戸まで遡れば、僧侶は女と通じることは禁じ
   られていたのである。見つかったら島流しだったというから半端でない。日本ですらそうなのだから、カンボジ
   アでは、もっと反応が苛烈であろう。
    しかし、これも難しいところで、みんながみんな厳格な仏教徒になってしまったら子孫が残らない(^^;)。
   かの国も、信仰の自由とともに、表現の自由もある程度は認めてあげたらどうだろうか。
12/15(水)   中国発の性討論番組、放映中止へ

   覆面をした出演者が性について大胆に語り合う中国初のテレビ深夜番組として来年放映される予定だった
  番組「マスク」が、国家放送映画テレビ総局の通達により放映を見合わせることが決まった(新京報)。
  番組制作会社が営業許可証を取得していなかったことが理由とされているが、通達では、放送する番組の
  テーマの選択について「道徳を重視しなければならない」と強調しており、許可云々ではなく番組内容に
  関するクレームだったことは明白のようである。
  
   番組では出演者が気兼ねなく発言できるようマスクを着用し、性に関する様々な話題を自由に語り合う
  内容とされ、北京を含む50以上の都市で放映される予定だった。番組の趣旨について制作責任者は、
  「色気を排除し、一般の人たちに性に対する理解を深めてもらう」のが目的と述べていた。

    まあ、「中国だからな」とか思えないわけじゃないですが、何となくウソ寒い話。なにせ、セックスを真正
   面から取り上げる番組自体初めてのようですから、まさか日本のエロ系深夜番組のようなものではない
   でしょう。恐らく、「朝まで生テレビ」的な討論番組、ジェネジャンみたいな半バラエティみたいにするつも
   りだったんだろうなあ。なにもそれまで取り締まることはないと思うんですが……。
    これは対岸の火事ではなくて、日本でも例の児ポ法が成立しようものなら、まず我々のような存在が
   目の敵にされますでしょう。こんなエロ18禁サイトくらいならいいですが、書籍や映像は困りますね。
   急に進みはしないでしょうが、警察や文教族は虎視眈々と狙ってます。表現の自由を、なんてことを
   大上段に構えて言うつもりはないですが、この程度の娯楽は認めてもらいたいものですね。
12/08(水)   教師と女生徒、禁断の関係

  神奈川県警少年捜査課と相模原南署は、相模原市下九沢にある市立中学の非常勤講師(29)を県青少年
 保護育成条例違反(淫らな行為)の容疑で逮捕、8日、横浜地検相模原支部に送検した。
 調べによると同容疑者は昨年9月と10月、自宅や当時勤務していた市立中学校の相談室に於いて、当時3年
 生だった飲食店員の少女(16)に性行為をした疑い。
  同容疑者は空き時間の3時限目に相談室へ行き、生徒は授業を欠席して相談室へ行って性行為をした模様。
 「生徒から『好きだ』と告白されて歯止めが利かなくなった」と供述しているという。同容疑者は当時、3年の
 学級担任で、保健体育などを担当。今年4月からは別の2校で不登校生徒らの相談業務に当たっていた。

    という事件なんですが。まあ、こういう事件はよく聞くし、さほど珍しくはないのかも知れないけど、この
   場合教師が迫ったのではなく、女生徒側が誘惑したというのがちょっと。これはもう、官能小説というより
   はエロ漫画の路線じゃないですかね(^^;)。よくあるじゃないですか、可愛いけど積極的な女生徒が若
   い教師や研修生なんかを誘惑してエッチしちゃうってのが。ある意味、これは爽やか系エロ漫画の永遠
   のテーマでもありますね。まあ、漫画の場合、ちゃんとオチがあるわけだけど、現実のオチは逮捕&懲戒
   免職だから洒落にならないんですけどね。
12/16(木)   アダルトビデオ女優に薬物使用か?

   AV女優に薬物を吸わせて撮影し、ムリヤリわいせつな行為をした上に重傷を負わせたとして、警視庁池袋署
  は16日までに、強制わいせつ致傷の容疑で、ビデオ制作会社役員の男(40)と監督やスタッフなど男女計8人
  を逮捕したと発表した。男優1人を除き、いずれも容疑を否認しているという。
   警察の調べでは、容疑者らは今年6月下旬、東京都豊島区の居酒屋で、AV作品に出演する20歳代の女優
  に成分不明の白い粉末を吸わせ、意識が朦朧としたところを同区西池袋のマンションに連れ込んで撮影した。
   そこで強引に性行為をした上、肛門に浣腸器を挿入したところ、これが破裂してしまい、女性に内臓損傷な
  ど全治約4カ月の重傷を負わせた疑い。容疑を認めている男優は薬物について「合法ドラッグだった」と供述
  している。

    合法とはいえ薬物を使って強姦する、というだけでもけっこう来るのに(「合法」ったって、それは国が使って
   もいいよ」と認めているというわけじゃなく、単に目が行き届いていないだけですからね)、スカトロ攻撃をする
   というのはスゴイなあ(^^;)。怖いのは、浣腸器が肛門内で割れてしまい、女性が重傷を負ったというところ
   ですね。いやあ、私も浣腸責めが好きで(「現実」ではイヤですよ! お話だから書けるんです)けっこう話で
   使うし、描写もしますが、現実ではこういうことがあるから恐ろしいです。
    しかし思うんですが、麻薬などの薬物を使って女を拐かし、凌辱した挙げ句に肛門責めまでする、というのは
   どっちかっていうと小説や漫画など、フィクションの世界だったと思うんですよねえ。まさかそれを本当に現実
   にやろうというのはどういう神経なんだろうか。もしかして、そういうフィクションに刺激されて本当にやって
   みた、なんてことはないでしょうね(--;)。
12/17(金)   人造枕膝枕登場

   玩具メーカーのトレーン(本社・東京都墨田区)が11月末から都内の玩具屋で売り出した「ひざまくら」が
  話題になっている。発売後、ここまででで3000個近くが売れたというからビックリ。言うまでもなく男性向けで
  あり、「癒し系グッズ」(メーカー)なのだそうだが、これはどうしたものか(^^;)。
   本物の女性がモデルなんだそうで、太腿というか腰のあたりまで等身大の大きさで、女性特有の柔らかさや
  スカートのしわ、下着の線までリアルに再現されているんだそうだ。気になる価格は税込み9429円。身体部
  分はポリウレタン、スカートはポリエチレン製でスカート色は赤と黒の2色。メーカーによると「20代をターゲット
  にしていたが、60代の人も買っていく」という。

    これはなあ(^^;)。メーカーサイドが言ってるように、これは明らかにオタク向け商品だったのだろう。癒し系
   というのはは大げさだけどね。個人的な感想だけど、はっきり言って、恥ずかしくて使えないと思う。と、同
   時にこんなもの他人に見られたらと思うと、友人を部屋に呼べないよ。確かに膝枕ってのは気持ちがいいもん
   だけどもそれはあくまで女性にやってもらうからであって、模造品を作ったからどうなるもんではないだろう。
   使ったことはないのであまり言えないが、本物と比べたら、ダッチワイフと生身の彼女くらいの差はある
   ろう。人肌とウレタンじゃあ、月とスッポン以上の格差があると思うなあ。もし彼女がいなくて人恋しかったのな
   ら、そんなもので代用せずに、彼女を作ろうと頑張りゃいいじゃないかって感じかな。

    この話を聞いて思い出したことがある。さて何年前になるのか、1/1スケールの綾波レイが売り出され
   たことがある。当然、完成品であり、価格はなんと30万円だった。一度だけ、これを買ったというやつの話を
   聞いたことはあるが、さてどのくらい売れたのだろうか。もしヒットしてれば絶対に1/1アスカとかマヤとか、
   あるいはミサトさんも出ただろうが、それはなかったから、やはりあまり売れなかったのだろう。
    私の考え方は卑猥なのだろうが、この件を聞いた時は、「買ったやつはダッチワイフとして使いたいのだ
   ろうな」と思ってしまった(^^;)。それとも飾るだけかな?
 2004年12月の業界通信ログです。。
12/25(土)   子供のポルノ鑑賞

    石川県内の高校二年に対して行なった調査によると、男子生徒の4割がインターネットでポルノ画像
   を見ていることが分かった。また、子どものネット利用に対する親の「無関心さ」同時にも判明した。青少
   年のインターネット意識調査は、長崎県佐世保市の小6女児殺害事件をきっかけに実施され、石川県内
   小中高校から任意に82校を抽出、今年九月に小4、小6、中2、高2の4166人にアンケートを行なった
   もの。
    有害サイトに関する調査では、「ポルノ画像を見たことがある」と回答したのは小4、小6が4%、中2が
   9%、高2が26%。高二男子が42%と多く、このうち37%が「もっと見たい」と答えたという。閲覧場所は
   自宅が多いが、高2は携帯電話が28%となった。暴力や虐待画像については、小4、小6、中2がともに
   7%、高2が11%で、男女、学年の差が小さいようだ。ポルノ画像などに接続できなくするフィルタリング
   ソフトを使用しているのは、どの学年も2%前後で、利用に親が関与しないケースは、小4が37%、小6
   で51%、中2は71%、高2が77%となった。
    この結果に対し県は「不適正な利用が少なからずある。親の無関心さもうかがえ、意識啓発が
   必要」とみて、さらに詳しい分析を行い、県教委、県警、学識経験者らによる検討会を設け、対応を協議
   する。

    本当にこの手の調査はくだらない。男子生徒の40%がポルノ画像見てたったって、そんなもん当たり前
   でしょ? ネットに繋げりゃ、誰だって見ますよ、男の子だもの。例の佐世保の事件絡みでこういうことを
   やったらしいんだけど、こういう結果は予想通りで、私に言わせればむしろ健全だ。こういうことで騒ぐ
   親や教育関係者に聞きたいんだけど、おまえらガキの時分に兄貴のエロ漫画、グラビアや親父の官能小
   説を隠れて読んだことないのか? あるだろう。それが当たり前だからだ。今の世の中、その本や雑誌が
   ネットになっただけの話である。そりゃ確かに18禁の本を買うよりもネット見る方が規制がないから気軽
   に見られるだろう。だけど、もしネットがなくても、結局はその手の雑誌とかは入手して愉しむに決まって
   いるのだ。その手の雑誌を万引きするよりはずっとマシだろう。
    男の子なんだから、女性に、引いてはセックスに興味持って当たり前だ。何度も言うが、うるさく言って
   るおとなどもは自分のことを振り返ってみろ。それが何だ? 「不適正な利用」だ? バカめが。

    親の無関心も非難されているが、それは一理ある。と言っても勘違いしないで欲しいのは、親がもっと
   子供を監視して石川県の言う「不適正な利用」を防ぐべきだ、というのではない。親は子供とセックスの
   話をしてないだろう。それは確かに問題なのだ。もし親が子供と性の話を避けた上に、メディアでの性
   情報まで禁じたら、子供はいったいどこから性の知識を得ればいいのだ。たまにいるのが「そういう知識
   は自然と覚える」というものだが、バカも休み休み言えという感じだ。なんだその「自然に」ってのは。
   自然に覚えているように見えたとしたら、それは子供がメディアや友人から情報を得ているだけなのだ。
   そのメディアを禁じ、親も教師も性の話をしなくなったら子供はどうすりゃいいのだ??
    そういう問題だけでなく、思春期の子供がセックスに興味を示すのはごく自然かつ順調な成長だという
   ことではないか。親は喜ぶべきなんだよ。