太平洋上にある伊豆諸島の最南端にある阿乃世島。
世間で話題の進学校・学校法人私立スパルタ学園高等学校の私有島である。

進学校のランクを示す数字として「東京大学への合格者数」があるが、上位ベスト
10のうち、実に東京の高校が七校を占めている。
スパルタ学園もその常連で、合格者数では他校よりも少ないのだが、これは受験生
の志望校が多岐に渡っているせいだ。
東大だけでなく京大志望者も多い。
学園側としても、基本的に東大を薦めはするが、生徒の希望も尊重して、志望校が
旧帝大系であればそれを認めている。
あるいは有名私大もしくは医大、医学部進学である。
スパルタ学園で優れているのは、その合格率であった。
一例を出せば、東大受験者の場合、全受験者数の実に9割以上が合格しているのだ。
全体の合格率は99%を誇っている。

そんなこともあって、高学歴を目指している中学生やその保護者たちには羨望の的
となっていた。
しかし、事情を知る関係者は彼らを遠巻きながら引き留めることとなる。
その理由を問う彼らにはこう説明していた。

あそこは確かに進学率は高いが問題児も多い。
彼らを指導するため、教師もかなり厳しい者が多い。
生半な気持ちでいけば必ず挫折する。
また、表立って問題にはなっていないが、陰湿ないじめも多いらしい。
確かにそれも事実だった。
スパルタ学園は、学校や親が見放した問題児を進んで引き受けることもで有名だっ
たのだ。
もちろん、それに伴う費用は高額だが、不良息子やヤンキー娘を一から教育し直し
た挙げ句、国立大学へ進学させるのだから、それも当然なのだろう。
そういった個性の強い連中の中で揉まれることになる。
それでもいいのか、と。
そう脅されると、さすがに二の足を踏む親子も多いのだが、「それでも」と望む者
たちには、諦めにも似たため息をつきつつも、同意書にサインさせた上で手続きを
取ることになるのだ。

教育関係者の中でも、スパルタ学園の実情を知るものはごく僅かだったが、彼らの
学園に対する印象は一致している。
それは学園長による独裁体制だ。
それを揶揄して「恐怖政治」「警察国家」と陰口を叩かれているほどだ。
学園長であり理事長でもあるサタンの足の爪の、圧倒的な権力とカリスマ性が学園
の教師と生徒をほぼ完全に支配していたのだ。

その学園長の支配体制に歪みが生じてきた。
スパルタ学園問題を憂慮した文科省高官の一部が、新たな組織「教育施設内問題処
理センター」を立ち上げた。
そこから派遣されてきたのがけっこう仮面であった。
けっこう仮面の任務は、学園内に於ける犯罪の摘発が主なものだが、警察ではない
から独自の裁量が与えられている。
つまり、被害者(主に生徒である)の人権やプライバシーを考慮して、表沙汰にし
にくい、しない方が良いと判断した場合は当局へ届けず、内々に処理する権限だ。
死傷者が出たり、事件が大きくなってしまった場合は警察への通報と協力は当然だ
が、その場合でも出来るだけ被害者が前面に出ることを避けるよう処理するのだ。
そもそも彼女たちには逮捕権も捜査権もないし、犯人を拘束する権限もない。
警察権の行使は捜査当局との衝突や摩擦を生み出すだけだから、その辺はわきまえ
ている。

しかも彼女たちの行動は、表向き「個人的」なものだ。
警察はもちろん文科省とも「何の関係もない」ことになっている。
従って、何らかの原因で危害を加えられたり、拉致されたり、最悪の場合、殺され
るようなことがあっても、基本的には文科省は黙殺するしかないのだ。
その分、裁量権があると見ることも出来る。
けっこう仮面も人間だから感情はある。
あまりにあくどいことが行われ、犯人に対して大きな憤りを覚えることも珍しくは
ない。
その時は「殺さない」程度に「正義の鉄拳」を加えて「制裁」することも、文科省
は暗黙の了承というスタンスである。

彼女たちの活躍は華々しく、一時的ながら学園の運営に支障が出た。
学園長の計画の妨害、悪徳教師や雇われたならず者の撃退によって、学園の資金面
にもかなり影響があったのだ。
それだけではない。
それまで鬱屈として学園の圧政に耐えるしかなかった生徒たちが生き返ったのだ。
陰ながらけっこう仮面を支援する者まで現れた。
事件解決後、けっこう仮面が逃走する際に、さりげなく教師たちを妨害したり、かく
まったりするのである。
それは生徒たちだけでなく、学園長の横暴に耐えかねていた一部の教師や職員たち
にもシンパを生み出し、学園は学園長派と反学園長派にはっきりと別れるまでに
なったのである。
専制国家さながらだった今までのスパルタ学園では到底考えられなかったことだ。

学園長は躍起になってけっこう仮面を捕らえようとしたものの、そのたびに翻弄さ
れ、手痛い反撃を受け続けていた。
業を煮やした学園長が外部から呼び寄せた殺し屋も、学園内部からの密告者や学園
長の子飼いたちもすべて失敗していた。
さすがの学園長も弱気になり、半ば諦めかけていた時、ひょんなことからけっこう
仮面の正体が判明した。
奸計をしかけ、ようやくにしてけっこう仮面──夏綿けい子教諭を捕らえたのだった。

─────────────────────

「……」

けっこう仮面こと、夏綿けい子が学園長に捕らえられて早半年が過ぎていた。
けい子は殺されることもなく、さりとて解放もされず、こうして監禁生活を続けて
いた。
狭い阿乃世島で、学園施設を除いた中でもっとも広大な敷地を持った学園長の私邸
である。
そこの地下にある監禁室に閉じ込められていたのだ。
この部屋は、別に気に入った女生徒を連れ込むための場所ではない。
意外なようだが、学園長は学園の生徒や女性教師には手を出さなかった。
女性職員には手を出したし、教師でも学園長の誘いに乗った者は別だが、決して
無理強いはしなかったのだ。
学園にとって、成績の良い生徒や優秀な教師は何よりの財産だ。
学園長はそのことをよく知っていたのだ。
だからこそスパルタ学園は成功を収めたとも言えるのだ。
故に、他の悪徳教師どものように女生徒に悪戯したり、あまつさえ暴行するなどと
いうことはなかった。

では何のためにこの部屋を作ったのかと言えば、ズバリけっこう仮面のためである。
いつの日か、けっこう仮面を捕らえたら、この部屋に監禁して散々痛めつけた上で
殺してやると誓ったのだった。
しかし作ったはいいが捕獲作戦は悉く失敗し、この部屋が使われることはなかった。
そうした中、過日の事件により、ようやくその一味である彼女を捕まえることに成功
したのだった。
学園長の恨みと鬱憤、そして教師たちの憂さ晴らしとして、けっこう仮面は飼われる
こととなったのだった。

けい子は両手を革ベルトで拘束され、それが天井のフックで繋がれていた。
動くことは出来る。
鎖にはある程度の長さはあって、ベッドの周辺くらいは移動できるのだ。
そして彼女の生活圏はその範囲に限られていた。
トイレはベッドのすぐ脇にあったし、食事はここまで運ばれた。
シャワーもそこで浴びる。
簡易ベッドは移動寝台だったし、床はリノリウム張りで、そのまま排水も出来た。
それに、シャワーは男どもの監視のもとでなければ使用できなかったのである。

けっこう仮面──けい子は気力が尽き欠けていた。
夏綿けい子を知るものであれば、彼女の為人を「気丈」「男勝り」と評するだろう。
そうした人が今の彼女を見れば、別人に思えたかも知れない。
今もけっこう仮面のマスクを被らされているからその素顔を今確認することはでき
ないが、その美貌はやつれ、かつての健康的なものではなくなっていた。
その分、ぞっとするような凄惨な色気を湛え、またひとつ成熟度が増したように
見える。
顔はほっそりとしたのに対し、その肉体はまた一段と肉と脂が乗って、むっちりと
していた。
散々犯され続け、いやというほど男の精を身体の中と外に浴び続けていたせいかも
知れない。

けい子の視線は自ずと柔らかそうな腹部に行っている。
そこは、以前スマートに引き締まっていた名残はあったが、今ではなだらかに膨ら
んでいた。
犯され、懐妊してから六ヶ月が経っていたのだ。
誰とも知れぬ男の精で孕んでしまったことに関しては、悔しく、悲しみも感じる
が、それでも我が子には違いないのだ。
ただ、その種がろくでなしの教師どもか学園長だと思うと、悲しみ以上に激しい
怒りすら感じる。
いや、それどころか、もしかすると生徒の真田あるいは死んだ殺人強盗犯の秋本と
いう可能性もある。
どの男にせよ、唾棄すべき最低の人間ばかりだ。
それを考えるとけい子は死にたくなる。
だが、生まれ来るであろう赤ん坊のことを考えると、罪のないこの子を死なせては
ならないと思うし、そのためには恥辱にまみれても死ぬわけにはいかないと思うの
だった。

けい子は教師であること、そしてけっこう仮面であることに誇りを持っていた。
しかし、こうして囚われ、男たちの性欲を吐きつけられ、自らも性の虜になりつつ
あるのを自覚すると、「女」であることを意識せざるを得なくなっていた。
そして最近では教師だった自分、けっこう仮面の自分、そして女であることよりも、
「母」ということを痛感していった。

目線が腹部から胸へ行く。
いつしか胸は「乳房」というよりも「おっぱい」と言いたくなるようなものになっ
ていっている気がする。
ぴちぴちとした若い肌はしっとりと艶を帯びてきていた。
形良く盛り上がっているのは以前と変わらなかったが、つんと上を向いていたの
が、少したぷっとして重そうに垂れたような気がする。
乳房全体が大きく重くなってきていたのはけい子も実感していた。
そして乳房だけでなく、乳首も大きくなっている。
乳首も乳輪も、明らかに色が濃くなっていた。
これは、赤ちゃんが生まれた後に母乳をあげられるよう、乳房が準備をしているの
かも知れなかった。
セックスされるために出来上がったようなけい子の肉体は、徐々に「母親」の身体
に変化していっていたのだった。

前触れもなくドアが開いた。

「ま、また……」

力ない視線でけい子が見ると、そこにはにやけた表情の三人の男どもが立っていた。
教師の岡崎、小山田、石川だった。
学園長派だった小山田や岡崎はともかく、中立派というよりはけい子や生徒たちを
心情的に支持していたはずの石川までいる。
けい子がけっこう仮面として囚われ、その時に輪姦して以来、学園長派だけでなく
石川や二宮といった穏健派たちも学園長サイドに取り込まれていった。
長いものに巻かれた方が楽だということと、そうすればけい子をいつでも抱ける
(無論、学園長の許可は必要だが)とあって、彼らも躊躇わなかった。

とはいえ、この恩恵に浴せるのはほんの一部の教師だけである。
学園長派の中心人物である岡崎ら4人と、学園長派に乗り換えた二宮と石川の合計
6名だった。
あまりに拡げすぎるとどこから秘密が漏れるかわからないし、誰が漏洩させたのか
もわからない。
人数としてはこの程度が妥当だった。

三人の淫猥な笑いを見た途端、けい子は凌辱を覚悟した。
囚われて以来、連日連夜に渡って犯され続けている。
比喩ではなく、ただの一日も休ませてもらえなかった。
教師たちや学園長にも仕事はあるから、平日の日中に来ることは希だったが、その
分、夜は徹して犯されることが多かった。
毎夜、代わる代わる訪れ、けい子の肉体を貪る教師たちは、ある時はひとり、ある
時はこうして複数でやってくる。
けい子は、彼らのけだもののような欲望をすべて受け止めるまで決して許してもら
えないのだった。

岡崎が、けい子の手枷のロックを外した。
それでもけい子は逃げなかった。
もうそんな気力は根こそぎ摘み取られていたのだった。

「あ、ああ、いやあ……」
「何です、今さら。もうげっぷが出るくらいに犯されてるでしょうに」
「そうですよ。それに夏綿先生……おっと、けっこう仮面、あんただってすっかり
好き者になってきたはずだ」
「ひ、ひどい……」

赤いマスクの顔を伏せてしくしく泣き始めるけっこう仮面など、誰が想像しただろ
うか。
強いヒロインを踏みにじって、完膚無きまでに穢すというのもいいが、あれほどの
活躍を誇ったヒロインが、こうして弱っている姿というのもそそるものだ。
教師たちは生唾を飲み込んでけっこう仮面に襲いかかっていく。
素っ裸になった中年男たちにまとわりつかれた仮面の美女は、たちまち彼らの手練
に悶え始める。
けい子が全裸ではなく、赤いマスク、そこから伸びる長い二本のリボン、同色の長
手袋とブーツをつけているというのが、また凌辱欲をそそった。
けい子の白い肌に、赤いコスチュームがひときわ映えている。

鋭敏なほどに感じやすくなった肌に何本もの手を這わされ、汚らしい舌で舐め回さ
れているうちに、けっこう仮面の口からは抗いでなく、熱い喘ぎが早くも漏れ出て
くる。
恥ずかしい、おぞましい、悔しいという気持ちはまだあるのだが、そうしたものを
あっさり打ち砕くだけの快感を覚え込まされた身体は、呆気ないほどにとろけていく。
岡崎と小山田はよほど飢えていたのか、前戯も適当に済ませ、早くもけっこう仮面
の両穴に挿入していく。

「ああっ、そんないきなりっ……んっ、んむっ……! あ、ううんっ……んっ……
んむうっ……!」
「おっ、くっ……! 相変わらずいいオマンコしてるぜ、けっこう仮面。突っ込ん
だばっかりだってのに、もう締め付けてきやがる」
「尻もですよ、小山田先生。くわえ込んだら離そうとしない」
「ああっ……ああ、いいっ……くうっ、深いっ……あああ……」

媚肉を犯す小山田と、アヌスに挿入している岡崎が呻くように言うと、けっこう
仮面もそれに応えるように腰をうねらせ、よがるのだった。

「もうよがってるぜ。焦るなよ、じっくりたっぷり犯ってやるさ」
「両穴責めがもうすっかり癖になったみたいですな。両方に入れられないと満足
できんのでしょうよ」
「あうう、すごっ……すごいいっ……あ、お尻ぃっ……あうっ……あううっ……」

けっこう仮面は前後の穴を思う存分弄ばされつつ、次第に朦朧としてくる頭で考え
ていた。
明らかに性欲が強くなってきている。
半年にも渡って濃厚なセックスを挑まれ続けていれば、けっこう仮面の熟した肉体
がそれに伴って成長してしまうのは仕方がないだろう。
けい子はそれとは別のことも考えている。
何だか濡れやすくなっているのだ。
これは性欲が強まったことも影響しているのだろうが、それと同時に妊娠による
性器の変化もあるらしい。

妊娠すると乳房や乳首が大きくなり、より敏感になるのは知られているが、膣にも
変化が訪れる。
分泌液が増えるのである。
胎児を育てるためのものだが、それは性交時の愛液と同じホルモンでもあるのだ。
膣内部も出産に備えて胎児が通りやすくなるよう準備される。
膣の血液量は増加し、充血するようにもなる。
これは女性の性感を高めることとなるのだが、もともと感じやすかったけい子に
とっては、敏感になり過ぎてかえってつらいくらいのものだったのだ。

そんなけっこう仮面の思考を遮断させるように、石川がマスクの顔を持ち上げた。

「夏綿先生……おっと、けっこう仮面だったな。喘ぐばっかりじゃなくて私もしっ
かり楽しませてくださいよ」
「あ、いやっ……あむうっ、んむむっ……んむう……んっ、おおっ……ぐうう……」

本来、けっこう仮面の赤いマスクは目以外に開口部はないのだが、こうしてフェラ
させるために、口の部分に切れ込みが入り、そこからペニスを入れられるように
なっている。
気弱だった石川教諭には、もはやその面影はなく、目の前の獲物を犯すことしか頭
にないようだった。
けっこう仮面の口に容赦なく肉棒を突っ込むと、その顔を抱え込んで腰に押しつけ
るのだった。

「んぐうっ……えうっ……んんっ、ぐうっ……」
「おおっ、そうそう、そんな感じですよ。くく、最初はぎこちなかったけど、すっ
かり馴れたみたいですね。舌使いが様になってきましたよ。ほれ、もっと奥まで飲
み込んで」
「ぐぐっ……っおうっ、おむっ……」

喉の奥まで突かれ、けっこう仮面は苦しげに呻いた。
それでも、石川の言葉通り少しは馴れたのか、最初のうちは吐き気を催したものだ
が、今ではうまく舌でペニスをコントロールして、出来るだけ奥には来ないように
するようになっている。

けっこう仮面は全身の穴をすべて使って男教師どもに奉仕し、その欲望を受け止め
ていた。
肛門と媚肉、そして口にも太い肉棒がねじ込まれ、いっぱいに押し広げた粘膜をぐり
ぐりと擦りつけている。
並の女であれば、こんな激しい責めには耐えきれないだろうが、何しろそこはけっ
こう仮面である。
けっこう仮面にしても変身前のけい子にしても、人並み外れた体力を持っていたの
が、この際は災いしていた。
猛烈なレイプを受け続けるうちに狂ってしまえたら、どれだけ楽だろうとけっこう
仮面は何度も考えたのだ。
しかし、彼女の知性や体力がそれを許さなかった。
加えて、けい子の感じやすい身体と、もともと強かったらしい性感がそれに拍車を
掛けた。
おぞましいことに、この激しい凌辱から強い快感を得るようにすらなっていったの
である。

「んんっ……うふうっ……おうっ、おうっ……はむうっ……んおおっ……」

ペニスで塞がれた口からは、言葉にならぬよがり声が溢れてきていた。
惨めに犯されながらも肉悦を感じざるを得ないけっこう仮面の媚肉からは、ねっと
りとした蜜が漏れ出ている。
激しく突き上げられるごとに、ぬちゃっとした粘った水音が響いていた。

「まったく大した女だ、いくら犯っても飽きないし、犯れば犯るほどに具合が良く
なってくる」
「こっちもだ。皺がなくなるくらいに拡げられてきつきつなのに切れてもいないし、
血も出てない。いい尻の穴だよ」
「……だそうだよ、けっこう仮面。おまえも気持ちいいんだろう?」

そこで石川が気を利かせて一度ペニスを口から抜いてやる。
けっこう仮面はあふれ出る唾液を飲み込みながらも、大きく喘ぎ、快楽を肯定した。

「ああ、いいっ……き、気持ちいいっ……」
「どこがそんなに気持ちいいんだ」
「あ、あうっ……か、硬いチンポが……おっきいのが奥まで入ってきて、ああっ…
…ま、前も……オマンコもお尻もいいっ……あああ……」
「色っぽい声でそんなこと言われちゃあ、もっと責めてやりたくなるぜ。ほら」
「ああっ、そんな一度にっ……! あああ……中で、中で擦れてるっ……ひぃっ…
…」
「そんなにいいなら、もっと強くしてやりますよ」
「だ、だめっ、激しいっ……そんな激しくされたら、ああっ、お腹の赤ちゃんがっ
……」
「何言ってんですか、腹の子を心配するのは最初のうちだけでしょうに。すぐに
よがりまくって赤ん坊のことなんかどうでもよくなるくせに」

膣とアヌスを犯しているペニスはふたつの穴を傍若無人に蹂躙し、けっこう仮面の
愛液と腸液を絞り出させていた。
けっこう仮面の媚肉と肛門の粘膜は赤く充血するほどに抉られ、擦り上げられてい
たが、それでもひくひくと蠢き、絶えることなく体液を分泌させて、男どもの肉棒
挿入をサポートしていた。
アヌスを犯していた岡崎が背中から両手を回し、けっこう仮面の豊満すぎる乳房を
鷲掴みにしてたぷたぷと揉みこんでいく。
その弾力と肌触りの良さに惚れ惚れしながら岡崎が言った。

「しかし、すげえおっぱいじゃないですか、夏綿先生。こんなでかい乳がジャージ
の下に隠れてたとは思わなかったですよ」
「いやあっ、そんなに強く揉まないでぇっ……!」
「何を言ってるんです、激しく揉まれるのが好みのくせに。ガキを孕んでるだけ
あって、こんなに張ってるじゃないですか。どれ、母乳が出るまで揉みしだいて
やるか」
「そ、そんな……そんなの、まだ出ないわっ……ああっ……」

強く乳房を揉むだけでなく、指で乳首を摘み、それをくりくりとこねくるのも忘れ
ない。
乳首が弱いけい子は、それをされるとどんな時でも声が出てしまった。
特に乳首を指で弾かれると、頭と子宮に電気が走ったかのような痺れが突き抜けて
しまう。
胸でさらに激しく感じ始めたけっこう仮面を見て、前から責めている小山田が、
その乳首に吸い付いた。

「あ、いやあっ!」

後ろから岡崎が乳房を絞り上げ、乳首を摘んで先っちょを一段と勃起させると、
そこに小山田が吸い付いた。
優しく舌でねぶったかと思うと、一転、強く吸い上げて、けっこう仮面に嬌声と
悲鳴を交互に上げさせている。

「こんだけの乳してりゃあ、男子生徒どもが騒ぐのも当然ですね。先生の人気なん
てそんなもんですよ」
「ち、違う……違うわっ……」
「違わないですよ。先生がジャージで飛んだり跳ねたりすりゃあ、いくらブラジャ
ーで押さえ込んでるとはいえ、このでかいおっぱいは色っぽく弾むでしょうに。
それに保健の授業だって、ジャージの上着から盛り上がったでかい尻やおっぱいが
目立ってましたよ。生徒どもがそれ見て興奮してマスかいてたって仕方ないやな」
「いやああ……」
「それともあれですか、気に入った生徒や成績の良かった生徒には、ご褒美で触ら
したりしてたんじゃないですか? そういや、先生のクラスの成績はかなり良かっ
たですしね」
「ひどい……」

岡崎も小山田も、言葉でけっこう仮面を責めていた。
けい子には、そうしたメンタルな面での責めがひときわ効くことが、半年に渡る
凌辱でよくわかっていたのだ。
けい子にとっては、あまりにバカバカしい妄想に過ぎないのだが、言われたその
シーンをつい想像してしまう。
想像すると、その恥ずかしさ、淫らさに身体が疼いてしまうのだ。
以前なら、例えそうした想像をしてしまっても平然と我慢出来ただろう。
しかし、ここまで開発されてしまった肉体と、痛めつけられた心には、そうした
責めがかなりのダメージとなる。

「そんな……生徒たちが私を見て……ああ……」
「ああ、そうさ。生徒どもは先生の……いや、夏綿先生の時だけじゃないな、けっ
こう仮面になったあんたを見ても、きっと興奮して良からぬ妄想してたに違いない
さ。あんたの裸を想像しながら、夜中にベッドでチンポしごいていたんだよ」
「くく、もしかしたら我慢できなくって、授業中にズボンの上からやってたやつも
いたかもな」
「ああ、そんな……い、いやあ……あっ……いいっ……こ、こんなにされたら私、
もうっ……」

けっこう仮面は尻を貫いている岡崎に乳をこねくり回され、耳や首筋を舐められ、
卑猥な言葉で責められるたびに、甘いよがり声を漏らす。
膣とアヌスへの強烈な抽送と乳房への激しい愛撫を受け、けっこう仮面はシーツの
上で汗まみれの裸身をのたうち回らせていた。
甘美すぎる快楽と、強烈すぎる肉欲に飲み込まれ、溺れていく。
もう我慢できなくなった石川がけっこう仮面の顎を持ち上げる。

「もういいだろう、口へも入れるよ」
「あぐっ! むむう……んっ、むっ……んっ、んんっ……んくっ……ぐうう……」

石川はけっこう仮面のマスクを掴むと、根元までペニスをねじ込んで喉奥まで犯
した。
喉に当たるたびに涙が滲んだが、それでもけっこう仮面は肉棒を必死にくわえ込
み、飲み込んだ。
唇を激しく摩擦し、出入りするサオの部分にはねっとりとした唾液が絡みつき、
グロテスクに浮き上がった静脈がてらてらと鈍く光っていた。

「くっ、良くなってきましたよ。一発口の中に出したら、今度はオマンコやらせて
くださいよ、小山田先生」
「いいですよ。それにはまずけっこう仮面を何度かいかせて、こっちもどばっと出
させてもらいましょう」
「んむっ、んおうっ……んっ、んんっ、んっ、んっ、ぐっ、んくっ、んんん〜っ!」

教師たちは遠慮なくけっこう仮面の肉体を責め抜き、前後から、そして上下から突き
込み、抉り上げる。
たくましいけっこう仮面の身体は、暴風雨の中の小舟のように頼りなく激しく揺さ
ぶられていった。
強靱な締め付けに呻きながら、アヌスを犯す岡崎が言った。

「くっ……、け、けっこう仮面、あんた本当にいい尻穴してますよっ。太いのくわ
えこんできつきつなのに、腸液だらだらだから楽に根元まで入っていく。それに、
こうして叩いてやると……」
「きゃっ!」

岡崎は腰を突き込みながら、ぴしゃぴしゃと豊満な臀部やむっちりした太腿を平手
で叩いた。
その都度さらにきゅっと肛門が締まり、よりきつい刺激が岡崎のペニスにくわえら
れた。

「痛いっ……ああ、ぶ、ぶたないで岡崎先生っ……きゃあっ……痛っ……ひっ……」
「痛い? その痛いのがいいんでしょうに。何しろあんたはマゾですからね。その
証拠にほれ、ひっぱたいてやるときゅうきゅう締まりますよ。ほら言いなさい、気
持ちいいんでしょうが、お尻が」
「んああっ……いっ、いいっ……あああ、お尻がいい……くうっ……つ、突いてっ
……お尻、もっと抉って、あっ、あっ……」

前後の穴に野卑な男どものペニスをくわえ込んで悶え狂っているけい子は、半年前
まで正義のヌンチャクを振るって学園の闇と戦っていたけっこう仮面とはとても思
えなかった。
もともと成熟した身体の持ち主だったが、半年の間、休むことなく貫かれ、開発され
尽くしたせいか、その肉体には一層磨きがかかって、触れれば落ちなんというほどに
熟し切っていた。

「ああああ……」
「おうおう、よがりまくっちゃってよ。ついこないだまで俺たちにヌンチャク振り
回していたとは思えないな」
「まったくですな。これがかのけっこう仮面とは……」
「いやっ、言わないで! あむっ……あああっ……」
「何が「言わないで」だ。おまえが尻とオマンコで同時にセックスされて悶えてる
のを見たら、生徒どもが失望するぜ」
「いやあ、悦ぶんじゃないですかな、男子生徒どもが」
「そりゃそうだ。くく、いっそのことビデオにでも撮って生徒に公開してやろうか」
「そ、そんな、いやあっ!」

けい子は、マスクを剥ぎ取られて夏綿けい子として犯されることもあれば、今のよう
にけっこう仮面のコスチュームをつけさせられて辱められることもあった。
犯す教師たちも、けい子に手ひどく振られた経験のある小山田を除けば、みな夏綿
けい子としてよりも、こうしてけっこう仮面としてレイプすることの方を好んでいた。
同僚女教師を犯すというのも興奮するが、手の届かぬ存在だったヒロインを思い切り
穢すというプレイの方が面白かったらしい。

けい子の方は、かつての同僚に犯されていることも、誇りにしていたけっこう仮面
としてレイプされることも、どちらにも異様な興奮を示していた。
正義のヒロインのくせに、男にいいように犯され、淫らに反応している自分の姿を
思うと、ぞくぞくするような背徳感とマゾ的な快楽を感じてしまうのだった。

「本当にいやなのか、そんなに喘ぎやがって。ウソばかり言ってるとお仕置きに
たっぷり中出ししてやるぞ」
「あ、いや、それはいやっ……」
「何を今さら。もう腹が膨れてやがるくせ」

そう言って小山田は、なだらかな曲線を描いているけっこう仮面の腹部を擦って
やる。
けっこう仮面は狂ったように身を捩って、その手から逃れようとした。

「だめっ、触らないで! な、中に赤ちゃんが……」
「だから栄養をくれてやるよ、赤ちゃんにな」
「そんな……そんなことされたらっ……」

けっこう仮面は、官能に咽ぶ身体をよじって叫んだ。
妊娠中とはいえ、安定期になればセックスは可能だ。
但し、膣に注入される精子が刺激となって早産を引き起こす危険性はあった。
けっこう仮面はそれを心配しているのだ。
とはいえ、妊娠が判明してからも、男どものレイプが止むことはなかった。
安定期も何もあったものではなく、のべつまくなしに犯され抜いたのだ。
小山田の言う通り「何を今さら」だったろう。
誰とも知れぬ子種を孕んでしまい、なおその胎内にも射精されるという恐怖に震え
が走ったが、すぐにそれも官能の渦に飲み込まれてしまう。

「い、いやお願いっ……中は……中は許してっ!」
「オマンコはともかく、尻はいいだろう? 関係ないしな」
「だめっ、お尻もいやよっ……ああ、お尻に出されると気が狂いそうになるのよっ
……」
「うるさいな、いつまで喋ってるんですか。お口が留守ですよ」
「あぐうっ……んむ!」

石川が焦れたようにけっこう仮面の頭を抱え、その口を犯していく。
けっこう仮面が目を白黒させるのも構わず、ぐぐっと喉の奥まで挿入していった。
息苦しさの中に被虐の快感が込み上げ、知らず知らずのうちに、石川の肉棒に舌を
這わせていく。

「あ、あむむっ……んっ、むうっ……うぐっ……あっ……んんんっ……」

けっこう仮面の肢体に群がり、貪るように犯している三人の教師は、責めるテンポ
を上げていった。
まだ時間はある。
少なくともひとりが三度ずつは出すつもりだった。
一回一回をあまり濃厚にしていてはこちらが保たないということだ。

「そろそろいきますか、岡崎先生」
「おや小山田先生、もうギブアップですかな?」
「はっは、そんなこともないが、けっこう仮面もいきそうですしな」

小山田はそう強がって見せたが、実のところもういってしまいそうだった。
やはり媚肉よりはアヌスの方が収縮が強く、激しい。

「ま、いいでしょう。石川先生もいいですか?」
「ええ。私の方も限界ですよ、さっきからけっこう仮面が、念入りに舌を使ってき
ましてね」
「ほう、そうですか、やはり好き者のようですな。よし、けっこう仮面、この具合
のいい尻の穴にたっぷり飲ませてやるぞ」

男たちは好き勝手に腰を揺さぶり、けっこう仮面の肢体をもみくちゃにした。
石川は思いきり腰を突いてきて、腰がけっこう仮面の顔に直接ぶつかっている。
マスクが男の陰毛に擦れてじょりじょりと音を立てている。

「ううっ、喉の奥まで入って良い感じだよ、けっこう仮面。その調子で精液を吸い
出してくれ」

もうけっこう仮面は石川の言いなりになっていて、喉のいちばん奥まで肉棒を飲み
込んで頬張っている。
亀頭は喉で、途中のサオは咥内で舌を使ってねっとりと愛撫した。
石川もけっこう仮面の咥内を愉しむ余裕がなくなり、射精の発作を必死に押さえ込
みつつ、彼女の頭を抱え込んで自分の股間に押しつけている。
びくびくとペニス全体が震えているのが、けっこう仮面の口の中でわかった。

「うっ、くそっ、出るっ……もう出しますよっ、全部、全部飲むんだ!」
「んむうっ!?」

喉の奥を拡げるように亀頭がぐぐっと膨らむと、爆発するように射精が始まった。

「おっ、おむうっ……んんっ……」

びゅくびゅくと石川の精液が喉へ直接射精されると、けっこう仮面はびっくりした
ように大きく目を見開いた。
どろりとした濃い精液が、石川のペニスから迸り、けっこう仮面の喉を通って、食
道、そして胃まで流し込まれていく。

「お……むうっ……んっ……んっ、んっ……んくっ……ごくっ……んくっ……」

びゅるびゅると絶え間なく噴き出される精液を、けっこう仮面は喉を鳴らして飲み
込んでいった。
喉奥に当たって跳ね返った精液が咥内に戻ってきて、口の中を汚している。
濃い汁が喉にへばりつき、思い切り喉を使わないと流れ込んでいってくれない。
けっこう仮面は苦悶しながら、苦労して石川の精液を飲み下していく。

「ぷあっ……げほっ……おほっ……」

石川は腰を揺すって最後まで出し終えると、けっこう仮面の顔を掴んで腰から離した。
射精したペニスの先からは名残の精液が滴っている。
けっこう仮面の口元からも、唾液と精液の混濁液がたらりと糸を引いて垂れ落ちて
いた。
そのけっこう仮面の頬が張られる。

「あっ……」
「ぼーっとしている場合じゃありませんよ。まだオマンコにも尻にも入りっぱなし
でしょうに」
「ああ、もう許してぇっ……」

石川の精液を口中に放出され、その濃い匂いと味にくらくらしていたけっこう仮面
は、岡崎にビンタされて我に返った。
岡崎と小山田は、相変わらずけっこう仮面の前後で腰を揺すっていた。
朦朧となったけっこう仮面の美貌に煽られたのか、ふたりとも、もう出てしまい
そうだ。
それはけっこう仮面にもわかるらしく、活が入ったように身をうねりだした。

「ああっ、お、大きいっ……ん、んんっ、な、中で、中でおっきくなってる……あ
おお、すごいっ……」
「わかりますか、けっこう仮面。私ももう我慢できそうにない、出そうなんですよ」
「あああ……」

小山田と岡崎の絶頂が近いことを覚ったけっこう仮面は、なお一段と身悶えを露わ
にしていく。
前後から突きまくられ、とろけるような美貌を赤く染めてセックスを愉しんでいる
ように見えた。

「覚悟が決まったか? 中に出していいんだろ?」
「あ、ああ、いい……中に出して、いいっ……あ、あはあっ……」
「堕ちちまってるな。いいのか、オマンコに出しても。赤ん坊が心配じゃないのか
い」
「ああ、でも……も、もう欲しくて……だ、出して……ああっ……」
「よしよし、それでいいんだ。たっぷり出してやりますよ」

小山田は同時に出そうと思ったのだが、けっこう仮面が精を欲しがる様を見て、岡崎
の方が我慢できなくなったらしい。
岡崎はけっこう仮面の細い腰をしっかりと掴むと、その身体が跳ね上がりそうなほど
に突き上げていく。
何度も何度も貫き、肉棒はけっこう仮面の子宮に突き刺さりそうな勢いだ。
亀頭が子宮口に圧迫され、その痺れるような心地よさに絶えきれなくなった岡崎の腰
がびくびくっと震えた。

「うおおっ、いくっ……いくぞ、出すぞっ!!」
「うひぃっ!! い、いくっ……いくうっ!!」

子宮口に鈴口がぴったりと密着すると、途端に尿道口から激しく射精が始まった。

びゅるるうっ。
びゅくくっ。
びゅくん、びゅくんっ。
びゅびゅっ。

「いいいっ……!」

射精のたびに腰をしゃくりあげる男の精巣から陰茎を通って、けっこう仮面の胎内へ
と精液が吐き出されていく。
塊のようになって流れ込んでくる粘りの強い白濁液が膣内に浸透していくのが、けっ
こう仮面には手に取るようにわかった。

「あ、あっ、で、出てるっ……あおおっ、奥に……奥に出て、ああ……いいっ……
気持ち、いい……あうう……」
「派手にいきやがって。全部出すまでは抜かないでやるからね」
「あ……ま、まだ出てる……す、すごい量……ああ……」

けっこう仮面は身を震わせて膣内射精を味わっていた。
この世のものとも思えぬ快楽だった。
媚肉は精液を噴き出しているペニスをしっかりと捕らえ、残らず絞りだそうとする
ように収縮していた。
膣が締まると同時にアヌスも締まるのか、後ろを犯していた小山田も呻いた。

「くっ、こっちもいいぜ。中に出されるのがそんなに気持ちいいのか、この変態め」
「ああ……いい……いいの……」
「そんなによけりゃ、今度はこっちでも出してやりますよ」

岡崎がようやく媚肉から肉棒を抜き去ると、今度は小山田が激しく動き出す。
けっこう仮面のアヌスに収まっていた男根は、狭い穴を押し広げるようにして粘膜
をめくり上げ、何度も繰り返して出入りしていく。

「そ、そんな激しっ……あぐっ、そんな奥まで突かないで……あ、あふああっ…
…!」
「さっきは「奥までして」って言ってたじゃありませんか。それにあんたの身体は
悦びっぱなしじゃないですか。岡崎先生に散々オマンコ犯されたのに、こうして尻
にも私のチンポを深々とくわえ込んで」
「そんなひどいっ……あ、あひぃっ……あ、ああっ、お、お尻っ……お尻がめくれ
ちゃうっ……んああっ……」

赤黒い肉棒が、ねとねとした腸液にまみれてぬらぬらと淫らに光っている。
太いもので大きく引き延ばされた排泄器官へ、容赦なく肉棒が奥へと入り込んで
いった。
硬いペニスが直腸の粘膜を通じて子宮の裏を擦り上げると、けっこう仮面は恥ずか
しげもなく嬌声を張り上げ、わなないた。

「だめ、そこっ……ひっ、いいっ……お尻がいいっ……あうっ、深いっ……た、た
まんないっ……」
「ふふ、中でこねくられて腸壁を擦られるとたまらないんでしょうが。ほれ、おっ
ぱいも揉んでやろう」

後ろから回して乳房を揉んでいた手に力を込めると、けっこう仮面の乳首が弾けそう
なほどに勃起する。
母乳を作ろうとしているのか、もともと豊満そのものだったけっこう仮面の乳房は、
より一層に大きくなり、色素も沈殿して濃厚なフェロモンを漂わせている。
そのせいか、以前よりもさらに敏感になり、こうして乳首を責められるだけでいって
しまいそうになる。
乳輪ごと大きく盛り上がった乳首を指でこねくられ、けっこう仮面は全身をぎくぎく
っと痙攣させて軽く気をやってしまう。

「あ……あ……」
「なんだ、気が早い。もういったのか?」
「ああ、だ、だって……」
「尻に突っ込まれて乳を揉まれただけでいっちまうとはな、けっこう仮面はとんだ
変態女だったってわけですな」
「そんな、私は変態なんかじゃ……あううう……」
「喘ぎながら否定したって意味ないですよ」

小山田はけっこう仮面の胸を両手でぐっと掴んだまま、大きく腰を叩きつけていく。
男の息遣いが激しくなると、つられるようにけっこう仮面の喘ぎ声も激しくなって
いく。
乳房をぎゅうぎゅうと揉み潰されて淫らに形を変え、今にも母乳が噴き出しそうだ。
小山田は腰を使いながら、なおも言葉で嬲っていく。

「尻に突っ込まれてよがりやがって。これをおまえが可愛がってた高橋真弓が見たら
どう思うかな」
「ああ、いや……ま、真弓くんは……」
「それだけじゃない。仲間のけっこう仮面どもだってどう思うかな。あんたが敵に
捕まって寄って集って犯されて、大声上げてよがってるなんてな」
「ああっ……ご、ごめんなさい、みんなっ……も、もう私は……私はだめ……き、
気持ち良くてだめなの……あああ、お尻……んんうっ……い、いきそうっ……」

真弓や仲間たちに許しを請いながら、それでいてなおも快楽を貪らずにはいられない
けっこう仮面は、その倒錯した悦楽に酔い痴れていた。
そんなけっこう仮面の痴態に我慢出来なくなったのか、小山田は何度か強く突き上げ
て、乳房を握りつぶしながらけっこう仮面の丸い臀部が潰れるほどに腰を押しつけて
きた。

「くっ、ちくしょう、俺ももうだめだ、出るっ……くそっ、食らいやがれっ!」
「ひっ、ひっ、いくっ……お、お尻でいっちゃうっ!!」

小山田はけもののように吠えると、そこで一気に射精した。

どぶぶっ、どびゅうっ。
びゅるるっ、びゅるっ。
びゅっ、びゅーっ。

腸管の奥深いところに濃い精液がドッと注ぎ込まれ、けっこう仮面は腰をぶるるっと
大きく痙攣させて絶頂を極めた。

「ああああっ! お尻っ……お尻の奥で出てるっ……お尻が灼けるぅっ……あ、ま
たっ……またいきそうっ……いく、いくっ!」

小山田も全部射精するまでは離れるつもりはないらしく、まだけっこう仮面の直腸に
突っ込んだまま腰をよじっている。
そのペニスはアヌスの収縮を受けて苦しそうに精液を吐き出していた。
腸壁に粘い汁をひっかけられるたびに、けっこう仮面は背筋を反らせて喘ぎ、鳥肌が
立つほどの快感を味わっていた。
腸内に射精されたところで性感があるわけではない。
そんなところを犯され、しかも中で精液を受けているという事実にその肉体が燃え
るのだ。

「そら、まだ出るぜ……くっ……」
「あはあ……い、いい……あうう……出てる……たくさん噴き出てる……ああ……」

三人の男に思うさま精液を注がれ、虚ろな美貌を浮かべていたけっこう仮面だった
が、これで終わるはずもなかった。
媚肉からペニスを抜いた岡崎はそのまま肛門を、アヌスを犯していた小山田はそこを
清めもせずにけっこう仮面の口に、石川はけっこう仮面の唾液にまぶされた男根を
媚肉へと挿入していった。



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