あらすじ。でも私、あらすじとか書くの苦手だよ(元も子もない)
とりあえず、早坂が冒険に出た理由等はこちらをお読みください。
で、上記ページの後の展開↓
―――僕、どうなったのかな。帝国の兵士に追われて、足を撃たれて、追い詰められて……。あれ? その後、どうなったんだろう? 僕はもしかして、あのまま死んじゃったのかな。じゃあ、ここは
、天国…? あぁ、そう言えば何だか眩しいや。それに……凄く…温かい―――
「…………」
容赦なく襲う眩しい光に微かに眉間に皺を寄せ、うっすらと目を開けると太陽の光を背負った少年の顔が目に入る。自分と同じ年頃であろうその少年は自分と目を合わせた瞬間、心配そうな顔を満面の笑顔に変えた。
「あっ!! 目が開いた! 竜二さん、小林さん!! 目を覚ましましたよ!」
仲間であろう人物を呼ぶ声をボンヤリと聞きながら瞳だけをキョトキョトと動かすとまず自分の頭を乗せている少年の温かい膝が目に入り、続けて視線を足元に動かすと、怪我をした筈の足には治療が施された後があった。靴は流れ出た血で赤く染まっているが、傷口の痛みは全く感じない。
「目が覚めましたか。顔色が悪かったので少し心配していたのですが…」
「そうそう。毒矢だったら小林の回復術じゃ完全に治療できねぇもんな。…うん、傷口も完全に塞がってるから大丈夫だろ。良かったな、毒矢じゃなくて」
「…………」
頭を軽く動かすと、丁寧な口調で話す冷たくも端正な顔立ちの男が微笑を見せ、見るからに陽気そうな褐色の髪の少年が自分の足の傷口を見た後に笑顔を浮かべる。彼らからやや離れた先には自分より少し年が下かと思われる盗賊風の格好をした少年が腕を組んで自分を見詰めながら木にもたれかかっており、自分
と目が合った瞬間ふっと顔を逸らしてしまった。
「……貴方達が助けてくれたんですか?有難う御座います。僕、早坂良麻って言います」
まだ何処か重さを感じる身体に鞭を打って立ち上がり、小さく頭を下げつつ礼を言うと、膝を貸してくれていた少年が目をキラキラさせて自分の周りをグルグルと回った。
「良麻かぁっ!! なぁなぁ、良ちゃんって呼んで良い? 俺さぁ、お前見つけた時スッゲーびっくりしたんだぜ? こんな森の真ん中で血を流して倒れてて…」
「少しは落ち着きなさい、望月。彼は怪我は治癒したとは言え、体力は完全に回復していないのですからね。こっちに来なさい」
「……」
例の丁寧語で話す男が手招きをするが、少年は自分の腕に掴まって拒むように首を振る。その光景に褐色髪の少年が苦笑を浮かべつつ頭を掻いた。
「駄目だって、小林。望月の奴、アイツが気に入ったんだよ。完全に懐いちまった。まぁ、それはさておき…俺は服部竜二。こっちは小林政男。で、あっちにいるのは音無京助。で、お前の腕にしがみ付いてるのは」
「ヘヘッ、望月駿ってんだ。…何か良ちゃんって不思議な感じがするよな。俺達とは少し違うような…」
「それは魔術の力だと思いますよ。内に強い力を秘める魔術師はその力が自然と表にも出て来…」
「…僕は強い力なんか持っていません!! …僕は…何も…誰も守れなかった…」
魔術の力。小林と呼ばれた男がその言葉を口にした瞬間、早坂の瞳が見開かれて鋭い声を響かせる。思い出してしまった数時間前の悪夢に頭を抱え、涙を流しながらヘたり込んでしまった早坂を見た望月は
、彼の横にしゃがみ込んで包み込むように抱き寄せた。竜二が親指の先を唇に当てながらゆっくりと近付いて来る。
「どう言う事だ? まさか、お前も帝国の奴らに…?」
「…村を…襲われました…。僕達、山奥の村で静かに暮らしてたのに…急に帝国の兵士達が侵入して……皆、連れ去られて、何もかも焼き払われて…っ!! 僕は皆が転送魔法で逃してくれたおかげで助かったけど…一番魔力が弱い僕を逃したって何にもならないのに!!」
口に出す内に様々な感情が胸の中に渦巻き、それを大粒の涙に変えて突っ伏して泣き出した早坂の背中を擦る望月の眼にも貰い泣きなのかうっすらと涙が滲んでいた。ひでぇ。望月の震える唇から怒りが小さく漏れる。
「……」
魔術師達の最後の希望、か。誰にともなく呟いた竜二が横に立つ小林に目配せをすると、彼も自分と同じ事を考えていたらしく小さくゆっくりと頷いた。その頷きに自分も同じ反応を返し、肩を震わせて泣き続ける“最後の希望”に近付いて片膝をつく。
「…早坂、だったな。一緒に行こう」
「………」
「…嫌か?確かに長旅は辛いし、命がけでモンスターと戦う時もある。お前が嫌なら無理強いはしないが…」
「……いえ、行きます。僕で良ければ連れて行って下さい。僕も戦います。僕を助けてくれた人達の為に戦います…!」
瞳を濡らしていた涙を拳で荒々しく拭い、キッと竜二を見詰める早坂の瞳には決意と静かな怒りの炎が揺れていた。
ただ単に「仲間達と早坂の出会い」「望月の膝枕」を書きたかっただけなのに
気が付けば妙な話になっておりました。話が単純に進みすぎ。
ちっともあらすじになっていないし。
★上記小説(になってない)には記そうと思って記せなかった(?)事についての補足★
◆どうして望月は早坂に懐いたのか?
早坂の持つ「不思議な雰囲気」に惹きつけられたのが一番の理由。
ついでに膝枕している時に早坂の寝顔を見て「…可愛いなぁ」とも思ったらしい。一目ぼれ?
そして早坂は、裏表なく自分の為に一緒に泣いたり笑ったりしてくれる望月の存在が嬉しくて
彼もまた望月に惹かれ、心を開くようになります。この後に続く第1章には既にラブラブ(安直)
◆小林さんは何で早坂の魔術の力に気が付いたのか?
小林さんも魔法が使えるから。術を使う者同士、お互いの術の力が何となく分かるらしいです。
何か好い加減な話だな。
◆音無の台詞が全くないのは?
面倒だった(完)……多分、出会った当初は早坂の事を怪訝に思っていたのでしょう。そう言う事にして。
なお、本編以降も音無は余り目立ちません。ファンの皆さん、すみません…。
◆そう言えば、竜二達は何で旅をしてるの?
キャラデータを見ると分かる通り(?)
竜二は失踪した兄を探して旅をしており、その道中で出会った小林さん達と共に戦っています。
兄を探すと同時に好き勝手してる帝国を何とかしたいと思っているみたいです(他人事)
◆で、あらすじ〜第1章までどれ位経ってるんですか?
1ヶ月くらい?まぁ早坂も仲間や冒険に慣れてきて、そこそこの魔術を習得し
望月ともチャッカリ相思相愛になってる状態。
そうでないと、このエロファンタジー始め難い。
ではグダグダ補足した所で、絶賛放置中の本編へどうぞ。
第1章はエロ無い(予定)からつまんないかも。