俺と文哉と俺たちの母さん 




 <24>   


……。
……?
あれ?母さん、出ていかない?何か、ごそごそ。
俺が壁向いてる数10秒間。結局、母さんは俺の部屋を出て行かない。部屋どころか、ベッドの上からも。
接触していないけど、もそもそ動く母さんの体は多分10数センチ先にある。
何?どーいうこと?まだ何か言い訳っぽい作業があるの?

「うーん……うンッ、うンッ!」

ほーら、母さんのいつものわざとらしい咳払い。改めて何か言う気だ。

「……和樹、寝た?」

ハイハイ、寝ましたよー。よって返事しない俺。

「寝た?……そう。寝た、よね」

普通考えたら、まだ寝るわきゃない。あんなエロい事しといて、青少年がすぐ寝られるわきゃねー。

「う、うンッ……じゃあ、寝たまま、聞いて」

まだNO返事。たまに混ざる咳払い。何言ってんだ母さん、寝てたら、話しかけても聞こえないだろ……。

「母さん、ね……このまま、ここで、うンッ、こう、しとくから……」

……こうしとく?どうしてんだ母さんは。とりあえず、すぐに出て行く気配は無いっぽい。

「……あんまり、難しく考えないで。母さんがしたいから、でいいから」

……ん?んー?全く何を言ってるのか分からない。分からな過ぎてちんちんもしぼむわぁ。
で、一応寝てる感じキープで少ーしずつ体を回してみる。まあ、寝返りの範囲でね。
さっき母さんがしばらくやってたみたいに、ごそごそ体を回して、まぁうつぶせくらいになって。
自分の布団に顔うずめて、まだ寝たフリしつつ、意味が分からぬつぶやきしてる母さんのほうを、チラッと。チラッと。

「……!」

母さん、こっち見てた。うつ伏せで頭だけ上げて、俺のほうを見てた。微笑みながら。
笑ってたのは、気持ち的にすごくありがたかったけど……あの……その……ハダカ、じゃん!

 
  

「彼女……彩ちゃんの事とか、後悔しないなら、してもいい、よ」

彼女の名前出されても、イマイチ頭に入ってこない。それよりもずっと、母さんのカッコが気になる。
薄暗い部屋で、いつも使ってる俺の枕を腕に抱きながら、俺のほうを見て微笑む母さん。
おっぱいは、乳首は見えないけど少しだけ体を起こしてるせいかぼよーんとほぼ見えてる。
まだ寝てるフリだから、下半身までは見る余裕ないけど……ああ、エロっ!
正直言って、すげえ破壊力。露天風呂で見た時と同格ぐらい?ちょっとリード?
……俺って自分の部屋とか、普段の生活が絡むと興奮がアップする属性があるっぽいわ。

だから、だから。
母さんのエロい裸を見ながら、ちんこがまたバッキバキになりつつあるのを感じながら。
そこでようやく、ビジュアルじゃなくって母さんが「寝てる息子」につぶやいてる言葉を脳で理解して。

『母さんがしたいから、でいいから』?
『してもいい、よ』?

お。え。あ。
頭のネジが、1本完全に飛んだ気がした。
んで……俺寝たフリしてなきゃいけないはずなのに、何か薄目演技のまま、自然に体を起こして。
だから、母さんの全身の様子も目に入って。

「……ッ」

うつぶせ。おっぱい見えてる上半身。下半身は……お尻が、見えてる。

「……いい、よ。寝てたら」

膝立ち寸前の俺を、母さんも見てる。俺が母さんのおっぱいとお尻を見てるって事は。母さんも、俺のを。
うへえ……じっと見てるな。俺、かなりマヌケな状況。さっきのまんまだから、かなりマヌケ。
母さんが先っぽ触ってたから、パンツからそれがでろーんと出ちゃってる。で、もちろん母さんハダカで再ボッキ中。
そんな息子が、自分の足のほうに接近してる様子を、どんな気持ちで見てんだろ?堤香織さんってば。

「……ッ」

しかし俺も、とてもとても冷静には見てられないわ。だって目の前に、母さんの完全なハダカがあるわけで。
なんていうか……海行って砂浜でうつ伏せで寝てる体勢?それでどこかからか声かけられて少し上半身起こした体勢?
その声が足元からのほうで、後ろを振り返った体勢?……って、さっぱり意味が分からんか。
でも。
まぁあんまり細くはない両足と、その向こうにこんもり盛られてるお尻の肉と、これまたあんまり細くない腰あたりと。
その先で少し起きてぺろんと見えてるおっぱいと……こっち見て、いつもより控えめの微笑な顔、と。
あー……この状態じゃどっち見てんのか分かんない。俺の顔か、俺のマヌケボッキちんこ、か。
まあどっち見てても、俺的には非常に恥ずい。どんな顔してるんだ俺……まぁ多分マジ顔。
 
  

「あ」
「……?」
「そっかそっか、そうだよね」

控えめ微笑みが、いつもくらいの顔で笑う。何が面白いんだ、おいー。俺のちん……違うよね?

「えっと、ね……そのまま、上で」
「……へ?」
「上に乗って来て、いいから」
「は?」
「もうっ……あんま言わせるなー。上に、乗って。ほら」

体いっこも動かさないで、笑った顔のまま「上に乗れ」と連呼する母さん。
……はて?俺の想像してるエロ妄想とは違う展開だな、これ。
母さんは今、俺のベッドにうつ伏せでべたーっと寝てる。うん、お尻とか足とか背中とかいやらしいけど。
ただ、その……いやもし、母さんが「してもいい」って言ってる事がアレの事だと仮定してだよ?
アレって、その……このままの状況でできちゃうわけ?その、いろんな部品の角度的に。角度的に?
えっと、例えば、俺が思うに、お互い向き合って、とかじゃないの?
それからもし、このままでできるとして、その……も少しお尻が上がってたほうがいいんじゃないの?違うの?

うーん分からん。やっぱり俺の勘違いか?このまま母さんの上に乗って、お尻の感触をちんこで味わう、的な?
手コキの代わりにそれで、みたいな感じか?うーん分からん。童貞高校生にはさっぱり分からんー。

「……ほーら」

フリーズしつつあった俺を、母さんの動きが刺激。体の舌から伸びた右手が、自分のお尻をぽんぽんっ、と。
2回揺れる、肉。ああ、やっぱり「そこに乗れ」とおっしゃるのですね母さん。
……ハイ、素直な長男として行かせて頂きますー。えーえー、素直な長男でございますよ。

「……ッ」
「……うん」

お、おおお……。母さんがそろえて伸ばした両足を、跨ぐようにして、母さんに正対する俺。
普段当たり前のように見てる母さんと、この2日間のかなりエロ風味だった母さん。
でも今の目の前の母さんは、それよりずっとずーっとエロい。ハダカで、うつ伏せで寝てるだけの、母さん。
 
こっち見て。まだお尻の上に自分の手を残して。俺見て笑ってる母さん。
とりあえず、乗ります。その先はまったく想像つかないけど、母さんが誘うから、乗っちゃいます。
まあ……落ち着いてるつもりだったけど、のど渇くどころか、つばを音鳴らして、ごくんって飲み込む。
母さんに、聞かれなかったかね?

「……」

少しずつ、体を倒してく。最初に触れたのは、ふともものところ。そこで一瞬、ゾクゾク。
先が見えないんで、超おっかなびっくり。でももう引き返せないし。でもやっぱ怖い。
もう母さんの顔見られなくなってる。んで……チキンなんでさすがにお尻にちんこは押し付けられない。
だから腰に力入れて、なるべくそこが触れないようにして、上半身を意識してそーっと、そーっと。
……気がつけば、腰だけ情けなく浮かした状態で、母さんの背後にぴったり密着。
上半身はパジャマ代わりのTシャツ着てるけど、それ以外は肌と肌の接触。
心臓は破裂しそうだし、のどはめちゃめちゃ渇いて何度つば飲んでも落ち着かない。
母さんの意味あるんだかないんだかの笑顔から目をそらしてたんで、ますます今後の展開が不安ー。
……そんな母さんの頭は、俺の顔のすぐ下にある。身長はほぼ一緒……俺のほうが数センチ高いくらいだし。

「……ふふっ」

明らかに、声出して笑う。その呼吸が俺の鼻先にかかる。俺の母さんの、笑い声。息。
どうしたらいいか。しばらくその体勢で静止。下半身ビンビンで、腰引けてるマヌケ体勢。
そんなビンビンの下半身……って言うか俺のちんこに、一番近い母さんの場所。実は、お尻じゃなくて、手で。
まぁあっさり再接触されたわけで。再接触、ってより、再捕獲?
また俺の先っちょ、際限なく開いちゃってるカリを指先で包むように……この持ち方好きなの?

 
  
 
ただ……アレだね。ヤバイね俺。さっきまで色々襲い掛かってくるエロフラグ乱立に混乱してて分かんなかったけど。
母さんのハダカにほぼ密着してて、その上「するのしないの」的な状態にあって、その上母さんにチンコ持たれてて。
要するに……出そう。よく今までガマンできてたな、と一瞬思う。それくらい急に感じる射精感。
一瞬だけ、視線を自分の股間に向ける。バッキバキのチンコ、そこに触れてる母さんの指、そんでそのすぐ下に、母さんのお尻。

今出しても、後悔しないなー。多分、それで十分幸せな感じがする。母さんのハダカと密着して、尻に発射。アリでしょ?
ところが、ところがである。

 

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