俺と文哉と俺たちの母さん |
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「あ……じゃあ、和樹。また、寝る?寝てる間に母さんが」 「いや」 「……?」 珍しく言葉さえぎる感じで。 「俺、動く。俺もう、意地で起きとく」 「……」 全部見せてくれてる。足も開いてくれてる。場所に誘導までしてくれてる。じゃあもう、ここからは。 俺が寝たフリで目をつぶって、母さんだけが動いてくれて、結果出してくれたんじゃ、もう。 「絶対寝ない。母さんと、起きとく」 「……」 母さんが俺の名前呼ぼうとして、すぐ口閉じたのが分かった。その代わり、また唇の端で笑ってくれた。 起きたままで。俺がちゃんと主導して。母さんとする、セックス。母さんにしてもらうセックス、じゃなくって。 「……ッ」 「……」 ほら、やっぱり。腰をほんの少し突き出しただけで、俺のちんこの先は、母さんの中に。 熱くて、柔くて、ぬれぬれの(これは俺の精液のせい……だよね?)母さんの、中に。 |
「……」 「……う、ンッ」 少しだけ、ほんのちょっとキツイ場所を抜けて、そこからは柔らかくてたまらない部分。 人と比べようなんてないから、これが多分、最高の「女の人の中」。そこを俺のちんこは、半分くらい進んでる。 ……不思議だねー。中の体温って36度5分とかの体温より熱いの?40度くらいあるように感じる。まあ、感覚。 あと……射精感がびっくりするほどない。や、気持ちイイよ?超気持ちイイ。 でもそんなのよりずっと熱さ……あったかさを感じる。誰でもそうだと思いたい。いや多分絶対そうだ! あと、やっぱさっきの初めての時は、マジで先っちょだけだったと実感。今は、全体を包む心地よさ。 「ン……その、調子」 怖いねー。母さんずっと、さっきの表情で俺の目見てる。もうどこも他のとこ見ないで。 息子である俺が、進んで来てる感じを味わってるはずなのに……味わってるからこその、この表情? 「……あっ」 「……ん?」 「……い、いや」 前言撤回……てか訂正。ほぼ入れきった段階で、超気持ちイイッ! アレだね。入り口と、半分くらいのとこと、入りきったとこが、それぞれ全然違う感じで包んでるんだよ。 ヘンな話、先っちょのカサの部分、長い棒の部分、根元の部分それぞれ用に中がなってるって言うか。 ……これって、俺の母さんだけの話?急に「このままでもじっとしてたら出ちゃいそう」感が高まった俺の妄想? まあ、でも、どうでもいい感じ。どうせ、いつかは出ちゃうし。母さんの中が気持ちイイのは、悪いことじゃないし。 あと、は。 「……入った?」 「多分、うん」 「うん……入った、ね」 一度股間をチラ見して。母さんはまた俺の顔を見る。ああ……さっきよりずっと顔が赤い気がするー。俺も母さんも。 1秒、2秒、3秒……今度は母さんも黙っちゃう。別に俺としては黙る理由なんてなかった。 どっちかって言うと……毛の重なり具合が超気になってた。これって動くと絡んだりしないわけ? ……あ。そっか。動かなきゃいけなかったんだ。今度は俺から、自分から。 |
「動く、よ」 「うん」 「……」 「どうぞ」 さあ。つぶやいてみたもののどう動けばいいのかさっぱり分からん。 エロマンガみたいに激しく動くのは、完全に選択肢に入ってないし。今そんな風にしたら速攻発射。 初めての時ほどじゃないけど、入れてるだけでじんわり襲ってくる射精の予感。 ……逆に、激しくじゃなくても動いたほうが気が紛れるのか、ね? 「……動くよ」 「もう……だから、いいよ、って……んっ」 動いてみた。もう単純極まりない、1回だけの押し込みテスト。うひゃあ、気持ちイイ! 母さんの一瞬の可愛い声もあったけど、俺としては別の興味が。数センチ押してこれ。じゃあ、引いたらどうよ? 「……くうっ」 「……ん」 はい、声が出ちゃいましたー。ああヤバイ、中熱くてグチョグチョ。なのになんかしらんがゆるーく締められてる。 ……この締められてる、が今までにない感覚。まあ自分でやってる分にはないわなー。 若さゆえに色々やって来たチャレンジオナニーどころか、さっきの初めての時より、ずっと。 で……確かに気持ちイイんだけど、一気に出ちゃう!って感じでもない。向こうが加減してくれてる、感じ。 これはアレですか?母さんがやってるのか、母さんの中のお肉が自然にやってるのか……奥深いわー。 「ん……ッ」 「う、ん」 もう1回同じくらい前に出して、後ろに引いてみた。やっぱり、じんわりーな快感。 ああ、これなら。何回か繰り返しても大丈夫そうだ、うん。大丈夫ってのは、ガマンできそうって事ね。 だから……そうしてみる。 「……」 「……」 あ。母さんが久々に顔を背けた。別に気分を害した感じもなく、どこ見ていいかわかんない感じで。 ……俺も正直、ずっと母さんの顔見てるのはさすがに恥ずかしい気がしてた。だから、今はちょっと股間に視点移動。 ほぼ、1.5秒か2秒に1回往復って感じのテンポの俺。まあ、見てれば同じテンポでそこに出たり入ったり。 ふうん……やっぱり毛は絡まんねぇ。普通ならとんでもなくヤなはずの毛同士の接触。気持ちイイ。母さんの毛。 そこからにゅいんっ、と俺のちんこが出て来る。でまた入る。暗いのに、もうはっきりべとべとの俺のちんこは見える。 |
うわあ!その光景見て、改めて急に体がゾクゾクするし。モザイクかかってない、モロ「セックス」な状況。 男のちんこが女の人のあそこ……ま○こに入ってる。それの男が俺で、女の人は。 ……もう止まらないわー。早くしたりはしないけど、体の奥からヤバい感覚が広がってく。 母さんとセックスしてる。母さんのあそこは、超気持ちイイ。実の親子だけど嫌がられずに生で、してる。 「……あ」 「……もう、何よー」 急に母さんの顔が見たくなって突然視線を戻したら、母さんは(顔は横向きだけど)俺の顔横目で見てた。 「俺の顔……見てた?」 「……いいじゃん」 「……見たくなった?」 「はあ?」 「見たくなったんだ」 「どーでもいいけど……ほら、もう少し」 「がんばればいいのね」 母さんの照れ顔見て。またお互いの股間見て。なんだろ……そうしてるとちんこの気持ちよさと別の気持ちが出て来る。 キレイで、可愛くて、優しくて、まあまあエロい体で、俺をずっと育ててきてくれた母さんが。 多分とんでもなくヤバい事を、実の息子の俺としてる。俺もしてる。 答えとか理由とか良くわかんないし考えても見つかんないっぽいけど、この状況だからこそ、ちんこも心も気持ちイイ、感じ? だから……腰をちょっとだけ大きく動かしてみたり。ちょっとだけ早く動かしてみたり。 かんばれば母さんはもっと、照れたり、色っぽい顔したり……気持ちよくなってくれたり、するかもって。 「……んッ」 「……う、ん」 「ん……ん、ンッ」 「……どう?」 「は、あ……どうとか、聞く、な」 「……どう?」 「だか、らー……和樹、それダメって……うんッ」 咳払いみたいなのでごまかして。チラチラ俺の顔見てまた離して。ああん、またゾクゾクするっ! 言葉のキャッチボールもいつもどおりみたいな感じなのに、いつもとちょっとズレてるし。 余裕とかじゃないんだろうけど、発射感はともかく母さんの反応見て楽しめるくらいにはなってる。うん、なってる。 ところが。別の厄介な問題が発生ー。 |