半年にいっぺんくらい感想を書いている封魔師ですが、今月またも衝撃の展開が‥‥!
なんか‥‥すっげえ「最終回手前のシバとソード」的展開だった‥‥
以下、その後~今月号分の展開を含むあらすじ&激しいネタバレがあります。注意。
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・妖魔化しかかっていた藍羽は、皆の呼びかけと意思の力で何とか復活!
・師匠だと思っていた草雲が、実は朔之進の父であったことが判明!
・朔之進は生け贄に使われる子供だったので、記憶を消して一旦逃がした後、捨て子を拾ったという形にして総本山の目をごまかしていたのだった。
・そして問題の封印の儀式は、シズミダタリの怨嗟をいっそう強めて、また現世に戻って来させるための逆効果なやり方であったことが判明。それを止めなければ、と説く朔之進。
・自分の子供をかつて贄にした水月は「それでは私の子の犠牲が無駄になるではないか!」と聞く耳持たない。
・が、そこに現れた総本山の重鎮の一人・王月が、朔之進の祖父(母・朔夜の父)であったことが明かされ、総本山の追撃はそこまでに。
・一方、シズミダタリの邪心の部分に飲み込まれて身動き出来なかった白爛丸も、朔之進との幼少期の思い出が蘇ると共に奮起。内部でシズミダタリと戦い始める!
・もはや止める者無き朔之進が、ついに封魔師の総本山・頭首の間に踏み込むと、そこにいたのは何と「大桑の神月」という大樹の妖魔だった!
・数百年前、陰陽師・安倍晴明が、悪しき妖魔を封印する封魔道を立ち上げる時、盟友であった神月に協力を頼むのだが、神月はそれに反意を唱える。妖魔の大半は人間の愚行のために生まれたものであるので、その苦しみは人間への罰なのだと。
・しかし晴明の意は硬く、それならばしょうがない、と協力を了承する神月だったが、しかしそれは、逆に人間に災禍をもたらし、罰を与え続けるための遠大な罠だったのだ!
・まあ神月にも辛い過去があったことが明かされるのですが。<神木として崇められるが故に、救いを求める人間が続々と首吊りに来るので心を病んだ。
・そうこうしているうちにシズミダタリが追いついてきて、神月と融合! 木の枝で作った竜巻に目玉がついたような超巨大妖魔に! それと共に、神月の幹に巻き付いていた、新しい封印の御縄は失われてしまった!
・もはや封印の術はない。シズミダタリの核は白爛丸であるので、どこまでも自分を追ってくるだろう。だがあるいは、自分が生け贄になれば止まるかも知れない。と、朔之進は自らシズミダタリに取り込まれてしまう。
・しかし取り込まれたその中で、色んな記憶が蘇る。白猫だった頃の白爛丸が、朔之進を助けるためにこそ、進んで封印されたことも。
・意識を取り戻した朔之進が、駄目だ白爛丸を助けるまでは死ねない!と思い直し、木の枝で出来た檻のごときシズミダタリの内部をかき分けて、ついに白爛丸と再会!
‥‥というところまでが、先月号までのあらすじ。<長ぇ。
(だってコミックス出てないんだもんよ‥‥読んでない人にもこの面白さを伝えるには、あらすじ丸書きしか‥‥!!)
しかし、そんな嬉しき再会から始まるはずの、今月号の扉のサブタイが「第四十一話 通わぬ心」‥‥ど、どういうこと?!Σ(◎O◎;)
不吉な予感に駆られつつ読み進むと、
白「お前ボロボロじゃねえか! 極小鬼(※)貼って休め!」(※身体が小さくなる貼り札。消耗を押さえて回復を早める効果がある)「後はこの最強白爛丸様にまかせろ!」
朔「うむ‥‥」
とうなずく朔之進は、しかしボロボロ。
しかもこの後のモノローグが、
『ああ…白爛丸だ…』
『いつもいつもわがまま言って私を困らせて』
『でもどんなときでも助けてくれて頼りになって』
『いろんなことがあったな…』
『白爛丸に出会えてよかったなあ…』
‥‥って、なに死亡フラグ立ててんだよ朔之進ーーー!!
と思っていたら案の定! シズミダタリ(白爛丸の黒いシルエット)と、白爛丸本人が対峙しているうちに、
黒「いったいなんのためにお前は戦っている?」
白「だから! おれはこいつのため…」
と背後の朔之進を振り返ると‥‥うあああああああああーーーー!!
しかも「朔之進は死んだ。(略)お前の存在する意味は無くなった」とシズミダタリに言われても、諦められる白爛丸ではない。自分の命を朔之進に与えて、白爛丸のビジュアルが半分混ざったような状態の朔之進が復活!<取れた腕も戻っている。
融合した白爛丸の力を借りて、シズミダタリの囲みを切り払い、何とか外に脱出するも白爛丸はもういない。ようやく会えたのに‥‥!という朔之進の心の叫びで、以下次号。
‥‥児童誌なのに、相変わらす展開がハードすぎる‥‥
いや、児童誌だから多分二人とも普通に復活するだろ?と思いたいのは山々なのですが、このマンガではどうなるか解らん‥‥
ほんとどうなるんだ来月‥‥と、どんよりずっしりしてしまった。
頼むよ吉田先生‥‥お願いだからハッピーエンドにしてくれよ‥‥
という訳で毎度書いてるけど、デビ好きな人はこれも絶対好きだって!とお勧めしたい超展開でした‥‥
しかしこうしてあらすじまとめてみると、デビの方が色々とあっさりドライだな‥‥封魔師は細かいところがウエットで重い‥‥
でも面白いので、是非本誌ケロケロAを読んで下さい‥‥最近は付録の別添え梱包をやめて、内部封入になってるから、店によっては立ち読み出来る状態になってることが多いので。
勿論出来れば買ってほしいが‥‥そして売り上げに貢献して雑誌の存続を‥‥吉田宙丸の今後の仕事への布石を‥‥!!
(デビデビも、連載中は必死でアンケート出したもんさ‥‥あんなに同人の人がみんな「アンケ出そうぜ! 自分は出したぜ! 次も出すぜ!」って言ってる&実行してる作品は、今でも他に見たことない)
御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/
ああ、これは「更新確認!」ではなく、「何でお前の周囲にはそんなメーワク者ばっかりなのだ‥‥」のような気が‥‥!! いやほんと自分でもそう思う。自分も相当おかしいヒト寄りだとは思うけど、あすこまですごくはねーよ‥‥と思い返すたびしみじみします。「何でそんなのと交流してたんだよ‥‥」と思われそうなので書けないレベルの話が、他にもまだまだあるのだぜ‥‥げんなりしますな‥‥