罪人たちの季節
<十一>
ぜいぜいと耳障りな音がする。
どんっどんっどんっと、低く響いてくる音も厭だ。
なんだか肩口がやけに熱く思わず手をやれば、ぬるりとぬめって、これも不快だ。
なかでも一番不愉快なのは……この息の苦しさだ。
なんで、こんなにも息苦しい……?
泥の中に這いつくばり、よだれを垂らしながら、はっはっと荒い息をついている……自分の姿に気づいた時、野良犬のようだときり丸は思った。
早鐘のようだった心の臓は少し落ち着いてきたが。
傍らに、どしゃっと重いものが倒れこんできた。
泥の飛沫が顔にかかり、きり丸はぺっと唾を吐いた。
とたん。
誰かに乱暴に胸ぐらをつかみ上げられた。
「立て!」
怒った声がする。
かすんだような視界に無理に焦点を合わせれば。
利吉の怒気をはらんだ顔が目の前にあった。
「深追いするなと言っただろう!」
「……りき、さん、怒ると、美人、だいなし……」
へらず口に平手が飛んできた。
また泥の中に突っ伏さずにすんだのは、利吉の手が襟をつかみあげていてくれたからだ。
「……深追いするなと言ったろう」
低く荒く、利吉がささやく。
「もう少しで自分が返り討ちにあって死ぬところだったのはわかってるな。……わかってるな!」
つかんだ襟を乱暴に揺さぶられて、きり丸はしぶしぶうなずく。もうだめだと思った瞬間に利吉が切り込んできてくれなければ、今頃、泥の中で動けなくなっていたはずだ。
「見ろ」
ぐい、と首をねじ曲げられた。
横たわる屍、屍。最前、きり丸の顔に泥をひっかけた者も、すでに死体だ。
「……おまえが無茶をしなければ、死なずにすんだんだ」
口調に、無用の死を悼む響きがある。
さすがに無駄口はたたけなくて、
「……すみませんでした」
夏休みが始まって利吉のもとで仕事を手伝うようになったこの一カ月に、もう何度も口にした言葉をきり丸はまた、口にする。
「すみません」
「……いいか、きり丸」
利吉の、少し鳶色のかった瞳が間近にある。
「いいか、きり丸。わたしはおまえの死に水をとるために、仕事の話を持ちかけたんじゃない。わざわざ死に急ぐような真似をやめられないなら……内定は取り消す」
きり丸は目を伏せる。
「……いいな」
利吉に胸を突かれるようにして手を離されて、きり丸はよろめいた。
歩きだす利吉の背に、どれほどの喧嘩や揉め事にもいままで見られなかった、深い怒りの色がある。
きり丸は泥の中から重い足を引き出し引き出し、その後ろについた……。
塒にしている小屋で、肩口の怪我を手当してくれながら、利吉が言った。
「……よりを戻せんのか」
利吉の言いたいことはわかりながら、きり丸はその言葉にむっとする。
「乱太郎は関係ない」
利吉はひるまなかった。
「以前のおまえは、こういうつまらない無茶はしなかった」
「卒業前で気負ってんだよ!」
「このまま突っ走ってろ、卒業前にあの世行きだぞ」
「だーかーら、わかってるってば!」
「わかってない」
そういう利吉の目が真剣だ。
「おまえは、自分がいまどれだけ危ないところにいるか、わかってない」
「内定取り消されるかどうかの瀬戸際だってんだろ」
「この」
声とともに、利吉のこぶしがきり丸の頭に落ちた。
「痛ってぇ……怪我人に……」
「いいかげんにしろ! 内定だなんだの問題か!」
利吉に怪我のすぐ上をつかまれて、きり丸は呻き声を上げた。
「……いくつめの怪我だ? この一カ月で、おまえは何度、死にかけた? 臆病では忍びは勤まらない。だがな、望めばすぐに死ねるような忍び仕事で、自分を大事にできん奴は本当に死ぬしかないんだ。……いいか。俺はおまえの死に水を取るような真似はしたくないんだ」
「……すんません……」
また何度目か……きり丸は詫びの言葉を口にする。
「謝らんでいい。謝るより……」
これからは自分で自分の命を軽んじるような真似はするな、と。
もうこれも何度目か、利吉の言葉だ。
――わかっているけど。
きり丸自身にもどうしようもない。敵と切り結ぶ……危険な地形に差しかかる……警戒の厳重な所へ忍び込む……ここ一番が引き際、だとか、ここが慎重にかからねばならぬところだ、だとか、頭ではわかる。わかるのに。
つい、と身体が動いてしまう。
だめだ、と思う瞬間に、どうでもいいじゃん、という気がしてしまう。
どうでもいいじゃんか。
身体は動く。
どうでもいいじゃん。
身は踊る。
無謀に走るさなか、感じているのはいつもある種の爽快感だ。
死ぬかも、とも思う。するとやはり、どうでもいいじゃん、と深くから声がする。
かあちゃん、とうちゃん、にいちゃん、志津……みんながいるだけじゃん……。
陶酔にすら、それは似ている。
その陶酔から引き戻すのは、乱暴な利吉の手。……救ってくれるのは、利吉の手。
「いつも、助けられるわけじゃない」
利吉が怒るのはもっともだ。
村を焼かれて幼い身で世の中に放り出された時は、いつもいつもひもじくて、どこかしら痛くて、なんとか少しでもたくさんの食べるものをと一生懸命だったように思う。忍術を学んで忍者になれば一生食うに困らないと聞いて……それなら、と学園の門を叩いた。学園で学び続ける学費を稼ぐために、バイト三昧で小銭に血道を上げていた時も、やっぱり一生懸命だったと思う。
でも……今は。
食べるに困らなくなったとたんに、人は怠け者になるのだろうか。
怠けて……死んでもいいやとか、思うようになるのだろうか。
――そうやって自分の考えを追うきり丸を、利吉は見る。
危なっかしい。
小憎らしい口のききようは変わらないが、今のきり丸には、なにか大事なつっかい棒をなくしたような危うさがある。
きり丸のその変化が怖くて、つい先日、半助の元へ寄った時に、利吉はきり丸のことを話してみたのだ。
「……半助がな」
「え」
自分の考えを追っているところへ声をかけられて、きり丸は驚いたように顔を上げる。
かまわず利吉は話し出した。
「半助がな、言っていた。……おまえの中にはでっかい穴がある……でっかい虚無があるんだろうってな」
「…………」
「半助自身も同じだと言っていたが……半助はいい人ヅラすることでその穴を塞いでるって。きり丸はどうやらなにかに執着することでその穴を埋めてる気がする、それが小銭だったり乱太郎だったり……でもなにかの拍子に、それがずれると……あいつの中の虚無が顔を出す……そうするとあいつは平気で自分を傷つける……躯を売ってみたり、無謀な真似をしてみたり……。半助は、その穴の底に、殺された家族がいるんだと言っていた……」
きり丸はじとりと上目使いになって、利吉を見上げる。
「……そんな話、いつしたのさ。……情報交換のためだとかなんとか言って、こないだ三日も雲隠れしてると思ったら……自分だけちゃっかり先生んとこ、戻ってたな」
ごほ、と大きく咳払いをして、利吉はその問への答えに変えて。
「……まあ、おまえは学園からの大事な預かり品だからな、いろいろと報告もしとかねばならんわけだ。……そんなことはどうでもいい。おまえ、やっぱり死んだ家族に呼ばれたりするのか」
利吉にそう正面から問いかけられて、きり丸は答えに窮する。
おいで、おいで、きり丸、おいで。
だんだんと顔もおぼろになってきたとうちゃんもかあちゃんも、そんなことを言いはしない。……でも。もしそう呼ばれたら……呼んでくれたら……自分はきっとうれしくなるだろう、ときり丸は思いつく。そうだ……そうやって呼んでくれたら、自分は喜んで……。ああ、そうだ。なにより大事だったあったかいものも、今はもう傍らにない。だったら……なにをためらうことがある……。
パン! 軽く頬を打たれてきり丸は現(うつつ)に引き戻される。
「……って。ケガ人なのに、ボカスカボカスカ!」
利吉の目が心配に曇っている。
「……大丈夫か、そうか……。なあ、きり丸。俺も半助もおまえが大事だよ。俺も半助も……おまえが好きだ。俺たちではだめか、きり丸。俺たちが泣くのじゃ、だめか、きり丸」
我にもあらず。そうやってしんみりと語りかけてくる利吉の言葉と表情に……きり丸はつん、と鼻の奥が痛くなるのを覚えた。……やば。泣く。
その泣いてたまるか、の気持ちが吐かせた言葉は……。
「へえ、なに。半助抱いてもいいよとか、言ってくれるの、利吉さん」
きり丸はその夜、刀傷からの熱にも関わらず、小屋の外で一晩を明かしたのだった。
* * * * * *
そこを実習先に選んだのは――専守防衛とでも言うのだろうか、近隣ににらみはきかせつつ、攻められれば果断に戦うが、己から攻め込むことのない方針が好ましく思えたからだった。同時に、情報の貴重さを知り大きな忍びの集団を抱えている実績と、戦力として忍びを大事にしているところだとの評価も好ましかった。
実際的なところでは――その城が忍術学園とは友好関係にあり、多くの卒業生がそこに就職しているのが、心強かった。
――その城には学園の卒業生がたくさん、いた。
中に、四年生の野外実習時に指導に来てくれた桂木四郎(*)がいることも……庄左ヱ門は知っていた。
忍術学園からの実習生は10人ばかりもいたろうか、その10人がかしこまる頭上に、
「おまえらが今年の実習生か。俺がこの城の忍頭、桂木四郎だ。しごいてやるぞ、覚悟しとけ!」
と聞き覚えのある大きな声が響いた。
その時まで、四年の冬の終わりに起こった騒動が、さほどのものだとは思っていなかった庄左ヱ門だった。
そして実際、四郎にも屈託はなかったのかもしれない。
庄左ヱ門たちがまとめて城の内部を案内されているときに、後ろから、
「よう、おまえらも来たのか」
と声をかけて来た四郎の声は、なにも含んではいなかったから。
「はい、お世話になります」
と庄左ヱ門が頭を下げ、乱太郎が、
「忍頭になられたんですね、御出世おめでとうございます」
と頭を下げた。
「あまりめでたくもないがなあ……上なんてのは気回しばかりが仕事のようなもんだからな」
そう言って四郎は笑い、そして、
「番犬はどうした、一緒じゃないのか」
と聞いてきた。
は? と疑問顔の二人に、四郎はこれこれ、と目尻を指で吊り上げてきり丸の顔をまねてみせた。
「……ああ。きり丸は利吉さんのところで実習です」
庄左ヱ門が答えると、
「ち。取られたか」
小さく舌打ちしてから、ニヤリと笑ったが、そのニヤリもふざけて楽しむ色のほうが濃くて、下心というものをさほど感じさせるものではなかった。
「迂闊だな。こんだけべっぴんさんに育ったのに目を離すなんざ。番犬がついとらんなら、今のうちにゆっくり口説き直すか」
ちょいと乱太郎のあごの下に指をかけてそう言った台詞も……過去の騒動に引っかけての少々過激な冗談と聞こえた。……しかし。そこまで確かに庄左ヱ門が思っていたように、過去の騒動は過去の騒動として、四郎が乱太郎になにを含むものもなかったにしろ。
「……そんな……」
ぽっとうなじまで赤く染めてうつむいた乱太郎の風情が。
「……そういう冗談……やめてください」
はにかんで抗議するその口調が。
きわどい冗談を冗談ではなくさせた。
ほ、と四郎が軽く目を見張って乱太郎を見つめ直し、乱太郎はちらりと伏し目がちな視線を四郎に流し。
その瞬間、なんだか嫌な感じがざわりと庄左ヱ門の胸をよぎった。
四郎がごほんと大きく咳払いして、
「なんにしろ、この夏が正念場だ。しっかり学んでいけ」
と言った言葉が、妙に白々しく庄左ヱ門には聞こえたのだった。
*桂木四郎:オリジナルキャラ「恨みはらさで」初出
どうしてあの時、
「今はぼくが番犬です」
と、ちゃんと胸張って言えなかったのだろう。
寝付けぬ庄左ヱ門は寝返りを打つ。
乱太郎は……ちゃんと部屋にいるだろうか。
この城に来て以来、毎夜毎夜、同じことが気になって、庄左ヱ門の眠りは浅い。
実習に来ている忍たまたちは大部屋ふたつに押し込められていて、庄左ヱ門と乱太郎は別の部屋で寝起きしている。それすら、実は四郎の差し金ではないのかと、気になりだせば気になる庄左ヱ門だ。
そしてこれは明らかに気のせいではなく、事実、乱太郎は夕食後にふいと姿を消してしまうことが多い。『どこに行ってたの』『なにしてたの』問い詰めても、乱太郎は曖昧に笑うだけだ。そしてこれも庄左ヱ門には四郎がごまかしのために言っているように聞こえるのだが、自分たちはすでに実践的な忍びの仕事の一端をになわされているのであり、そこには味方にすら秘密にせねばならない事柄というのがあり、だから、学園の気分を引きずって友達の行動のすべてをあれこれ詮索すべきではないとの訓戒が先日、あったのだ。
――まっとうだ。ものすごくまっとうな指導だ。
だけど。
乱太郎……四郎さんに泣きついたの……庄左ヱ門がうるさく詮索してくるんだって。それで四郎さんが、ああいう形で……。
やめろ。
庄左ヱ門は自分を叱る。
こういうのを疑心暗鬼と言うんだ。乱太郎と四郎さん……ふたりの情事の証拠がどこかにあるとでも……。己に言い聞かせる言葉の下から、証拠がないことが、ふたりの潔白の保証になるわけじゃない、と声がする。
ばれないようにしているだけかもしれない。
一度は四郎さんは、乱太郎に念友の契りを求めたことがあるほどなのだ。その時は……乱太郎自身も断ったし、怒ったきり丸が四郎さんと戦った。でも、今は……今は?
庄左ヱ門の懊悩は深かった。
それは……一カ月振りの逢瀬の時のことだった。
顔はそれこそ毎日会わせていても、もらえる休日がなかなか合わず、恋人同士としての時間を過ごせるのは、実習に来て以来初めてだった、その時。
庄左ヱ門は町のはずれの廃屋で、性急に乱太郎を求めた。
とにかく。
乱太郎の肌が見たかった。乱太郎の全身を確かめたかった。誰が触れた後もないのを……確かめたかった。
乱太郎の肌には傷ひとつ、吸い跡のひとつも、ついてはいなかった。
「どうしたの、庄ちゃん?」
いぶかる台詞の乱太郎は、薄く笑っている。
薄く笑って……それは庄左ヱ門の疑問も、こうして自分の身体が改められるだろうことも、すべて知っていたよと言っているようだ。
わかってるよ、そんなドジは踏まないよ。その薄い笑みの下で乱太郎が嗤っているような気がした。
たまらなかった。
庄左ヱ門は乱太郎の裸体にむしゃぶりついた。
根拠もないのに、疑ってるせいだと、庄左ヱ門は思う。だから、なにもかもが、怪しく見える、聞こえる。本当はなにもないにちがいないのだ。乱太郎と四郎の間に……。
恐ろしく膨れ上がる黒い疑惑をねじふせようとする庄左ヱ門の下で……乱太郎は白い喉をのけぞらせ、腰をくねらせる。それが……決められた所作をなぞっているように見えるのは……これは気のせいではない。これは故のない疑いが、故のないものを見せているのではない……。
乱太郎の白い肌。あえぐ乱太郎の白い肌は、白いまま……。
それは、あまりにちがう。庄左ヱ門が、あの梅雨の合間の蒸し暑い日に、水車小屋の梁の上からのぞき見た……きり丸と交わっていた時の肌の色とは、ちがう。
庄左ヱ門の下で、乱太郎の肌は白いままだ。
きり丸の色黒ではないけれど少し褐色のかかった肌の色と、きれいな対照を見せていた乱太郎の、うす淡く桜色に染まった肌。その肌からは……梁の上からさえ、しっとりと立ちのぼる湿度と熱が、感じられたのだ。
庄左ヱ門の下で、決して熱くなることのない、乱太郎の白い肌。
きり丸のものを呑んで腰を振る狂乱を、ついぞみせたことのない乱太郎の、華奢な身体。
どれほど僕が、好きでいても……。
それとも……四郎さんなら……大人の手で、乱太郎から、僕では引き出せなかったあの時の熱と狂いを引き出せるんだろうか。四郎さんなら……きり丸がしていたと同じように、乱太郎にしてやれるんだろうか……。
「……いたっ!」
暗い思いに、思わず手にいらぬ力がこもってしまったか、乱太郎が小さく悲鳴を上げた。
「ごめん、もうちょっと力ぬいて……」
力を抜いたら、乱太郎はもっと感じてくれるのか? もっと優しくしたら、乱太郎はきり丸に見せていたような悶えを見せてくれるのか? もっと……うまくできたら、乱太郎は四郎に色目を使うこともしなくなるのか……!
衝動的に。
乱太郎の首に手をかけそうになったのを、庄左ヱ門はこらえた。
代わりに握りこんだこぶしが震えた。
「……庄ちゃん?」
「……たまらないよ!」
庄左ヱ門は叫んでいた。
「あんな……あんな……色子のまね事してた奴と比べられたら……たまらないよ!」
と。
しん、と一瞬で空気が冷えた。
さっと変わった乱太郎の顔色に、後悔が庄左ヱ門を襲った。
「ごめ……僕、いま……ごめん……」
が。
「庄左ヱ門、きり丸のこと、そんなふうに思ってたんだ」
乱太郎の声は庄左ヱ門の謝罪を受け入れる余地のない冷たさだ。
「ごめん……! そんなこと言うつもりじゃ……」
うろたえ気味に伸ばされた庄左ヱ門の手は乱太郎の手に振り払われた。
「さわらないで!」
青ざめて震える乱太郎の唇が……乱太郎のその怒りが偽物でないことを証明する。
「……さわられたくない……! きり丸のこと……そんなふうに言うヤツに……そんなこと言う庄左ヱ門に、さわられたくない!」
一切の謝罪も言い訳も、乱太郎に聞く気がないのは明らかで。
自分自身でもどういうつもりで言ってしまったのかわからぬ言葉をどう言い繕えばいいのかわからぬまま、庄左ヱ門は凍りついた。
「出てって」
乱太郎の小刻みに震える指が、出口を指さした。
「出てって!」
庄左ヱ門は動けない。
「……!」
乱太郎はもう何も言わなかった。ただ、手早く脱ぎ散らかされた衣を身にまとい……まだ呆然としている庄左ヱ門に背を向けて……その廃屋を飛び出した。
「……乱太郎……!」
呼び止めようとする庄左ヱ門に振り返りもせず。
乱太郎は飛び出していった。
つづきへ
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